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さよならサフィン

2009年11月11日。マラット・サフィンが29才で引退してしまいました。最後の試合の対戦相手は今年USオープン・チャンピオンのデルポトロ。

この試合が多分現役最後の試合であろうと予期した彼の仲間たちがお祝いに駆けつけました。ピオリン(仏選手。シニアツアーで活躍)、ジョコヴィッチ、シモン、カーロヴィッチ、ロブレド、コスタ(デ杯優勝チームキャプテン)、エラノーウィ(モロッコ選手。今年からシニアツアーに参加)。最後にデルポにチュッとキスしたサフィンは選手に取り囲まれて嬉しそうです。

この一年、大会ごとに引退セレモニーをやってもらった人気者のマラットは、パリのセレモニーでも終始ニコニコ。しかしこれで最後の最後。セレモニー慣れしたサフィンにもいろんな想いがサフィンに蘇ってきたのでしょう。彼の目にうっすらと涙が・・・ 初めてみるマラットの涙をみて私の胸もジーン・・・

マラットのお別れセレモニーのビデオです。右下2番目をくりっくしてフルスクリーンでご覧ください。



サフィン最後の試合
サフィンの最後の試合となったデルポトロとの試合では、サフィンはチャンスボールをネットにかけて一瞬ヒヤッとしましたが、彼は終始ニコニコ。(普通だったらラケットを投げてぐちゃぐちゃにしているところです。) デルポもミスすると苛立つどころか舌をペロ。雰囲気はエクジビションのように和気あいあいとしています。

二人は過去の対戦歴がなくこの試合が最初で最後です。サフィンはまったく練習をしていないといいながらも、4-6, 7-5, 4-6と健闘しました。

豪快なビッグサーヴ、確実でパワフルな両手バックハンド、華麗なヴォレー。軽やかなフットワーク・・・2000年のUS Openで、サンプラスを完封して優勝した20才のサフィンを思い出させるすばらしいプレーをみせてくれました。

「本当は勝ちたかったけど、デルポはいい奴だし、US オープンのチャンピオンに負けたのだから本望だよ。」サフィンは負けても口惜しさはありません。

「マラットの最後の試合をやることができて光栄です。」デルポも歴史的な瞬間を共有することができ、選手冥利につきるといった面持ち。

サフィン最後の試合です。お楽しみください。




サフィンの引退を偲んで、サフィン特集を組みたいと思っています。次回は『サフィンの生い立ち』を企画しています。それにしても彼ほどカリスマ性に溢れ、世界の人々から愛された選手は当分現れないでしょうね・・・惜しい選手を失いました。

投稿者 Tennisnakama  01:45 | コメント(0)| トラックバック(0)
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