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サントロ優勝です!

ファブリス・サントロがキャンベルズ・トーナメントで優勝しました! 昨年に続き2年連続優勝です。彼はすでに35才。35才でATP タイトルを獲得したのは、2005年のアガシのLAトーナメント以来で、1980年以降は8番目の年長選手となります。嬉しいですね。彼は引退を考える20代後半の選手にとっては希望の星です。

santoro21



決勝戦は、ランキング305位のプラカーシュ・アムリトアジでした。彼は3度のキャンベルズのタイトル保持者の名選手で、ジェイムス・ボンドなどの映画出演でも知られる俳優、ヴィージェイ・アムリトアジの息子です。息子はランキングからはとてもワイルドカードをもらえる選手ではないのですが、そこは伝説の選手を父に持つ特権でWCをもらって出場。今は絶命状態にあるサーヴ&ヴォレーの選手で芝の特徴を生かし、大活躍しました。これでお父さんもホッとしたことでしょう。(コネでWCをとったなんて非難されずにすみました。)

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息子のプラカーシュはデ杯で添田豪選手と対戦した選手で覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、添田選手に5セットマッチのタイブレークで勝っています。ランキングからいえばとても添田選手に勝てるような選手ではないのですが、そこは芝の恐ろしさです。ランキングだけでは予想できないことが、このアムリトアジの決勝戦でも実証されました。

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今日のサントロは、マジシャンと呼ばれるにふさわしいテクニックで、アムリトアジを翻弄しました。「まるでどこに球が返ってくるのか分からない。ゲームを知り尽くしていて、どう攻めてよいのかわからずおろおろしているうちに、負けてしまった。サントロの球はめちゃくちゃに低く飛んでくるので、おかげで膝を痛めてしまったよ。」と記者会見で嘆いたのは、ナヴァロ。多分アムリトアジも同じ思いだったのではないでしょうか。

Santoro22


両手のフォアとバックハンドで有名なサントロですが、ときには片手で打つときもあります。

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金曜日の記者会見席での話です。
私「昨日は(レストランで)東京に行くかもしれないとおっしゃってましたけど、あれは真面目な話ですか?もう日本の皆さんに伝えちゃいましたよ。」

サントロ「エッ?もう書いちゃったの!? アハハ、困ったナ」

Santoro24



私「そうですよ。こういう嬉しいニュースはすぐ伝えるのが私の役目ですからね。」

サントロ「じゃ、よく考えてみるよ。実はね、世界中行ってるんだけど、日本だけはまだ行ったことがないんだ。」

私「Shame on you! (「恥しらず!」これはもちろん冗談)それでは尚更来てもらわねば。あなたのマジックを観たいファンのためにもね」

サントロ「OK, 考えておくよ。ファンの皆さんによろしくね。」

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ねッ! サントロはなかなか素敵でしょ? 写真家の腕がよいと人間の味がでてくるのです。ウヒヒ。(誰も褒めてくれないので自画自賛させてください。)

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さて、シングルスでは早退してしまったフッシュとイズナーですが、ダブルスではだんだん調子が上がってきて、ついに優勝してしまいました!それにしてもイズナーの205cmはやはり異常に高いです。一度コートから出てくる彼にぶつかってしまったことがありましたが、何か白いものにあたったという感じで最初は何だかわからなかったんですよ。私の顔があたったのは彼のお腹のあたりでしたので。空を見上げる感じで見上げると、そこにイズナーが立っていてニッと笑ってました。(汗)

という感じで楽しい二日間があっという間に経ってしまいました。「来年もまた来ます!」とサントロが会場の観客に約束しました。「じゃ、私もまた来ます!」と私もテニス殿堂に約束してSee you next year!






投稿者 Tennisnakama  13:29 | コメント(6) | トラックバック(0)