2008年07月18日
惑星ナダルが誕生!
ナダルのウィンブルドン優勝の功績を讃えて、故郷のマヨルカ島の天文台は国際天文連盟に直径4kmの惑星、128036をラファエル・ナダルと命名したいとリクエストしました。今回めでたくその許可がおりて、ついにナダル惑星が誕生することになりました! この辺がお固い天文学者も気が利いて素敵な話ですね。2003年に発見されたこの小さな惑星は、火星と木星の間に位置して、時速7万2000kmのスピードで回っているのだそうです。普通の発想ですと、マヨルカ島にナダル通りとか、ナダル広場とかに名付けるところを、惑星ごとナダルにしてしまったところが、何とも発想が宇宙にまで飛んでしまってすごい。
それに比べて、ロジャーはスイスから以前乳牛をプレゼントされただけで、(もらった方も好い迷惑ですよね)ちょっと可哀想。「これでチーズでも」という現実的な発想はやっぱりスイスらしい。それにひきかえ、命をかけて闘牛と戦うマタドールはロマンの国、スペインは惑星をナダルと名付けてラファにプレゼントするなんて、この違いは大きいですよね。スペインの粋な計らいに、またラファに軍パイがあがりました!
今だにウィンブルドン熱が冷めやらず、あの感動のロジャーとラファの決勝戦の話をしている人たちが、私の身の回りにはまだまだおります。テニスファンだけでなく、テニスの素人さんも玄人さんも、レストランで、テニスコートで、道ばたで、”Did you see the final?” “Oh, yes! Isn’t that a great mactch!” という感じでテニスをよく知らない人たちまでが話題にしています。私はそんな会話をそばで聞きながらニコニコしているんです。嬉しいですね。ロジャーとラファのおかげでテニスが復興する日が近いかも知れないのですから。もちろん、その中に圭君も参加してもらわないと困りますが、とりあえず、この二人の熱血肉迫ライヴァルに期待したいと思います。
世界のどれだけの人がTVの前に釘付けになったのかは定かではありませんが、イギリスでは、何と二人に一人は決勝戦を観たことになり、アメリカでは夜以外のスポーツ放送のなかで、史上最高の視聴率をあげたそうです。昨年に比べて4割のアップというのですから、ロジャーとラファ様々です。このウィンブルドン熱がテニス熱に還元されて、今週から始まっているインディアナポリスでは、ティケットの売れ行きは予想を上回るペースで売れているとか。また、トロントのマスターシリーズでは、ロジャーとラファの対決を期待して、すでに史上最高の売れ行きだそうです。これもロジャーとラファ様々です。
日本ではトロントのロジャーズ・カップは放送されますか? 私はStreamingで初日から頑張って観戦しようと思ってます。決勝で再びあのR&R (Roger & Rafa)の戦いがみれることを祈って!
Hop Roger! Vamos Rafa!