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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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全仏のドローにまつわる謎

コリアの本戦エントリーの謎
ランキング604位のコリアがなぜ、WCやクウォリファイアーではなくて、ストレートに本戦エントリーができたのか? これは、ロディックの全仏直前のwithdrawが原因しています。ロディックのドローは、ランキング70位のボブ・グチオーネBob Guccioneが対戦相手でしたが、全面的にドローのやり直しをおこなった結果、コリアの相手は16位のロブレドになりました。2004年のファイナリストということもあって、全仏は大きなプレゼントをコリアに与えたわけです。El Mago(マジシャン)というニックネームのとおり、コリアのミラクルカムバックに世界のファンは大喜びでした。(コリアとロブレドの試合をもっと中継するべきだという不満の声が高くあがってますが、私としてはbetter than nothingで、少しでもコリアの健在な姿をみることができてハッピーでした)

二つのドローシートの謎?
全仏が始まる直前、(A)のドローが発表され、その後に(B)のドローの発表があり、2種類のドローがメディアの間で報道されるという珍事が生じました。

(A) Stepanek/Soderling, Querrey/Hewitt, Baghdatis/Ancic, Blake/Isner, Haas/Grosjean, Monfils/Andreev, Ferrero/Safin.

(B) Stepanek/Simon, Soderling/Monaco, Hewitt/Mahut, Querrey/Federer, Baghdatis/Bolelli, Ancic/Seppi, Blake/Schuettler, Isner/Chela, Monfils/Clement, Andreev/Starace

こんなに違いのあるドローがなぜ発表されたのか?仏テニス協会は、コンピューターのテクニカルな問題が生じたと言い訳をしていますが、それにしても、あの全仏のアイドルであるグガをなぜ、フランスの希望の星、マテューと対戦させたのか?(A)のドローでは、対戦相手は105位のPashanskiとなっていて、グガが2回戦に上がれる可能性が高かったのに。またカムバックしたコリアの相手は、70位のGuccioneだったのが、なぜ16位のロブレドに変更になってしまったのか?これではコリアは勝てない。なぜフェデラーはセンターコートでプレーをしなかったのか? などなど、最初から?が一杯、話題にこと欠かない全仏オープンです。



投稿者 Tennisnakama  08:40 | コメント(25) | トラックバック(0)

錦織&添田敗退

錦織選手と添田選手は、トルコのイズミールカップで2回戦に進みましたが、残念ながら、今日二人とも敗退してしまいました! 

Marchenko def. Nishikori 6-4, 6-2
Rehnquist def. Soeda 5-7, 7-5, 6-0

圭くんの2回戦についてのコメントは、Tobiの報告を待ってからにしたいと思います。敗因は本人にも分からないときがあるものです。18才で、パリのあとすぐトルコに飛び・・・異国の食事と異国の風習の中で・・・重いソニーの看板をかかげ・・・アントラージュ(付き人)に取り囲まれて・・・彼の友達は大学生活を堪能している時期です。テニスは半分が技術、半分がメンタル。このメンタルとは、集中力や強い精神力だけをさすのではなく、人間としてバランスのとれた考え方も見逃せない要素です。ですからテニスから思い切り解放されてみるのも大切なこと。圭くんのこれからの成功は、まわりの大人たちの思慮深い、賢明な判断にゆだねられていると思います。(クェリーの両親と彼のコミュニティの話はとても参考になります)

さて、昨日Tennis Alternative http://tennisalternative.com にメールを送り、圭くんと豪くんの情報を伝えてくれるようお願いしておきました。ちょっと図々しいリクエストかなと気がひけましたが、しっかりとリクエストを取り入れて二人の初戦の模様をレポートしてくれました。今日の2回戦も明日報告してくれはず。負けましたが、どんな試合ぶりだったのか興味があります。

(Tennis Alternative は、現地から毎日このイズミールカップの模様をレポートしていて、ウェブマスターのNathiiとレポーターのTobiは快く要求に応じてくれました。私は錦織圭の名を広めるために、Nishikori fanの名前で登場しています。)

Tobiは錦織選手をデルレイビーチで実際に観戦して以来、彼のプレースタイルに魅せられ、それ以後圭くんを注目しているのだそうです。(ありがたいですね)

錦織圭の1回戦
Nishikori d. Mello 64 62

Kei は試合の始めは調子が悪く、ボールがネットに多くかかってしまい、0-2でブレークされたが、その後すぐさまブレークし直し(私:これって錦織選手のお得意のパターンみたい)、徐々にコントロールがよくなってきた。 レベルの高いラリーが続く中、 Keiはスマートなプレーを行った。後はあっという間に第2セットの3-0へ。しかし、一時的にフォーカスが落ちて、ダブルフォルトを3回おかし、4-1になったが、すぐさまフォーカスをとりもどして、6-4, 6-2で勝利をおさめた。 今日のKeiのパーフォーマンスはあまり印象的なものではなかった。ベストを尽くさなくても勝てた試合だったようだが、それにしてもメロは問題を抱えているようで、いつもの彼らしくないパーフォーマンスだった。
He didn't start the match well, was down 0-2 with putting so many balls into the net. After that, he broke back straight away and slowly took control of the match. There were some long and quality rallies, with smart play from the Japenese. After getting his 2nd break in the 1st set, Kei was up 3-0 too in 2nd set in no time. Despite lack of focus at 4-1 in the 2nd set where he hit three double faults to lose his serve, he regrouped and won two more games to finish the match. Kei didn't look impressive, but he didn't need his best in this match, on the other hand Mello had some problems I think; he isn't the same player he used to be.


添田豪の1回戦
Soeda d. Chen 75 75

ヒュー(冷や汗)、これは長い試合だった。最初の試合は観なかったが、二人とも同じようなプレースタイルで、リスクを負ったテニスをやらないため、とてつもなく長いラリーの応酬となってしまった。添田選手のコートから離れていても、スコアボードに注意を払ってみていたのだが、スコアが動かない。すべてのゲームがデュースになるようなゲーム展開だった。 第1セットは1時間にわたって繰り広げられたが、 添田は先週に優勝したばかりで、レベルアップさせて第1セットをものにした。第2セットはほとんどを観戦したが、デュース合戦で、特に最初のゲームはデュースが9回も続いた。添田はその後3ゲームを連続して落としてしまったが、長いゲームが5-4のチェンのサーヴィスゲームまで続いた。しかしチェンはサーヴィスゲームをとることができず、その後は添田のペースで2ゲームを簡単にとり、2時間20分にわたる試合を終了した。二人ともベースライナーだが、添田はチェンよりも優れたベースライナーで、少なくともある時点で、リスクを負ったショットで決めることができたことが、添田の勝利に結びついた。
Phew, it was a long one. I didn't watch early part of this, but you can imagine both guys playing with same style of tennis and don't want to take risks; that causes long long rallies. I was following the SB over from other court and it didn't move, they had deuce in every game possible. Soeda, who won a title last week, raised his game to finish the 1st set after an hour of play. I watched most of the 2nd set, it was long again, deuce games all the way, especially the first game with 9 deuces. Soeda won that game but lost three in a row after.Both continued to play long games until 5-4 Chen; he tried to serve out for the set and couldn't, and then after it felt like it is Soeda's match in two sets, and he finished the match at his 2nd MP and strangely two pretty quick games, match lasted like 2 hours and 20 minutes. To describe their game, both were solid baseline hitters, difference is Soeda is playing that type of game better, he is taking risks at some stages at least.

投稿者 Tennisnakama  03:08 | コメント(3) | トラックバック(0)