2009年06月16日
フェデラーのすべてを知る!
ロジャーにぶつけた50以上の質問が、Basler Zeitungバーゼル紙に掲載されました。トーナメントの記者会見と違って、質問が面白く、ロジャーファンにとっては絶対見逃せないインターヴューとなっています。知らなかった新しいロジャーが満載されたインターヴューを紹介します。
(インターヴューはロジャーが全仏優勝した5日目に行われたものです)
http://www.gototennisblog.com/2009/06/15/roger-federer-tells-us-almost-everything/
Q: 全仏を振り返ってみて最初に思うことは?
F:僕のキャリアの中で最も重要な勝利の一つとなった。もちろんウィンブルドンの最初の勝利は特別なものだよ。僕をポピュラーにし、自信を与えてくれたからね。ウィンブルドンは何しろ僕の子供のときからの夢だったのだから。でもフレンチオープンは、僕のアイドル(サンプラス)がとれてないタイトルだから、僕にとってはすごいことなんだ。
Q:試合中に賞金のことを考えたことがある?
F:あるよ。一度だけね。それは上海の最初のマスターズだった。対戦相手はヨハンソンだったけど、彼に勝つと賞金額は1200万円。だから試合中に、1200万円が手に入ったら何買おうかな、ってそんなことばかり考えながらラリーを続けていたよ。あれも買いたい、これもほしいってね。ショットのごとにそんなことを考えているんだから最悪だったよ。(なかなか正直でよろしい)
Q:涙を流したことを恥じている?
F:恥じというより、ちょっと恥ずかしかった。でも感情を表現するってよいことだと思うよ。カメラがやたらクロースアップにして映すけどね。( Roger looks adorable when he’s in tears.)
Q:フェデラー以外にどんな選手が完璧な選手?
F:ロディックのサーヴ。ナルバンディアンのバックハンド。ナダルのフォアハンド。ヒューイットのファイティングピリット。そしてエドバーグ、ラフター、ヘンマンのヴォレー。メンタルはやっぱりナダルだね。もしこんな選手がいたら勝つのがむずかしいだろうね。(おっとっと。忘れちゃいけない選手がいます。サフィンです。彼のマスクを忘れては完璧な選手とはいえません。)
Q:テニスの人生で欠かせない人は?
F:皆がそうだけれど、最も長い付き合いのPierre Paganiniかな。(フィットネスのトレーナー)彼は僕の若いときに重要な役割を果たしてくれたから。
Q:パーフェクトな一日とは?
F:テニス以外では、自宅で友だちと過ごしたり、海辺でミルカと散歩したり。スパにいってマッサージをしてもらって、ロマンチックなディナー。そしてミルカと地平線に沈むサンセットをみるのもいいな。(まだまだ熱々でご馳走さまです)
Q:ミルカ以外に、誰とだったらエレベーターに缶詰になってもよいと思う?
F:マミー(お母さんだなんて!かわいいことを言ってくれます!)
Q:好きな料理は?
F:イタリアンだったら毎日食べられる。日本食も好きだね。でもスイスにいるときは、やっぱりスイス料理だ。ロースティー、ラクレット、フォンデュとかね。(これ、私全部つくれます。)
Q:じゃ嫌いな食べ物は?
F:僕は16歳まで菜食主義者だったんだ。でも1998年のデ杯のときに、Marc Rossetがステーキハウスに連れていってくれたんだ。そのとき僕は肉は食べないと言ったら、すごくびっくりしてね。彼はシェフに頼んで、種類の違った肉をいろいろテーブルにもってこさせたんだ。それで少しは食べれるようになったんだ。またミルカとタイに行ったとき、シーフードが食べれるようになった。だから今は何でも食べれるよ。でもジュニアのときはトーナメントのときはしんどかったよ。
Q:朝起きて一番にすることは?
F:まずミルカを抱きしめて、そしてベッドから起き上がって、歯を磨いて、ヒゲをそって・・・(もうミルカなしではロジャーは生きていけませんね)
Q:自分の欠点は?
F:なかなか時間厳守ができなかったこと。でも今は大分よくなった。あとはその場で決断できることを後回しにすること。(これは意外!もっとスイス的かと思ってました。スイス人はローレックスやオメガのように時間厳守がモットーですから。)
Q:嫌いなことは?
F:礼儀を知らない人たち。
Q:フェデラーに失礼なことをする人がいるんですか。もっとも最近で怒鳴られたことは?
F:マレーシアでサンプラスとエグジビションをやったとき。30分だけでよいから首相に会ってほしいということだったので出かけたんだ。でも2時間も時間がたってもまだ夕食が終わらない。腹が立ってね、責任者に話が違うと文句を言ったら、向こうは僕をどなり返したんだ。これはまずかった。
Q:今までに受けたアドヴァイスで一番ばかげたものは?
F:ナダルとの試合で、すべてのストロークを明細に書いてくれたのがあった。また電話をしょっちゅうかけてきて、あれやこれやと言ってくれる人もいるし。またメールをガンガン送ってきて、僕が返事をしないものだから、失礼じゃないかと怒ったりする人もいる。
Q:一番怖いものは?
F:スカイダイヴィングやバンジージャンピング。こういうのは僕は大の苦手でね。やりたくないよ。
Q:99%の人はロジャー・フェデラーを知っているといいますが、残りの1%の人に会ったことがある?
F:スポーツを知らない人もいるし、またスイスの国があるってことも知らない人もいるしね。皆が僕を知っているとは思わないよ。(この99%はずいぶん大袈裟な数字。アメリカだと多分半分以上は知らないでしょうね。)
Q:ロジェー(Rodscher)じゃなくてロシェー(Roschee)と最後に呼ばれたことは?(これは説明が必要です。彼はバーゼル出身ですのでスイスドイツ語を話します。Rogerと書いてもスイスドイツ語圏では、ロジェーと呼びます。しかしジュネーヴのようなフランス語圏では、ロシェーと呼び方がフランス風になります。ロジャーと呼ぶのは英語呼びで、スイスではこのような呼び方はしないのです。なぜか?彼が説明しています。)
F:パリでは10万回くらいロシェーと呼ばれるよ。僕の名は母の母国の南アで洗礼を受けているから、ロジャーと呼ぶのが正しい。でもフランス語ではそうは読まないので、わざわざスペルをRodgeurと書いてロジャーと呼ばせているみたいでおかしい。
Q:崇拝する人は?
F:スポーツマンではタイガー・ウッズ、マイケル・ジョーダン、モーターサイクルではヴァレンティノ・ロッシ。ミュージシャンでは元のブッシュシンガー(Gavin Rossdale) 僕の友だちなんだ。2度コンサートにも行ったよ。(私は知らない)
Q:20年後は何をしていると思う?
F:僕は家族を養っているよね。当然だと思うけど。仕事はテニスとは限らないと思うけれど、コーチやTV関係につくとは考えられないね。スポンサー関係の仕事や自分でビジネスをやることはあり得ると思うけど。多分スイスで人生をエンジョイしていると思うよ。
Q:ウィンブルドンの後に出産予定ですよね。お産のクラスに二人で参加したことがある?
F:ないけれど、いろんな経験者から話は聞いているよ。それに本を買って読んでるしね。ドクターからも情報はいろいろもらっているし。
Q:赤ちゃんの名前は決まったの?
F:本でいろいろ探しているんだけれどまだ決まってないんだ。
Q:男の子だと聞いてますが。
F:それは言えないね。僕たちは知っているけど、言わないよ。(やっぱし)
Q:ボリス・ベッカーの奥さんが妊娠したとき、ベッカーは自分もつわりがきたといってましたが、ロジャーはどう?
F:妊娠だけじゃなく女性についてもいろんなことを学んだし。すごくいい勉強になってるよ。
Q:父親になるということで不安や心配があると思うけど?
F:最初の数ヶ月は心配だったよね。ドクターは最悪の場合とかも説明してくれるしね。テニスのおかげで助かってるよ。今までいろんなむずかしいシチュエーションも克服してきたから、僕たちはきっとよい親になると思うよ。
Q:ミルカとの間でニックネームで呼び合っている?
F:いろんなニックネームで呼び合ってるよ。でも言わない。(ケチッ!)
Q:おむつは紙おむつ?それとも布おむつ?
F:紙おむつだと思う。それしか知らない。でも環境保全のためにできるだけ努力するつもり。
Q:何人くらい子供がほしい?
F:3人か4人。(最初の子供がGrand、次の子がSlam、3番目がRolandで最後が Wimblyというのはどう?)
Q:スタローンそれともデニーロ?
F:僕はアクション映画が好きだからスタローン。ジェイムス・ボンドが大好きなんだ。
Q:ビール派それともワイン派?
F:ワイン
Q:自転車それともローラーブレード?
F:自転車だね。バーゼルで夕食後自転車に乗って走るのは気持ちがいいよ。(今度バーゼルに里帰りしたとき、ひょっとして自転車に乗ったロジャーに会えるかも)
Q:朝食はシリアル(コーンフレーク)それともハニーブレッド?
F:ハニーブレッド。でも外国にいるときはほとんどシリアルだけど。
Q:外食それとも自宅で食事?
F:僕は自宅で食べるのが好きなんだ。ミルカがつくってくれるから。(ご馳走さま)僕は料理ができないけど、料理のうまい人がまわりにいてラッキーだよ。まずお母さん。そしてミルカ。
Q:家事をするとしたら掃除機をかける方?それともアイロンをする方?
F:僕は掃除機をかけるのがうまいんだ。(掃除機をかけるロジャーのコマーシャル、これはかなりいけるかも。)
Q: Eminem それともAC / DC?
F: 家でトレーニングしているときはハードなものを聞いてるよ。Metallica とかAC / DC.
Q: ヒゲを剃るのはカミソリ? それとも電気シェイヴァー?
F:カミソリ。 Gilletteがスポンサーだからね。いつもきちんと剃っていなくちゃいけない。トーナメントでは Gilletteから一杯カミソリが送られてくるよ。
Q:どっちがほしい? デ杯の優勝それともオリンピックの金メダル?
F:デ杯。オリンピックはダブルスで金メダルをとっているから。
Q:ナダルについて最も驚くべきことは?
F:若いときからショットが安定していること。Consistency
Q:トレーニングは?
F:昔より面白くなってきた。
Q:弱いストロークは?
F:バックハンドのリターン。
Q:ダブルスのドリームペアは?
F:マティナ・ヒンギス。僕は前マティナとダブルスを組んだことがあるけど(ホプマンカップ)ファンタスティックだった。そしてミルカ(これもホプマンカップ。試合はみたことがありますが、あんまりうまいとは言えず負けています。)それに金メダルをとった相棒のスタン(ヴァヴリンカ)。
Q:ジョン・マッケンローが若かったときの態度について?
F:おかしい。僕の若いときもおかしかった。
Q:テニスプレーヤーでなかったら何になっていた?
F:ミュージシャン
Q:ダンスフロアでのフットワークは?
F:悪くないよ。(コートではバタフライのように軽やかと言われていますが、果たしてダンスフロアでも?)
Q:学校で嫌だったこと?
F:早起きしなくちゃならないこと。宿題。
Q:バーゼルでは?
F: I feel super-good. (でも本当はバーゼルを捨てたのです。チューリッヒにちかい Wollerau に引っ越ししてしまったので、バーゼルの市民は怒っているのですよ)
Q:政治に興味は?
F:ほとんどスイスにいないので投票ができてないのが残念だ。でもアメリカの大統領選挙はよくフォローしたよ。
Q: Wollerauの住み心地は?
F:いいよ。僕の両親とミルカの両親の中間にあるから地理的に妥協というところ。(この町は税金が安いので有名なのです。)
Q:自分で変えたいところはある?
F:あまりない。テニスでは特にね。でも父親になればいろいろ変わるだろうと思うけど。
Q:もし世界を支配することができれば?
F:まず貧しい人たちがいなくなるような世界にしたい。
Q:神を信じる?それとも信じない?
F:信じる
Q:自分の墓石に彫る言葉は?
F:まだそれまでに時間があるから今は言えないよ。
(インターヴューはロジャーが全仏優勝した5日目に行われたものです)
http://www.gototennisblog.com/2009/06/15/roger-federer-tells-us-almost-everything/
Q: 全仏を振り返ってみて最初に思うことは?
F:僕のキャリアの中で最も重要な勝利の一つとなった。もちろんウィンブルドンの最初の勝利は特別なものだよ。僕をポピュラーにし、自信を与えてくれたからね。ウィンブルドンは何しろ僕の子供のときからの夢だったのだから。でもフレンチオープンは、僕のアイドル(サンプラス)がとれてないタイトルだから、僕にとってはすごいことなんだ。
Q:試合中に賞金のことを考えたことがある?
F:あるよ。一度だけね。それは上海の最初のマスターズだった。対戦相手はヨハンソンだったけど、彼に勝つと賞金額は1200万円。だから試合中に、1200万円が手に入ったら何買おうかな、ってそんなことばかり考えながらラリーを続けていたよ。あれも買いたい、これもほしいってね。ショットのごとにそんなことを考えているんだから最悪だったよ。(なかなか正直でよろしい)
Q:涙を流したことを恥じている?
F:恥じというより、ちょっと恥ずかしかった。でも感情を表現するってよいことだと思うよ。カメラがやたらクロースアップにして映すけどね。( Roger looks adorable when he’s in tears.)
Q:フェデラー以外にどんな選手が完璧な選手?
F:ロディックのサーヴ。ナルバンディアンのバックハンド。ナダルのフォアハンド。ヒューイットのファイティングピリット。そしてエドバーグ、ラフター、ヘンマンのヴォレー。メンタルはやっぱりナダルだね。もしこんな選手がいたら勝つのがむずかしいだろうね。(おっとっと。忘れちゃいけない選手がいます。サフィンです。彼のマスクを忘れては完璧な選手とはいえません。)
Q:テニスの人生で欠かせない人は?
F:皆がそうだけれど、最も長い付き合いのPierre Paganiniかな。(フィットネスのトレーナー)彼は僕の若いときに重要な役割を果たしてくれたから。
Q:パーフェクトな一日とは?
F:テニス以外では、自宅で友だちと過ごしたり、海辺でミルカと散歩したり。スパにいってマッサージをしてもらって、ロマンチックなディナー。そしてミルカと地平線に沈むサンセットをみるのもいいな。(まだまだ熱々でご馳走さまです)
Q:ミルカ以外に、誰とだったらエレベーターに缶詰になってもよいと思う?
F:マミー(お母さんだなんて!かわいいことを言ってくれます!)
Q:好きな料理は?
F:イタリアンだったら毎日食べられる。日本食も好きだね。でもスイスにいるときは、やっぱりスイス料理だ。ロースティー、ラクレット、フォンデュとかね。(これ、私全部つくれます。)
Q:じゃ嫌いな食べ物は?
F:僕は16歳まで菜食主義者だったんだ。でも1998年のデ杯のときに、Marc Rossetがステーキハウスに連れていってくれたんだ。そのとき僕は肉は食べないと言ったら、すごくびっくりしてね。彼はシェフに頼んで、種類の違った肉をいろいろテーブルにもってこさせたんだ。それで少しは食べれるようになったんだ。またミルカとタイに行ったとき、シーフードが食べれるようになった。だから今は何でも食べれるよ。でもジュニアのときはトーナメントのときはしんどかったよ。
Q:朝起きて一番にすることは?
F:まずミルカを抱きしめて、そしてベッドから起き上がって、歯を磨いて、ヒゲをそって・・・(もうミルカなしではロジャーは生きていけませんね)
Q:自分の欠点は?
F:なかなか時間厳守ができなかったこと。でも今は大分よくなった。あとはその場で決断できることを後回しにすること。(これは意外!もっとスイス的かと思ってました。スイス人はローレックスやオメガのように時間厳守がモットーですから。)
Q:嫌いなことは?
F:礼儀を知らない人たち。
Q:フェデラーに失礼なことをする人がいるんですか。もっとも最近で怒鳴られたことは?
F:マレーシアでサンプラスとエグジビションをやったとき。30分だけでよいから首相に会ってほしいということだったので出かけたんだ。でも2時間も時間がたってもまだ夕食が終わらない。腹が立ってね、責任者に話が違うと文句を言ったら、向こうは僕をどなり返したんだ。これはまずかった。
Q:今までに受けたアドヴァイスで一番ばかげたものは?
F:ナダルとの試合で、すべてのストロークを明細に書いてくれたのがあった。また電話をしょっちゅうかけてきて、あれやこれやと言ってくれる人もいるし。またメールをガンガン送ってきて、僕が返事をしないものだから、失礼じゃないかと怒ったりする人もいる。
Q:一番怖いものは?
F:スカイダイヴィングやバンジージャンピング。こういうのは僕は大の苦手でね。やりたくないよ。
Q:99%の人はロジャー・フェデラーを知っているといいますが、残りの1%の人に会ったことがある?
F:スポーツを知らない人もいるし、またスイスの国があるってことも知らない人もいるしね。皆が僕を知っているとは思わないよ。(この99%はずいぶん大袈裟な数字。アメリカだと多分半分以上は知らないでしょうね。)
Q:ロジェー(Rodscher)じゃなくてロシェー(Roschee)と最後に呼ばれたことは?(これは説明が必要です。彼はバーゼル出身ですのでスイスドイツ語を話します。Rogerと書いてもスイスドイツ語圏では、ロジェーと呼びます。しかしジュネーヴのようなフランス語圏では、ロシェーと呼び方がフランス風になります。ロジャーと呼ぶのは英語呼びで、スイスではこのような呼び方はしないのです。なぜか?彼が説明しています。)
F:パリでは10万回くらいロシェーと呼ばれるよ。僕の名は母の母国の南アで洗礼を受けているから、ロジャーと呼ぶのが正しい。でもフランス語ではそうは読まないので、わざわざスペルをRodgeurと書いてロジャーと呼ばせているみたいでおかしい。
Q:崇拝する人は?
F:スポーツマンではタイガー・ウッズ、マイケル・ジョーダン、モーターサイクルではヴァレンティノ・ロッシ。ミュージシャンでは元のブッシュシンガー(Gavin Rossdale) 僕の友だちなんだ。2度コンサートにも行ったよ。(私は知らない)
Q:20年後は何をしていると思う?
F:僕は家族を養っているよね。当然だと思うけど。仕事はテニスとは限らないと思うけれど、コーチやTV関係につくとは考えられないね。スポンサー関係の仕事や自分でビジネスをやることはあり得ると思うけど。多分スイスで人生をエンジョイしていると思うよ。
Q:ウィンブルドンの後に出産予定ですよね。お産のクラスに二人で参加したことがある?
F:ないけれど、いろんな経験者から話は聞いているよ。それに本を買って読んでるしね。ドクターからも情報はいろいろもらっているし。
Q:赤ちゃんの名前は決まったの?
F:本でいろいろ探しているんだけれどまだ決まってないんだ。
Q:男の子だと聞いてますが。
F:それは言えないね。僕たちは知っているけど、言わないよ。(やっぱし)
Q:ボリス・ベッカーの奥さんが妊娠したとき、ベッカーは自分もつわりがきたといってましたが、ロジャーはどう?
F:妊娠だけじゃなく女性についてもいろんなことを学んだし。すごくいい勉強になってるよ。
Q:父親になるということで不安や心配があると思うけど?
F:最初の数ヶ月は心配だったよね。ドクターは最悪の場合とかも説明してくれるしね。テニスのおかげで助かってるよ。今までいろんなむずかしいシチュエーションも克服してきたから、僕たちはきっとよい親になると思うよ。
Q:ミルカとの間でニックネームで呼び合っている?
F:いろんなニックネームで呼び合ってるよ。でも言わない。(ケチッ!)
Q:おむつは紙おむつ?それとも布おむつ?
F:紙おむつだと思う。それしか知らない。でも環境保全のためにできるだけ努力するつもり。
Q:何人くらい子供がほしい?
F:3人か4人。(最初の子供がGrand、次の子がSlam、3番目がRolandで最後が Wimblyというのはどう?)
Q:スタローンそれともデニーロ?
F:僕はアクション映画が好きだからスタローン。ジェイムス・ボンドが大好きなんだ。
Q:ビール派それともワイン派?
F:ワイン
Q:自転車それともローラーブレード?
F:自転車だね。バーゼルで夕食後自転車に乗って走るのは気持ちがいいよ。(今度バーゼルに里帰りしたとき、ひょっとして自転車に乗ったロジャーに会えるかも)
Q:朝食はシリアル(コーンフレーク)それともハニーブレッド?
F:ハニーブレッド。でも外国にいるときはほとんどシリアルだけど。
Q:外食それとも自宅で食事?
F:僕は自宅で食べるのが好きなんだ。ミルカがつくってくれるから。(ご馳走さま)僕は料理ができないけど、料理のうまい人がまわりにいてラッキーだよ。まずお母さん。そしてミルカ。
Q:家事をするとしたら掃除機をかける方?それともアイロンをする方?
F:僕は掃除機をかけるのがうまいんだ。(掃除機をかけるロジャーのコマーシャル、これはかなりいけるかも。)
Q: Eminem それともAC / DC?
F: 家でトレーニングしているときはハードなものを聞いてるよ。Metallica とかAC / DC.
Q: ヒゲを剃るのはカミソリ? それとも電気シェイヴァー?
F:カミソリ。 Gilletteがスポンサーだからね。いつもきちんと剃っていなくちゃいけない。トーナメントでは Gilletteから一杯カミソリが送られてくるよ。
Q:どっちがほしい? デ杯の優勝それともオリンピックの金メダル?
F:デ杯。オリンピックはダブルスで金メダルをとっているから。
Q:ナダルについて最も驚くべきことは?
F:若いときからショットが安定していること。Consistency
Q:トレーニングは?
F:昔より面白くなってきた。
Q:弱いストロークは?
F:バックハンドのリターン。
Q:ダブルスのドリームペアは?
F:マティナ・ヒンギス。僕は前マティナとダブルスを組んだことがあるけど(ホプマンカップ)ファンタスティックだった。そしてミルカ(これもホプマンカップ。試合はみたことがありますが、あんまりうまいとは言えず負けています。)それに金メダルをとった相棒のスタン(ヴァヴリンカ)。
Q:ジョン・マッケンローが若かったときの態度について?
F:おかしい。僕の若いときもおかしかった。
Q:テニスプレーヤーでなかったら何になっていた?
F:ミュージシャン
Q:ダンスフロアでのフットワークは?
F:悪くないよ。(コートではバタフライのように軽やかと言われていますが、果たしてダンスフロアでも?)
Q:学校で嫌だったこと?
F:早起きしなくちゃならないこと。宿題。
Q:バーゼルでは?
F: I feel super-good. (でも本当はバーゼルを捨てたのです。チューリッヒにちかい Wollerau に引っ越ししてしまったので、バーゼルの市民は怒っているのですよ)
Q:政治に興味は?
F:ほとんどスイスにいないので投票ができてないのが残念だ。でもアメリカの大統領選挙はよくフォローしたよ。
Q: Wollerauの住み心地は?
F:いいよ。僕の両親とミルカの両親の中間にあるから地理的に妥協というところ。(この町は税金が安いので有名なのです。)
Q:自分で変えたいところはある?
F:あまりない。テニスでは特にね。でも父親になればいろいろ変わるだろうと思うけど。
Q:もし世界を支配することができれば?
F:まず貧しい人たちがいなくなるような世界にしたい。
Q:神を信じる?それとも信じない?
F:信じる
Q:自分の墓石に彫る言葉は?
F:まだそれまでに時間があるから今は言えないよ。