2008年12月20日
トーナメントが消えて行く?
もうすでにご存知の方も多いと思いますが、正式にAIGがジャパンオープンの冠スポンサーを降りることになり、AIG Openの名が姿を消すことになりました。このAIG Openのサイトともお別れです。
AIGが日本最大のテニスイヴェントから撤退することは、一応予想されたものの、正式発表という事態を迎えて、日本のテニス界に大きな動揺を与えています。もし大手のスポンサーが見つからなければ、ジャパンオープンは賞金額の減額を強いられることになり、現在のATP ワールドツアー500 (元「ゴールド」クラス)のステータスを失うことになりかねません。ジャパンオープン自体はなくならないと思いますが、フェデラーおよびトップ選手の参加が危なくなってきます。そうなると日本のテニス界にとっては大危機です。
不景気にあえぐ企業の「スポンサー離れ」は、日本に限らず世界的な傾向にあり、スポーツ界は多くの大会存続の深刻な問題に直面しています。特にリーグ戦の組織をとらない、テニスやゴルフの個人スポーツのイヴェントがまずスポンサー撤退の直撃を受けました。
テニスを例にとると、以下のスポンサーがトーナメントおよび組織団体から撤退してしまいました。
男子ATP
インディアンウェルズ大会(3月)
パシフィックライフがスポンサー撤退
ロサンジェルス大会(7月)
カントリー・ファイナンシャルがスポンサー撤退
ジャパンオープン(10月)
AIGがスポンサー撤退
デ杯
AIGがスポンサー撤退
ATP
メルセデス・ベンツが年間10億円のスポンサーから撤退。
ABN Amro Open(オランダ)
スポンサーが見つからず、大会ライセンスが競りに出されましたが、世界第3位のジョコヴィッチが買い取りました。このライセンスをもってセルビアのベルグラードで新しくトーナメントが5月に開かれることになります。今のところまだメジャーなスポンサーが見つかっていませんが、ジョコヴィッチはこれで選手という立場だけでなく、トーナメントのオーナーとしても活躍が期待されることになりました。
女子WTA
12のトーナメントにまだスポンサーが決まっておりません。
テニスだけでもこれだけのインパクトを受けていますので、スポーツ界全体の打撃は計りようがありません。スポーツの暗黒時代の始まりとならないことを祈るばかりです。
AIG Open ウェブサイト
AIGが日本最大のテニスイヴェントから撤退することは、一応予想されたものの、正式発表という事態を迎えて、日本のテニス界に大きな動揺を与えています。もし大手のスポンサーが見つからなければ、ジャパンオープンは賞金額の減額を強いられることになり、現在のATP ワールドツアー500 (元「ゴールド」クラス)のステータスを失うことになりかねません。ジャパンオープン自体はなくならないと思いますが、フェデラーおよびトップ選手の参加が危なくなってきます。そうなると日本のテニス界にとっては大危機です。
不景気にあえぐ企業の「スポンサー離れ」は、日本に限らず世界的な傾向にあり、スポーツ界は多くの大会存続の深刻な問題に直面しています。特にリーグ戦の組織をとらない、テニスやゴルフの個人スポーツのイヴェントがまずスポンサー撤退の直撃を受けました。
テニスを例にとると、以下のスポンサーがトーナメントおよび組織団体から撤退してしまいました。
男子ATP
インディアンウェルズ大会(3月)
パシフィックライフがスポンサー撤退
ロサンジェルス大会(7月)
カントリー・ファイナンシャルがスポンサー撤退
ジャパンオープン(10月)
AIGがスポンサー撤退
デ杯
AIGがスポンサー撤退
ATP
メルセデス・ベンツが年間10億円のスポンサーから撤退。
ABN Amro Open(オランダ)
スポンサーが見つからず、大会ライセンスが競りに出されましたが、世界第3位のジョコヴィッチが買い取りました。このライセンスをもってセルビアのベルグラードで新しくトーナメントが5月に開かれることになります。今のところまだメジャーなスポンサーが見つかっていませんが、ジョコヴィッチはこれで選手という立場だけでなく、トーナメントのオーナーとしても活躍が期待されることになりました。
女子WTA
12のトーナメントにまだスポンサーが決まっておりません。
テニスだけでもこれだけのインパクトを受けていますので、スポーツ界全体の打撃は計りようがありません。スポーツの暗黒時代の始まりとならないことを祈るばかりです。