2008年10月16日
フェデラーがサンプラスを破る
(ただ今、大統領候補のオバマとマッケンの政治討論を聞きながら書いております。大統領選挙まであとわずか。どうしてもオバマに勝ってほしいので、TVのほうに神経が行ってしまいますが、何とかフェデラー戦をまとめてみました。)
今日の試合ステパネック戦を6-3, 7-6(6)で勝って,フェデラーがサンプラスの記録を破りました。これはどういうことかというと、記録というのはタイトルの数ではなく、過去の賞金総額の話で、今日の試合でフェデラーはサンプラスより200万円多い$43,300,847(約45億円)を稼いだことになるのだそうです。これは試合の賞金額だけですので、彼のCM料や他の収入を含めると、一体いくら稼いだことになるのでしょうね。それにしてもタイガーウッズの200億円にくらべたら、テニスはまだまだ少ない。
さて今日のフェデラーですが、白いシャツにセンターに黒いラインが入ったなかなかすっきりとしたクラシックなデザインで、ショーツは黒で結構クールにきまっていました。やはり品がありますね。ときどき笑顔を見せながらコートに入ってくるあたり、余裕ありという感じです。
フェデラーとステパネックは今年は、ローママスターズとUS Openの二つの大会で対戦しています。ローマではフェデラーは2セットともタイブレークでステパネックに負けていますので、油断大敵です。
第1ゲームはフェデラーのサーヴではじまり40-0とフェデラーが好調な出だしです。次の第3ゲームもフェデラーは40-0。また次の5ゲーム目も40-0とフェデラーは圧倒的なサーヴ力でステパネックをはねのけました。それにフェデラーのフォアハンドが好調でインサイドアウトがきっちりとコーナーに決まっています。いつものエラティックなフォアハンドのエラーがありません。今までは迷いのあったショットに迷いがみられません。フットワークも軽く、しっかりとヒッティングゾーンに入っています。ステパネックは手も足もでないという感じで6-3でフェデラーが第1セットをとりました。
しかし、第2セットに入ると、さすがベテランのステパネックです。サーヴが抜群によくなり、フェデラーのリターンがむずかしくなってきました。それにゲームが進むにつれてリズムがでてきたステパネックはストロークも安定してきて、なかなかミスをしてくれません。ついにお互いがブレークされることなくタイブレークへ。いやな予感がします。ステパネックにローマの大会でタイブレークで負けてますので気が許せません。
5-5, 6-5, 6-6, まさにneck-to-neckでどちらに転んでも不思議でない状況になってきました。フェデラーの見事なバックハンドのアングルヴォレーが決まり、7-6。あと1ポイントです。ステパネックは固くなったのか、フォアハンドのミスを犯し、きわどい2ポイントの差でフェデラーが8-6で勝利をおさめました。
ナダルもナルバンディアンもジョコヴィッチも1セットをとられています。これだけ実力が拮抗してきている男子テニスは、もはやストレートで勝っていくのがめずらしい厳しい状況にあります。ともかく、フェデラーは健在な姿をみせてくれて安心しました。
*ロディックは丸坊主にしてしかもヒゲをはやしてコートに入ってきました!スキンヘッドみたいです。何かガラが悪そうですが、固く決意したのでしょうか。サフィンがヘアスタイルを変えるたびに、新たに決意をしているようですが、このヘアスタイルの功が奏したのか、ロブレドを6-3, 6-4で問題なく片付けてしまいました。それにしても相変わらず彼のサーヴはすごく13のエースを放ちました。
写真はここで見れますhttp://craighickmanontennis.blogspot.com/
*木曜の主な試合スケジュールです
ナルバンディアン vs デルポトロ:日本時間夜7時30分
シリッチ vs マリー:夜8時30分
ロディック vs モンフィス:夜10時
ナダル vs ガスケ:夜11時
フェデラー vs ソンガ:金曜午前3時
ジョコヴィッチ vs カーロヴィッチ:金曜午前5時
今日の試合ステパネック戦を6-3, 7-6(6)で勝って,フェデラーがサンプラスの記録を破りました。これはどういうことかというと、記録というのはタイトルの数ではなく、過去の賞金総額の話で、今日の試合でフェデラーはサンプラスより200万円多い$43,300,847(約45億円)を稼いだことになるのだそうです。これは試合の賞金額だけですので、彼のCM料や他の収入を含めると、一体いくら稼いだことになるのでしょうね。それにしてもタイガーウッズの200億円にくらべたら、テニスはまだまだ少ない。
さて今日のフェデラーですが、白いシャツにセンターに黒いラインが入ったなかなかすっきりとしたクラシックなデザインで、ショーツは黒で結構クールにきまっていました。やはり品がありますね。ときどき笑顔を見せながらコートに入ってくるあたり、余裕ありという感じです。
フェデラーとステパネックは今年は、ローママスターズとUS Openの二つの大会で対戦しています。ローマではフェデラーは2セットともタイブレークでステパネックに負けていますので、油断大敵です。
第1ゲームはフェデラーのサーヴではじまり40-0とフェデラーが好調な出だしです。次の第3ゲームもフェデラーは40-0。また次の5ゲーム目も40-0とフェデラーは圧倒的なサーヴ力でステパネックをはねのけました。それにフェデラーのフォアハンドが好調でインサイドアウトがきっちりとコーナーに決まっています。いつものエラティックなフォアハンドのエラーがありません。今までは迷いのあったショットに迷いがみられません。フットワークも軽く、しっかりとヒッティングゾーンに入っています。ステパネックは手も足もでないという感じで6-3でフェデラーが第1セットをとりました。
しかし、第2セットに入ると、さすがベテランのステパネックです。サーヴが抜群によくなり、フェデラーのリターンがむずかしくなってきました。それにゲームが進むにつれてリズムがでてきたステパネックはストロークも安定してきて、なかなかミスをしてくれません。ついにお互いがブレークされることなくタイブレークへ。いやな予感がします。ステパネックにローマの大会でタイブレークで負けてますので気が許せません。
5-5, 6-5, 6-6, まさにneck-to-neckでどちらに転んでも不思議でない状況になってきました。フェデラーの見事なバックハンドのアングルヴォレーが決まり、7-6。あと1ポイントです。ステパネックは固くなったのか、フォアハンドのミスを犯し、きわどい2ポイントの差でフェデラーが8-6で勝利をおさめました。
ナダルもナルバンディアンもジョコヴィッチも1セットをとられています。これだけ実力が拮抗してきている男子テニスは、もはやストレートで勝っていくのがめずらしい厳しい状況にあります。ともかく、フェデラーは健在な姿をみせてくれて安心しました。
*ロディックは丸坊主にしてしかもヒゲをはやしてコートに入ってきました!スキンヘッドみたいです。何かガラが悪そうですが、固く決意したのでしょうか。サフィンがヘアスタイルを変えるたびに、新たに決意をしているようですが、このヘアスタイルの功が奏したのか、ロブレドを6-3, 6-4で問題なく片付けてしまいました。それにしても相変わらず彼のサーヴはすごく13のエースを放ちました。
写真はここで見れますhttp://craighickmanontennis.blogspot.com/
*木曜の主な試合スケジュールです
ナルバンディアン vs デルポトロ:日本時間夜7時30分
シリッチ vs マリー:夜8時30分
ロディック vs モンフィス:夜10時
ナダル vs ガスケ:夜11時
フェデラー vs ソンガ:金曜午前3時
ジョコヴィッチ vs カーロヴィッチ:金曜午前5時