2008年03月13日
錦織圭、独占インタービュー!
ヨハンのTennistalk.comと私の錦織ファンウェブサイト、keinishikori.netが協力して(というか、ヨハンが私の依頼を全面的に引き受けてくれたのですが)、錦織独占インタービューに成功しました!
錦織選手が負けても勝っても、 Tennistalk.com のレポーターに頼んでインタービューをしてくれ、とヨハンに頼んだところ、心よく引き受けてくれました。試合の前夜に大急ぎで、質問リストをヨハンに、ヨハンからレポーターのジェイムスに、というリレーのメールにより、このインタービューが実現しました!
それでは、以下が独占インタービューのオリジナル版です。(質問事項が英文より多い。英文記事はTennistalk.comの以下のサイトをクリックしてください。
http://tennistalk.com/en/news/20080312/Exclusive_interview_with_Kei_Nishikori )
By James Munos (Tennistalk.com)
ケイ・ニシコリはクウォリファイアーの第1回戦 (Nishikori 対 Bogdanovic:6-4, 4-6, 7-5) のあと、疲れも見せずインタービューに応じてくれた。
まず聞きたかったのは、この猛暑と、疲労と、対戦相手の豊かな試合経験をどのように、克服したのかということである。
ジェイムス:「第2セットでせっかく3-0とブレークしながら、負けてしまったのは、水分がたらなかったから?」
ケイ:「No, no, 水分は十分とりましたよ。でも相手が第2セットにすごくよくなってきたんです。それで自分でもイライラしちゃって。」
ジェイムス:「イライラなんて、とてもそんな風には見えなかったけど」
ケイはいくつかのボールをミスしたり、またラインコールでチェアアンパイアに抗議したこともあったが、いつも落ち着いていて、とてもフラストレーションに陥ったようには見えなかった。ロッディックのあの爆発的なフラストレーションとは違うのだ。彼は丁寧に、チェアアンパイアにボールマークを見たかどうかを尋ねた。でも、すぐNoと分かると直ちに試合に戻った。この精神の成熟度は普通の人間でも持つことはむずかしいのに。18才の青年が持ち合わせているとは、驚くべきことだ。
ケイに大きな自信を与えたのは、デルレービーチの決勝戦でジェイムス・ブレイクに勝ったことだ。
ジェイムス:「もしトップ10の選手と試合が出来るとしたら、誰を選ぶ?」
ケイ:「もちろん、ロジャー・フェデラーです。世界のナンバーワンとプレーできたら最高です。」
ジェイムス:「僕の知っている限りでは、二つのファンサイトがあるのだけれど。英語のkei-nishikori.comと バイリンガルのkeinishikori.netのこと知ってる?」
ケイ:「えっ!僕のファンサイトがあるんですか!?」
最初目を白黒させたケイの顔が、大きな笑顔となった。とても嬉しそうだ。
ジェイムス:「これらはkeinishikori.netからの質問だけど、日本のサイトは見ますか?」
ケイ:「見てません。」
ジェイムス:「でも日本のメディアがさわいでるでしょう。」
ケイ:「けっこう話題になってるようで、僕自身びっくりしているんです。」
ジェイムス:「同じジェネレーションでライバルは誰?」
ケイ:「ドナルド・ヤング」
ジェイムス:「20才になったときのランキングはいくらくらいだと思う?」
ケイ:「うーん。まあ、50番くらいかな。」
ええっ? 全く予期しない低い数字に、ひどく驚いた私の顔を見て、大笑いをしながらケイは言い直してくれた。
ケイ:「まあ、30番くらいかな。」
ケイ・ニシコリはコートの中でも、外でも気品をそなえた選手であった。この暑さで負けそうになりながらも、3セットまで闘い抜き、しかも最後は対戦相手を褒める、このすばらしいスポーツマンシップと礼儀正しさをすべてのアスリートが持ち合わせてくれたら。。。
錦織選手が負けても勝っても、 Tennistalk.com のレポーターに頼んでインタービューをしてくれ、とヨハンに頼んだところ、心よく引き受けてくれました。試合の前夜に大急ぎで、質問リストをヨハンに、ヨハンからレポーターのジェイムスに、というリレーのメールにより、このインタービューが実現しました!
それでは、以下が独占インタービューのオリジナル版です。(質問事項が英文より多い。英文記事はTennistalk.comの以下のサイトをクリックしてください。
http://tennistalk.com/en/news/20080312/Exclusive_interview_with_Kei_Nishikori )
By James Munos (Tennistalk.com)
ケイ・ニシコリはクウォリファイアーの第1回戦 (Nishikori 対 Bogdanovic:6-4, 4-6, 7-5) のあと、疲れも見せずインタービューに応じてくれた。
まず聞きたかったのは、この猛暑と、疲労と、対戦相手の豊かな試合経験をどのように、克服したのかということである。
ジェイムス:「第2セットでせっかく3-0とブレークしながら、負けてしまったのは、水分がたらなかったから?」
ケイ:「No, no, 水分は十分とりましたよ。でも相手が第2セットにすごくよくなってきたんです。それで自分でもイライラしちゃって。」
ジェイムス:「イライラなんて、とてもそんな風には見えなかったけど」
ケイはいくつかのボールをミスしたり、またラインコールでチェアアンパイアに抗議したこともあったが、いつも落ち着いていて、とてもフラストレーションに陥ったようには見えなかった。ロッディックのあの爆発的なフラストレーションとは違うのだ。彼は丁寧に、チェアアンパイアにボールマークを見たかどうかを尋ねた。でも、すぐNoと分かると直ちに試合に戻った。この精神の成熟度は普通の人間でも持つことはむずかしいのに。18才の青年が持ち合わせているとは、驚くべきことだ。
ケイに大きな自信を与えたのは、デルレービーチの決勝戦でジェイムス・ブレイクに勝ったことだ。
ジェイムス:「もしトップ10の選手と試合が出来るとしたら、誰を選ぶ?」
ケイ:「もちろん、ロジャー・フェデラーです。世界のナンバーワンとプレーできたら最高です。」
ジェイムス:「僕の知っている限りでは、二つのファンサイトがあるのだけれど。英語のkei-nishikori.comと バイリンガルのkeinishikori.netのこと知ってる?」
ケイ:「えっ!僕のファンサイトがあるんですか!?」
最初目を白黒させたケイの顔が、大きな笑顔となった。とても嬉しそうだ。
ジェイムス:「これらはkeinishikori.netからの質問だけど、日本のサイトは見ますか?」
ケイ:「見てません。」
ジェイムス:「でも日本のメディアがさわいでるでしょう。」
ケイ:「けっこう話題になってるようで、僕自身びっくりしているんです。」
ジェイムス:「同じジェネレーションでライバルは誰?」
ケイ:「ドナルド・ヤング」
ジェイムス:「20才になったときのランキングはいくらくらいだと思う?」
ケイ:「うーん。まあ、50番くらいかな。」
ええっ? 全く予期しない低い数字に、ひどく驚いた私の顔を見て、大笑いをしながらケイは言い直してくれた。
ケイ:「まあ、30番くらいかな。」
ケイ・ニシコリはコートの中でも、外でも気品をそなえた選手であった。この暑さで負けそうになりながらも、3セットまで闘い抜き、しかも最後は対戦相手を褒める、このすばらしいスポーツマンシップと礼儀正しさをすべてのアスリートが持ち合わせてくれたら。。。
投稿者 Tennisnakama 11:17 | コメント(4)| トラックバック(0)
いや~、ここまで力の入った中身の濃いサイトを立ち上げられたNY便りさんに、感謝!です。
当方、マッケンロー(もちろんジョンの方)と同い年の熟年プレーヤーで、さすがに体力の衰えは隠せませんが、テニスへの情熱はまだまだ若い者には負けていないつもりです。最近、両手打ちバックハンドを覚えてからテニスがまたまた面白くなってきました。
松岡修造さん以来の、ようやく登場したサムライプレーヤーにやや興奮気味で、これから毎日、こちらのサイトをチェックさせていただきながら、爽やかな錦織少年の追っかけをしてみたいと思っております。(あくまでもサイトだけです、念のため、、、)
NY便りさん、お力にはなれなくて申し訳ないのですが、応援しています。頑張ってください。
熱のこもったコメントありがとうございます。こうやって皆で盛り上げていきましょう。お友達のかたにも、錦織ファンサイトがあることを、教えてあげてください。一人でも多くの方が参加することが、異国でがんばっている錦織選手への励みとなると思いますので。(同じ年の息子がいますので、もう母のような気持ちになっております)彼にこのkeinishikori.netのことを伝えてありますので、彼へのメッセージがあれば、Fan Mailのコメントに残してください。(職場の昼休み中に...というところが、なかなか真面目でいいですね、フフフ)
そして 独占インタビューをどうもありがとうございました!
私はフェデラーの大ファンなのですが でも順調に勝ち進んで圭君がフェデラーと対戦するようなことがあれば 絶対に圭君を応援します。
私はテニスはただ見るだけで しかも日本に住んでいて 何のお力にもなれませんが 圭君のお母様より年上で しかも圭君より大きな息子もいて でも私も母のような気持ちです。。。
NYにいるあけみさんを二人知っていますが、とてもいい人たちで親しみを感じます。これからも応援してくださいね。
フェデラーとの対戦が可能になりました。ドローでは、3戦勝ち抜けば、フェデラーのところにたどり着きます。そう想像するだけでも、楽しいですね。