2008年04月05日
ナダル vs ダヴィデンコの決勝はいかに?
ナダル vs バーディッチ(ベルディフとは呼びませんので、気をつけましょう)の試合結果は, ナダルが7(8)-6, 6-2で勝ちました。今まで、6回対戦のうち、すべてのハードコートの試合(3回)にナダルが負けていますので、少々不安なものがありましたが。それにしても、バーディッチはいつものごとく、粘りのない、メンタルの弱さをみせてしまいました。オリンピックでフェデラーを負かして以来、大物の新人と期待された割に伸びないのは、やっぱりこのメンタルの弱さですね。
ナダルの強さは、いうまでもなく足。どんなところに球がきてもくらいつく精神には、感動させるものがあります。今日の試合も、コートの左端から右端に走りまくって、しかも不可能なポジションからラニングショットで攻撃です。あんな走りかたをしてるから、選手生命が短いと心配されるのは当然です。でもあれがナダルからなくなると、ナダルではなくなるので複雑なところです。
最近はそれに加えて、ナダルはサーヴがとてもよくなりました。スピードはあまり変わりませんが、左利きのいやらしいスピンがよくきいていて、ボディーに入ってくるサーヴを上手にミックスしています。それにコーナーをつくエースの数がふえました。
あとは、立ってるポジションがベースラインから下がらなくなったこと。チャンスボールは逃すことなく、コートの中に入って決めています。どんどんテニスが攻撃的になっています。彼はもともとディフェンスが得意なので、あとはもっとアグレッシヴにコート内に入って叩いていけば、世界一の座も遠くないかもしれません。(すみません、フェデラーファンの方)
ロディックがダヴィデンコに負けました! 7-6, 6-2でダヴィデンコが快勝です。
ダヴィデンコの足はナダルの足に負けていません。もっとすごいのは、ロディックのあのロケットサーヴをリターンできること。どんなボールでもリターンされると焦ります。ロディックのいら立ちとダヴィデンコの見事なフォアハンドのインサイドアウトが勝敗につながりました。第2セットは完全にダヴィデンコのペースになってしまいました。というより、ダヴィデンコのほうがはるかにロディックよりテニスが上手い。ダウンザライン、インサイドアウト、フォアハンド、バックハンド、サーヴのどれをとっても弱点がない。
決勝はナダルとダヴィデンコの対戦となりますが、ダヴィデンコのミスが少なければナダルは危ないかも。ダヴィデンコは背丈がないので、ナダルがあの高くバウンドするフォアハンドをディープに入れれば、ダヴィデンコの攻撃を阻止できます。でも短ければ、ダヴィデンコはtwo-handed backhandですので、ちょうど打ちやすいところに球がきて叩かれます。
ナダルの課題は、深く打つこと。
ダヴィデンコの課題は、サーヴの安定性。(過去の試合では、急にサーヴがはいらなくなって、何度もダブルフォルトを繰り返し負けています。)
私の予想は、ナダル vs ダヴィデンコ 7-6, 6-7, 6-2
ダヴィデンコが疲れはじめ、サーヴが入らなくなって負けです。 (フェデラー vs ロディック戦の予想は見事にはずれました)
明日は、セリーナとヤンコヴィッチの決勝戦ですが、女子の試合は最近ドラマに欠け、ほとんどみておりません。すみません。予想も感想もなしです。
ナダルの強さは、いうまでもなく足。どんなところに球がきてもくらいつく精神には、感動させるものがあります。今日の試合も、コートの左端から右端に走りまくって、しかも不可能なポジションからラニングショットで攻撃です。あんな走りかたをしてるから、選手生命が短いと心配されるのは当然です。でもあれがナダルからなくなると、ナダルではなくなるので複雑なところです。
最近はそれに加えて、ナダルはサーヴがとてもよくなりました。スピードはあまり変わりませんが、左利きのいやらしいスピンがよくきいていて、ボディーに入ってくるサーヴを上手にミックスしています。それにコーナーをつくエースの数がふえました。
あとは、立ってるポジションがベースラインから下がらなくなったこと。チャンスボールは逃すことなく、コートの中に入って決めています。どんどんテニスが攻撃的になっています。彼はもともとディフェンスが得意なので、あとはもっとアグレッシヴにコート内に入って叩いていけば、世界一の座も遠くないかもしれません。(すみません、フェデラーファンの方)
ロディックがダヴィデンコに負けました! 7-6, 6-2でダヴィデンコが快勝です。
ダヴィデンコの足はナダルの足に負けていません。もっとすごいのは、ロディックのあのロケットサーヴをリターンできること。どんなボールでもリターンされると焦ります。ロディックのいら立ちとダヴィデンコの見事なフォアハンドのインサイドアウトが勝敗につながりました。第2セットは完全にダヴィデンコのペースになってしまいました。というより、ダヴィデンコのほうがはるかにロディックよりテニスが上手い。ダウンザライン、インサイドアウト、フォアハンド、バックハンド、サーヴのどれをとっても弱点がない。
決勝はナダルとダヴィデンコの対戦となりますが、ダヴィデンコのミスが少なければナダルは危ないかも。ダヴィデンコは背丈がないので、ナダルがあの高くバウンドするフォアハンドをディープに入れれば、ダヴィデンコの攻撃を阻止できます。でも短ければ、ダヴィデンコはtwo-handed backhandですので、ちょうど打ちやすいところに球がきて叩かれます。
ナダルの課題は、深く打つこと。
ダヴィデンコの課題は、サーヴの安定性。(過去の試合では、急にサーヴがはいらなくなって、何度もダブルフォルトを繰り返し負けています。)
私の予想は、ナダル vs ダヴィデンコ 7-6, 6-7, 6-2
ダヴィデンコが疲れはじめ、サーヴが入らなくなって負けです。 (フェデラー vs ロディック戦の予想は見事にはずれました)
明日は、セリーナとヤンコヴィッチの決勝戦ですが、女子の試合は最近ドラマに欠け、ほとんどみておりません。すみません。予想も感想もなしです。