2009年12月05日
スペイン魂をみせたフェレール
デ杯決勝のラバー2はフェレールvsステパネックです。この試合は最後のポイントまで諦めずに、必死に戦ったフェレールが見事に勝利をおさめました。2セットダウンからのカムバックは、まさにフェレールの「勝つ」ことへの執念そのものでした。
二人の過去の対戦成績は3勝3敗。クレーは1勝1敗で互角。ステパネックの名が長いのでラデックと呼ぶことにします。
2009年12月4日
Davis Cup Final
Ferrer def Stepanek: 1-6, 2-6, 6-4, 6-4, 8-6
第1セット
第1ゲーム(0-0)フェレールS:
おお!主審はイケメンNo.1のカルロス・ラモス。彼と話をしたことがありますが、ほんとにソフトで素敵な方でした。ベルダスコの足の怪我が完治しないためフェレールが出場。しかしフェレールはこの一年デ杯では無敗の功労者なのです。
ラデックとのヴォレー合戦でポイントを取られたフェレールは30-40のBP(ブレークポイント) フェレールがドロップショットを狙って失敗しはやくもブレークされてしまいました。
第2ゲーム(0-1)ラデックS:
ベースライナーのフェレールに勝つには、ラデックはもっとネットプレーを増やさねば。中途半端なベースラインのゲームをして15-40のBP ラデックのフォアがネットしてブレークされてしまいました。
第3ゲーム(1-1)フェレールS:
ラデックのラッキーなネットコードで0-30 フェレールはアグレッシヴに前進してフォアのクロスのウィナーで挽回。しかし3度もBPを迎える危ないサーヴィスゲームを繰り返し、エラーでついにまたブレークされてしまいました。
第4ゲーム(1-2)ラデックS:
連続3ゲームがブレークという不思議な試合を展開する二人。フェレールの方がぎりぎりのラインを狙ったアグレッシヴなショットだけにエラーが多い。ラデックの落ち着いたプレーで、見事なハーフヴォレー。ネットプレーを増やせばラデックがかなり有利に展開できる。
第5ゲーム(1-3)フェレールS:
ラデックの見事なバックハンドのダウンザライン(日本ではストレート)のウィナーが決まりました。どの選手でもこのショットが使えれば勝てるチャンスが倍増するゴールデンショット。ラデックの美しいドロップアングルショットも決まります。顔に似合わず(失礼)優雅なテニスにうっとり。またブレークしました。
第6ゲーム(1-4)ラデックS:
ラデックがとても落ち着いて自分のテニスをしています。さすがベテランです。フェレールが勝つには、落ち着いてまずエラーをなくすること。サーヴをよくしてラデックにネットに来させないことが肝心。しかしサーヴがよくラデックの壁は厚い。
第7ゲーム(1-5)フェレールS:
芸術的ともいえるソフトハンドのラデック。見事なアングルヴォレーで040のBP フェレールのパワーテニスとラデックのソフトハンドテニスの対決。ラデックは2ndサーヴを狙ってリターンエースです。バックハンドのダウンザラインで決めました!
第1セットを6-1で勝利したラデックのテニスは攻守のバランスがすばらしく、フェレールに伸び伸びと自分のテニスをさせてもらっています。これはフェレールのテニスが単調でリズムが得られやすいことが原因。
第2セット
第1ゲーム(0-0)ラデックS:
コントロールされたテニスで慌てずポイントを着実に稼ぐラデック。ネットダッシュするフェレールに最後までショットを隠してパッシングショットのウィナーを決めました。成熟したテニスです。
第2ゲーム(0-1)フェレールS:
ラデックに気のゆるみがでてめずらしく3本のエラー。しかしラデックの完璧なドロップショット2本が成功。ラデックは会場のチェコファンに手をあげて応えています。0-40から挽回してフェレールをブレークしてしまいました。
第3ゲーム(0-2)ラデックS:
いろんなスーパショットを楽しませてくれるラデック。観ていて実に楽しい。またドロップショット。ここまでくればもう人間の技とは思えない!フェレールがラデックのマルチ作戦に対抗できるか!? 会場が騒然。ラデックは注意がそれて3本目のダブルフォルト。
第4ゲーム(0-3)フェレールS:
器用な真似ができないフェレールがラデックに勝つには?自分のテニスをするしかない。つまりハードに打って左右にラデックを振り、走りまくって取りまくる。またラデックのドロップショットです。これだけドロップショットをやられたら頭にくるでしょうね、フェレールがもてあそばれています。
第5ゲーム(0-4)ラデックS:
やっとフェレールがネットに出てきました。ヴォレーで決めました。これができるのになぜネットプレーをもっと増やさない?ラデックのサーヴが45%で入りません。3040BP ラデックはディープショットを返しきれず、初めてブレークされました。
第6ゲーム(1-4)フェレールS:
ラデックのサーヴが怪しくなり始めたので、これからがフェレールのチャンスです。ラデックに焦りが見え始め大きなフォアのエラーが出ました。ドロップショットも甘くなりフェレールに叩かれました。またラデックがドロップショット。しかしフェレールにまた叩かれました。
第7ゲーム(2-4)ラデックS:
ドロップショットが見破られるようになったラデックは作戦を変更しなくてはいけません。しかしさすがダブルスの選手だけあって前後のスペースづくりがうまい!スマッシュ、アングルヴォレーをふんだんにつかったヴァラエティーに富んだテニスが嬉しい。
第8ゲーム(2-5)フェレールS:
スペイン監督が予言したように、この調子だとナダル2勝、フェレール2敗となる気配が濃厚になってきました。スペインはダブルスが優勝が決定するみたいな雰囲気です。そうなるとますます明日のダブルスの試合が面白くなってきます。0-40BPフェレールがエラー連発しています。
フェレールをブレークして、第2セットを62でラデックが勝利。ラデックを倒すには、彼のサーヴが自滅するしか手がないようです。でもこのチャンスは少ない。フェレールのショットが読まれてしまっているためにきわどいショットを打っても、ラデックに取られてしまってます。
第3セット
第1ゲーム(0-0)ラデックS:
ラデックのサーヴが崩れません。60%に上がってきました。ネットダッシュしてヴォレーでオープンコートにウィナーが決まります。パワーで決めるのではなく、きれいなお手本テニスです。
第2ゲーム(0-1)フェレールS:
すべてのショットを同じ球で返球してはいけません。フェデラーは2度同じショットは打たないと言ってました。時にはパワーでポイントがとれても、この単調なフェレールのテニスではラデックのリズムは崩せない。そしてアグレッシヴに攻めなければフェレールは勝てない。
第3ゲーム(1-1)ラデックS:
ラデックが疲れてきた? 今まで入っていたハーフヴォレーをミスしだしました。2ndサーヴでダッシュした意表をつくネットダッシュでしたが、フェレールがパッシンショットで見事に破ってBPへ。15-40 ラデックのバックのスライスがワイドにそれてブレークされました!
第4ゲーム(2-1)フェレールS:
油断をしている間にフェレールが追い上げてきました。エラーでブレークされたラデックは気を引き締め直して攻撃開始。フェレールはこのままモメンタムをシフトさせるためにギア全開。ラデックのドロップショットを読んで逆ウィナーをとりました。
第5ゲーム(3-1)ラデックS:
フェレールにメラメラと火がついてきました。すべてのショットを叩くようなアグレッシヴなプレー。ラデックが歳のせいか動きが鈍くなってきました。エラーで30-40BP またドロップショットを打つラデック。早くポイントを決めてしまいたい様子。
なかなかゲームポイントがとれないでデュースをつづけるラデック。またドロップショット。完全に疲れている様子。最後はネットプレーでフェレールにプレッシャーを与えて、やっとブレークを免れました。この第3セットを落とすとラデックはガス欠で危ない。
第6ゲーム(3-2)フェレールS:
フェレールがラデックの真似をしてドロップショット。しかしネットにかかりラデックのゲームをしてはならない。フェレールはあくまでもベースラインからアタックする自分のテニスをしなければ。しかし勝ち急いでエラー続出。1540BP
何度も手に汗をにぎるデュースの繰り返し。最後は統計のテニスで確実にコートに入れた者が勝ち。エラーはできないが甘いショットもできない。緊張のシーソーゲームが続きます。数えきれないデュース。これほどドロップショットの応酬ゲームもめずらしい。フェレールのスマッシュがアウトして、ラデックがブレークバックしました!
第7ゲーム(3-3)ラデックS:
会場はラデック!のかけ声が何度もこだまします。チェコファンもスペインファンに負けていません。フェレールは狙いすぎのエラーが続いて0-30ナダルが立ったまま心配そうな顔をしています。それにしてもナダルはかわいいカーリーヘアをしてますね。
試合時間2時間を経過しました。何度もデュースを続け、フェレールは根性と粘りでラデックをブレークしました!
第8ゲーム(4-3)フェレールS:
フェレールはサーヴィスウィナーを続けます。左右にラデックを振りまくりラデックを疲れさす作戦が成功してか、ラデックにエラーが目立ってきました。
第9ゲーム(5-3)ラデックS:
もうフェレールにはドロップショットは通じません。読まれてしまって叩かれました。ラデックは慎重にエラーを減らし、堅実なテニスをして相手のエラーを待つディフェンステニスに。確実にポイントをとってサーヴィスゲームをホールドしました。
第10ゲーム(5-4)フェレールS:
ここでラデックがブレークしなければ5セットまでなだれこむ可能性あり。それはやめてほしい! 手がシビれてきたみたい。ラデックがチャンスヴォレーをミス。ありえないミスをするラデック。40-0でセットポイントです。
第3セットは6-4でフェレールの根性男の勝利となりました。スタミナでは誰にも負けないフェレール。ラデックに疲れがみえエラーが増えてきました。何度もドロップショットをする彼は、早く試合を終わってホテルに帰りたいという気持ちがテニスに出ています。
第4セット
第1ゲーム(0-0)ラデックS:
ここでエネルギーを充電して元気をつけなおしたラデックは40-0でサーヴィスゲームをホールド。このままサーヴを維持していけるか?
第2ゲーム(0-1)フェレールS:
もう言い加減にやめてほしいラデックのドロップショット。失敗したり成功したり。以前ほどの効き目はなくなっているのに。フェレールのパッシンショットもさえ、ラデックのネットダッシュも効果が薄くなってきた?
第3ゲーム(1-1)ラデックS:
やっとラデックらしいスライスのアプローチショットが出てネットで得点。ラデックのエラーは23にも。そして15-40でまたBP フェレールのうまいロブがスマッシュできず、ラデックがブレークされました。疲れた!という文字を顔に書いたようなラデック。
第4ゲーム(2-1)フェレールS:
ナダルが立ちっぱなしで応援。応援団の団長の貫禄です。フェレールのテニスのレベルがアップしてミスが減った分、ラデックのミスが増えています。フェレールの2ndサーヴがとれない。
第5ゲーム(3-1)ラデックS:
このままフェレールが逃げ切れるか?15-40BP バックもフォアもアウトしてしまうラデック。逆にきわどいショットがどんどん入り出し、思い切って振り切るフェレール。モメンタムが完全にシフトして、またラデックがブレークされてしまいました。
第6ゲーム(4-1)フェレールS:
恐れていた5セットのフルセットになりそうです。6時間ぶっ通しで書いていますが、さすが疲れてきました。晩ご飯も用意しなくてはならず。でもここまできたら完走するぞ。と言ってるうちにいつの間にか040BP やっとネットプレーでラデックがブレークすることができました。
第7ゲーム(4-2)ラデックS:
ブレークしたものの、ラデックはまだまだエラーが続いてサーヴィスゲームが不安。サーヴも最悪の37% ダブルフォルト。15-40でドロップショットも入らず、ブレークバックされてしまいほぼ第5セット突入確定。(涙)
第8ゲーム(5-2)フェレールS:
フェレールはまるで野武士のよう。けっして洗練された技はありませんが、どんな苦境におちいっても立ち上がってくる雄々しさがありあります。荒々しく攻めますが、ラデックに読まれて1540のBP ラデックに少しエネルギーが戻ってきたのか、ネットダッシュもふえヴォレーでのポイントが増えました。ラデックがブレークバックしました!
第9ゲーム(5-3)ラデックS:
どうしてもサーヴが入らないラデック。集中力がアップしたりダウンしたりのラデックですが、得意のネットプレーで2ポイントを得点してゲームをホールドしました。
第10ゲーム(5-4)フェレールS:
夫が出張から帰ってきました。まずい!(食事の用意をしていない!) 40-0 でフェレールが第4セットをとり、いよいよ第5セットに突入です!
第5セット
第1ゲーム(0-0)ラデックS:
どうしたラデック!? SFで見せた5セットマッチのメンタルはどこへ? フェレールのハードヒットにカウンターできず、30-40のBP やっとネットダッシュで見事なハーフヴォレーでデュースへ。サーヴが悪くてネットプレーができない
何度もデュースとBPやGP(ゲームポイント)を繰り返す二人。それにしてもラデックのハーフヴォレーは世界一。しかしドロップショットばかり打っていては観てる方も辛い。これで10回くらいのデュース? やっとラデックのバックのダウンザラインでゲームをホールドしました。
第2ゲーム(0-1)フェレールS:
フェレールは1stサーヴをすべて入れ、安定したサーヴでホールドしました。夕食の準備ができないので、今晩は勘弁してもらいます。せっかく出張から帰ったというのに、話もしてもらえず、ちょっとかわそうな夫。
第3ゲーム(1-1)ラデックS:
どうしてもドロップショットをしないと気のすまないラデック。ワンパターンのテニス。疲れでよいアイデアも浮かばないみたい。デュースからやっとゲームをホールドできたラデックは、サーヴをホールドするのが精一杯の感じ。
第4ゲーム(1-2)フェレールS:
エネルギーの違いがプレーに。フェレールはまだ3セットはプレーできそうなほど元気。しかし気合いが入りすぎてエラーが。ラデックは何度もネットダッシュしています。失敗してもネットダッシュは続けるべき。
第5ゲーム(2-2)ラデックS:
ラデックは9つ目のダブルフォルト。サーヴが入らない。そのためになかなかネットにこれない。無理にダッシュするとフェレールのパッシンショットに抜かれてしまう。
第6ゲーム(2-3)フェレールS:
まだどちらもブレークされていない互角のゲーム展開。またラデックのドロップショットです。2ndリターンエースも。ラデックがアグレッシヴになりガッツのあるショットをライン上に打ちました。しかしせっかくのブレークチャンスを、ラデックはネットにかけ逃してしまいました。
第7ゲーム(3-3)ラデックS:
これで7時間連続の実況解説。指は大丈夫ですが目がしょぼしょぼ。夫が横で話しかけてくるので書けない。
第8ゲーム(3-4)フェレールS:
ブレークできなかったフェレールはイライラしてベンチのバッグをラケットで殴りつけたとか? なんでこんなときにラデックはドロップショットを? 叩かれて当然です。ラリーを続けたくない気持ちは分かりますがいい加減にしてほしい。またラデックのドロップショット。信じられないワンパターン。
第9ゲーム(4-4)ラデックS:
ラデックはフォアとバックのスライスで攻めまくりフェレールはエラー。4015 1stサーヴがサイドライン上に。ラデックにやっとサーヴがもどってきました。
ナダルは観客に向かって両手を上げてもっと応援するようにチアリーダーをやっています。
第10ゲーム(4-5)フェレールS:
ますます元気なフェレールはフォアのダウンザラインのウィナーでパンプアップ。ラデックも負けじとフォアのクロスのウィナーで対抗。ラデックはネットプレーで4040と譲らず。フェレールは滅多にやらないネットダッシュでポイントをとりました。一歩も譲らない二人です。
第11ゲーム(5-5)ラデックS:
マッチポイントを目の前にしてとれなかったラデック。サーヴが入るようになりラデックはすこし楽になってきました。40-0 最後もサーヴィスウィナーで強いサーヴィスゲームを展開。
第12ゲーム(5-6)フェレールS:
アグレッシヴなフェレールは固くなることなく、40-0 最後はベースライン上に落としてゲームをホールド。二人のサーヴィスゲームは崩れません。
第13ゲーム(6-6)ラデックS:
タイブレークなし。2ゲーム差をつけなければ勝てない!もう止めて!お腹がすいたよ。二人ともコート中を走りまわって乱戦模様。3040BP ラデックはネットにかけてしまう。執念男のフェレールは命をかけてブレークしました。
第14ゲーム(7-6)フェレールS:
フットワークがついていかないためにネットにかけてしまったラデック。フェレールはエースでマッチポイントです。40-0 ラデックのフォアがロングしてフェレールが勝ちました!驚くべくWill to winスペイン男の魂をみせました!
7時間40分にわたって繰り広げられたデ杯第1日はスペイン2勝で終わりました。 今日は昨年のアルジェンチンを破った根性のスペインテニスをフェレールが堪能させてくれました。 明日はダブルスですが、スペインのロペス/ベルダスコの名コンビですので、3勝をあげてスペインの優勝が決まってしまう気がします。
明日もこりずにTwitter実況を続けます。
二人の過去の対戦成績は3勝3敗。クレーは1勝1敗で互角。ステパネックの名が長いのでラデックと呼ぶことにします。
2009年12月4日
Davis Cup Final
Ferrer def Stepanek: 1-6, 2-6, 6-4, 6-4, 8-6
第1セット
第1ゲーム(0-0)フェレールS:
おお!主審はイケメンNo.1のカルロス・ラモス。彼と話をしたことがありますが、ほんとにソフトで素敵な方でした。ベルダスコの足の怪我が完治しないためフェレールが出場。しかしフェレールはこの一年デ杯では無敗の功労者なのです。
ラデックとのヴォレー合戦でポイントを取られたフェレールは30-40のBP(ブレークポイント) フェレールがドロップショットを狙って失敗しはやくもブレークされてしまいました。
第2ゲーム(0-1)ラデックS:
ベースライナーのフェレールに勝つには、ラデックはもっとネットプレーを増やさねば。中途半端なベースラインのゲームをして15-40のBP ラデックのフォアがネットしてブレークされてしまいました。
第3ゲーム(1-1)フェレールS:
ラデックのラッキーなネットコードで0-30 フェレールはアグレッシヴに前進してフォアのクロスのウィナーで挽回。しかし3度もBPを迎える危ないサーヴィスゲームを繰り返し、エラーでついにまたブレークされてしまいました。
第4ゲーム(1-2)ラデックS:
連続3ゲームがブレークという不思議な試合を展開する二人。フェレールの方がぎりぎりのラインを狙ったアグレッシヴなショットだけにエラーが多い。ラデックの落ち着いたプレーで、見事なハーフヴォレー。ネットプレーを増やせばラデックがかなり有利に展開できる。
第5ゲーム(1-3)フェレールS:
ラデックの見事なバックハンドのダウンザライン(日本ではストレート)のウィナーが決まりました。どの選手でもこのショットが使えれば勝てるチャンスが倍増するゴールデンショット。ラデックの美しいドロップアングルショットも決まります。顔に似合わず(失礼)優雅なテニスにうっとり。またブレークしました。
第6ゲーム(1-4)ラデックS:
ラデックがとても落ち着いて自分のテニスをしています。さすがベテランです。フェレールが勝つには、落ち着いてまずエラーをなくすること。サーヴをよくしてラデックにネットに来させないことが肝心。しかしサーヴがよくラデックの壁は厚い。
第7ゲーム(1-5)フェレールS:
芸術的ともいえるソフトハンドのラデック。見事なアングルヴォレーで040のBP フェレールのパワーテニスとラデックのソフトハンドテニスの対決。ラデックは2ndサーヴを狙ってリターンエースです。バックハンドのダウンザラインで決めました!
第1セットを6-1で勝利したラデックのテニスは攻守のバランスがすばらしく、フェレールに伸び伸びと自分のテニスをさせてもらっています。これはフェレールのテニスが単調でリズムが得られやすいことが原因。
第2セット
第1ゲーム(0-0)ラデックS:
コントロールされたテニスで慌てずポイントを着実に稼ぐラデック。ネットダッシュするフェレールに最後までショットを隠してパッシングショットのウィナーを決めました。成熟したテニスです。
第2ゲーム(0-1)フェレールS:
ラデックに気のゆるみがでてめずらしく3本のエラー。しかしラデックの完璧なドロップショット2本が成功。ラデックは会場のチェコファンに手をあげて応えています。0-40から挽回してフェレールをブレークしてしまいました。
第3ゲーム(0-2)ラデックS:
いろんなスーパショットを楽しませてくれるラデック。観ていて実に楽しい。またドロップショット。ここまでくればもう人間の技とは思えない!フェレールがラデックのマルチ作戦に対抗できるか!? 会場が騒然。ラデックは注意がそれて3本目のダブルフォルト。
第4ゲーム(0-3)フェレールS:
器用な真似ができないフェレールがラデックに勝つには?自分のテニスをするしかない。つまりハードに打って左右にラデックを振り、走りまくって取りまくる。またラデックのドロップショットです。これだけドロップショットをやられたら頭にくるでしょうね、フェレールがもてあそばれています。
第5ゲーム(0-4)ラデックS:
やっとフェレールがネットに出てきました。ヴォレーで決めました。これができるのになぜネットプレーをもっと増やさない?ラデックのサーヴが45%で入りません。3040BP ラデックはディープショットを返しきれず、初めてブレークされました。
第6ゲーム(1-4)フェレールS:
ラデックのサーヴが怪しくなり始めたので、これからがフェレールのチャンスです。ラデックに焦りが見え始め大きなフォアのエラーが出ました。ドロップショットも甘くなりフェレールに叩かれました。またラデックがドロップショット。しかしフェレールにまた叩かれました。
第7ゲーム(2-4)ラデックS:
ドロップショットが見破られるようになったラデックは作戦を変更しなくてはいけません。しかしさすがダブルスの選手だけあって前後のスペースづくりがうまい!スマッシュ、アングルヴォレーをふんだんにつかったヴァラエティーに富んだテニスが嬉しい。
第8ゲーム(2-5)フェレールS:
スペイン監督が予言したように、この調子だとナダル2勝、フェレール2敗となる気配が濃厚になってきました。スペインはダブルスが優勝が決定するみたいな雰囲気です。そうなるとますます明日のダブルスの試合が面白くなってきます。0-40BPフェレールがエラー連発しています。
フェレールをブレークして、第2セットを62でラデックが勝利。ラデックを倒すには、彼のサーヴが自滅するしか手がないようです。でもこのチャンスは少ない。フェレールのショットが読まれてしまっているためにきわどいショットを打っても、ラデックに取られてしまってます。
第3セット
第1ゲーム(0-0)ラデックS:
ラデックのサーヴが崩れません。60%に上がってきました。ネットダッシュしてヴォレーでオープンコートにウィナーが決まります。パワーで決めるのではなく、きれいなお手本テニスです。
第2ゲーム(0-1)フェレールS:
すべてのショットを同じ球で返球してはいけません。フェデラーは2度同じショットは打たないと言ってました。時にはパワーでポイントがとれても、この単調なフェレールのテニスではラデックのリズムは崩せない。そしてアグレッシヴに攻めなければフェレールは勝てない。
第3ゲーム(1-1)ラデックS:
ラデックが疲れてきた? 今まで入っていたハーフヴォレーをミスしだしました。2ndサーヴでダッシュした意表をつくネットダッシュでしたが、フェレールがパッシンショットで見事に破ってBPへ。15-40 ラデックのバックのスライスがワイドにそれてブレークされました!
第4ゲーム(2-1)フェレールS:
油断をしている間にフェレールが追い上げてきました。エラーでブレークされたラデックは気を引き締め直して攻撃開始。フェレールはこのままモメンタムをシフトさせるためにギア全開。ラデックのドロップショットを読んで逆ウィナーをとりました。
第5ゲーム(3-1)ラデックS:
フェレールにメラメラと火がついてきました。すべてのショットを叩くようなアグレッシヴなプレー。ラデックが歳のせいか動きが鈍くなってきました。エラーで30-40BP またドロップショットを打つラデック。早くポイントを決めてしまいたい様子。
なかなかゲームポイントがとれないでデュースをつづけるラデック。またドロップショット。完全に疲れている様子。最後はネットプレーでフェレールにプレッシャーを与えて、やっとブレークを免れました。この第3セットを落とすとラデックはガス欠で危ない。
第6ゲーム(3-2)フェレールS:
フェレールがラデックの真似をしてドロップショット。しかしネットにかかりラデックのゲームをしてはならない。フェレールはあくまでもベースラインからアタックする自分のテニスをしなければ。しかし勝ち急いでエラー続出。1540BP
何度も手に汗をにぎるデュースの繰り返し。最後は統計のテニスで確実にコートに入れた者が勝ち。エラーはできないが甘いショットもできない。緊張のシーソーゲームが続きます。数えきれないデュース。これほどドロップショットの応酬ゲームもめずらしい。フェレールのスマッシュがアウトして、ラデックがブレークバックしました!
第7ゲーム(3-3)ラデックS:
会場はラデック!のかけ声が何度もこだまします。チェコファンもスペインファンに負けていません。フェレールは狙いすぎのエラーが続いて0-30ナダルが立ったまま心配そうな顔をしています。それにしてもナダルはかわいいカーリーヘアをしてますね。
試合時間2時間を経過しました。何度もデュースを続け、フェレールは根性と粘りでラデックをブレークしました!
第8ゲーム(4-3)フェレールS:
フェレールはサーヴィスウィナーを続けます。左右にラデックを振りまくりラデックを疲れさす作戦が成功してか、ラデックにエラーが目立ってきました。
第9ゲーム(5-3)ラデックS:
もうフェレールにはドロップショットは通じません。読まれてしまって叩かれました。ラデックは慎重にエラーを減らし、堅実なテニスをして相手のエラーを待つディフェンステニスに。確実にポイントをとってサーヴィスゲームをホールドしました。
第10ゲーム(5-4)フェレールS:
ここでラデックがブレークしなければ5セットまでなだれこむ可能性あり。それはやめてほしい! 手がシビれてきたみたい。ラデックがチャンスヴォレーをミス。ありえないミスをするラデック。40-0でセットポイントです。
第3セットは6-4でフェレールの根性男の勝利となりました。スタミナでは誰にも負けないフェレール。ラデックに疲れがみえエラーが増えてきました。何度もドロップショットをする彼は、早く試合を終わってホテルに帰りたいという気持ちがテニスに出ています。
第4セット
第1ゲーム(0-0)ラデックS:
ここでエネルギーを充電して元気をつけなおしたラデックは40-0でサーヴィスゲームをホールド。このままサーヴを維持していけるか?
第2ゲーム(0-1)フェレールS:
もう言い加減にやめてほしいラデックのドロップショット。失敗したり成功したり。以前ほどの効き目はなくなっているのに。フェレールのパッシンショットもさえ、ラデックのネットダッシュも効果が薄くなってきた?
第3ゲーム(1-1)ラデックS:
やっとラデックらしいスライスのアプローチショットが出てネットで得点。ラデックのエラーは23にも。そして15-40でまたBP フェレールのうまいロブがスマッシュできず、ラデックがブレークされました。疲れた!という文字を顔に書いたようなラデック。
第4ゲーム(2-1)フェレールS:
ナダルが立ちっぱなしで応援。応援団の団長の貫禄です。フェレールのテニスのレベルがアップしてミスが減った分、ラデックのミスが増えています。フェレールの2ndサーヴがとれない。
第5ゲーム(3-1)ラデックS:
このままフェレールが逃げ切れるか?15-40BP バックもフォアもアウトしてしまうラデック。逆にきわどいショットがどんどん入り出し、思い切って振り切るフェレール。モメンタムが完全にシフトして、またラデックがブレークされてしまいました。
第6ゲーム(4-1)フェレールS:
恐れていた5セットのフルセットになりそうです。6時間ぶっ通しで書いていますが、さすが疲れてきました。晩ご飯も用意しなくてはならず。でもここまできたら完走するぞ。と言ってるうちにいつの間にか040BP やっとネットプレーでラデックがブレークすることができました。
第7ゲーム(4-2)ラデックS:
ブレークしたものの、ラデックはまだまだエラーが続いてサーヴィスゲームが不安。サーヴも最悪の37% ダブルフォルト。15-40でドロップショットも入らず、ブレークバックされてしまいほぼ第5セット突入確定。(涙)
第8ゲーム(5-2)フェレールS:
フェレールはまるで野武士のよう。けっして洗練された技はありませんが、どんな苦境におちいっても立ち上がってくる雄々しさがありあります。荒々しく攻めますが、ラデックに読まれて1540のBP ラデックに少しエネルギーが戻ってきたのか、ネットダッシュもふえヴォレーでのポイントが増えました。ラデックがブレークバックしました!
第9ゲーム(5-3)ラデックS:
どうしてもサーヴが入らないラデック。集中力がアップしたりダウンしたりのラデックですが、得意のネットプレーで2ポイントを得点してゲームをホールドしました。
第10ゲーム(5-4)フェレールS:
夫が出張から帰ってきました。まずい!(食事の用意をしていない!) 40-0 でフェレールが第4セットをとり、いよいよ第5セットに突入です!
第5セット
第1ゲーム(0-0)ラデックS:
どうしたラデック!? SFで見せた5セットマッチのメンタルはどこへ? フェレールのハードヒットにカウンターできず、30-40のBP やっとネットダッシュで見事なハーフヴォレーでデュースへ。サーヴが悪くてネットプレーができない
何度もデュースとBPやGP(ゲームポイント)を繰り返す二人。それにしてもラデックのハーフヴォレーは世界一。しかしドロップショットばかり打っていては観てる方も辛い。これで10回くらいのデュース? やっとラデックのバックのダウンザラインでゲームをホールドしました。
第2ゲーム(0-1)フェレールS:
フェレールは1stサーヴをすべて入れ、安定したサーヴでホールドしました。夕食の準備ができないので、今晩は勘弁してもらいます。せっかく出張から帰ったというのに、話もしてもらえず、ちょっとかわそうな夫。
第3ゲーム(1-1)ラデックS:
どうしてもドロップショットをしないと気のすまないラデック。ワンパターンのテニス。疲れでよいアイデアも浮かばないみたい。デュースからやっとゲームをホールドできたラデックは、サーヴをホールドするのが精一杯の感じ。
第4ゲーム(1-2)フェレールS:
エネルギーの違いがプレーに。フェレールはまだ3セットはプレーできそうなほど元気。しかし気合いが入りすぎてエラーが。ラデックは何度もネットダッシュしています。失敗してもネットダッシュは続けるべき。
第5ゲーム(2-2)ラデックS:
ラデックは9つ目のダブルフォルト。サーヴが入らない。そのためになかなかネットにこれない。無理にダッシュするとフェレールのパッシンショットに抜かれてしまう。
第6ゲーム(2-3)フェレールS:
まだどちらもブレークされていない互角のゲーム展開。またラデックのドロップショットです。2ndリターンエースも。ラデックがアグレッシヴになりガッツのあるショットをライン上に打ちました。しかしせっかくのブレークチャンスを、ラデックはネットにかけ逃してしまいました。
第7ゲーム(3-3)ラデックS:
これで7時間連続の実況解説。指は大丈夫ですが目がしょぼしょぼ。夫が横で話しかけてくるので書けない。
第8ゲーム(3-4)フェレールS:
ブレークできなかったフェレールはイライラしてベンチのバッグをラケットで殴りつけたとか? なんでこんなときにラデックはドロップショットを? 叩かれて当然です。ラリーを続けたくない気持ちは分かりますがいい加減にしてほしい。またラデックのドロップショット。信じられないワンパターン。
第9ゲーム(4-4)ラデックS:
ラデックはフォアとバックのスライスで攻めまくりフェレールはエラー。4015 1stサーヴがサイドライン上に。ラデックにやっとサーヴがもどってきました。
ナダルは観客に向かって両手を上げてもっと応援するようにチアリーダーをやっています。
第10ゲーム(4-5)フェレールS:
ますます元気なフェレールはフォアのダウンザラインのウィナーでパンプアップ。ラデックも負けじとフォアのクロスのウィナーで対抗。ラデックはネットプレーで4040と譲らず。フェレールは滅多にやらないネットダッシュでポイントをとりました。一歩も譲らない二人です。
第11ゲーム(5-5)ラデックS:
マッチポイントを目の前にしてとれなかったラデック。サーヴが入るようになりラデックはすこし楽になってきました。40-0 最後もサーヴィスウィナーで強いサーヴィスゲームを展開。
第12ゲーム(5-6)フェレールS:
アグレッシヴなフェレールは固くなることなく、40-0 最後はベースライン上に落としてゲームをホールド。二人のサーヴィスゲームは崩れません。
第13ゲーム(6-6)ラデックS:
タイブレークなし。2ゲーム差をつけなければ勝てない!もう止めて!お腹がすいたよ。二人ともコート中を走りまわって乱戦模様。3040BP ラデックはネットにかけてしまう。執念男のフェレールは命をかけてブレークしました。
第14ゲーム(7-6)フェレールS:
フットワークがついていかないためにネットにかけてしまったラデック。フェレールはエースでマッチポイントです。40-0 ラデックのフォアがロングしてフェレールが勝ちました!驚くべくWill to winスペイン男の魂をみせました!
7時間40分にわたって繰り広げられたデ杯第1日はスペイン2勝で終わりました。 今日は昨年のアルジェンチンを破った根性のスペインテニスをフェレールが堪能させてくれました。 明日はダブルスですが、スペインのロペス/ベルダスコの名コンビですので、3勝をあげてスペインの優勝が決まってしまう気がします。
明日もこりずにTwitter実況を続けます。
2009年12月03日
デ杯決勝のみどころ
12月4日金曜からいよいよスペイン対チェコのデ杯決勝が始まります。今朝ドローが発表されました。ベルダスコは故障のせいもあって大事をとってダブルスのみ。シングルスはベルダスコの代わりにフェレールです。
デ杯の公式サイトで無料で生観戦ができます
無料だと思っていたのですが有料でした。一日パスが$4.95 三日間パスが$9.95となっています。登録は以下のサイトになります。
http://www.itfteamevents.tv/page/loginOrBuy/0,,12916,00.html?target=https%3A%2F%2Fsecure-itftennis.premiumtv.co.uk%2Fpage%2Fsub%2FITFTV%2FWatchLive%2F0%2C%2C12916%2C00.html%3F
放送時間は日本時間金曜の午前0時からとなり、日本ではきびしい徹夜の観戦となりますが見応えのある決勝をお見逃しなく。
私はTwitterで実況解説をしていくつもりです。登録しなくても以下のアドレスで読む事ができます。
http://twitter.com/tennisnakama/
決勝のハイライトは第1ラバーのナダルvsベルディッチです。この二人には2006年のマドリッドマスターズでちょっとしたいざこざがあり、それ以来不仲が噂されてきた間柄です。そのちょっとした事件とは?
ベルディッチが指を口にあてて「シーッ!」
2006年のマドリッドではベルディッチがナダルを6-3, 7-6 (6)で破りました。この試合はナダルのホームだけあって、会場が一斉にナダルを応援。ベルディッチのエラーに拍手を送ったり、ヤジをとばしたり、マナー違反が目立つ観客に、頭にきたベルディッチは、勝利の瞬間に会場に向けて指を口にあてて「シーッ!」
このジェスチャーに頭にきたナダルはネットで握手をする際に、Very bad! Very bad!とベルディッチを非難しました。ナダルの非難に「態度の悪い観客にシーっと言ってどこが悪い?」とベルディッチはナダルに食い下がるという一幕をビデオでご覧ください。
ナダルにとってはベルディッチの行為は悪い行為。しかしベルディッチにとっては、マドリッド大会はデ杯ではないのだから、あまりにも不公平な行為が多すぎると反論・・・
このようないきさつがあったので、今だに二人は仲が悪いと噂されているのですが、「僕たちは友だちだよ。」とベルディッチはこの噂を否定。マドリッド以降ナダルは、モンテカルロ(2007)、ウィンブルドン(2007)、マイアミ(2008)、シンシナティ(2009)とベルディッチを4連覇しています。芝、クレー、ハードのすべてのサーフェスでベルディッチに勝っていますので、ロンドンの不調を忘れればベルディッチに勝てるはず。
Davis Cup デイヴィスカップ(デビスカップ)決勝ドロー
開催地はスペインのホームでバルセロナです。1992年のバルセロナオリンピックで、体操競技が行われました。これを設計したのは、磯崎新(いそざきあらた)氏。スペインはこのデ杯決勝のために、床に砂をまきクレーコートのサーフェスにつくりなおして万端の準備が整いました。
12月4日金曜午前0時(日本時間)
ナダル vs ベルディッチ
フェレール vs ステパネック
12月5日土曜午前0時(日本時間)
Fロペス/ベルダスコ vs Dlouhy / Hajek
12月6日日曜夜8時(日本時間)
ナダル vs ステパネック
フェレール vs ベルディッチ
チェコは事実上ステパネックとベルディッチの二人のみで決勝まで戦ってきました。この決勝戦は意地でも29年ぶりの優勝の機会を手に入れなくてはなりません。一方昨年優勝を飾ったスペインは、ナダルが不調とは言え気持ちの上で余裕があります。 ホームゲーム。クレーコート。豊富な戦力。どれをとってみてもスペイン優勝に有利な条件がそろっています。
スペインチーム
ナダル(2位)
ベルダスコ(9位)
フェレール(18位)
ロペス(47位)
Rafael Nadal
ナダルのデ杯デビューは、2004年で偶然にも同じチェコチームです。2004年はスペインが優勝した年。ナダルは初戦のシングルスでノヴァックに負け、ダブルスではロブレドと組んで2敗していますが、最終戦のシングルスでステパネックを倒してスペインが勝利。しかも最後のアメリカとの決勝戦では、ナダルはロディックを破ってスペインに優勝をもたらしました。この時のロディックは2位。ナダルは51位です。
デ杯での自信が大きく影響して、ナダルは2005年には一挙に3位へジャンプしています。フレンチオープンに優勝、4つのマスターズ優勝、合計11のタイトルをとりまくったセンセーショナルな年となりました。
ロンドンで背中を痛めたナダルでしたが、痛みもなくコンディションは上々だとか。
David Ferrer
フェレールの初出場は2006年の対ベラルス戦。昨年の決勝ではナルバンディアンに敗退しましたが、今年のデ杯の成績は4勝0敗と好成績。特にジョコヴィッチをストレートセットで倒して、今年のスペインの決勝進出の立役者となりました。
Fernando Verdasco
ベルダスコのデ杯初出場は2005年のスロヴァキア戦。昨年のアルジェンチンとのデ杯決勝でアカスーソに5セットで勝利をおさめ、しかもロペスと組んだダブルスでも1勝を上げ、スペインの優勝の立役者の一人となりました。今年はロンドンで足を故障したベルダスコの回復が心配されましたが、シングルスを貢献者のフェレールに譲って、昨年優勝を遂げたゴールデン・コンビのロペスとダブルスに出場します。彼らはプロきってのイケメン・クールガイだけに目の保養となるダブルス戦。
Feliciano Lopez
デ杯の初出場は2003年と早いですが、ほとんどがダブルスでの出場。ナダルが怪我で欠場した昨年の決勝では、ダブルスでベルダスコと組んで勝利をおさめるだけでなく、デルポトロを破ってスペインを優勝にみちびいた功労者となりました。今年は昨年に引き続きダブルスでスペインファンだけでなく、世界の女性ファンを楽しませてくれるはず。
チェコチーム
ステパネック(12位)
ベルディッチ(20位)
Hajak(102位)
Dlouhy(465位)
Radek Stepanek
ステパネックは31才の大ベテラン。ダブルスからシングルスに転向した遅咲きの選手ですが、ダブルスのテクニックをふんだんに使って華麗なヴォレーで決めるテニスは見応えがあります。デ杯の初出場は2003年。2007年以来ベルディッチと二人でシングルスとダブルスでチェコのために戦ってきました。
Tomas Berdych
アテネのオリンピックでフェデラーを破って、無名の18才のベルディッチがセンセーショナルに登場。ビッグサーヴにビッグフォアでパワーゲームを得意とするこのティーンネージャーの出現は未来のテニスを象徴する出来事でした。しかしメンタルの弱さでなかなかビッグタイトルがとれていませんが、油断できない危険な選手。デ杯の過去の成績は21勝7敗。ダブルスでは一度も負けていないデ杯のエキスパートです。
デ杯の公式サイトで無料で生観戦ができます
無料だと思っていたのですが有料でした。一日パスが$4.95 三日間パスが$9.95となっています。登録は以下のサイトになります。
http://www.itfteamevents.tv/page/loginOrBuy/0,,12916,00.html?target=https%3A%2F%2Fsecure-itftennis.premiumtv.co.uk%2Fpage%2Fsub%2FITFTV%2FWatchLive%2F0%2C%2C12916%2C00.html%3F
放送時間は日本時間金曜の午前0時からとなり、日本ではきびしい徹夜の観戦となりますが見応えのある決勝をお見逃しなく。
私はTwitterで実況解説をしていくつもりです。登録しなくても以下のアドレスで読む事ができます。
http://twitter.com/tennisnakama/
決勝のハイライトは第1ラバーのナダルvsベルディッチです。この二人には2006年のマドリッドマスターズでちょっとしたいざこざがあり、それ以来不仲が噂されてきた間柄です。そのちょっとした事件とは?
ベルディッチが指を口にあてて「シーッ!」
2006年のマドリッドではベルディッチがナダルを6-3, 7-6 (6)で破りました。この試合はナダルのホームだけあって、会場が一斉にナダルを応援。ベルディッチのエラーに拍手を送ったり、ヤジをとばしたり、マナー違反が目立つ観客に、頭にきたベルディッチは、勝利の瞬間に会場に向けて指を口にあてて「シーッ!」
このジェスチャーに頭にきたナダルはネットで握手をする際に、Very bad! Very bad!とベルディッチを非難しました。ナダルの非難に「態度の悪い観客にシーっと言ってどこが悪い?」とベルディッチはナダルに食い下がるという一幕をビデオでご覧ください。
ナダルにとってはベルディッチの行為は悪い行為。しかしベルディッチにとっては、マドリッド大会はデ杯ではないのだから、あまりにも不公平な行為が多すぎると反論・・・
このようないきさつがあったので、今だに二人は仲が悪いと噂されているのですが、「僕たちは友だちだよ。」とベルディッチはこの噂を否定。マドリッド以降ナダルは、モンテカルロ(2007)、ウィンブルドン(2007)、マイアミ(2008)、シンシナティ(2009)とベルディッチを4連覇しています。芝、クレー、ハードのすべてのサーフェスでベルディッチに勝っていますので、ロンドンの不調を忘れればベルディッチに勝てるはず。
Berdych def Nadal at Madrid Masters 2006
Davis Cup デイヴィスカップ(デビスカップ)決勝ドロー
開催地はスペインのホームでバルセロナです。1992年のバルセロナオリンピックで、体操競技が行われました。これを設計したのは、磯崎新(いそざきあらた)氏。スペインはこのデ杯決勝のために、床に砂をまきクレーコートのサーフェスにつくりなおして万端の準備が整いました。
12月4日金曜午前0時(日本時間)
ナダル vs ベルディッチ
フェレール vs ステパネック
12月5日土曜午前0時(日本時間)
Fロペス/ベルダスコ vs Dlouhy / Hajek
12月6日日曜夜8時(日本時間)
ナダル vs ステパネック
フェレール vs ベルディッチ
チェコは事実上ステパネックとベルディッチの二人のみで決勝まで戦ってきました。この決勝戦は意地でも29年ぶりの優勝の機会を手に入れなくてはなりません。一方昨年優勝を飾ったスペインは、ナダルが不調とは言え気持ちの上で余裕があります。 ホームゲーム。クレーコート。豊富な戦力。どれをとってみてもスペイン優勝に有利な条件がそろっています。
スペインチーム
ナダル(2位)
ベルダスコ(9位)
フェレール(18位)
ロペス(47位)
Rafael Nadal
ナダルのデ杯デビューは、2004年で偶然にも同じチェコチームです。2004年はスペインが優勝した年。ナダルは初戦のシングルスでノヴァックに負け、ダブルスではロブレドと組んで2敗していますが、最終戦のシングルスでステパネックを倒してスペインが勝利。しかも最後のアメリカとの決勝戦では、ナダルはロディックを破ってスペインに優勝をもたらしました。この時のロディックは2位。ナダルは51位です。
デ杯での自信が大きく影響して、ナダルは2005年には一挙に3位へジャンプしています。フレンチオープンに優勝、4つのマスターズ優勝、合計11のタイトルをとりまくったセンセーショナルな年となりました。
ロンドンで背中を痛めたナダルでしたが、痛みもなくコンディションは上々だとか。
David Ferrer
フェレールの初出場は2006年の対ベラルス戦。昨年の決勝ではナルバンディアンに敗退しましたが、今年のデ杯の成績は4勝0敗と好成績。特にジョコヴィッチをストレートセットで倒して、今年のスペインの決勝進出の立役者となりました。
Fernando Verdasco
ベルダスコのデ杯初出場は2005年のスロヴァキア戦。昨年のアルジェンチンとのデ杯決勝でアカスーソに5セットで勝利をおさめ、しかもロペスと組んだダブルスでも1勝を上げ、スペインの優勝の立役者の一人となりました。今年はロンドンで足を故障したベルダスコの回復が心配されましたが、シングルスを貢献者のフェレールに譲って、昨年優勝を遂げたゴールデン・コンビのロペスとダブルスに出場します。彼らはプロきってのイケメン・クールガイだけに目の保養となるダブルス戦。
Feliciano Lopez
デ杯の初出場は2003年と早いですが、ほとんどがダブルスでの出場。ナダルが怪我で欠場した昨年の決勝では、ダブルスでベルダスコと組んで勝利をおさめるだけでなく、デルポトロを破ってスペインを優勝にみちびいた功労者となりました。今年は昨年に引き続きダブルスでスペインファンだけでなく、世界の女性ファンを楽しませてくれるはず。
チェコチーム
ステパネック(12位)
ベルディッチ(20位)
Hajak(102位)
Dlouhy(465位)
Radek Stepanek
ステパネックは31才の大ベテラン。ダブルスからシングルスに転向した遅咲きの選手ですが、ダブルスのテクニックをふんだんに使って華麗なヴォレーで決めるテニスは見応えがあります。デ杯の初出場は2003年。2007年以来ベルディッチと二人でシングルスとダブルスでチェコのために戦ってきました。
Tomas Berdych
アテネのオリンピックでフェデラーを破って、無名の18才のベルディッチがセンセーショナルに登場。ビッグサーヴにビッグフォアでパワーゲームを得意とするこのティーンネージャーの出現は未来のテニスを象徴する出来事でした。しかしメンタルの弱さでなかなかビッグタイトルがとれていませんが、油断できない危険な選手。デ杯の過去の成績は21勝7敗。ダブルスでは一度も負けていないデ杯のエキスパートです。











