2008年08月16日
フェデラー金メダルへあと一歩!
フェデラーとヴァヴリンカの勝利の写真です。 フェデラーはコートに大の字のなったワヴリンカに抱きつきました。フェデラーの喜びが伝わってくるような写真です。こんな嬉しそうな彼の顔をみたのは今年になって初めて。おめでとう!
今度はゴールドです。
http://www.itftennis.com/olympics/news/newsarticle.asp?articleid=19148
ブライアン兄弟とのダブルスは大変興味のある試合でした。「どうすればNo.1とNo.10のシングルス選手がNo.1のダブルス選手に勝てるのか?」
答えは、ブライアン兄弟が以下のように語っています。
「二人が爆発的な威力でせめてくるのでまいった。とくにロジャーはすごい。リラックスして、思い切ったショットでやってくる。だから彼はベストプレーヤーなんだ。」
「信じられないテニスをするロジャーに捕まってしまった。」
マイクとボブはフェデラーをベタ褒めしておりました。試合を観ていても、彼の動きがシャープで、マジックタッチのように球がオープンコートに落ちていきます。マッケンローのダブルスをより一段とダイナミックにしたような、味のあるしかもパワフルなダブルスでした。
インドチームとの対戦では、ヴァヴリンカが緊張して足をひっぱりましたが、今日の彼は大活躍。二人のサーヴもよくて、サーヴィスゲームは楽々でしたが、さすがNo.1ダブルスチームの壁は固くブレークできません。
ポジションは、フェデラーがデュースコート(右)、ヴァヴリンカがアドコートです(左)。サーヴ&ヴォレーでネットプレーです。ヴァヴリンカがアドコートからのサーヴのときは、オーストラリアン・フォーメーション(二人が縦一列に並ぶ)を組み、フェデラーがポーチに。
タイブレークにはいりました。会場から、スイスの団体が「ホップ、シュヴィッツ!」の連呼しています。どんどん声が大きくなってくるので、会場の中国人も混じって会場全体に「ホップ、シュヴィッツ!」のエールがこだまします。「ガンバレー、スイス!」まるでデ杯のホームゲームです。本当にフェデラーは人気があるのですね。
タイブレークの4-4からは、フェデラーの2本のサーヴィス・エース、ヴァヴリンカのサーヴィス・ウィナー(タッチエースのこと)、フェデラーのヴォレーでポーチ・ウィナー、ワヴリンカがストレートにボブのサイドを抜いて、8-6で第1セットをとりました。
第2セットもブライアン兄弟のネットポジションの壁が厚く、ブレークできません。しかし、フェデラーはますます調子をあげてきました。BHの華麗なハイヴォレー、ストレートのサイドラインに落ちるパッシングショット、シザーキック・オーヴァーヘッド、すべてウィナーが決まります。8ゲーム目でブレークして、あとはサーヴィスゲームをホールド。マッチポイントはフェデラーのエースで6-4で勝利です。
ヴァヴリンカは嬉しさのあまり、ラケットを放りなげました。そしてコートに大の字になって喜びを表現しています。おかしいのは、フェデラーです。今さらヴァヴリンカの横に寝そべるわけにはいかないし、ちょこんとワヴリンカの横にすわって合掌しながら、どうしようかなと迷っているみたいです。エイヤ!ヴァヴリンカに抱きつきました!二人がコートに抱き合っているのは、何とも奇妙な光景ですが、フェデラーがやってしまうと微笑ましい!
フェデラーのコメントがまた気が利いています。
「世界No. 1に勝てるなんて嬉しいね!」
今まで自分がNo. 1で追いつめられる一方だったフェデラーにとっては、新鮮な喜びだったのでしょうね。
明日は、オリンピック史上最長ゲームを展開した(19-17)スウェーデンチーム、ヨハンソンとアスペリンの決勝戦です。彼らは4時間45分もの長時間の試合で心身とも疲れ果てているはず。フェデラーの金メダルはすぐ手の届くところまできています!
今度はゴールドです。
http://www.itftennis.com/olympics/news/newsarticle.asp?articleid=19148
ブライアン兄弟とのダブルスは大変興味のある試合でした。「どうすればNo.1とNo.10のシングルス選手がNo.1のダブルス選手に勝てるのか?」
答えは、ブライアン兄弟が以下のように語っています。
「二人が爆発的な威力でせめてくるのでまいった。とくにロジャーはすごい。リラックスして、思い切ったショットでやってくる。だから彼はベストプレーヤーなんだ。」
「信じられないテニスをするロジャーに捕まってしまった。」
マイクとボブはフェデラーをベタ褒めしておりました。試合を観ていても、彼の動きがシャープで、マジックタッチのように球がオープンコートに落ちていきます。マッケンローのダブルスをより一段とダイナミックにしたような、味のあるしかもパワフルなダブルスでした。
インドチームとの対戦では、ヴァヴリンカが緊張して足をひっぱりましたが、今日の彼は大活躍。二人のサーヴもよくて、サーヴィスゲームは楽々でしたが、さすがNo.1ダブルスチームの壁は固くブレークできません。
ポジションは、フェデラーがデュースコート(右)、ヴァヴリンカがアドコートです(左)。サーヴ&ヴォレーでネットプレーです。ヴァヴリンカがアドコートからのサーヴのときは、オーストラリアン・フォーメーション(二人が縦一列に並ぶ)を組み、フェデラーがポーチに。
タイブレークにはいりました。会場から、スイスの団体が「ホップ、シュヴィッツ!」の連呼しています。どんどん声が大きくなってくるので、会場の中国人も混じって会場全体に「ホップ、シュヴィッツ!」のエールがこだまします。「ガンバレー、スイス!」まるでデ杯のホームゲームです。本当にフェデラーは人気があるのですね。
タイブレークの4-4からは、フェデラーの2本のサーヴィス・エース、ヴァヴリンカのサーヴィス・ウィナー(タッチエースのこと)、フェデラーのヴォレーでポーチ・ウィナー、ワヴリンカがストレートにボブのサイドを抜いて、8-6で第1セットをとりました。
第2セットもブライアン兄弟のネットポジションの壁が厚く、ブレークできません。しかし、フェデラーはますます調子をあげてきました。BHの華麗なハイヴォレー、ストレートのサイドラインに落ちるパッシングショット、シザーキック・オーヴァーヘッド、すべてウィナーが決まります。8ゲーム目でブレークして、あとはサーヴィスゲームをホールド。マッチポイントはフェデラーのエースで6-4で勝利です。
ヴァヴリンカは嬉しさのあまり、ラケットを放りなげました。そしてコートに大の字になって喜びを表現しています。おかしいのは、フェデラーです。今さらヴァヴリンカの横に寝そべるわけにはいかないし、ちょこんとワヴリンカの横にすわって合掌しながら、どうしようかなと迷っているみたいです。エイヤ!ヴァヴリンカに抱きつきました!二人がコートに抱き合っているのは、何とも奇妙な光景ですが、フェデラーがやってしまうと微笑ましい!
フェデラーのコメントがまた気が利いています。
「世界No. 1に勝てるなんて嬉しいね!」
今まで自分がNo. 1で追いつめられる一方だったフェデラーにとっては、新鮮な喜びだったのでしょうね。
明日は、オリンピック史上最長ゲームを展開した(19-17)スウェーデンチーム、ヨハンソンとアスペリンの決勝戦です。彼らは4時間45分もの長時間の試合で心身とも疲れ果てているはず。フェデラーの金メダルはすぐ手の届くところまできています!
2008年08月16日