2008年06月11日
錦織、次はナダルと対戦です!
ロンドン時間3時35分、ナダルの勝利によって、錦織選手の対戦相手がナダルに決定しました!!!
ナダルがビヨークマンと対戦している間、錦織選手は早くも、クレーのベテラン、パシオンスをなぎ倒し、クイーンズクラブのQFを決めました。スコアは7-6(8), 6-3の2セットストレート勝ちです。
圭くんの第1セットは見逃してしまいましたが、ブレークポイントを2回取られているようですね。でもそれを取り返して、6-6のタイブレークへ。なかなかしぶとくなりました。タイブレークではサーヴを落とすことなく10-8まで粘っています。昔は、肝心なところでミスをおかしていたのですが、ミスが少なくなっているような感じがします。ここまで粘れればたいしたものです。勝てるという自信が圭くんを冷静にしているのでしょう。
第2セットからライヴスコアで観戦しましたが、まったくハラハラする場面がありませんでした。2ゲームですでに、パシオンスをブレークしてからというもの、一度もデュースにもなることなく、ブレークポイントにもなることなく、両者サーヴィスゲームをとって、6-3で2セットを終了。
だんだん調子を上げていく錦織テニスでしたね。第2セットは、昔のブレークポイントのヨーヨー合戦がなくなり、勝ち方がプロらしくなりました。勝てるところでしっかりポイントをおさえる。安心した試合運びです。欲をいえば、7回もブレークのチャンスがありながら、3回しかとれていない点。ブレークチャンスに強くなれば、ナダルも恐くない。いい線いくかもしれません。
プロに転向してからわずか1年ちょっと。すでにブレイク、ロディック、ナダルと対戦するなんて!まるで夢のようです。ナダルとの試合は、テニスチャンネルで観れるかどうか分かりませんが、実況放送されたら、バッチリその模様をご紹介いたします! Let's go Nishikori!
以下は錦織 vs Patienceのスタッツです。
ナダルがビヨークマンと対戦している間、錦織選手は早くも、クレーのベテラン、パシオンスをなぎ倒し、クイーンズクラブのQFを決めました。スコアは7-6(8), 6-3の2セットストレート勝ちです。
圭くんの第1セットは見逃してしまいましたが、ブレークポイントを2回取られているようですね。でもそれを取り返して、6-6のタイブレークへ。なかなかしぶとくなりました。タイブレークではサーヴを落とすことなく10-8まで粘っています。昔は、肝心なところでミスをおかしていたのですが、ミスが少なくなっているような感じがします。ここまで粘れればたいしたものです。勝てるという自信が圭くんを冷静にしているのでしょう。
第2セットからライヴスコアで観戦しましたが、まったくハラハラする場面がありませんでした。2ゲームですでに、パシオンスをブレークしてからというもの、一度もデュースにもなることなく、ブレークポイントにもなることなく、両者サーヴィスゲームをとって、6-3で2セットを終了。
だんだん調子を上げていく錦織テニスでしたね。第2セットは、昔のブレークポイントのヨーヨー合戦がなくなり、勝ち方がプロらしくなりました。勝てるところでしっかりポイントをおさえる。安心した試合運びです。欲をいえば、7回もブレークのチャンスがありながら、3回しかとれていない点。ブレークチャンスに強くなれば、ナダルも恐くない。いい線いくかもしれません。
プロに転向してからわずか1年ちょっと。すでにブレイク、ロディック、ナダルと対戦するなんて!まるで夢のようです。ナダルとの試合は、テニスチャンネルで観れるかどうか分かりませんが、実況放送されたら、バッチリその模様をご紹介いたします! Let's go Nishikori!
以下は錦織 vs Patienceのスタッツです。
2008年06月11日
錦織の相手、Patienceという男
錦織選手の2回戦の対戦相手はてっきりサム・クェリーと信じて、彼のBioを書いてる最中に、予想外の出来事が起こってしまいました! ダークホースのオリヴィエ・パシオンスOlivier Patienceがクェリーを倒してしまったのです。うーん・・・また書き直し・・・ガックリ
パシオンスはフランス人ですが、一般には知られていない選手です。彼の過去の成績を調べてみますと、150番台を5年間くらいうろうろしています。 クレーコートのスペシャリストで、芝は過去にトライしたのは2004年のみ。このクイーンズクラブ(3回戦敗退)とウィンブルドン(1回戦敗退)だけが、ATPツアーの芝の経験です。ということは、圭くんの勝てるチャンスが増えてきた?
ランキング158位のパシオンスはすでに28才。子供の頃からの夢、トップ50を実現するには、いつまでもクレーでゆっくりとしてはおれません。キャリア最後になるかも知れない今年のクイーンズクラブ(The Artois championships)は、せめてナダルの対戦までもっていきたいところ。
「ナダル戦も5セットのフルセットへ」そんな彼の野望が聞こえてきそうです。昨年のフレンチオープンの3回戦で、ジョコヴィッチと5セットを戦ったパシオンスは、67, 62, 63, 67, 36のスコアが示すように、ジョコヴィッチと対等に戦える実力を証明しただけでなく、「絶対諦めない男」であることを世界に示しました。手のマメにもめげず、最後まで壮絶な戦いを続けたあのパシオンスは、まさに彼は名の通り「Patience我慢」の男といえます。
そうなると、クェリーよりもひょっとして手強い相手かもしれません・・・(汗)
パシオンスはフランス人ですが、一般には知られていない選手です。彼の過去の成績を調べてみますと、150番台を5年間くらいうろうろしています。 クレーコートのスペシャリストで、芝は過去にトライしたのは2004年のみ。このクイーンズクラブ(3回戦敗退)とウィンブルドン(1回戦敗退)だけが、ATPツアーの芝の経験です。ということは、圭くんの勝てるチャンスが増えてきた?
ランキング158位のパシオンスはすでに28才。子供の頃からの夢、トップ50を実現するには、いつまでもクレーでゆっくりとしてはおれません。キャリア最後になるかも知れない今年のクイーンズクラブ(The Artois championships)は、せめてナダルの対戦までもっていきたいところ。
「ナダル戦も5セットのフルセットへ」そんな彼の野望が聞こえてきそうです。昨年のフレンチオープンの3回戦で、ジョコヴィッチと5セットを戦ったパシオンスは、67, 62, 63, 67, 36のスコアが示すように、ジョコヴィッチと対等に戦える実力を証明しただけでなく、「絶対諦めない男」であることを世界に示しました。手のマメにもめげず、最後まで壮絶な戦いを続けたあのパシオンスは、まさに彼は名の通り「Patience我慢」の男といえます。
そうなると、クェリーよりもひょっとして手強い相手かもしれません・・・(汗)