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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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フェデラーの新戦略とは?

2009年にむかって調整をしているフェデラーは、新しい戦略のもとで、サンプラスと同じ14個目のGSのタイトル獲得と、No.1のランキングが達成できそうだとドーハで語りました。
(T:これは私の独り言ですので無視してください)

「今年はよい年になると思う。プレッシャーが少ないし、攻防の両刃を使い分ける技術も持っているし、メンタルや技術面でも強いと思っている・・・長年トップでいたのだから、再び戻れないということはないと思ってるよ。今年はできればもっと多くのタイトルが取れればと願っている。」
(T:欲張るとまたプレッシャーになるから、ほどほどにお願いしますよ。)

「昨年との大きな違いは、昨年は病気だったけれど、今年は完全にフィットしている点だ。」
(T:グッドニュースです)

「最近は練習をよくやっている。アブダビはエグジビションだから、いろんな新しいことが試すことができてよかったと思っている。ヴォレーやネットへのチャージのやり方、それにデフェンスのテニスなど、マレーのときはいろいろトライしてみることができた。立ってる位置とか、小さなことだけれど、いろいろアジャストするところがあった。」
(T:かなりネットプレーに重点をおいているようですね。昨年はヴォレーでかなりミスってましたから、今年は華麗なネットプレーが楽しめそう)

「今年はゴールが一杯ある。No.1に戻るとか、グランドスラムのタイトルを最低1個はとるとかね。昨年はよくもあり悪くもある年だった。でもテニスに対するぼくの考え方は変わっていない。」
(T:このモチベーションを持ち続けてほしい。)

「今年はナダルフェデラー、ジョコヴィッチ、マレーの4人が優位に立って多の選手の追随を許さないと思う。でもこの4選手のランキングはよくチェンジしていくと思う。」
(T:ということは、ジョコやマレーが1位になることも予想しているのでしょうか。思っていたより過激なレースとなりそうです。)

「(3位のジョコヴィッチとの差がわずか20ポイントのことについては)僕はそんなに心配していないよ。とられるといってもNo.1じゃないんだからね。(笑)」
(T:「2位以下は皆同じ」と誰かが言ってましたけど、2位も3位も変わらない、そんなもんなんでしょうか。サンプラスの13個目(ウィンブルドン)は彼が3位のとき、そして2年後の14個目(US Open)は、17位まで下がって勝ち取ったタイトルです。しかも彼は31才という選手としてはぎりぎりの年齢でした。毎回記者会見でまだ引退しないの?と聞かれて辛いかった(応援する方も)長い2年を思い出します。)

パートタイムコーチのホセ・イゲラスがアメリカのエリート選手を育てるため、USTAのコーチを受け持つことが決まってフェデラーのもとを去りましたので、再びコーチなしのフェデラーですが、これほどやる気があるのなら、フルタイムのコーチはいらないと思います。)



投稿者 Tennisnakama  22:14 | コメント(12) | トラックバック(0)

錦織が61位へアップ

1月5日に新しいランキングシステムのもとで、錦織選手が63位から61位に上がりました!

オーストラリアにいる錦織選手最新インターヴューです

爽やかな19才。ますます男らしく逞しくなりましたね。



(インターヴューの内容の概要です)
2009年の目標は?
「早くトップ50になること。グランドスラムで良い結果を残す事。特にフレンチオープンは僕の大好きなGSなのでがんばりたいです。」

デルレイビーチの優勝は驚いた?
「もうびっくり。すごく嬉しかった。一番大きな出来事でした。」

オフシーズンのトレーニングは?
「10月と11月に猛烈にやりました。体のほうは大丈夫だし、ヘルシーになりました。練習相手は、ハースやマリース、ステパネックなどです。」

ステパネックに5セットの練習試合をやったんだって?
「そうなんです。でもステパネックにコテンパテンに負けてしまって、もう自信喪失ですよ(笑)彼は30才くらいだと思うんだけど、スピードはあるし、すごいフィットしてるんです。」

オフコートのトレーニングは?
「ジムでは一週間に2日、ベンチプレスやスクウォッドなどのあらゆるウェイトトレーニングをします。メディシンボールのようなものも使ってトレーニングしていますし。名前はよく分からないけれど、いろんなトレーニングはやってますよ。それに毎日30分は走っています。」

ステパネックに全セット負けたそうですが、彼は26位ですし、今ヴァイディソヴァと恋をしているみたいだし(愛の力は大きいのです)、でも圭君はとてもリラックスしたいい感じですね。

新しいランキングシステムは錦織選手にとって有利か?
フェデラー、ジョコヴィッチ、マレーの順位は不動ですが、7位のシモンが6位のツォンガと順位が入れ替わりました。大きな移動は14位も下がったリュービチッチとロードラです。試合をしていないのに、どうしてこういうことが起こるのか? 新システムは、エリートに有利なシステムと批判が集まっていて、この新ランキングシステムの与える影響などについては、別の記事で述べたいと思います。

GSやマスターズなどの大きな大会はポイント数が倍増されましたので、ビッグトーナメントで活躍できるポテンシャルのある錦織選手のようなタイプには有利なシステムかもしれません。しかし明日6日の圭君のブリスベインの初戦の対戦者、ボビー・レイノルズのようなタイプの選手にとっては、ブレークするのがむずかしく不利なシステムになっています。

レイノルズはクウォリファイアー(予選者)で勝ち抜いてきた選手で、圭君が優勝したデルレイビーチで対戦しています。あのときはレイノルズが111位、圭君が244位でした。現在のランキングはレイノルズが68位、圭君が61位となっていますので、ランキングの差はあまりせんが、過去のポイントの取り方が相当違います。

レイノルズは典型的なチャレンジャー稼ぎタイプです。チャレンジャーでは3度優勝したり活躍しましたが、ATP ツアーレベルでは1~2回戦止まりが多くパッとしませんでした。今回のブリスベインも予選から上がってきています。チャレンジャーでは勝てるが、ツアーでは勝てない選手は、大きな武器に欠けるのと、ショットにミスが多いように思います。このような選手は今年の新しいランキングシステムでは、小規模の大会で勝っても与えられるポイントが少ないので、ますますランキングを上げるのがむずかしいと予想されます。

ナダルがダブルスで勝ちました
ナダル/Mロペス def モンタネス/エルナンデス: 6-3, 6-3

ドーハで行われているダブルスにナダルはマーク・ロペスと組んでモンタネスチームに勝ちました。M.ロペスは243位の選手ですので、このダブルスは完全にナダルのチューニング用にペアアップしたようです。ストリーミングで観ましたが、ナダルサフィンと違ってダブルスに慣れていて、サーヴもよく圧倒的に強さをを発揮。ネットプレーも過激で、彼の一人舞台でした。膝が心配でしたが、ダブルスで走る量は限られてますし、ウォーミングアップによかったようです。でももし勝ち続けるとどうするのでしょうね。

シングルスのためにダブルスを捨てるケースがありますが、(ウィンブルドンで、マッケンローがステフィグラフに捨てられて、マックは怒っていたことを思い出します。あと杉山愛ちゃんがクライスターズに途中で捨てられたときもありましたね。)このへんのルールはどうなっているのでしょうね。

ホプマンカップの話題を追って
男女混合の国別エグジビションのホップマンカップが始まっています。フォーマットは、男子シングルス、女子シングルス、ミックスダブルスで勝った国が勝ち上がるシステムとなっています。今年は、サフィン/サフィナ、シモン、ヒューイットの参加で話題を呼んでいますが、テニスチャンネルではほとんど観れません。(最近のテニスチャンネルはほとんど生放送しなくなってショックです)

勝つ自信満々のシモン
6位になったシモンは鼻息荒く、試合前にAOタイトルをとる自信があると豪語しましたが、現地の熱さに苦労したようで、フォーカスがとぎれて、危うく2セット目を落としそうになりました。AOに勝つには熱暑に慣れなくてはなりません。熱さに強くスタミナのある選手が有利ですが、あの貧血を起こしそうなシモンをみているとちょっと心配です。
しかしフランスは3試合とも勝って次はイタリア戦です。

サフィンが引退発表
この大会で最も注目されるのは、サフィン/サフィナ兄妹のダブルスです。サフィンは以前にもミスキーナと組んでダブルス向きでないテニスをやってましたが、今回こんなに強い二人なのに3セットの末、7-5, 4-6, 6-7 (2/10)でイタリアに負けてしまいました。しかしとりあえず気性の激しい二人は、喧嘩することなく仲良くプレーをやっていたようで安心しました。

サフィンとサフィナのミックスダブルス




記者会見でサフィンが来年引退することを発表しました。
「引退してもこのスポーツ(テニス)はそんなにもミスすることはないと思うよ。テニスは好きだけど、もっと人生を楽しみたいんだ。今年はプレッシャーがないので、よいテニスができると思う。」
それにしても、右の目の上に傷、左目の下にパンチをくらったような黒いアザのサフィンに、「どうしたの?」という質問にサフィンは以下のように答えたのでした。
「たいしたことはないよ。モスクワでちょっとね。グッドファイトだったよ。」
どこまでが本当でどこまでが冗談なのか分かりませんが、相変わらず人生を満喫しているようです。

サフィンは調子の悪いときは引退したいとときどきこぼしてきましたので、この引退の話は彼の調子次第ということにしたいと思います。1月下旬に28才になりますがまだまだ若く、彼のようなカリスマ性をもった選手はいないので、30才くらいまで頑張ってほしいと思うのですが。現在のランキングは29位。リラックスしたサフィンはどこまで勝てるか。ホプマンカップでは、38位のボレリを倒してまずまずのスタートです。

ヒューイットの回復度は合格点
腰の手術をして以来146日後の初めての試合となったヒューイットは、長いブランクにも拘らず、キーファーを6-7(6), 6-3, 6-2で破ってまずまずのスタートを切りました。しかし、オーストラリアはドイツに女子シングルスとミックスダブルスで負けてドイツに敗北です。





投稿者 Tennisnakama  03:53 | コメント(10) | トラックバック(0)