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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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ナダルがドミニカ共和国に別荘を

6月24日に報道されたナダルのドミニカ共和国の別荘購入の噂は、ナダルの契約書のサインによって、正式にナダルが家の所有者となったことを7月24日のスペイン紙 El Mundoが明らかにしました。
http://www.elmundo.es/elmundo/2009/07/24/baleares/1248458434.html

契約書にサインをするナダル


nadalbuyhouse

Photo by elmundo



購入価格は公表されていませんが、首都のサント・ドミンゴ空港から45分のPlaya Nueva Romana にあります。スポーツマリーナや、18ホールのゴルフ場があり、約1200軒の高級住宅と5スターのホテルの並ぶ高級リゾート地帯です。ここでマスコミに追っかけられることなく、彼の好きな釣りとゴルフが存分に楽しめるわけです。



私は20年前にサント・ドミンゴを訪れたことがありますが、リゾート地帯は大変美しく、料理もおいしく、カリヴ諸島の中でもベスト3に入る思い出の島です。

ナダルの別荘の購入の理由に、マヨルカでは両親と共に生活をしていたため、両親の離婚もあってマヨルカが住み辛くなった、という噂があります。トレーニングは今まで通りマヨルカでするとしても、フェデラーのドバイの別荘のようなものではないかと思います。

テニスのプラクティスもでき、しかもゆったりと休養もできるプラヤ・ヌエバ・ロマナ。しかしこのためにマヨルカ島に住む期間が減ってしまいますね。この別荘の購入はナダルにとってはジャイアントステップだと思います。何しろ一番したいことは?という記者の質問にいつも「故郷のマヨルカに帰ってくつろぎたい」と言っていたラファでしたから。

私が予想した以上のスピードで、ナダルの自立への旅立ちがすすんでいるようです。トニーコーチがいつもこぼしていた「子供っぽいナダル」から「大人のナダル」への第一歩を踏み出した彼は、今人生で大きなターニングポイントを迎えているといってよいでしょう。

それにしてもガールフレンドのジスカはどうなるのでしょうね。彼らの関係もこれからいろんな試練を乗り越えて試されるときがきているような気がします。

Vamos Rafa!



投稿者 Tennisnakama  12:22 | コメント(8) | トラックバック(0)

ジョコヴィッチの近況

ジョコヴィッチファンは一体ジョコヴィッチはどこに行ってしまったのか?と心配されていると思います。今回は言語を英字だけでなく様々な言語でサーチしてようやく彼についてある程度情報が集まりましたので、ここでまとめながら紹介していきたいと思います。

まず、才能あふれる7歳のノーレのビデオをご覧ください。



不思議なジャーマン・オープンのポスター

DjokoPoster



ハンブルグのジャーマンオープンでは、ジョコヴィッチのポスターまで制作して大々的にPRを行うつもりでしたが、ジョコヴィッチは出場していません。この欠場に対して詳しい答えは控えていますが、彼の言い分としては、「出場するとは言わなかったのに訳が分からない」と言っています。

今年のハンブルグは昨年のマスターズの格を下げられATP500となってしまいました。それにしても余りにもトップクラスの選手の参加が少ない。7位のシモンがシード1のドローに失望したファンも多かったはず。なぜフェデラーナダル、マレー、ジョコヴィッチのトップ選手が参加しなかったのか? スケジュールの変更の影響もありますが、これはATPとの訴訟事件で莫大な経費を抱えたハンブルグは、トップ選手にギャラを払えなかったから、ともっぱらの噂です。でもこのノーギャラの話はどうやら真実なようです。

こうなると金欠のジャパンオープンが心配になります。トップ選手は同日に開かれる北京と東京のどちらを選ぶ? トーナメントもカネ次第。ますます日本は中国に差をつけられそうですね。

ジョコヴィッチのスケジュール
7月28日から始まる Umag (クロアチア)大会に、弟のマルコ(シングルス1551位、ダブルス868位)とダブルスで出場します。ジョコヴィッチはシングルスには出ません。対戦相手はイタリア人ペアのフォグニーニ/スタラーチェです。27日月曜日はクロチアの休日で試合はありません。

ハンブルグの大きな大会に参加せず、 Umag のATP250に参加することはちょっと不思議な感じがしますが、その理由として、ハンブルグのスケジュールが変更になったたこと。隣国クロアチアに対する協力(2004年以来昨年を除いてジョコヴィッチは出場しています)。弟を試合に出させる手助けなどが考えられると思います。

8月6日 Asheville(ノースカロライナ州)のシヴィックセンターにて、サフィンとエグジビションを行います。こんなところでなぜ? これはモントリオールのウォームアップのためですが、ギャラの保障があり、気楽にできるエグジビションは、ポイントを重視しなければ、ウォームアップとして有効なのでしょう。しかし今回はどうも地方興行というイメージが強く、なんでこんなところで?という疑問が湧きますが、ジョコヴィッチが、アイドルのサフィンと気軽にウォームアップができるメリットと、メディアの注目を浴びない点でグッドアイデアなのかもしれません。

ちなみに今週の4位のジョコヴィッチのポイントは8150で、3位のマレーとは1550、5位のロディックとは2710のポイント差があります。

8月8日モントリオール・マスターズ
この大会でフェデラーナダルも出場という予定になっていますが、気になるところです。しかしマレーとジョコヴィッチの出場は間違いないようなので、久しぶりに彼らのテニスが観戦できます。楽しみです。

ほしい情報が手に入らない現状
以前にこのブログで話題がフェデラーナダルに偏っているとのご批判をいただいたことがあります。それは認めます。しかしそうなってしまうのは、この二人の情報は手に入りますが、マレー以外は、他の選手の情報がなかなか手に入らないという現状をご理解していただきたいのです。

いくらインターネットのストリーミングで多くの試合が観戦できるようになっても、私たちはほとんどの選手についてはコートでプレーする姿しか知りません。

最近は仏、独、スペイン語だけでなく、ジョコヴィッチにいたってはセルビア語まで挑戦しましたが、なかなか「ほしい情報」が得られない。「ほしい情報」とは 、試合の結果ではなく彼らのテニス選手としての裏話や個人的な情報です。コーチとの関係。選手生活。家族の話。選手としての苦悩と希望。新聞で簡単に紹介される試合の結果からは決して知る事のできない、血の通った生身の人間の情報は得られないものだろうか?

エナンが12歳のときに亡き母親に誓ったストーリー「ママ、私もきっとロランギャロスで優勝してみせる!」は、エナンのテニスには切っても切り離すことができないストーリーです。このように選手をより多く知ることによって、ますます彼らに魅せられ、そしてテニスの魅力にひかれていくのだと思います。

しかしなかなか選手のヒューマン・ストーリーが日本に紹介されない。日本だけでなく、海外でもスポーツメディアはいそがしくて、母国の選手でもなかなか特集記事を組まない。例えば今回ハンブルグの準決勝まで勝ち残ったクウォリファイアーのクエバスについても、実は書きたかったのですが、母国のウルグアイの新聞でもほとんど詳しくは取り上げられておらず、まだ107位くらいではニュースにもならない現実の厳しさを知りました。ですから日本の錦織選手のメディアの取り扱いは、大変稀なケースと捉えた方がよいと思います。

ファンサイトを狙え
という訳で、あのジョコヴィッチですら、あまりメディアにとりあげられない状況ですので困っていたのですが、今回は海外のジョコヴィッチ・ファンサイトにトライしてみたのです。ファンサイトは世界の情報収集にエネルギーを注いでいますので、私の勘はピンポーン! いくつかのファンサイトのなかで、スイスのジョコヴィッチのファンサイトは実によく正確にジョコを追っかけていることが分かりました。
http://www.novakdjokovic.ch/

英字では紹介されなかった最近のインターヴューの4記事を、このファンサイトでみつけましたので、次回で紹介していきたいと思います。




投稿者 Tennisnakama  06:28 | コメント(6) | トラックバック(0)