2008年02月28日
錦織圭: from Chat Room(1)
錦織圭: チャットルームから
テニス・ウェアハウス(TW)というアメリカで最大の、オンライン・テニスストアがあります。このストアから、私はいつもラケット、テニスシューズ,オーヴァーグリップなど、テニスに関するほとんどの物を購入しているのですが、ちょっと買い物がてらに彼らのチャットルームを覗いてみることがあります。
TWには、“トークテニスTalk Tennis" というページがあり、そこでは、テニスのハードコアファンが、様々なテニスの話題について、意見の交換をしています。もし私が、What do you think about Kei Nishikori?というテーマでチャットしたいと思うと、“トークテニス”に掲示するのです。そうすると興味のある人がそのチャットルームに入ってきて、オンラインによる会話がはじまるのです。アメリカでは、テニス365などのブログがないので、この形式が最もポピュラーなのですが、そこで今まで、錦織についてどのようなチャットがなされていたか? 過去のチャットルームを覗いてみることにしました。
昨年の6月4日, Chicaneさんによって開かれたチャットルームがおもしろいので、紹介したいと思います。
(注)ペンネームからでは、性別が判断できないので、すべて男性と想定して、僕と書いています。読みづらいでしょうが、( )は私の説明で、[ ]は私のコメントです。これはあくまでも、チャットですので、彼らが言っていることがすべて正しいとはかぎりませんので、できるだけ、事実を私のほうで、フォローしてコメントをつけるようにします。
2007.06.04 3:02am
Chicane:
先週、カーソン(カルフォルニア)の試合 (Countrywide Classic: ブレイク、サフィン,ゴンザレスなどが出場)に行ってきたけど、NIshikoriの試合に感心したね。(錦織はクウォリファイアーの2回戦に勝って本戦出場、第1回戦でムーディMoodieに破れる) 彼はボリテリの選手にありがちなベースライン・バッシャーじゃなくて(ベースラインからガンガン打つ選手)、彼っていろんなショットがうてるんだよね。アタックするときは、ボールの深さ、ペース、アングルをいろいろ混ぜながら 、実によくコートを使っているんだ。ボリテリの選手は、一日中ベースラインにいて、フォアハンドで打つ練習ばかりしているけれど、彼は違うよ。チャンスがきたらのがさずネットにきてるしね。サーヴはそれどの威力はないけど、ブレークされいていなかったし。
彼のコーチに会ったとき、 NIshikoriの話を聞いてみたんだけれど、ボリテリでは、もうプロに転向してもおかしくないといってたよ。僕の予想では、19才になる前に100位に入るよ、彼は。
[ すごいですね。こんなに錦織のことを買っててくれる人もいたのですね。彼は(女性なのかもしれないですが)錦織のテニスがあまりにも印象が深かったので、この NIshikoriチャットコーナーをつくったのです。 ]
5:25am
JLyon:
一年半前のL.R.の試合を見るべきだったね。 NIshikori は才能のある選手だと思う。残念ながら、ファイナルズで、数ヶ月年上のドナルド・ヤング(同じくIMGの選手。1989年7月23日生まれ。錦織は1989年12月29日生まれ。)に負けてしまったけど。でも NIshikoriはヤングと組んで、ダブルスでは優勝したよ。
1:29pm
53ft6:
僕も NIshikoriを見るのが好きだね。カーソンで Ryan Sweetingとの試合をみたけど、100位は当分無理だと思う。クレーのサーフェスはうまいけど。サーヴがまだ弱い。
1:58pm
onehandbh:
僕もカーソンで NIshikoriを見た。やはりサーヴが弱くて、うまくネットまでこれないのが弱点じゃないかな。ロブが上げられた時、ノーバウンスで打ち込んでいない。一回バウンスさせて打ってるから、せっかくのチャンスを逃して、ネットで負けることになる。
[ NIshikori について、コメントがまだまだ続きます。テニス通のアメリカ人がどのようにして錦織を見て来たのか?これは彼のアメリカにおけるテニスの歴史とでもいいましょうか。興味深いところです。でも皆さん、本当によく見てますね! クウォリファイアーレベルの試合はテニスチャンネルでは放送されませんので、会場まで見に行っているのです。このテニス熱には頭が下がります。
これからまだまだ、 NIshikoriについてのアメリカにおけるディスカッションが続きます。次回をお楽しみに。]
さあ、私はこれからサブに呼ばれて試合です。
テニス・ウェアハウス(TW)というアメリカで最大の、オンライン・テニスストアがあります。このストアから、私はいつもラケット、テニスシューズ,オーヴァーグリップなど、テニスに関するほとんどの物を購入しているのですが、ちょっと買い物がてらに彼らのチャットルームを覗いてみることがあります。
TWには、“トークテニスTalk Tennis" というページがあり、そこでは、テニスのハードコアファンが、様々なテニスの話題について、意見の交換をしています。もし私が、What do you think about Kei Nishikori?というテーマでチャットしたいと思うと、“トークテニス”に掲示するのです。そうすると興味のある人がそのチャットルームに入ってきて、オンラインによる会話がはじまるのです。アメリカでは、テニス365などのブログがないので、この形式が最もポピュラーなのですが、そこで今まで、錦織についてどのようなチャットがなされていたか? 過去のチャットルームを覗いてみることにしました。
昨年の6月4日, Chicaneさんによって開かれたチャットルームがおもしろいので、紹介したいと思います。
(注)ペンネームからでは、性別が判断できないので、すべて男性と想定して、僕と書いています。読みづらいでしょうが、( )は私の説明で、[ ]は私のコメントです。これはあくまでも、チャットですので、彼らが言っていることがすべて正しいとはかぎりませんので、できるだけ、事実を私のほうで、フォローしてコメントをつけるようにします。
2007.06.04 3:02am
Chicane:
先週、カーソン(カルフォルニア)の試合 (Countrywide Classic: ブレイク、サフィン,ゴンザレスなどが出場)に行ってきたけど、NIshikoriの試合に感心したね。(錦織はクウォリファイアーの2回戦に勝って本戦出場、第1回戦でムーディMoodieに破れる) 彼はボリテリの選手にありがちなベースライン・バッシャーじゃなくて(ベースラインからガンガン打つ選手)、彼っていろんなショットがうてるんだよね。アタックするときは、ボールの深さ、ペース、アングルをいろいろ混ぜながら 、実によくコートを使っているんだ。ボリテリの選手は、一日中ベースラインにいて、フォアハンドで打つ練習ばかりしているけれど、彼は違うよ。チャンスがきたらのがさずネットにきてるしね。サーヴはそれどの威力はないけど、ブレークされいていなかったし。
彼のコーチに会ったとき、 NIshikoriの話を聞いてみたんだけれど、ボリテリでは、もうプロに転向してもおかしくないといってたよ。僕の予想では、19才になる前に100位に入るよ、彼は。
[ すごいですね。こんなに錦織のことを買っててくれる人もいたのですね。彼は(女性なのかもしれないですが)錦織のテニスがあまりにも印象が深かったので、この NIshikoriチャットコーナーをつくったのです。 ]
5:25am
JLyon:
一年半前のL.R.の試合を見るべきだったね。 NIshikori は才能のある選手だと思う。残念ながら、ファイナルズで、数ヶ月年上のドナルド・ヤング(同じくIMGの選手。1989年7月23日生まれ。錦織は1989年12月29日生まれ。)に負けてしまったけど。でも NIshikoriはヤングと組んで、ダブルスでは優勝したよ。
1:29pm
53ft6:
僕も NIshikoriを見るのが好きだね。カーソンで Ryan Sweetingとの試合をみたけど、100位は当分無理だと思う。クレーのサーフェスはうまいけど。サーヴがまだ弱い。
1:58pm
onehandbh:
僕もカーソンで NIshikoriを見た。やはりサーヴが弱くて、うまくネットまでこれないのが弱点じゃないかな。ロブが上げられた時、ノーバウンスで打ち込んでいない。一回バウンスさせて打ってるから、せっかくのチャンスを逃して、ネットで負けることになる。
[ NIshikori について、コメントがまだまだ続きます。テニス通のアメリカ人がどのようにして錦織を見て来たのか?これは彼のアメリカにおけるテニスの歴史とでもいいましょうか。興味深いところです。でも皆さん、本当によく見てますね! クウォリファイアーレベルの試合はテニスチャンネルでは放送されませんので、会場まで見に行っているのです。このテニス熱には頭が下がります。
これからまだまだ、 NIshikoriについてのアメリカにおけるディスカッションが続きます。次回をお楽しみに。]
さあ、私はこれからサブに呼ばれて試合です。
投稿者 Tennisnakama 00:40 | コメント(5)| トラックバック(0)
で、またちょっと指摘なのですが・・・ヤングは、ボリテリーの選手ではありません。
彼は父と母がコーチで成長してきました。たまたまいまATPサイトに彼の記事も掲載されています。
http://www.atptennis.com/5/en/deuce/january2008/young.asp
錦織とは同世代だし、ジュニア時代から仲が良いのかな?昨年のcharengerではダブルスを組んでいたこともあります。錦織君もまずはヤングを追い越さなきゃね。
塚越亘さんのページによると、「風邪でリタイヤ」と錦織自身が発表したようです。
腰の理由もあるだろうけど、ちょびっと安心しました。
http://www.nytimes.com/2007/06/24/magazine/24young-t.html?ei=5088&en=59c38e537b95b77d&ex=1340337600&partner=rssnyt&emc=rss&pagewanted=all