2008年04月29日
錦織圭:死闘のバミューダ!
Japanese teen wins thriller
バミューダオープンの決勝戦 の模様が,ローカル新聞に掲載されていました!
3セットのタイブレーク(2ポイント差7-5)で勝っていることから、大変な試合だったのではと想像はしていましたが、本当に大接戦だったようです。
今日のバミューダのローカル新聞、The Royal Gazetteの記事をかいつまんで紹介します。
http://www.royalgazette.com/siftology.royalgazette/Article/article.jsp?articleId=7d84e3330030020§ionId=70
記者が興奮した様子で書いています。
「英語でこの試合をどのように表現してよいのか、十分な言葉がみつからない。とにかく言えることは、あの決勝戦は、驚くべきもので、実にすばらしく、インテンスで、ドラマティックで、センセーショナルで、信じられない、息をのむほどのすごさだったということ。」
こんなに沢山の賞賛の言葉を書き連ねた記事を読むのは、生まれて初めてです。
さらに記者の興奮状態が続きます。
「15年間のこのオープンの中で、これほどすばらしい決勝戦はなかった。3セットの試合が終わったあとは、選手も、観客も、そして関係者全員が、もうくたくたに疲れ切ってしまったほどだ。」
錦織選手は試合のあとで、このようなコメントを残しています。
「もうめちゃくちゃに疲れてしまって話ができません。僕自身勝つなんて信じられないです。メンタル的にも疲れ果てましたから、3セット目で15-40になってしまったときは、もうダメだと思ってました。」
二人とも言葉を失い、今にも泣き出しそうな感じだったみたいです。
「トロイッキは、勝てる試合だっただけに悔しさ一杯で言葉を失い、錦織のほうは、逆に喜び一杯で、疲れ果てて言葉が出てこない。」
では、二人はどのような試合を展開していったのでしょうか。
「第1セット: 2-6
第4ゲームですでに錦織をブレークしたトロイッキは、予想以上のペースで錦織を攻撃し始めた。錦織は焦ってウィナーを取ろうとして、何度もネットに引っかけるミスが続いた。この二人の試合ぶりから、勝者は誰の目にも明らかだった。第1セットは6-2でトロイッキの手に。
第2セット:7-5
第2セットもあっけなくトロイッキが勝つかと思われたが、錦織のしぶといラリーの応酬で、ブレークしなおしてもとの2-2へ。6ゲーム目のラッキーショットが手伝って、ブレークされるのを免れるが、錦織はコートを駆けずりまわって辛うじてゲームを維持するのが精一杯。
しかし錦織はどのボールもリターンしてしまうため、次第にトロイッキは打つ手を失っていった。フラストレーションに陥ったトロイッキは、気がついてみるとスコアはすでに5-6。観客もこの展開に驚きを隠せない。
第3セット:7-6
第3セットはもっとドラマティックな展開だった。最初にブレークをしたのは錦織。慌ててトロイッキがブレークしなおして、スコアはもとにもどって3-3。 そのあとはゲームポイントをお互いが確保して6-5に。しかし、このあとトロイッキは立て続け様に3ポイントを取り、このまま勝利へと思いきや、錦織のねばりにあって、マッチポイントをとれず6-6のタイブレークへ。
タイブレークスコア:7-5
トロイッキがまたもや得点を先取して優勢に見えたが、錦織はベースラインからの、信じられないリターンで4-3と逆転。そして錦織はまたもや、不可能にちかいショットを繰り返しポイントをとり、最後はトロイッキがネットにボールをひっかけて錦織の勝利に終わった。」
ここぞという瞬間に立ち上がれる力!18才にして驚くべき精神の成熟度!そして最後まで諦めないメンタルの強さ!錦織選手には、チャンピオンに必要なすべての資質が備わっているようです。
amazing, awesome, incredible, breathtaking・・・と賞賛の言葉を惜しまなかった記者は、未来のチャンピオンに限りない拍手を送りたかったのでしょうね。
バミューダオープンの決勝戦 の模様が,ローカル新聞に掲載されていました!
3セットのタイブレーク(2ポイント差7-5)で勝っていることから、大変な試合だったのではと想像はしていましたが、本当に大接戦だったようです。
今日のバミューダのローカル新聞、The Royal Gazetteの記事をかいつまんで紹介します。
http://www.royalgazette.com/siftology.royalgazette/Article/article.jsp?articleId=7d84e3330030020§ionId=70
記者が興奮した様子で書いています。
「英語でこの試合をどのように表現してよいのか、十分な言葉がみつからない。とにかく言えることは、あの決勝戦は、驚くべきもので、実にすばらしく、インテンスで、ドラマティックで、センセーショナルで、信じられない、息をのむほどのすごさだったということ。」
こんなに沢山の賞賛の言葉を書き連ねた記事を読むのは、生まれて初めてです。
さらに記者の興奮状態が続きます。
「15年間のこのオープンの中で、これほどすばらしい決勝戦はなかった。3セットの試合が終わったあとは、選手も、観客も、そして関係者全員が、もうくたくたに疲れ切ってしまったほどだ。」
錦織選手は試合のあとで、このようなコメントを残しています。
「もうめちゃくちゃに疲れてしまって話ができません。僕自身勝つなんて信じられないです。メンタル的にも疲れ果てましたから、3セット目で15-40になってしまったときは、もうダメだと思ってました。」
二人とも言葉を失い、今にも泣き出しそうな感じだったみたいです。
「トロイッキは、勝てる試合だっただけに悔しさ一杯で言葉を失い、錦織のほうは、逆に喜び一杯で、疲れ果てて言葉が出てこない。」
では、二人はどのような試合を展開していったのでしょうか。
「第1セット: 2-6
第4ゲームですでに錦織をブレークしたトロイッキは、予想以上のペースで錦織を攻撃し始めた。錦織は焦ってウィナーを取ろうとして、何度もネットに引っかけるミスが続いた。この二人の試合ぶりから、勝者は誰の目にも明らかだった。第1セットは6-2でトロイッキの手に。
第2セット:7-5
第2セットもあっけなくトロイッキが勝つかと思われたが、錦織のしぶといラリーの応酬で、ブレークしなおしてもとの2-2へ。6ゲーム目のラッキーショットが手伝って、ブレークされるのを免れるが、錦織はコートを駆けずりまわって辛うじてゲームを維持するのが精一杯。
しかし錦織はどのボールもリターンしてしまうため、次第にトロイッキは打つ手を失っていった。フラストレーションに陥ったトロイッキは、気がついてみるとスコアはすでに5-6。観客もこの展開に驚きを隠せない。
第3セット:7-6
第3セットはもっとドラマティックな展開だった。最初にブレークをしたのは錦織。慌ててトロイッキがブレークしなおして、スコアはもとにもどって3-3。 そのあとはゲームポイントをお互いが確保して6-5に。しかし、このあとトロイッキは立て続け様に3ポイントを取り、このまま勝利へと思いきや、錦織のねばりにあって、マッチポイントをとれず6-6のタイブレークへ。
タイブレークスコア:7-5
トロイッキがまたもや得点を先取して優勢に見えたが、錦織はベースラインからの、信じられないリターンで4-3と逆転。そして錦織はまたもや、不可能にちかいショットを繰り返しポイントをとり、最後はトロイッキがネットにボールをひっかけて錦織の勝利に終わった。」
ここぞという瞬間に立ち上がれる力!18才にして驚くべき精神の成熟度!そして最後まで諦めないメンタルの強さ!錦織選手には、チャンピオンに必要なすべての資質が備わっているようです。
amazing, awesome, incredible, breathtaking・・・と賞賛の言葉を惜しまなかった記者は、未来のチャンピオンに限りない拍手を送りたかったのでしょうね。
投稿者 Tennisnakama 12:59 | コメント(5)| トラックバック(0)
観客も、見ごたえのある試合を見て、大満足だったのでは、、
良かったねえ~~。(両方に、、)
負けながら、試合にもまれながら、成長していくんでしょうねえ。
頑張れ~~! Kei!
面白い記事の探索、ありがとうございます。
さすがローカル新聞は、内容盛りだくさんですねぇ。