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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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クレーで勝つには?

マイアミ大会が終わった翌週からクレーシーズンがすでに始まっています。そしてクレーの最後の大会はフレンチオープンです。日本にはイエロークレーがめずらしく、どういうサーフェスだか分からない点も多いと思います。私は近くにクレーコートがありますので、ときどきダブルスをやることがありますが、普段ハードに慣れている者にとっては、ボールのバウンスの仕方やスピードが違って戸惑うことがばしばしばです。

昨日、イギリスのThe Independence紙にエミリオ・サンチェスのインターヴューが掲載されていました。
http://www.independent.co.uk/sport/tennis/no-surface-tension-as-murray-looks-to-shed-his-feet-of-clay-1667477.html
スペインをクレーテニス王国にならしめた貢献者の一人でもあるサンチェスが、「クレーテニスとは?」について説明してくれていますので、ここで要約して紹介したいと思います。

昨年スペインにデイヴィスカップ優勝をもたらしたキャプテン。有名なテニスアカデミー、サンチェス-カサール・アカデミーの設立者。オリンピック銀メダリスト。グランドスラムの4ダブルスタイトルの保持者。などなどエミリオ・サンチェスのプロフィールは限りないですが、ではなぜイギリス紙がサンチェスにインターヴューを? それはマレーです。今年のマレーの活躍は目を見張るものがあり、全イギリスの期待がマレーに集まっています。しかしマレーのクレーの過去の成績が1-2回戦とまりでパッとしません。サンチェスのアカデミーでトレーニングを受けたマレーについて、今後の彼のクレーの可能性について答えてくれる最適任者がこのサンチェスだからです。

「ハードコートと同じようにプレーしていてはクレーでは勝てません。クレーでは、メンタルでもフィジカルでももっとタフでないと勝てないのです。」

「ハードコートでは球はバウンス後自分の方向に向かってきます。そして8割くらいは、後ろ足で打っています。しかしクレーでは球がストップするため、自分の方から球に向かっていかなければならない。このアジャストメントがむずかしいのです。クレーで育った選手にとってもハードからクレーのトランジションはむずかしい。ナダルですら昨年のデ杯で苦労していましたから。」

「芝やハードコートでは、サーヴがよければ、ベースラインからであろうと、ネットからであろうと早く勝負を決めることができます。しかしクレーではスローですので、サーヴィスリターンされてしまうのです。」

「クレーではハードよりも大変なのは、相手が球に追いつく時間があるためなかなかポイントがきめられないことです。そのためにより正確なショットを打たなくてはならないのです。」

「クレーはメンタル(集中力)が6割、勝つことへの情熱が2割、フィジカルが2割。勝つには苦しみを乗り越えるメンタル力が必要です。」

過去のマレーのクレーの不成績は、怪我が大きな原因でもありましたが、今年のマレーのクレーの活躍は期待できるのか?という質問に対して:

「マレーはクレーで成功する大切な条件、フットワークとコートリカヴァリーを備えています。彼の球のリカヴァーの仕方、コートカヴァレージをみていると、クレーコートプレーヤーとしてトッププレーヤーに十分挑戦していけると思います。彼のベストはハードですが、すべてのサーフェスができるall-round playerだと思います。」

「ハードの得意な選手でクレーで好成績を示したのは、エドバーグとラフターです。彼らはアグレッシヴなプレーヤーですが、同時に正確な技術をもったプレーヤーです。ネットダッシュする彼らをパスできないのは、彼らがまさにcorrect playerでもあるからです。」

「マレーが見習う選手としてはヘンマンがよい例でしょう。彼は速いコートのスペシャリストですが、クレーでもフレンチでセミファイナルまでいった選手です。クレーだからといって自分のプレースタイルを変えず、サーヴ&ヴォレーでよい成績をあげたのは、彼がそのプレースタイルに精通し最も得意とするスタイルだったからです。」

つまりクレーの勝利のレシピは、「強いメンタル」「強靭なフィジカル」「より正確な技術」「勝つことへの執念」「アグレッシヴで自分のテニスを全うする」・・・これって正にナダル。彼がクレーに強いはずですね。


投稿者 Tennisnakama  22:56 | コメント(8) | トラックバック(0)

フェデラーのファンタジーキッド

フェデラーの結婚の嬉しいニュースの興奮がまださめやらず、膝にラップトップを置いて空想の世界で遊んでいます。

フェデラーの赤ちゃんはどんな子供に?」

ミルカもプロテニス選手でしたので、テニスの才能は並みならぬものがあるはず。さあこれから空想の世界で遊びましょうか。

フェデラーの赤ちゃんです。




フェデラーの子供が3歳になりました。彼の一日は、デントのレッスンを受けたあと、アガシ夫妻の子供たちとプレーデートです。




子供が6歳になるとニックにお願いして、ボレテリのテニスアカデミーで特訓を受けることになりました。




もしフェデラーの子供が女の子だったら?
アナ・クルニコヴァみたなヘアスタイルで一斉を風靡する美女プレーヤーになるかもしれません。



このように私のファンタジーの世界は果てしなく広がっていくのです。


ロジャー&ミルカの結婚を祝して、ラヴラヴ・ボーナスサーヴィスです♪
テニスプレーヤーの妻とガールフレンドたち


投稿者 Tennisnakama  05:04 | コメント(3) | トラックバック(0)