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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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マーディー、あと一歩です!

もうすぐ午前2時。これからが私の好きな時間です。今晩は久しぶりにとっておきの、スイスから持ち帰ったEtterのキルシュ(チェリー酒)をちびちびとやりながら、モモちゃん猫と遊んでいます。最近は、テニスの試合ばかり観て、かわいそうに寂しい思いをさせてしまった罪の償い。 

今日はフェデラーにボロ勝ちをしたマーディーフィッシュですが、昨日のブレイクとの苦戦のすえ、勝利を手にしたマーディーは、感動的でした。 勝ったあと、観客に向かって両手で大きく抱きしめるような仕草をして、観客に感謝の気持ちを表現したときには、泣けました。彼は怪我や故障が多くて、不調の日々が続きましたが、やっと陽の目を浴びることができました。高校時代は、ロディックの家に居候をして、一緒にテニスのトレーニングを積んだマーディでしたが、華やかなロディックの影で辛い長い道のりだったと思います。

マーディーに明日勝ってほしいと思います。あのすばらしいサーヴとリターンをフルに使った、超アグレッシヴなテニスをみせてほしいですね。せっかく世界ナンバーワンを倒したのですから、ナンバースリーに負けてられません。 別にジョコ嫌いではありませんが、彼のテニスは華に欠けますし、それにUS Openのとき、ジョコマフィアの隣におりまして、あの過激な応援はちょっと。。。too muchでしたので。

マーディーよ、あと一歩です! Go Mardy!
投稿者 Tennisnakama  15:17 | コメント(3) | トラックバック(0)

失望の長い一日でした

今日のPacific Life OpenのSFは、まったく失望の連続でした。私の好きなナダルフェデラーがあんな試合をするなんて! 深い失望のなかで、執筆する気もならず、夫とフテ酒を飲んでます。

せっかくスイスのチーズフォンデュを作って(これはホント)、ヨーデルを歌いながら(これは嘘)、テレビ生放送を観ながら祝杯をあげるはずだったのですが。。。

というわけで、試合の報告はむかつきますのでなしです。レポーターの時代でしたら、すぐ首ですよね。何も書く気がしないので、ナヴラティロヴァとの写真をpostしました。(スイスの帽子に注目!)

Navratirova

これは昨年のUS Openの決勝で、特別室にての観戦でした。それにしても、ジョコヴィッチをストレートに破ったあの無敵のフェデラーはどこに行ってしまったのでしょうか。。。
投稿者 Tennisnakama  12:21 | コメント(2) | トラックバック(0)

デッドゾーンって何?「変なテニス用語」(1)

せっかく日本で一生懸命英会話を勉強された方でも、海外で通じなくて苦労したという経験をもたれた方も多いかと思います。これは、大きく分けて二つの原因があると思います。
まず、英語らしい表現でないこと。日本人が書いたテキストはほとんど変な英語で、辞書も信用できません。この表現は辞書にあったからといいますと、ネイティヴの息子からよく笑われます。「マミー、それってすごい日本的な英語だね。ものすごく変だよ。」ですから受験勉強はできたら止めていただきたい。あれは、英語教育の悪の根源です。

第二の原因は、発音です。昨年日本のビジネスマンを交えてのミーティングのときでしたが、彼は通訳なしで結構ですということなので、どんどんミーティングを進めていったのですが、まったく彼のいってることが分からない。発音の根本は、舌の位置と、あごの開け方にありますが、このトレーニングを受けてない人は、音感にすぐれた人でないかぎり無理なのです。私は一応、フランス語、ドイツ語をしゃべりますが、それぞれ英語とはまったく違った口の開け方になります。日本語はその中でも、口を開かず、舌の上下の動きも少ない、早く言えば、最も怠惰な発音をする言語ですので、どうしても、全部フラットに聞こえてしまいます。ですから、カタカナ風な英語では、”What did you say?”と、毎回聞かれて、気分が悪くなり話さなくなってしまうのです。ですから、私のブログでは、読みづらいでしょうが、わざと英語にもっとも近い発音で書いております。たとえば、サーヴィスと書けば、Vの発音の練習になります。これがあとでどんなに助かることか。これから英語を習う子供にとってどれだけプラスになるか、計り知れないものがあります。文部省に提案です。

テニスに限らず「これ変!?」という外来用語が多いのに驚かされます。グローバル時代、日本だけしか通用しない言葉にお別れを告げたいものです。そういう意味も含めて、「変なテニス用語シリーズ」をやっていこうと思っています。 その第一弾は「Dead Zoneって何?」

今さら説明するまでもなく、デッドゾーンとは、日本ではサービスラインとベースラインの間のことをさします。立ち入り禁止のゾーンのことですが、誰がデッドゾーンなどと、不気味な名前をつけたのか知りませんが、テニス用語として日本では定着してしまいました。日本のテニス用語辞典にも、デッドゾーンとして説明されてますが、日本以外では通用しないので、気をつけましょう。そこに立つと殺されにいくようなものですから、デッドゾーンと名付けた人の気持ちが分からない訳ではありませんが。

恥のエピソードの一つを紹介します。
ある日、レッスン中に大きな声で、”Gee! I’m in a Dead-Zone!”と叫んでしまったのです。”やばい、デッドゾーンに入っちまった!“ 横にいたアメリカ人たちは、変な女と言いたげな顔をしているし、コーチは”Who is dead?” (誰が死んだの?)と、ちんぷんかんぷんでレッスンは中断。私のオツムがイカレたのかと一瞬皆思ったみたいでした。本当は”No Man’s Land”(誰も住まない土地)と呼ぶのです。なかなか気が利いた表現ではないですか。皆さんも使ってみませんか?
投稿者 Tennisnakama  02:40 | コメント(6) | トラックバック(0)