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錦織 vs Blake

US Men's Clay Court Championshipのラウンド32の報告です。

錦織選手は残念ながら、James Blakeに6-4, 6-4で負けてしまいましたが、よく健闘しました。なにしろ相手は、ランキングトップ10のベストプレーヤーです。萎縮せず実によくがんばりました。

ジョコヴィッチが、フェデラーとのUS Openの決勝戦後に言った言葉を思い出しました。6-7, 6-7, 4-6のスコアに対して「あんまりみっともないスコアで負けたくなかったからよかった」 最初から彼の決勝の目的は、みっともない負け方だけはしたくない。。。 でもこれでは自分より強い相手には勝てない。

多分、今夜の圭君もそんな気持ちがあったのではないでしょうか。「あのデルレービーチの試合は、まぐれだったと思われないような試合をしなければ。。。」
これは、「どんなことをしてでも勝つ!」の意気込みとは違います。もし彼が死ぬほど(大袈裟ですが)勝ちたいという気持ちがあったのなら、勝てたかもしれない、というのが私の正直な印象です。

では、試合を振り返ってみて、いつものごとく独断分析をしてみますと、

第1セットの2ゲーム目で、40-15の3ポイント・ブレークポイントをとりながら、チャンスを逃しました。

第2セットは、圭君が勝てたセットだと思います。3ゲーム目で、40-15とブレークポイントをとりながら、再びチャンスを逃しています。試合の勝敗を決定づけたのは、7ゲーム目。圭君は、40-0とリードをしていたにも拘らず、ブレークされてしまいました。これって彼のサーヴがよっぽど悪かったのでしょうか。二人ともサーヴの調子がよくなかったらしく、ファーストサーヴの確率は、ブレイク50%,圭君が49%です。でもブレイクとの違いは、ファーストサーヴの得点率で、ブレイクが67%、圭君が46% つまり、ファーストサーヴで点がとれないところに、彼の弱点があるように思います。ですから、いつもブレークポイントのヨーヨーゲームになってしまうようです。リターンがよくても、やはりサーヴィスゲームを確実にとっていくことが、今後の課題かと思います。

「絶対勝つぞ!」というハングリー精神の大切さは、松岡修造さんがテニスに最も大切なことだと主張しています。I totally agree. これからのハングリー圭君に大いに期待していきたいと思います。


投稿者 Tennisnakama  12:44 | コメント(4)| トラックバック(1)
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錦織圭、今回はブレイクに勝てなかった(2008ヒューストン1回戦)

US Men’s Clay Court Championship Houston, Texas International Series Clay-32 Draws, $436,000 1回戦 J. Blake def. K. Nishikori, 6-4, 6-4 今日は通信環境の整っていないところにいたのでライブスコアでチェックできま...

錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ 2008/04/18 08:01
コメント
多分、今夜の圭君もそんな気持ちがあったのではないでしょうか。「あのデルレービーチの試合は、まぐれだったと思われないような試合をしなければ。。。」 
 同感です! 圭君のファンですけど 彼はまだまだ精神的に鍛えなければ! それに 圭君は
 ブレイクには今日や明日では勝つことがまだ 無理です。
投稿者 40 love 2008/04/17 14:32
18才でブレイクとここまで試合ができるのは、すごいです。技術的にはサーヴを除いて、そんなに劣っているとは思えないのですが、あとは負けない精神と経験がついてくれば、ベスト50も遠くないと思います。このように世界の強豪とよいプレイできれば、僕でも勝てると、いう自信につながっていくでしょうから。
投稿者 Tennisnakama 2008/04/17 20:55
まつたく 同感です!18歳で世界のno12 との試合!それに 負けたにしても 6-4,6-4 大した者ですよ これから何回も何回も 負けてこそ 強くなるなるのではと 思います
ベスト50も 近くです. 何故か? he knows right people and at right place and right time, and
he also has a talent.
投稿者 40 love 2008/04/18 00:06
40 loveさんの英語のコメントを読んで、次号のアイデアが湧きました。Thank you!
投稿者 Tennisnakama 2008/04/18 06:56
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