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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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    不屈の錦織:リタイアまでの記録

    先ほどの「特報!錦織リタイア」の記事でとりあげましたが、今日の試合のスコアを見ていて、錦織の調子がわるいという感触はありました。リタイアの掲示を見て,ああ、やっぱり..、と悪い予感が当たったといいいますか。。。すぐメンフィス会場に電話で問い合わせたところ、原因は“Back injury”、つまり背中(腰)の負傷が理由であることがわかりました。軽い症状であることを祈るばかりです。

    “ケガ”は選手にとって最大の敵。言うまでもなく、体に無理が生じたときにケガがおこるのですから、フィットネス・マネージメントは、選手にとって大変重要な課題です。今回は残念ながら、誰もが恐れていたことが、実際に起こってしまったといえるでしょう。今後、錦織圭を育てて行く上で、錦織チームは日本のプレッシャーに負けず、彼のためにベストなスケジューリングを組んでもらいたいものです。ナダルがよい例で、長い間の膝の故障のため、彼の選手生命が危ぶまれているのも、過密なスケジュールが原因と言われています。

    ここで、ゆっくりと錦織を休ませてあげてください。ファンにとっては、彼の試合が観戦できないのは寂しいことですが、日本から世界の選手を失ってしまうほうがもっと辛いのですから。

    それでは、リタイアになるまでの彼の闘いぶりを、再現してみたいと思います。
    (対戦相手のボビー・レイノルズについては、詳しい情報は、「錦織の敵を探る!」をご覧ください。)
    。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

    2月24日メンフィス大会クウォリファイアー第2戦

    「さて、今日の解説もまた、NY便りが担当させていただきます。ウォーミングアップが終わりました。錦織のサーヴから第1セットがはじまります。ゲームカウントは、錦織:レイノルズの順です。」

    第1セット

    0-0
    錦織のサーヴ
    15-0
    15-15
    30-15
    40-30
    (長いラリーのあと、錦織がやっとサーヴをキープしました)

    1-0
    レイノルズのサーヴ
    0-15
    0-30
    0-40
    (サーヴがすべて決まっています。レイノルズは快調なスタートです)

    1-1
    錦織のサーヴ
    0-15
    0-30
    15-30
    30-30
    30-40
    (レイノルズのブレークポイントです。錦織はファーストサーヴがなかなかきまりません。セカンドサーヴでレイノルズにリターンウィナーを取られて、ブレークされてしまいました)

    1-2
    レイノルズのサーヴ
    0-15
    0-30
    0-40
    (全くレイノルズに押し切られています。錦織はリターンミスが続きます)

    1-3
    錦織のサーヴ
    15-0
    30-0
    40-0
    (錦織も負けてはおりません。サーヴも入るようになりました。さあ、これからです)

    2-3
    レイノルズのサーヴ
    0-15
    0-30
    15-30
    15-40
    (レイノルズは今までに1ポイントを与えたのみ。彼のサーヴは強烈にコーナーをついてきます。錦織はサーヴィスリターンのタイミングがとれないようです)

    2-4
    錦織のサーヴ
    0-15
    0-30
    0-40
    (どうしたのでしょうか。錦織に元気がみられません。サーヴも甘く、レイノルズにたたかれています。ついにストレートにポイントをとられてブレークされてしまいました)

    2-5
    レイノルズのサーヴ
    0-15
    0-30
    0-40
    (錦織、リターンミスの連続です。焦りがでてきました。ここで焦ってはいけないのです。あっさり、サーヴをキープされ, 2-6で第1セットが終わりました)

    26(第1セット)


    第2セット

    どうも錦織の様子がおかしいですね。彼のテニスが全くみられません。まるで別人のようです。疲れが出てるようです。完全にレイノルズのペースになっています。この波を変えるには、何をしたらよいのか、錦織は一点を見据えたままシートから動こうともしません。やっと立ち上がりました。

    錦織のサーヴ
    15-0
    30-0
    30-15
    30-30
    30-40
    (またブレークポイントになってしまいました。どうも調子がでません)
    40-40
    40-40(A)
    40-40
    40-40(A)
    40-40
    40(A)-40
    40-40
    40(A)-40
    40-40
    40(A)-40
    40-40
    40-40(A)
    (もう何もいうことがありません。本当によくねばりました。ブレークされましたが、ここまでがんばった錦織に拍手を送りたいとおもいます)

    0-1
    レイノルズのサーヴ
    0-15
    0-30
    0-40
    (手も足もでないのか、それともどこか具合が悪いのでしょうか。日本のAIG オープンのときに、腰を痛めたという話をききましたが、彼のテニスではありません)

    0-2
    錦織のサーヴ
    0-15
    0-30
    0-40
    (もう完全にレイノルズのテニスです。これから挽回していくのは、本当にむずかしくなってきました)

    0-3
    (チェンジオーヴァーになりました。錦織はチェアアンパイヤーのところに行って何か話をしています。どうしたのでしょうか? チェアアンパイヤーのアナウンスです。)

    「錦織はinjuryによりリタイアーします。6-2, 3-0 レイノルズの勝利です」

    (やっぱり。。。)

    錦織は負傷の戦士がごとき、最後まで戦い抜きました。その彼の闘志に拍手をおくりたいと思います。 症状が軽いことを祈ってやみません。












    投稿者 Tennisnakama  09:57 | コメント(4) | トラックバック(1)

    特報!錦織リタイア!

    メンフィスのクウォリファイアー第2戦で錦織がリタイアーしました。スコアは、2-6, 0-3 

    どこからも、情報が入ってこないので、直接メンフィス会場のメディアルームに電話で問い合わせたところ、バックインジャリー(背中の負傷)ということでした。

    現在の段階では症状がつかめませんが、軽症であることを祈っています。また、情報が入りしだいブログいたします。
    投稿者 Tennisnakama  04:33 | コメント(4) | トラックバック(0)