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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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フェデラー上出来、ナダル不安

ただ今!。今日ニューヨークに帰ってきました。ブログは二日間お休みをしてしまいましたが、何か長い夏休みをとったような気分です。

アリゾナ、ワシントンとこの5日間、ハードなスケジュールをこなしてきましたので、テニスに縁のない生活になってしまいました。毎日テニス漬けだった私にとっては、最初のうちは新鮮でしたが、5日間が限度ですね。アル中みたいなもんです。テニスが切れると何か変な感じです。我が家のキッチンで、ラップトップに囲まれ、テニスチャンネルをつけ、Momoちゃん(猫)とじゃれている生活がやっぱり最高です。やっぱり正真正銘のTennis-nutです。

私の一番好きな場所はキッチン、ここが私のお城です。我が家のキッチンはStudioになっていて、寝泊まりができてしまうので、ついつい夜更かしをする悪い癖のある私は、明け方までこのお城に閉じこもったまま出てきません。本当はオフィスも階上にあるのでが、ファックスを見にいくくらいでほとんど使っておらず、もったいない話です。

さて、今日のハンブルグのマスターズの感想です。

フェデラー会心のパーフォーマンス 6-1, 6-3
まず、フェデラーが圧倒的な強さでニーミネンに勝ちました。がんがん最初からオフェンステニス(ネットダッシュが多い)で攻めていきます。自信にあふれ、テニスを楽しんでいるようでとてもいい感じ。フットワークが軽やかで、体調が完全に戻ってきたみたいです。

フォアハンドのストロークは、トップスピンがよくかかり、前後にニーミネンを翻弄しています。クレーは左右に振っても取られてしまいますが、前後に振られると皆結構もろいですから。ドロップショットとロブのコンビーネーションはテキスト通り。ムーンボールとフラットトップスピンのコンビーネーションも効果的でした。今さらのようにフェデラーのテニスの奥深さには驚かされます。特にバックハンドのハイヴォレーで、ジャンプしながらアングルに打ち込むウィナーショットは、まるでアニメの世界でした。

やっぱりフェデラーのテニスは観ていて楽しい。トップハットから何が飛び出すかわからないマジシャン的な面白さがあります。この調子なら、ジョコヴィッチとファイナルですね。(ナダルは残念ながらジョコに敗れそうです)

苦戦のナダル 6-4, 7-6
足がまだ完全になおっていないのでしょうか。体の調子がよくないとテニスに自信のなさが出ますよね。第1セットの3ゲームですでにブレークされてしまったナダルは、最初の出だしからエラーが多く、チープポイントをスタラーチェに与えてしまいました。しかしさすがクレーの王者、4ゲームをブレークしなおしましたが、どうも正確なショットが打てません。サイドラインを狙うとアウト、デープなショットもアウトしてしまうのです。さあ、困った。スタラーチェはナダルのマメがまだ治り切っていないことを知って、ドロップショットでナダルを走らせます。(痛)

ナダルはなかなかディープなボールを打てない。これはコーチのアンクルトニーの責任じゃないかと思うのです。小さいときからバンバンとアウトボールを恐れないディープボールを打つ癖をつけておかないと、ディープにはなかなか打てないのだそうです。きっとスピンばかりに力を入れすぎて、深さの練習をさせてなかったのじゃないかと、勝手に想像していますが・・・

ナダルはネットダッシュしない。チャンスボールでもすぐ後ずさりしてもったいないと思うことがしばしばあります。ヴォレーもうまいのですから、もっとフェデラーのように試合に変化がつけられればよいのですが、あのスピン一本やりではフレンチは危ない。

ともかく第2セットはタイブレークで辛うじて勝ちましたが、これからの試合に不安を投げかけるパーフォーマンスでした。






投稿者 Tennisnakama  13:49 | コメント(3) | トラックバック(0)