2008年10月03日
AIG Openへ苦言
錦織選手の敗退で、あれほど盛り上がった AIG Open フィーヴァーが何となく尻つぼみになってしまったのは残念です。しかし錦織選手におんぶにだっこで日本のテニス復興をまかせてしまっているようでは錦織選手がかわいそうです。せっかくここまで彼が盛り上げてくれたのですから、私たちもこの復興作業に協力していきたいと思います。
ここで建設的な意見を述べ今後の大会改善に役立ててほしいと、あえて苦言を書いてみました。私の場合は実際行っていないので限界がありますが、行かれた 方ならきっと言いたいことがヤマほどあるのではないでしょうか。
(1) AIG Open が観れない!
AIG Open はATPの大会では、グランドスラム、マスターズカップ、マスターズシリーズの次にランクされる、国際ゴールドのグループに入るエリートトーナメントです。しかし全く海外でTV観戦できない AIG Openは、この国際ゴールドのランクが引き下げになっても仕方ないのでは。海外のブログを読んでみても、皆の質問は同じです。「一体どこで放送しているの?」大会主催者にはもっとグローバルな意識で運営していただきたいと思います。
「試合が観れない」状況は日本国内でも同じですよね。これほど大きなイヴェントが日本の地上波でライヴが観れないとは。イギリスでウィンブルドンが観れないとイギリス人は革命をおこすでしょう。この放送の問題は深刻な問題です。
(2) 最も見辛いAIG オープンのウェブサイト
まずこの二つのサイトをクリックして比べてみてください。
US Open http://www.usopen.org/en_US/index.html
AIG Open http://aigopen.jp/08/
ウェブサイトの目的は情報を簡単に手早く伝達することにあります。最も重要な情報、試合の結果を見つけるのが大仕事です。やっとみつけましたが、スコアだけでスタッツとリンクしていません。これではどういう試合だったか分かりません.
とにかく見辛い。やたらと情報がごちゃごちゃ入っている割には、重複している情報が多く、まるで迷路に入ったような感じです。海外の大会のウェブサイトを見慣れている者にとっては、ワーストNo. 1のサイトです。
(3)ホークアイのないお粗末ラインコール
今年の東レは決勝戦をテニスチャンネルで放送してくれましたが、解説で「日本はラインコールがひどいので有名」というコメントにショックでした。何しろジャパンといえば、「きちんと仕事をこなす」国民性で知られていますので。
解説者誰だったか忘れましたが、彼女自身日本のトーナメントで戦った経験に基づいての話でしたので、「ラインコールがひどい」「会場が静かすぎる」などのコメントはやっぱり当たっていたようですね。
ホークアイは, 何台ものコンピューター、カメラ、モニターの設備が必要で1千万円以上もする大変高価な設備なのですが、国際ゴールドにふさわしくセンターコートにせめて一台くらいつけてほしかったです。
(追記)
デルポトロがフェレールを破りました。彼が錦織選手を破った試合を生観戦したときに感じた予感が当たってきた感じです。彼のすばらしさは、選手がほしがるすべての要素を備えていることに尽きます。背丈、体力、技術、俊足、成熟したメンタル、冷静な判断力、作戦実践力、そして柔らかさです。パワーテニスを基軸にソフトタッチのネットプレーができるデルポトロは間もなくトップ3になると思います。フェレールは何しろ走りまくってとる頑張り屋のテニスですので、不調というのではなく、あれが彼の限界という気がします。一本でもいい加減なショットを打つと、爆弾のような球がしかもラインすれすれに打つ事ができるデルポトロは、ガスケもなぎ倒して決勝まで進むのではないでしょうか。
2m近い若いジャイアンツ(デルポトロ、チリッチ、グルビスなど)がぐんぐんと伸びてきています。実際彼らの試合を目の当たりに観た人なら、180cm以下の錦織サイズではトップ10は無理なのではという疑問が湧いてきます。そこで「錦織サイズの選手はどうすれば勝てるのか?」をニック・ボレティエリ氏に聞いてみました。
私の質問に来週答えてくれるという返事をもらってますので、楽しみにしてください。
ここで建設的な意見を述べ今後の大会改善に役立ててほしいと、あえて苦言を書いてみました。私の場合は実際行っていないので限界がありますが、行かれた 方ならきっと言いたいことがヤマほどあるのではないでしょうか。
(1) AIG Open が観れない!
AIG Open はATPの大会では、グランドスラム、マスターズカップ、マスターズシリーズの次にランクされる、国際ゴールドのグループに入るエリートトーナメントです。しかし全く海外でTV観戦できない AIG Openは、この国際ゴールドのランクが引き下げになっても仕方ないのでは。海外のブログを読んでみても、皆の質問は同じです。「一体どこで放送しているの?」大会主催者にはもっとグローバルな意識で運営していただきたいと思います。
「試合が観れない」状況は日本国内でも同じですよね。これほど大きなイヴェントが日本の地上波でライヴが観れないとは。イギリスでウィンブルドンが観れないとイギリス人は革命をおこすでしょう。この放送の問題は深刻な問題です。
(2) 最も見辛いAIG オープンのウェブサイト
まずこの二つのサイトをクリックして比べてみてください。
US Open http://www.usopen.org/en_US/index.html
AIG Open http://aigopen.jp/08/
ウェブサイトの目的は情報を簡単に手早く伝達することにあります。最も重要な情報、試合の結果を見つけるのが大仕事です。やっとみつけましたが、スコアだけでスタッツとリンクしていません。これではどういう試合だったか分かりません.
とにかく見辛い。やたらと情報がごちゃごちゃ入っている割には、重複している情報が多く、まるで迷路に入ったような感じです。海外の大会のウェブサイトを見慣れている者にとっては、ワーストNo. 1のサイトです。
(3)ホークアイのないお粗末ラインコール
今年の東レは決勝戦をテニスチャンネルで放送してくれましたが、解説で「日本はラインコールがひどいので有名」というコメントにショックでした。何しろジャパンといえば、「きちんと仕事をこなす」国民性で知られていますので。
解説者誰だったか忘れましたが、彼女自身日本のトーナメントで戦った経験に基づいての話でしたので、「ラインコールがひどい」「会場が静かすぎる」などのコメントはやっぱり当たっていたようですね。
ホークアイは, 何台ものコンピューター、カメラ、モニターの設備が必要で1千万円以上もする大変高価な設備なのですが、国際ゴールドにふさわしくセンターコートにせめて一台くらいつけてほしかったです。
(追記)
デルポトロがフェレールを破りました。彼が錦織選手を破った試合を生観戦したときに感じた予感が当たってきた感じです。彼のすばらしさは、選手がほしがるすべての要素を備えていることに尽きます。背丈、体力、技術、俊足、成熟したメンタル、冷静な判断力、作戦実践力、そして柔らかさです。パワーテニスを基軸にソフトタッチのネットプレーができるデルポトロは間もなくトップ3になると思います。フェレールは何しろ走りまくってとる頑張り屋のテニスですので、不調というのではなく、あれが彼の限界という気がします。一本でもいい加減なショットを打つと、爆弾のような球がしかもラインすれすれに打つ事ができるデルポトロは、ガスケもなぎ倒して決勝まで進むのではないでしょうか。
2m近い若いジャイアンツ(デルポトロ、チリッチ、グルビスなど)がぐんぐんと伸びてきています。実際彼らの試合を目の当たりに観た人なら、180cm以下の錦織サイズではトップ10は無理なのではという疑問が湧いてきます。そこで「錦織サイズの選手はどうすれば勝てるのか?」をニック・ボレティエリ氏に聞いてみました。
私の質問に来週答えてくれるという返事をもらってますので、楽しみにしてください。