2009年06月16日
フェデラーのすべてを知る!
ロジャーにぶつけた50以上の質問が、Basler Zeitungバーゼル紙に掲載されました。トーナメントの記者会見と違って、質問が面白く、ロジャーファンにとっては絶対見逃せないインターヴューとなっています。知らなかった新しいロジャーが満載されたインターヴューを紹介します。
(インターヴューはロジャーが全仏優勝した5日目に行われたものです)
http://www.gototennisblog.com/2009/06/15/roger-federer-tells-us-almost-everything/
Q: 全仏を振り返ってみて最初に思うことは?
F:僕のキャリアの中で最も重要な勝利の一つとなった。もちろんウィンブルドンの最初の勝利は特別なものだよ。僕をポピュラーにし、自信を与えてくれたからね。ウィンブルドンは何しろ僕の子供のときからの夢だったのだから。でもフレンチオープンは、僕のアイドル(サンプラス)がとれてないタイトルだから、僕にとってはすごいことなんだ。
Q:試合中に賞金のことを考えたことがある?
F:あるよ。一度だけね。それは上海の最初のマスターズだった。対戦相手はヨハンソンだったけど、彼に勝つと賞金額は1200万円。だから試合中に、1200万円が手に入ったら何買おうかな、ってそんなことばかり考えながらラリーを続けていたよ。あれも買いたい、これもほしいってね。ショットのごとにそんなことを考えているんだから最悪だったよ。(なかなか正直でよろしい)
Q:涙を流したことを恥じている?
F:恥じというより、ちょっと恥ずかしかった。でも感情を表現するってよいことだと思うよ。カメラがやたらクロースアップにして映すけどね。( Roger looks adorable when he’s in tears.)
Q:フェデラー以外にどんな選手が完璧な選手?
F:ロディックのサーヴ。ナルバンディアンのバックハンド。ナダルのフォアハンド。ヒューイットのファイティングピリット。そしてエドバーグ、ラフター、ヘンマンのヴォレー。メンタルはやっぱりナダルだね。もしこんな選手がいたら勝つのがむずかしいだろうね。(おっとっと。忘れちゃいけない選手がいます。サフィンです。彼のマスクを忘れては完璧な選手とはいえません。)
Q:テニスの人生で欠かせない人は?
F:皆がそうだけれど、最も長い付き合いのPierre Paganiniかな。(フィットネスのトレーナー)彼は僕の若いときに重要な役割を果たしてくれたから。
Q:パーフェクトな一日とは?
F:テニス以外では、自宅で友だちと過ごしたり、海辺でミルカと散歩したり。スパにいってマッサージをしてもらって、ロマンチックなディナー。そしてミルカと地平線に沈むサンセットをみるのもいいな。(まだまだ熱々でご馳走さまです)
Q:ミルカ以外に、誰とだったらエレベーターに缶詰になってもよいと思う?
F:マミー(お母さんだなんて!かわいいことを言ってくれます!)
Q:好きな料理は?
F:イタリアンだったら毎日食べられる。日本食も好きだね。でもスイスにいるときは、やっぱりスイス料理だ。ロースティー、ラクレット、フォンデュとかね。(これ、私全部つくれます。)
Q:じゃ嫌いな食べ物は?
F:僕は16歳まで菜食主義者だったんだ。でも1998年のデ杯のときに、Marc Rossetがステーキハウスに連れていってくれたんだ。そのとき僕は肉は食べないと言ったら、すごくびっくりしてね。彼はシェフに頼んで、種類の違った肉をいろいろテーブルにもってこさせたんだ。それで少しは食べれるようになったんだ。またミルカとタイに行ったとき、シーフードが食べれるようになった。だから今は何でも食べれるよ。でもジュニアのときはトーナメントのときはしんどかったよ。
Q:朝起きて一番にすることは?
F:まずミルカを抱きしめて、そしてベッドから起き上がって、歯を磨いて、ヒゲをそって・・・(もうミルカなしではロジャーは生きていけませんね)
Q:自分の欠点は?
F:なかなか時間厳守ができなかったこと。でも今は大分よくなった。あとはその場で決断できることを後回しにすること。(これは意外!もっとスイス的かと思ってました。スイス人はローレックスやオメガのように時間厳守がモットーですから。)
Q:嫌いなことは?
F:礼儀を知らない人たち。
Q:フェデラーに失礼なことをする人がいるんですか。もっとも最近で怒鳴られたことは?
F:マレーシアでサンプラスとエグジビションをやったとき。30分だけでよいから首相に会ってほしいということだったので出かけたんだ。でも2時間も時間がたってもまだ夕食が終わらない。腹が立ってね、責任者に話が違うと文句を言ったら、向こうは僕をどなり返したんだ。これはまずかった。
Q:今までに受けたアドヴァイスで一番ばかげたものは?
F:ナダルとの試合で、すべてのストロークを明細に書いてくれたのがあった。また電話をしょっちゅうかけてきて、あれやこれやと言ってくれる人もいるし。またメールをガンガン送ってきて、僕が返事をしないものだから、失礼じゃないかと怒ったりする人もいる。
Q:一番怖いものは?
F:スカイダイヴィングやバンジージャンピング。こういうのは僕は大の苦手でね。やりたくないよ。
Q:99%の人はロジャー・フェデラーを知っているといいますが、残りの1%の人に会ったことがある?
F:スポーツを知らない人もいるし、またスイスの国があるってことも知らない人もいるしね。皆が僕を知っているとは思わないよ。(この99%はずいぶん大袈裟な数字。アメリカだと多分半分以上は知らないでしょうね。)
Q:ロジェー(Rodscher)じゃなくてロシェー(Roschee)と最後に呼ばれたことは?(これは説明が必要です。彼はバーゼル出身ですのでスイスドイツ語を話します。Rogerと書いてもスイスドイツ語圏では、ロジェーと呼びます。しかしジュネーヴのようなフランス語圏では、ロシェーと呼び方がフランス風になります。ロジャーと呼ぶのは英語呼びで、スイスではこのような呼び方はしないのです。なぜか?彼が説明しています。)
F:パリでは10万回くらいロシェーと呼ばれるよ。僕の名は母の母国の南アで洗礼を受けているから、ロジャーと呼ぶのが正しい。でもフランス語ではそうは読まないので、わざわざスペルをRodgeurと書いてロジャーと呼ばせているみたいでおかしい。
Q:崇拝する人は?
F:スポーツマンではタイガー・ウッズ、マイケル・ジョーダン、モーターサイクルではヴァレンティノ・ロッシ。ミュージシャンでは元のブッシュシンガー(Gavin Rossdale) 僕の友だちなんだ。2度コンサートにも行ったよ。(私は知らない)
Q:20年後は何をしていると思う?
F:僕は家族を養っているよね。当然だと思うけど。仕事はテニスとは限らないと思うけれど、コーチやTV関係につくとは考えられないね。スポンサー関係の仕事や自分でビジネスをやることはあり得ると思うけど。多分スイスで人生をエンジョイしていると思うよ。
Q:ウィンブルドンの後に出産予定ですよね。お産のクラスに二人で参加したことがある?
F:ないけれど、いろんな経験者から話は聞いているよ。それに本を買って読んでるしね。ドクターからも情報はいろいろもらっているし。
Q:赤ちゃんの名前は決まったの?
F:本でいろいろ探しているんだけれどまだ決まってないんだ。
Q:男の子だと聞いてますが。
F:それは言えないね。僕たちは知っているけど、言わないよ。(やっぱし)
Q:ボリス・ベッカーの奥さんが妊娠したとき、ベッカーは自分もつわりがきたといってましたが、ロジャーはどう?
F:妊娠だけじゃなく女性についてもいろんなことを学んだし。すごくいい勉強になってるよ。
Q:父親になるということで不安や心配があると思うけど?
F:最初の数ヶ月は心配だったよね。ドクターは最悪の場合とかも説明してくれるしね。テニスのおかげで助かってるよ。今までいろんなむずかしいシチュエーションも克服してきたから、僕たちはきっとよい親になると思うよ。
Q:ミルカとの間でニックネームで呼び合っている?
F:いろんなニックネームで呼び合ってるよ。でも言わない。(ケチッ!)
Q:おむつは紙おむつ?それとも布おむつ?
F:紙おむつだと思う。それしか知らない。でも環境保全のためにできるだけ努力するつもり。
Q:何人くらい子供がほしい?
F:3人か4人。(最初の子供がGrand、次の子がSlam、3番目がRolandで最後が Wimblyというのはどう?)
Q:スタローンそれともデニーロ?
F:僕はアクション映画が好きだからスタローン。ジェイムス・ボンドが大好きなんだ。
Q:ビール派それともワイン派?
F:ワイン
Q:自転車それともローラーブレード?
F:自転車だね。バーゼルで夕食後自転車に乗って走るのは気持ちがいいよ。(今度バーゼルに里帰りしたとき、ひょっとして自転車に乗ったロジャーに会えるかも)
Q:朝食はシリアル(コーンフレーク)それともハニーブレッド?
F:ハニーブレッド。でも外国にいるときはほとんどシリアルだけど。
Q:外食それとも自宅で食事?
F:僕は自宅で食べるのが好きなんだ。ミルカがつくってくれるから。(ご馳走さま)僕は料理ができないけど、料理のうまい人がまわりにいてラッキーだよ。まずお母さん。そしてミルカ。
Q:家事をするとしたら掃除機をかける方?それともアイロンをする方?
F:僕は掃除機をかけるのがうまいんだ。(掃除機をかけるロジャーのコマーシャル、これはかなりいけるかも。)
Q: Eminem それともAC / DC?
F: 家でトレーニングしているときはハードなものを聞いてるよ。Metallica とかAC / DC.
Q: ヒゲを剃るのはカミソリ? それとも電気シェイヴァー?
F:カミソリ。 Gilletteがスポンサーだからね。いつもきちんと剃っていなくちゃいけない。トーナメントでは Gilletteから一杯カミソリが送られてくるよ。
Q:どっちがほしい? デ杯の優勝それともオリンピックの金メダル?
F:デ杯。オリンピックはダブルスで金メダルをとっているから。
Q:ナダルについて最も驚くべきことは?
F:若いときからショットが安定していること。Consistency
Q:トレーニングは?
F:昔より面白くなってきた。
Q:弱いストロークは?
F:バックハンドのリターン。
Q:ダブルスのドリームペアは?
F:マティナ・ヒンギス。僕は前マティナとダブルスを組んだことがあるけど(ホプマンカップ)ファンタスティックだった。そしてミルカ(これもホプマンカップ。試合はみたことがありますが、あんまりうまいとは言えず負けています。)それに金メダルをとった相棒のスタン(ヴァヴリンカ)。
Q:ジョン・マッケンローが若かったときの態度について?
F:おかしい。僕の若いときもおかしかった。
Q:テニスプレーヤーでなかったら何になっていた?
F:ミュージシャン
Q:ダンスフロアでのフットワークは?
F:悪くないよ。(コートではバタフライのように軽やかと言われていますが、果たしてダンスフロアでも?)
Q:学校で嫌だったこと?
F:早起きしなくちゃならないこと。宿題。
Q:バーゼルでは?
F: I feel super-good. (でも本当はバーゼルを捨てたのです。チューリッヒにちかい Wollerau に引っ越ししてしまったので、バーゼルの市民は怒っているのですよ)
Q:政治に興味は?
F:ほとんどスイスにいないので投票ができてないのが残念だ。でもアメリカの大統領選挙はよくフォローしたよ。
Q: Wollerauの住み心地は?
F:いいよ。僕の両親とミルカの両親の中間にあるから地理的に妥協というところ。(この町は税金が安いので有名なのです。)
Q:自分で変えたいところはある?
F:あまりない。テニスでは特にね。でも父親になればいろいろ変わるだろうと思うけど。
Q:もし世界を支配することができれば?
F:まず貧しい人たちがいなくなるような世界にしたい。
Q:神を信じる?それとも信じない?
F:信じる
Q:自分の墓石に彫る言葉は?
F:まだそれまでに時間があるから今は言えないよ。
(インターヴューはロジャーが全仏優勝した5日目に行われたものです)
http://www.gototennisblog.com/2009/06/15/roger-federer-tells-us-almost-everything/
Q: 全仏を振り返ってみて最初に思うことは?
F:僕のキャリアの中で最も重要な勝利の一つとなった。もちろんウィンブルドンの最初の勝利は特別なものだよ。僕をポピュラーにし、自信を与えてくれたからね。ウィンブルドンは何しろ僕の子供のときからの夢だったのだから。でもフレンチオープンは、僕のアイドル(サンプラス)がとれてないタイトルだから、僕にとってはすごいことなんだ。
Q:試合中に賞金のことを考えたことがある?
F:あるよ。一度だけね。それは上海の最初のマスターズだった。対戦相手はヨハンソンだったけど、彼に勝つと賞金額は1200万円。だから試合中に、1200万円が手に入ったら何買おうかな、ってそんなことばかり考えながらラリーを続けていたよ。あれも買いたい、これもほしいってね。ショットのごとにそんなことを考えているんだから最悪だったよ。(なかなか正直でよろしい)
Q:涙を流したことを恥じている?
F:恥じというより、ちょっと恥ずかしかった。でも感情を表現するってよいことだと思うよ。カメラがやたらクロースアップにして映すけどね。( Roger looks adorable when he’s in tears.)
Q:フェデラー以外にどんな選手が完璧な選手?
F:ロディックのサーヴ。ナルバンディアンのバックハンド。ナダルのフォアハンド。ヒューイットのファイティングピリット。そしてエドバーグ、ラフター、ヘンマンのヴォレー。メンタルはやっぱりナダルだね。もしこんな選手がいたら勝つのがむずかしいだろうね。(おっとっと。忘れちゃいけない選手がいます。サフィンです。彼のマスクを忘れては完璧な選手とはいえません。)
Q:テニスの人生で欠かせない人は?
F:皆がそうだけれど、最も長い付き合いのPierre Paganiniかな。(フィットネスのトレーナー)彼は僕の若いときに重要な役割を果たしてくれたから。
Q:パーフェクトな一日とは?
F:テニス以外では、自宅で友だちと過ごしたり、海辺でミルカと散歩したり。スパにいってマッサージをしてもらって、ロマンチックなディナー。そしてミルカと地平線に沈むサンセットをみるのもいいな。(まだまだ熱々でご馳走さまです)
Q:ミルカ以外に、誰とだったらエレベーターに缶詰になってもよいと思う?
F:マミー(お母さんだなんて!かわいいことを言ってくれます!)
Q:好きな料理は?
F:イタリアンだったら毎日食べられる。日本食も好きだね。でもスイスにいるときは、やっぱりスイス料理だ。ロースティー、ラクレット、フォンデュとかね。(これ、私全部つくれます。)
Q:じゃ嫌いな食べ物は?
F:僕は16歳まで菜食主義者だったんだ。でも1998年のデ杯のときに、Marc Rossetがステーキハウスに連れていってくれたんだ。そのとき僕は肉は食べないと言ったら、すごくびっくりしてね。彼はシェフに頼んで、種類の違った肉をいろいろテーブルにもってこさせたんだ。それで少しは食べれるようになったんだ。またミルカとタイに行ったとき、シーフードが食べれるようになった。だから今は何でも食べれるよ。でもジュニアのときはトーナメントのときはしんどかったよ。
Q:朝起きて一番にすることは?
F:まずミルカを抱きしめて、そしてベッドから起き上がって、歯を磨いて、ヒゲをそって・・・(もうミルカなしではロジャーは生きていけませんね)
Q:自分の欠点は?
F:なかなか時間厳守ができなかったこと。でも今は大分よくなった。あとはその場で決断できることを後回しにすること。(これは意外!もっとスイス的かと思ってました。スイス人はローレックスやオメガのように時間厳守がモットーですから。)
Q:嫌いなことは?
F:礼儀を知らない人たち。
Q:フェデラーに失礼なことをする人がいるんですか。もっとも最近で怒鳴られたことは?
F:マレーシアでサンプラスとエグジビションをやったとき。30分だけでよいから首相に会ってほしいということだったので出かけたんだ。でも2時間も時間がたってもまだ夕食が終わらない。腹が立ってね、責任者に話が違うと文句を言ったら、向こうは僕をどなり返したんだ。これはまずかった。
Q:今までに受けたアドヴァイスで一番ばかげたものは?
F:ナダルとの試合で、すべてのストロークを明細に書いてくれたのがあった。また電話をしょっちゅうかけてきて、あれやこれやと言ってくれる人もいるし。またメールをガンガン送ってきて、僕が返事をしないものだから、失礼じゃないかと怒ったりする人もいる。
Q:一番怖いものは?
F:スカイダイヴィングやバンジージャンピング。こういうのは僕は大の苦手でね。やりたくないよ。
Q:99%の人はロジャー・フェデラーを知っているといいますが、残りの1%の人に会ったことがある?
F:スポーツを知らない人もいるし、またスイスの国があるってことも知らない人もいるしね。皆が僕を知っているとは思わないよ。(この99%はずいぶん大袈裟な数字。アメリカだと多分半分以上は知らないでしょうね。)
Q:ロジェー(Rodscher)じゃなくてロシェー(Roschee)と最後に呼ばれたことは?(これは説明が必要です。彼はバーゼル出身ですのでスイスドイツ語を話します。Rogerと書いてもスイスドイツ語圏では、ロジェーと呼びます。しかしジュネーヴのようなフランス語圏では、ロシェーと呼び方がフランス風になります。ロジャーと呼ぶのは英語呼びで、スイスではこのような呼び方はしないのです。なぜか?彼が説明しています。)
F:パリでは10万回くらいロシェーと呼ばれるよ。僕の名は母の母国の南アで洗礼を受けているから、ロジャーと呼ぶのが正しい。でもフランス語ではそうは読まないので、わざわざスペルをRodgeurと書いてロジャーと呼ばせているみたいでおかしい。
Q:崇拝する人は?
F:スポーツマンではタイガー・ウッズ、マイケル・ジョーダン、モーターサイクルではヴァレンティノ・ロッシ。ミュージシャンでは元のブッシュシンガー(Gavin Rossdale) 僕の友だちなんだ。2度コンサートにも行ったよ。(私は知らない)
Q:20年後は何をしていると思う?
F:僕は家族を養っているよね。当然だと思うけど。仕事はテニスとは限らないと思うけれど、コーチやTV関係につくとは考えられないね。スポンサー関係の仕事や自分でビジネスをやることはあり得ると思うけど。多分スイスで人生をエンジョイしていると思うよ。
Q:ウィンブルドンの後に出産予定ですよね。お産のクラスに二人で参加したことがある?
F:ないけれど、いろんな経験者から話は聞いているよ。それに本を買って読んでるしね。ドクターからも情報はいろいろもらっているし。
Q:赤ちゃんの名前は決まったの?
F:本でいろいろ探しているんだけれどまだ決まってないんだ。
Q:男の子だと聞いてますが。
F:それは言えないね。僕たちは知っているけど、言わないよ。(やっぱし)
Q:ボリス・ベッカーの奥さんが妊娠したとき、ベッカーは自分もつわりがきたといってましたが、ロジャーはどう?
F:妊娠だけじゃなく女性についてもいろんなことを学んだし。すごくいい勉強になってるよ。
Q:父親になるということで不安や心配があると思うけど?
F:最初の数ヶ月は心配だったよね。ドクターは最悪の場合とかも説明してくれるしね。テニスのおかげで助かってるよ。今までいろんなむずかしいシチュエーションも克服してきたから、僕たちはきっとよい親になると思うよ。
Q:ミルカとの間でニックネームで呼び合っている?
F:いろんなニックネームで呼び合ってるよ。でも言わない。(ケチッ!)
Q:おむつは紙おむつ?それとも布おむつ?
F:紙おむつだと思う。それしか知らない。でも環境保全のためにできるだけ努力するつもり。
Q:何人くらい子供がほしい?
F:3人か4人。(最初の子供がGrand、次の子がSlam、3番目がRolandで最後が Wimblyというのはどう?)
Q:スタローンそれともデニーロ?
F:僕はアクション映画が好きだからスタローン。ジェイムス・ボンドが大好きなんだ。
Q:ビール派それともワイン派?
F:ワイン
Q:自転車それともローラーブレード?
F:自転車だね。バーゼルで夕食後自転車に乗って走るのは気持ちがいいよ。(今度バーゼルに里帰りしたとき、ひょっとして自転車に乗ったロジャーに会えるかも)
Q:朝食はシリアル(コーンフレーク)それともハニーブレッド?
F:ハニーブレッド。でも外国にいるときはほとんどシリアルだけど。
Q:外食それとも自宅で食事?
F:僕は自宅で食べるのが好きなんだ。ミルカがつくってくれるから。(ご馳走さま)僕は料理ができないけど、料理のうまい人がまわりにいてラッキーだよ。まずお母さん。そしてミルカ。
Q:家事をするとしたら掃除機をかける方?それともアイロンをする方?
F:僕は掃除機をかけるのがうまいんだ。(掃除機をかけるロジャーのコマーシャル、これはかなりいけるかも。)
Q: Eminem それともAC / DC?
F: 家でトレーニングしているときはハードなものを聞いてるよ。Metallica とかAC / DC.
Q: ヒゲを剃るのはカミソリ? それとも電気シェイヴァー?
F:カミソリ。 Gilletteがスポンサーだからね。いつもきちんと剃っていなくちゃいけない。トーナメントでは Gilletteから一杯カミソリが送られてくるよ。
Q:どっちがほしい? デ杯の優勝それともオリンピックの金メダル?
F:デ杯。オリンピックはダブルスで金メダルをとっているから。
Q:ナダルについて最も驚くべきことは?
F:若いときからショットが安定していること。Consistency
Q:トレーニングは?
F:昔より面白くなってきた。
Q:弱いストロークは?
F:バックハンドのリターン。
Q:ダブルスのドリームペアは?
F:マティナ・ヒンギス。僕は前マティナとダブルスを組んだことがあるけど(ホプマンカップ)ファンタスティックだった。そしてミルカ(これもホプマンカップ。試合はみたことがありますが、あんまりうまいとは言えず負けています。)それに金メダルをとった相棒のスタン(ヴァヴリンカ)。
Q:ジョン・マッケンローが若かったときの態度について?
F:おかしい。僕の若いときもおかしかった。
Q:テニスプレーヤーでなかったら何になっていた?
F:ミュージシャン
Q:ダンスフロアでのフットワークは?
F:悪くないよ。(コートではバタフライのように軽やかと言われていますが、果たしてダンスフロアでも?)
Q:学校で嫌だったこと?
F:早起きしなくちゃならないこと。宿題。
Q:バーゼルでは?
F: I feel super-good. (でも本当はバーゼルを捨てたのです。チューリッヒにちかい Wollerau に引っ越ししてしまったので、バーゼルの市民は怒っているのですよ)
Q:政治に興味は?
F:ほとんどスイスにいないので投票ができてないのが残念だ。でもアメリカの大統領選挙はよくフォローしたよ。
Q: Wollerauの住み心地は?
F:いいよ。僕の両親とミルカの両親の中間にあるから地理的に妥協というところ。(この町は税金が安いので有名なのです。)
Q:自分で変えたいところはある?
F:あまりない。テニスでは特にね。でも父親になればいろいろ変わるだろうと思うけど。
Q:もし世界を支配することができれば?
F:まず貧しい人たちがいなくなるような世界にしたい。
Q:神を信じる?それとも信じない?
F:信じる
Q:自分の墓石に彫る言葉は?
F:まだそれまでに時間があるから今は言えないよ。
投稿者 Tennisnakama 12:05 | コメント(18)| トラックバック(0)
記事とても楽しく読ませてもらいました。フェデラーの心の状態、表情などが自然と感じ取れる貴重なインタビューとナイスな訳だと思いますし、フェデラーってほんと、素直なかわいいやつ、って感じで改めて好感を持ちました。ちなみに()書きのtennisnakamaさんのコメントもお茶目でかわいいですよ。では。
「Q:ミルカ以外に、誰とだったらエレベーターに缶詰になってもよいと思う?」という質問には、私だったら「アンジェリーナ・ジョリー!!」とつい答えてしまいそう。
男としては、「マミー」なんて答えずにもうちょっとリスクとっておもしろい答え言えばいいのに・・と思っちゃいますが、フェデラーくらいになると迂闊に変な発言できないんでしょうね。チッ!
最高ですね、このインタビュー。プリントアウトしちゃおうっと!
まず、ファンから見て思うのは「ミルカって幸せ者!」なんと愛されていることよ・・・。それだけミルカはフェデラーを支えてきたのでしょうねぇ。ま いっか。あと、掃除機をかけるロジャー・・。いいですね、家でも働いてますね(笑)。おむつの質問まで!ほんと笑えました。ロジャーはおむつも替えますね。きっと。
そして、「完璧な選手は」のところで、ナダルのメンタルの強さを上げているところが、尊敬し合っている感じが見て取れて、じ~んとしました。若手ではなくお兄さん選手を上げていますが、「サフインはでてこないんだ」と思ったら、Tennisnakamaさんから突込みが!なるほど、顔ね。それも重要です(^v^)
エレベーターのマミーはミルカの手前ですよ、こりおさん!(やっかみです)
やはり地元のインタビューは、自然体で楽しいですね。ありがとうございましたー。ご馳走様でしたー。
色んな側面を知ることができてとっても嬉しいです。
それにしてもミルカへの深い愛情が感じられますねー♪
あとロジャーが日本食やAC / DCが好きだというのは知っていましたが、Metallicaなんかも聞くとは~!(←3回ほどLiveに見に行きました)
やっぱりHardなものを聴くと闘志が沸くのかな!?(笑)
あとテニスプレーヤーでなかったら何になっていた?の問いに、「ミュージシャン」という答えが意外で
驚きました。
※崇拝する人に、元ブッシュのシンガー(Gavin Rossdale)とありましたが、彼はGwen Stefaniの夫でイギリス人です。
http://www.youtube.com/watch?v=pU6KhFWvKPM (Bush - Glycerine)
(ウェーブの掛かったヘアに濃い眉はちょっとロジャー系!?)
あぁBABYの誕生が楽しみ~~!!
ユニークな内容ですね。特に完璧な選手の項目は、彼がほかの選手をどうみているかが垣間見れて興味深かったです。
それにしても!まぁ、ごちそうさまな内容で。。。 笑 ミルカさんって本当に素敵な人なんでしょうねー。
それから、mykさんも書かれていますが、ギャビンさん、奥さんのグウェンと一緒に去年のウィンブルドン決勝のファミリーボックスで応援してましたね。ミルカやマミーと並んで。
なんでこの夫婦がいるんだろう?と思っていましたが友達だったのか。解決しました。
私もfufuさん同様、去年のWBファイナルで、なんでファミリーボックスに
グウェンがいるんや?と思っていたら、隣は彼女の旦那さんで、
旦那さんがフェデラーの友達で・・・
tennisnakamaさんのこのブログに始まり、mykさんのコメントのおかげで、
私も今年のWB開幕前に解決できました:)
フェデラーかわいいな~なんて思いながら、楽しみました♪
ヒンギスとのダブルスぜひ見たかったです。
フェデラーの真面目な優等生な答えに フムフムとうなずきながら、いつもながらの( )のTennisnakamaさんのコメントが 本当に面白くって 笑ってしまいました。 お茶目なお人柄が うかがえます。
それにしても、フェデラーとミルカ ラブラブで フェデラーーも とっても良いお父さんになりそう。
このインターヴューを面白くさせているのは、フェデラーの答えではなくて質問だと思います。フェデラーファンの方、気分を悪くしないでくださいね。私は過去15年にわたって2000人以上の人をインターヴューしてきましたので、私の経験から言わせていただくと、彼の答えはいつも平らで安全すぎるのです。フェデラーファンならよいですが、そうでない読者を惹き付けることはむずがしい。こういう相手をインターヴューする場合は、生の部分を出来るだけ出してもらえるような挑戦的な質問とか意表を突く質問とかが必要なのですが、今回の記事も普通の質問をしていないのは正解だったと思います。記者会見の記事を読んで面白いのはロディックです。彼特有のスパイスの効いたユーモアは横に並ぶ者はおりません。最も哲学的なのはアガシ。彼のTV解説はあまりにも哲学的すぎて、観戦よりも彼の話のほうが面白くなって解説者としては成功しませんでした。
ほんと、ミルカさん愛されてるなあ~ いいないいなぁ~☆だけどそれだけ支え合ってるってことなんでしょうね! あと、16歳まで菜食主義だったという事に少しびっくりしました。菜食主義については詳しく知識がないのですが、肉や魚などの栄養をとらずにテニスのきついトレーニングが出来ていたんだと感心しました。他の質問にも興味深々!だけど、彼の答えは「平らで安全」なんですね‥(笑)
ヴァーダスコやフェりは イケメンで 女の子とも たくさん つきあって、 一筋縄では いかないね。
ナダルのひざが 良くなって ウィンブルドンにでれることを 祈ってます。 ロジャーとの決勝が見れると最高だけど。
toranekoさんのフェデラーは女性免疫が余りないかもという意見に賛成1票。リタイアしたら女遊びを始めたりして....どこに行ってもモテモテでしょうから。
という先の心配よりやはりWB!!前哨戦もパスしたし、必ず優勝して欲しいですね。
税金とか他の要素で移住したんです。これをすぐさま、「捨てた」と表現するのは短絡的です。
彼はあくまで移住したんです。いくら大金を稼いだからといって、自分の生まれ故郷を捨てるなんてできないと思います。税金でしかその町の発展に貢献できないわけじゃないんです。
むしろ、彼はバーゼルという街を有名にしているという点でも、立派な貢献ではありませんか?
それに、僕だってお金がたくさんあれば、もっといい所に住みたいと思うでしょう。
ウィンブルドンも歴史期待してます!!
冗談半分、本気半分。tenn.さんの記事をしばらく読んでいけば、どういう問題について辛いのかor甘いのかが分かってきておもしろいですよ。
とりわけ、セクスィーな男には甘い・・・。
やっぱり丸出しですか。いい男に弱い・・・って