2008年04月24日
フェデラーが奇跡のカムバックで勝利!
フェデラー絶対絶命の危機!
こういう試合は体によくないので、観ることをおすすめしません。フェデラーの目がやっと覚めたのは、第3セット目の1-5のときです。カウントからすれば、これでブレークされれば、モンテカルロともおさらば!。もう一打なりとも油断がなりません!第1セットは、イダルゴ Hidalgo (スペイン語はHの発音をしません)の緊張が手伝って、フェデラーが6-1。第2セットは、フェデラーの連続ミスで、3-6。不吉な予感がします。
悪い予感を裏付けるように、第3セットも、フェデラーのストロークがおかしいのです。オーヴァーヒットばかり。まるで別人のようなフェデラーに、観客もどう応援してよいのか分かりません。137位のクウォリファイアーに、初っ端から2ゲームをブレークされて、スコアはあっという間に0-4。このままベーグルで負けてしまったら・・・もう立ち上がれない! 皇帝がまるで拷問にかけられて、手や足をつぎつぎもぎ取られていくような残酷さです。もちろん対戦相手の イダルゴ の健闘は評価できますが、このレベルで0-4のゲームカウントは、解説者も言葉が見つかりません。
ガールフレンドのミルカは、じーっと下を向いたままで動かず、スコアは1-5に。フェデラーはもうあと一歩もひけない! 彼の顔がゆがんで見えます。唇をぐーっと噛み締めました。顔色が青い! 右の頬に直径2cm大の発疹があります。これはひょっとして!? カメラがミルカを追いました。彼女の頬にも同じような発疹があります!
今年の始めに、フェデラーはMonoに罹患していることを発表してファンを心配させましたが、彼はもう完全に治ったと報告。でも今までの彼のパーフォーマンスを観てますと、うーm? どうも完治してるようにはみえない。つばから感染することが多いので、キス病Kissing Deseaseというニックネームがついているこのmononucleosis。思春期にかかってほとんどの人が免疫をもっているというのに。大人がかかるとちょっと面倒みたいです。疲労感、発熱、のどの痛みに加えて、発疹も出てくるケースもあるとか。
試合にもどりましょう。
1-5でフェデラーのサーヴです。今まで、フェデラーの立ってる位置が2-3mも後ろで、まるでナダルのように、ときどきループがかったヘヴィーなスピンボールを打っていたのが、ネットダッシュし始めました。あっ!フェデラーがネットダッシュする時に、つまずいて転びました。こんなことって? あのフェデラーの華麗なフットワークは? そんなことを言ってる場合じゃない。どんなことをしても、まずボールを相手のコートにいれなければ。彼は華麗さを捨てました! ラインぎりぎりを狙ったラリーも少なくなり、ストロークも安定してきました。ポジションもベースライン近くになり、ラリーが続きます。イダルゴはクレーコートスペシャリストですから、どんなボールでも打ち返してきます。でも、フェデラーは焦らない。
やっとフェデラーが2度ブレークして、4ゲームを連続して勝ちつづけ5-5のタイに。しかし3度目のブレークはならず、6-6からタイブレークへ。もうこの後は経験がものをいって、タイブレークを緊張する相手に1ポイント与えただけで、フェデラーが第3セットをとり、初戦をやっとこさ切り抜けました。
最終スコアは、6-1, 3-6, 7-6(1)
でも、でも、なぜ1-5まで許してしまったのでしょうね。これが イダルゴだったから挽回できたものの、次回のモンフィスだとこうはいかない。55 unforced errors(ミス)は論外です!やっぱり病気が完治していないのかも・・・心配です。
(ナダルはフェデラーとは対象的に、水を得た魚のように、自由に生き生きとコートを泳いでました。アンチッチを6-0, 6-3で下して、次は、フェレーロと対戦です)
こういう試合は体によくないので、観ることをおすすめしません。フェデラーの目がやっと覚めたのは、第3セット目の1-5のときです。カウントからすれば、これでブレークされれば、モンテカルロともおさらば!。もう一打なりとも油断がなりません!第1セットは、イダルゴ Hidalgo (スペイン語はHの発音をしません)の緊張が手伝って、フェデラーが6-1。第2セットは、フェデラーの連続ミスで、3-6。不吉な予感がします。
悪い予感を裏付けるように、第3セットも、フェデラーのストロークがおかしいのです。オーヴァーヒットばかり。まるで別人のようなフェデラーに、観客もどう応援してよいのか分かりません。137位のクウォリファイアーに、初っ端から2ゲームをブレークされて、スコアはあっという間に0-4。このままベーグルで負けてしまったら・・・もう立ち上がれない! 皇帝がまるで拷問にかけられて、手や足をつぎつぎもぎ取られていくような残酷さです。もちろん対戦相手の イダルゴ の健闘は評価できますが、このレベルで0-4のゲームカウントは、解説者も言葉が見つかりません。
ガールフレンドのミルカは、じーっと下を向いたままで動かず、スコアは1-5に。フェデラーはもうあと一歩もひけない! 彼の顔がゆがんで見えます。唇をぐーっと噛み締めました。顔色が青い! 右の頬に直径2cm大の発疹があります。これはひょっとして!? カメラがミルカを追いました。彼女の頬にも同じような発疹があります!
今年の始めに、フェデラーはMonoに罹患していることを発表してファンを心配させましたが、彼はもう完全に治ったと報告。でも今までの彼のパーフォーマンスを観てますと、うーm? どうも完治してるようにはみえない。つばから感染することが多いので、キス病Kissing Deseaseというニックネームがついているこのmononucleosis。思春期にかかってほとんどの人が免疫をもっているというのに。大人がかかるとちょっと面倒みたいです。疲労感、発熱、のどの痛みに加えて、発疹も出てくるケースもあるとか。
試合にもどりましょう。
1-5でフェデラーのサーヴです。今まで、フェデラーの立ってる位置が2-3mも後ろで、まるでナダルのように、ときどきループがかったヘヴィーなスピンボールを打っていたのが、ネットダッシュし始めました。あっ!フェデラーがネットダッシュする時に、つまずいて転びました。こんなことって? あのフェデラーの華麗なフットワークは? そんなことを言ってる場合じゃない。どんなことをしても、まずボールを相手のコートにいれなければ。彼は華麗さを捨てました! ラインぎりぎりを狙ったラリーも少なくなり、ストロークも安定してきました。ポジションもベースライン近くになり、ラリーが続きます。イダルゴはクレーコートスペシャリストですから、どんなボールでも打ち返してきます。でも、フェデラーは焦らない。
やっとフェデラーが2度ブレークして、4ゲームを連続して勝ちつづけ5-5のタイに。しかし3度目のブレークはならず、6-6からタイブレークへ。もうこの後は経験がものをいって、タイブレークを緊張する相手に1ポイント与えただけで、フェデラーが第3セットをとり、初戦をやっとこさ切り抜けました。
最終スコアは、6-1, 3-6, 7-6(1)
でも、でも、なぜ1-5まで許してしまったのでしょうね。これが イダルゴだったから挽回できたものの、次回のモンフィスだとこうはいかない。55 unforced errors(ミス)は論外です!やっぱり病気が完治していないのかも・・・心配です。
(ナダルはフェデラーとは対象的に、水を得た魚のように、自由に生き生きとコートを泳いでました。アンチッチを6-0, 6-3で下して、次は、フェレーロと対戦です)
投稿者 Tennisnakama 06:12 | コメント(5)| トラックバック(0)
「やられる~・・・っ。」 という 思い と、
「すげ~っ!!・・こっから・・・!!!」 という 感動。
相手も 「勝ちビビリ」 したンですかね?
右ホッペのアザみたいなのは前大会から気になってました・・。
やはり今大会は厳しい戦いとなるでしょう。 ・・・はぁ・・・。
そんなストーリーになっていたとは、知りませんでした!!びっくりです。
フェデラーファンなので、とても心配ですが、調子を取り戻して頑張って欲しいです。
しかしTennisnakamaさんのブログ(ブログというか、記事ですね^^)は、普通に日本でニュースを
見ているだけでは知らなかったことばかりで、とても楽しいです。
周りの皆にここで知った情報を伝えたら、「どうしてそんなこと知ってるの?」って言われるので
このサイトのこと、教えてあげてますww
ところで訂正です。 ミルカの頬の吹き出物は2度目に見てみると、どうやらニキビみたい。それに、フェデラーの大きな頬の吹き出物は、ポルトガルでも見ましたし、あれはアメリカのブロガーによりますと、どうやら虫に噛まれたみたいです。Monoの発疹ではないようですので訂正します。