2008年06月10日
バーディーです!
(これは私ではありません)
Weekend golferという言葉がありますが、一年に一回しかプレイしないゴルファーのことを何てよぶのでしょうかしらん。Annual golferとでもいいますか、今日は一年ぶりにテニス仲間とゴルフをやってきました。子供を生む前は、フロリダのゴルフキャンプに行ったり、NYで特訓を受けたりして、かなりいい線をいっていたのですが・・・ここ18年のanuual golferで、すっかりゴルフを忘れてしまいました。
テニスのワールドランキングの保持者であったウォールストリートの投資家を知っていますが、今は全くラケットを握る気がしないのだそうです。最高だった当時のイメージが邪魔をして、フラストレーションが積もりテニスをエンジョイできないと言ってました。「もったいない。趣味でやればよいのに。」と思ってましたが、程度の差は大きいですが、今は彼の気持ちがよく分かります。
ガンガンとゴルフボールをうちまくっていたときは、driving rangeでも、よく男性から「僕も君みたいに打てたらいいな」なんて褒められていたくらいだったんデス、実は。(この話、誰も信じてはくれませんが)でも18年のギャップは厳しく、本当にゴルフなんて糞(失礼)食らえでした。
が、今日最後の18番ホールでバーディーを取ったときは、「ぎゃお~!!!」とアニマル的に吠えてしまって、すっかり隣のおじさんたちに迷惑をかけてしまいました。でも、彼らはやさしく、「バーディーおめでとう!」って言ってくれましたけど。 これで気分が少し救われました。フェデラーショックから立ち上がれなくてどんどん気が重くなっていましたから。
ニューヨークの近辺には、パブリックのゴルフ場が沢山あって、ゴルファーにとっては天国です。値段も同じ州に住んでいると、25~35ドルくらい。私みたいにニューヨーク州に住んでいてニュージャージー州でゴルフをやる人間は、60~70ドルとバカ高くなりますが、それでもパブリックにしては、芝の手入れが行き届いて十分に楽しめます。そうそう、ニューヨークには、ゴルフのUS Openがベスページのパブリックコースであったくらいですから、パブリックといってバカにできません。
幾つかのパーと、最後のバーディーで気を良くした私は、来週もゴルフに誘われて「は~い!行きま~す!」と元気のよい返事をしてしまいました。おお、危ないっ!ゴルフにハマってしまったら、テニスのブログが続かない!
(余談ですが、バーディーbirdieの言葉の由来をご存知ですか? 1903年にニュージャージーのゴルフコースで、3人のゴルファーたちがプレーしておりました。そのとき、その中の一人のショットが、空を飛んでいる鳥にボールが当たってしまったのです。でもそのすぐ後のショットは、ホールのすぐ近くに落ちてパーより一打すくないスコアとなり、この鳥のショット(birdie shot)の話が有名になって、それ以来バーディーという名がついたのだそうです。それ以来、イーグルなどすべて鳥の名前がつけられています。)