2008年03月31日
蘇りました!
ある選手の今日の試合分析です。誰だか分かりますか?
第1サーヴの確率:65%
第1サーヴの得点率:79%(すごい!)
第2サーヴの得点率:67%(すごい!)
第1リターンの得点率:32%
第2リターンの得点率:64%(すごい!)
ブレークポイント確率:75%(すごい!)
この数字が物語っているように、確実にサーヴィスゲームをとり、相手のセカンドサーヴを叩き、ブレークポイントのチャンスをものにしています。
久しぶりです。ナダルが蘇りました! パーフェクトな試合を、ドイツのキーファー相手に展開してくれました。最後にマッチポイントを気にして硬くなりましたが、スコアは6-2, 6-4で勝利です。
コーチのトニーおじさんが最近コートに姿を現さなくなってから、ナダルの集中力が落ちて来たようで心配されましたが、今日は思い切りのよいストロークが深く決まり、unforced error も少なく、ナダルのスーパーショットも数々披露してくれました。
今までどこか覇気のない、迷いのあるゲーム展開を繰り返していましたが、今日は吹っ切れたような清々しいテニスでした。聞くところによると、プレースタイルを少し変えようとしたらしい。そこで自分らしくないテニスをやっていたのかもしれません。
あの伝説のビヨンボルグがあるスペインの新聞にこう語っています。
「僕はナダルのテニスが大好きなんだ。彼はきっと世界一になるよ。怪我に気をつけることと、あとは、歴史に残る偉大な選手になるという欲望を強く抱くこと。彼ならできると信じている。」
ボルグをそこまで言わせたナダル。今日の試合を観るかぎり、その日がやってくるのは、遠くないかもしれません。
ナダルは、やっぱりナダルでなくっちゃ!
自己表現の手段が芸術であれば、テニスも立派な芸術です。我々はスポーツアーティスト。テニスを通して、最大限に自分を表現できたら最高ですね。
第1サーヴの確率:65%
第1サーヴの得点率:79%(すごい!)
第2サーヴの得点率:67%(すごい!)
第1リターンの得点率:32%
第2リターンの得点率:64%(すごい!)
ブレークポイント確率:75%(すごい!)
この数字が物語っているように、確実にサーヴィスゲームをとり、相手のセカンドサーヴを叩き、ブレークポイントのチャンスをものにしています。
久しぶりです。ナダルが蘇りました! パーフェクトな試合を、ドイツのキーファー相手に展開してくれました。最後にマッチポイントを気にして硬くなりましたが、スコアは6-2, 6-4で勝利です。
コーチのトニーおじさんが最近コートに姿を現さなくなってから、ナダルの集中力が落ちて来たようで心配されましたが、今日は思い切りのよいストロークが深く決まり、unforced error も少なく、ナダルのスーパーショットも数々披露してくれました。
今までどこか覇気のない、迷いのあるゲーム展開を繰り返していましたが、今日は吹っ切れたような清々しいテニスでした。聞くところによると、プレースタイルを少し変えようとしたらしい。そこで自分らしくないテニスをやっていたのかもしれません。
あの伝説のビヨンボルグがあるスペインの新聞にこう語っています。
「僕はナダルのテニスが大好きなんだ。彼はきっと世界一になるよ。怪我に気をつけることと、あとは、歴史に残る偉大な選手になるという欲望を強く抱くこと。彼ならできると信じている。」
ボルグをそこまで言わせたナダル。今日の試合を観るかぎり、その日がやってくるのは、遠くないかもしれません。
ナダルは、やっぱりナダルでなくっちゃ!
自己表現の手段が芸術であれば、テニスも立派な芸術です。我々はスポーツアーティスト。テニスを通して、最大限に自分を表現できたら最高ですね。
投稿者 Tennisnakama 11:02 | コメント(6)| トラックバック(0)
私もあのTennis.comのナダルのブログを読みましたよ。彼の英語はたどたどしくて、とてもかわいらしい。自分でちゃんと書いたのですね。誠実で偉いですね。
ブライアン兄弟を相手にダブルスをやったとき、自分(ロブレドとペア)たちは外国人なのに、とても多くの人が応援してくれた、と感謝してますよね。でもマイアミはヒスパニック(スペイン語を話す中南米人)が多いから、自分たちもその意味ではローカルだよね、とちょっぴりユーモアのある素敵なブログでした。
ところで、ゴンザレスはカニアスに負けてしまいましたが、すばらしい股抜きショットを披露してくれました。このショットのことを、解説者は何と言っているのか知りたくて、2度も見ましたが、ついにショット名は出てきませんでした。
これ、すごいです。感動しましたよ。
そういう意味でも、フェデラーVSナダルのような試合は、芸術的。
技術とパワー、静と動というか、相反する2人の試合は、やはり見ごたえがありますよね。
ナダルはやっぱりあのヒューイット戦に見られるフォアハンドを使ってほしいですね。。その前に2004年全豪で初めて対戦してますが、あのときは、今のスリーヴレスのシャツやカプリパンツではなく、普通のかわいらしい男の子という感じでした。初々しかったです。YouTubeをよく見てると、4年前のほうがアグレッシヴです。ベースラインぎりぎりでうってますね。ステップインして高い打点で強烈なフォアハンドを決めてほしいものです。 余談ですが、ボルグは「ジョコヴィッチはまだ世界一になれるレベルではない」といってました。(ホッ)
ハセガワコーチ:
「楽しくテニス」を読ませていただきました。全く同感です。昨年までテニスのチームを二つももっていて、しんどく重荷になっていましたから、テニスが楽しいということが少なくなってきてました。今は二つとも解散し、フリーの身で楽しいですね。アメリカでは、まず何事をやるにしても、Have fun!といいます。きびしいトレーニングでも、テニスが楽しければ、耐えられますし、うまくなるはずです。
アメリカのやり方がベターだとは思いませんが、フォームには、日本のようにあまりこだわりませんね。日本は茶道のように、いつも形から入りますが、こちらはお茶菓子の味見から入ります。あのお菓子が食べたい!そういう気持ちが一杯つまっているので、試合に負けても立ち直りが早い。見習いたいものです。