2009年10月01日
マリーがジャパンオープン欠場!
マリーの欠場
マリーが楽天ジャパンオープンに欠場することを公式サイトで発表してから、一日が経ちましたが、まだメディアはそのことを書いていませんね。楽天ジャパンのサイトもマリーの出場をまだ掲げていますし・・・いずれ分かることと思って黙ってましたが、対応が遅いとマリーのためにチケットを買った人は怒るでしょうから、最近毎日のように事務局と連絡し合ってますので、残念のお見舞いメールを送ってみます。非常に対応の早い事務局ですので、すぐ変更になると思いますが。
マリーが来るというので彼の公式サイトにお邪魔して、日本のファンが待ってますよ!というラヴコールをしているうちに、現地のマリーファンと親しくなり、チケットの取り方、携帯電話の種類など、いろんな相談を受けました。私はそこでタータンアーミーなるものも知り、Footie Chants(サッカーで歌われる簡単な応援歌)がいろいろ問題になっていることも知りました。その件については『タータンアーミーがやって来る!?』で紹介させていただきました。
フーリガンの行為が余りにも目にあまるので、ひどい人種差別をするチャントを歌うと逮捕(黒人選手に対してゴリラなどと侮蔑)、罰金150万円など厳しい取り締まりをしながら、イギリスは健全なサッカーを普及するために努力していることも学びました。マリーを通して、イギリスのもつ複雑なスコットランドとイングランドとの関係も少しは理解できるようになりました。そういった意味でマリーを追求して多くのことを学ぶことができ、彼に感謝しています。
感謝の意味もこめて、マリーファンにお見舞いのメッセージを送りました。「日本のファンはがっかりしていますが、健康が大切。一日も早い完治を祈っています。」そうするといろんなスコットランドのマリーファンの方から、逆に申し訳なかったというなぐさめのメッセージが返ってきました。なかなかいい感じで交流が続いています。http://bit.ly/2qL8ap
(マリーが楽天ジャパンで活躍することを前提にして、Flower of Scotlandについて書こうと思っていたのですが、またの機会に記事にすることにします。スコットランドは国でないので応援の時に歌う歌が正式にありません。サッカーの応援ではこの Flower of Scotlandがよく歌われるのですが、この歌にも賛否両論がありもめています。マリーとスコットランド。マリーとイギリス。これからも追求していきたい興味あるサブジェクトです。)
国旗は楽天ジャパンオープンに持ち込み可能です
以下のメールが楽天ジャパンの事務局から入りました。
旗は企業や商品などの宣伝が入っている様な掲示物は禁止ですが、国旗でしたら大丈夫です。
但し、あまり大きい物を振り回したり会場内の手すりなどに設置することは出来ません。周りの方にご迷惑にならない様にお願い致します。
tennisTV.comからお礼のプレゼントのオファー
以前、テニスの観戦はATPの公式ストリーミングを配給している tennisTV.comについて記事にしたことがあります。そのときにいろんな方から登録の仕方が分からないという相談を受け、いろいろお手伝いさせていただきました。そういういきさつもあって、 tennisTV.comのマーケティング担当者のMattを知る機会を得たのですが、楽天ジャパンオープンが、まだAIGオープンになっていることに気づき、彼にすぐ連絡をとり名前を変更してもらうように要請したことは、前の記事にも書きました。
直ちにMattから丁寧な感謝のメールが届きました。お礼として、5人のtennisnakamaの読者に、無料のAsian Swing Passを提供したい、という申し入れがありました。
この Asian Swing Passとは、ジャパンオープン、チャイナオープン、上海マスターズの3トーナメントをストリーミングできるパスのことです。
これには驚きました。tennisTV.comのオファーに Mattはさすがマーケティングのエクスパートと感心したのです。
私の以前の記事で紹介した時点で、日本からかなりの登録者があったと彼は言っていましたし、今回の名前変更の件についても、このブログの管理人(つまり私)を味方にしておけば損はしないだろうと判断したのでしょう。アフィリエートになってくれないかというオファーもありました。
tennisnakamaはテニスファンのコミュニティー広場です。なぜこのようないきさつを記事にしているかといいますと、ちょっとした行動がきっかけとなって、テニスの輪がどんどん広がっていくことを皆さんと一緒に経験していく。それが私の目指しているコミュニティーだからです。
スウェーデンのヨハンの件(tennistalkの日本版)。ニック・ボレテリの件(彼と新しい企画を始める)。今回のtennisTV.comのアフィリエートの件。またオーストラリアのマイケルから一緒にジョン・ニューカムのアカデミー派遣のプロジェクトに参加しないかというお誘い(これは記事にはしませんでしたが)・・・などなどいろんなお誘いがありましたが、仕事を一緒にしなくても彼らとのネットワークは広がっていきます。この楽しさを一人じめしないで一緒に味わっていきたい。そして一緒に行動を起こしていく。
オーディンと発音されていたのが、ウダンに変更になったのも、読者の方たちのWOWOWへの抗議メールや、積極的な働きかけがあったことも大きく影響していると思います。たとえ小さな声であっても「変革することができる」と信じて行動する。それがウダンのキャンペーンだったと思います。ダイナミックにこれからも皆さんと行動を起こしたいと願っています。
そうそう肝心な5人へのパスのプレゼントの件でした。
どうやって5人を選ぶのか? これはむずかしい問題です。何かのコンテストをやり、そのプライズとしてパスを提供するしか方法がないのでは・・・しかし今のブログでは対応に限界があり、しかもテニス365ではコメントを一時閉鎖していますし・・・といろいろ考えた結果、もったいないと思いましたが、丁寧にお断りしてしまいました。皆さん、ごめんなさい!
マリーが楽天ジャパンオープンに欠場することを公式サイトで発表してから、一日が経ちましたが、まだメディアはそのことを書いていませんね。楽天ジャパンのサイトもマリーの出場をまだ掲げていますし・・・いずれ分かることと思って黙ってましたが、対応が遅いとマリーのためにチケットを買った人は怒るでしょうから、最近毎日のように事務局と連絡し合ってますので、残念のお見舞いメールを送ってみます。非常に対応の早い事務局ですので、すぐ変更になると思いますが。
マリーが来るというので彼の公式サイトにお邪魔して、日本のファンが待ってますよ!というラヴコールをしているうちに、現地のマリーファンと親しくなり、チケットの取り方、携帯電話の種類など、いろんな相談を受けました。私はそこでタータンアーミーなるものも知り、Footie Chants(サッカーで歌われる簡単な応援歌)がいろいろ問題になっていることも知りました。その件については『タータンアーミーがやって来る!?』で紹介させていただきました。
フーリガンの行為が余りにも目にあまるので、ひどい人種差別をするチャントを歌うと逮捕(黒人選手に対してゴリラなどと侮蔑)、罰金150万円など厳しい取り締まりをしながら、イギリスは健全なサッカーを普及するために努力していることも学びました。マリーを通して、イギリスのもつ複雑なスコットランドとイングランドとの関係も少しは理解できるようになりました。そういった意味でマリーを追求して多くのことを学ぶことができ、彼に感謝しています。
感謝の意味もこめて、マリーファンにお見舞いのメッセージを送りました。「日本のファンはがっかりしていますが、健康が大切。一日も早い完治を祈っています。」そうするといろんなスコットランドのマリーファンの方から、逆に申し訳なかったというなぐさめのメッセージが返ってきました。なかなかいい感じで交流が続いています。http://bit.ly/2qL8ap
(マリーが楽天ジャパンで活躍することを前提にして、Flower of Scotlandについて書こうと思っていたのですが、またの機会に記事にすることにします。スコットランドは国でないので応援の時に歌う歌が正式にありません。サッカーの応援ではこの Flower of Scotlandがよく歌われるのですが、この歌にも賛否両論がありもめています。マリーとスコットランド。マリーとイギリス。これからも追求していきたい興味あるサブジェクトです。)
国旗は楽天ジャパンオープンに持ち込み可能です
以下のメールが楽天ジャパンの事務局から入りました。
旗は企業や商品などの宣伝が入っている様な掲示物は禁止ですが、国旗でしたら大丈夫です。
但し、あまり大きい物を振り回したり会場内の手すりなどに設置することは出来ません。周りの方にご迷惑にならない様にお願い致します。
tennisTV.comからお礼のプレゼントのオファー
以前、テニスの観戦はATPの公式ストリーミングを配給している tennisTV.comについて記事にしたことがあります。そのときにいろんな方から登録の仕方が分からないという相談を受け、いろいろお手伝いさせていただきました。そういういきさつもあって、 tennisTV.comのマーケティング担当者のMattを知る機会を得たのですが、楽天ジャパンオープンが、まだAIGオープンになっていることに気づき、彼にすぐ連絡をとり名前を変更してもらうように要請したことは、前の記事にも書きました。
直ちにMattから丁寧な感謝のメールが届きました。お礼として、5人のtennisnakamaの読者に、無料のAsian Swing Passを提供したい、という申し入れがありました。
この Asian Swing Passとは、ジャパンオープン、チャイナオープン、上海マスターズの3トーナメントをストリーミングできるパスのことです。
これには驚きました。tennisTV.comのオファーに Mattはさすがマーケティングのエクスパートと感心したのです。
私の以前の記事で紹介した時点で、日本からかなりの登録者があったと彼は言っていましたし、今回の名前変更の件についても、このブログの管理人(つまり私)を味方にしておけば損はしないだろうと判断したのでしょう。アフィリエートになってくれないかというオファーもありました。
tennisnakamaはテニスファンのコミュニティー広場です。なぜこのようないきさつを記事にしているかといいますと、ちょっとした行動がきっかけとなって、テニスの輪がどんどん広がっていくことを皆さんと一緒に経験していく。それが私の目指しているコミュニティーだからです。
スウェーデンのヨハンの件(tennistalkの日本版)。ニック・ボレテリの件(彼と新しい企画を始める)。今回のtennisTV.comのアフィリエートの件。またオーストラリアのマイケルから一緒にジョン・ニューカムのアカデミー派遣のプロジェクトに参加しないかというお誘い(これは記事にはしませんでしたが)・・・などなどいろんなお誘いがありましたが、仕事を一緒にしなくても彼らとのネットワークは広がっていきます。この楽しさを一人じめしないで一緒に味わっていきたい。そして一緒に行動を起こしていく。
オーディンと発音されていたのが、ウダンに変更になったのも、読者の方たちのWOWOWへの抗議メールや、積極的な働きかけがあったことも大きく影響していると思います。たとえ小さな声であっても「変革することができる」と信じて行動する。それがウダンのキャンペーンだったと思います。ダイナミックにこれからも皆さんと行動を起こしたいと願っています。
そうそう肝心な5人へのパスのプレゼントの件でした。
どうやって5人を選ぶのか? これはむずかしい問題です。何かのコンテストをやり、そのプライズとしてパスを提供するしか方法がないのでは・・・しかし今のブログでは対応に限界があり、しかもテニス365ではコメントを一時閉鎖していますし・・・といろいろ考えた結果、もったいないと思いましたが、丁寧にお断りしてしまいました。皆さん、ごめんなさい!
2009年10月01日
錦織選手がプロテクティッド・ランキングを取得
ただ今、圭君のマネージャーからメールが入りました。Twitterではもう報告しましたが、Twitterに登録されてない方のために記事にして朗報をお知らせしたいと思います。
圭君のprotected rankingが106位で認められました。
ではこのプロテクティッド・ランキングとは一体どういうものなのでしょうか?
選手が怪我をしたり病気になったりして6ヶ月以上試合に出れない場合に、適用されるエントリー・プロテクションと呼ばれるルールがあります。
選手は怪我/病気が発生してから6ヶ月以内にATPにプロテクティッド・ランキングの陳情書を提出しなければなりません。陳情が認められると、怪我/病気が生じた日から3ヶ月間の順位を平均したランキングがプロテクティッド・ランキングとなり、圭君の場合は106位となります。
ではこの106位のランキングがどれだけ長くプロテクトされるのでしょうか?
この106位の順位は、圭君が復帰してから(1)8回のトーナメントに適用される。(2)復帰後9ヶ月間適用される。この二つのケースに分かれます。早くやってきた方が適用されることになります。106位はあくまでもエントリーするときに利用されるランキングで、正式なランキングではありません。正式なランキングはSouth African Airways ATP Rankingsといわれるもので、今週の圭君は169位です。
マネージャー曰く、圭君の回復は順調で年末か年始のカムバックを予定しているそうです。
ともかくこの106位がキープできたことは本当に嬉しいニュースです。102名までが全豪オープンのDA(Direct Acceptance)となりますので、ストレートの本戦エントリーの可能性が高まってきました。現在169位の圭君のランキングはますます下がっていくでしょうし、この106位をもらえなければ、予選から戦っていかなければならず、きびしいGSとなるからです。
おめでとう、圭君! 安心してゆっくり治療に励むことができますね!
(追記)
本文を分かりやすいように少し書き直してみました。
テイラー・デントは怪我のために2年間の治療でブランクがありましたが、彼は2009年の全豪オープンにはプロテクティッド・ランキングの56位でエントリーしています。これがないと彼のSouth African Airways ATP Ranking(通常ランキングと呼ばれているもの)は728位でとても予選にも参加する資格はありません。プロテクティッド・ランキングとはトーナメントにエントリーするために使うランキングであって、デントの正式なランキングは728位です。
トミー・ハースも怪我で長期のブランクがありカムバックしたときのプロテクトティッド・ランキングは11位でした。このランキングですとトーナメントではシードがつきますが、プロテクティッド・ランキングの場合は、エントリーだけを考慮するランキングですので、シードはつきません。
圭君のprotected rankingが106位で認められました。
ではこのプロテクティッド・ランキングとは一体どういうものなのでしょうか?
選手が怪我をしたり病気になったりして6ヶ月以上試合に出れない場合に、適用されるエントリー・プロテクションと呼ばれるルールがあります。
選手は怪我/病気が発生してから6ヶ月以内にATPにプロテクティッド・ランキングの陳情書を提出しなければなりません。陳情が認められると、怪我/病気が生じた日から3ヶ月間の順位を平均したランキングがプロテクティッド・ランキングとなり、圭君の場合は106位となります。
ではこの106位のランキングがどれだけ長くプロテクトされるのでしょうか?
この106位の順位は、圭君が復帰してから(1)8回のトーナメントに適用される。(2)復帰後9ヶ月間適用される。この二つのケースに分かれます。早くやってきた方が適用されることになります。106位はあくまでもエントリーするときに利用されるランキングで、正式なランキングではありません。正式なランキングはSouth African Airways ATP Rankingsといわれるもので、今週の圭君は169位です。
マネージャー曰く、圭君の回復は順調で年末か年始のカムバックを予定しているそうです。
ともかくこの106位がキープできたことは本当に嬉しいニュースです。102名までが全豪オープンのDA(Direct Acceptance)となりますので、ストレートの本戦エントリーの可能性が高まってきました。現在169位の圭君のランキングはますます下がっていくでしょうし、この106位をもらえなければ、予選から戦っていかなければならず、きびしいGSとなるからです。
おめでとう、圭君! 安心してゆっくり治療に励むことができますね!
(追記)
本文を分かりやすいように少し書き直してみました。
テイラー・デントは怪我のために2年間の治療でブランクがありましたが、彼は2009年の全豪オープンにはプロテクティッド・ランキングの56位でエントリーしています。これがないと彼のSouth African Airways ATP Ranking(通常ランキングと呼ばれているもの)は728位でとても予選にも参加する資格はありません。プロテクティッド・ランキングとはトーナメントにエントリーするために使うランキングであって、デントの正式なランキングは728位です。
トミー・ハースも怪我で長期のブランクがありカムバックしたときのプロテクトティッド・ランキングは11位でした。このランキングですとトーナメントではシードがつきますが、プロテクティッド・ランキングの場合は、エントリーだけを考慮するランキングですので、シードはつきません。