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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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お誕生日おめでとう!

ニューヨークの郊外に有名なアニマル・シェルター、North Shore Animal Shelterがあります。私は過去5年の間に3匹の猫を老齢で次々に亡くしてから、とても悲しい思いですごしてきました。でも、ある日突然、我慢ができなくなり、夫と息子をつれて、このシェルターを訪れたのが、昨年の2月6日だったのです。雪があちこちにまだ残っていて、寒かったのを思い出します。雪だるま

1時間ばかりロングアイランドをドライヴすると、大きなシェルターのセンターがありました。 そこでは、数えきれないほどの犬や猫が、檻のなかで引き取ってもらえるのを待っています。 お金があったら、全部引き取ってやりたい衝動と、捨てたオーナーに対する怒りが入り交じった複雑な気持ちを抱えながら、猫のセクションに案内されました。そこには50くらいの檻が所狭しと並べられ、様々な色や形をした猫たちがうつろな目をしてうずくまっています。部屋の隅の檻の中で、丸くなった黒いものがあったのを、息子が見つけました。「あれは猫みたいだけれど?」と指さしたのが、Momoちゃんだったのです。

檻を開けてもらって、おそるおそる抱いてみると、すでにぐったりとしていて、まるで力がありません。頭の毛もモヒガン刈りになっていて、何かとても不思議な猫だったのです。モヒガン刈りに剃られてしまった首には、8cmほどの大きな手術の痕がむき出しになってました。オーナーがブラッシュしてやらなかったので、毛玉が皮膚に食い込んで化膿したということでした。また、肺炎にもかかりそうになっているともシェルターの人から教えられました。

この弱々しい猫を抱いた時、なぜだか運命的な出会いを感じたのです。 残念ながら、どの男性ともこういう出会いはなかったのですが、猫に感じるなんて!(前世はやっぱし猫だったんですね。私)ともかく、私の一方的な独断でその日に即、引き取ってきました。アドプションの書類には、正式名を桃太郎とし、誕生日を2月6日としました。家族の愛につつまれてMomoは今日3才になりました。 

Happy Birthday, Momo!



投稿者 Tennisnakama  04:46 | コメント(2) | トラックバック(0)