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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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全仏オープン現地レポ

alala特派員からローランギャロスの現地レポが入りました!
まるで自分自身がRGに行っているような臨場感溢れる力作です!
ありがとう、alala特派員!

Report by alala

5月26日、ローラン・ギャロスに行って来ました。

前日30度まで気温のあがったパリ。夜には稲光がビカビカ、
雷ゴロゴロの大嵐。

どうなることかと思いつつ眠りにつき、明けてみると何とも微
妙なお天気です。今にも雨が降り出しそうな重たい雲の下をブ
ーローニュに向かうと、車を駐車して会場へ歩こうとしたその
瞬間、ものすごいどしゃぶりに!!

一時間半後に雨が上がり試合が始まりましたが、今日は一日お
かしな天気でした。

会場の上が雲で覆われるとひんやりとした風が吹いて凍えるほ
ど寒く、お日様が顔を出すとものすごく暑いのです。傘とジャ
ケットとサングラスをとっかえひっかえ、忙しいったらありゃ
しません。

一瞬にして気温が倍になったり半分になったり。身
体がおかしくなりそうです。瞬時にして激しく変わる気候条件
のもとで集中し続けなくてはならない選手たちは大変だったこ
とでしょう。しかも今日は風が強く、その向きもコロコロと変
わります。

その厳しい条件の中で、光っていたのはジョコヴィチでした!
まず最初に彼の存在感にびっくりしました。もともと背の高い
人ですが、それとはまた別のオーラがあるんです。それは何に
よるものなのか…。私には「自信」に見えました。

DjokovicRG

そして彼の球に惚れました。ものすごい生命力がみなぎってい
て、本当に一球一球が生き物みたいでした。フェデラーの球は
妖しいまでの魅力を持つ生き物でしたが、ジョコヴィチの球は
素直に活きがいいのです!そして、活きがいいだけでなく知性
もたっぷり感じられて、球そのものがむちゃくちゃ魅力的な男
の子みたいでしたよ。(わかりにくい説明ですみません。テニ
ス用語を使ったらスパッと説明できるような現象なのかもしれ
ませんが…)

この試合を見た後、何だかすごく素敵な人に会ったみたいな気
持ちがしました。前から好きだったジョコヴィチだけど、今回
ますますその魅力がわかったような気がします。

残念ながらこの試合は対戦相手のラペンティの故障により、途
中で終わってしまいましたが、次に控えしは私の大好きなツォ
ンガです。

彼は勝とうが負けようが何だか人を引き付けてしまう魅力があ
ります。けれど、会場が盛り上がれば盛り上がるほど調子をあ
げていく言ってみれば「お調子者」でもあります。

TsongaRG

今日のようなコンディションでは観客を暖めるのも一苦労で,
集中するのは難しいだろうなと思っていたのですが、
やっぱりなかなか調子がでないようでした。

ツォンガの球を見ていて、ジョコヴィチの球との違いに驚きま
した。あんなに体力があって破壊的な球を打つツォンガですが
、そこに宿る生命力が全く違うのです。トップ10シードの中
でもこれだけの違いがあるんですね(もちろん、その時の調子
の良し悪しもあるし、勝負はまた別の話ですが)。

ツォンガが良くないということではなく、ここで改めて
ジョコヴィチのすごさを感じました。ツォンガはこれから
まだまだ成長する余地があるということで、本人からしたら
めまいがしてしまうかもしれないけれど、ファンとしては
楽しみです。

それにしてもツォンガというのは本当に乗せられれば乗せられ
る程信じられないような力を発揮するタイプ。今日はフランス
人対決ということもあり、ベルシーのロディック戦の時のよう
な熱狂的な応援にはならず、ちょっとやりにくそうでした。

私が座っていた客席の横は、関係者が座るところだったらしく
、ツォンガのお父さんが座っていたり、次に試合をするはずだ
ったアリゼ・コルネ選手がいたりしました。コルネ選手は、携
帯のメールを打ったり、コーチなのかな?一緒にいる人のお子
さん達と楽しそうに話をしたり、試合をしているツォンガの派
手なミスに大爆笑したりしていましたよ。


投稿者 Tennisnakama  09:42 | コメント(15) | トラックバック(0)