2008年06月12日
錦織の現地報告が入りました!
ナダルとの対戦があと数時間で始まりますが、クイーンズクラブのサーフェスは芝ですし、作戦も違うはず。錦織選手は今までの2回戦をどのように戦ってきたのでしょうね。ライヴスコアだけでは、計り知れない彼の試合について詳しく知りたい!
どうしても知りたくて、現地報告はないかといろいろ探した結果、出てきました!!
英国版Yahoo のEurosportsの欄に錦織選手の記事が大々的に出ていました。「ヨーロスカウト:錦織圭 」(Euroscout: Kei Nishikori)いわゆる注目の新人ということでしょうか。この記事は、圭くんが第1回戦で対戦した、Fallaファジャ(スペイン人に聞いて名前の確認をとりました)との試合を克明に報告したものですが、錦織選手の芝での試合を知る上で貴重な記事です。要約すると以下のようになります。
http://uk.eurosport.yahoo.com/11062008/58/atp-tour-euroscout-kei-nishikori.html
1回戦:錦織 vs ファジャ: 2-6, 6-4, 6-2
「錦織は、インターナショナルのレベルの芝の試合に慣れたファジャを相手に大分固くなっているようだった。」
「錦織はベースラインからの攻撃を始めたが、ネットプレーが思うようにいかないようだった。めったにサーヴ&ヴォレーをやることはなかったが、ネットダッシュしたときは、ぎこちない。」
「錦織はファーストサーヴのリターンで、フォアハンド側にリターンするのがうまくいかなかった。これからもっとレベルの上の選手と試合をするときには、この点を向上しないといけないだろう。以前ロディックと試合をやったときもこれが彼をつまずかせた原因の一つでもあったのだから。」
「ダヴィデンコを2006年ウィンブルドンで勝つなど、ファジャは過去に芝の試合でおどろくべき結果を残している。しかし、その経験豊富な彼はすでに4ゲーム目で自分のエラーのために危うい立場にたたされてしまった。しかし、新人のティーンネージャー(錦織)は、せっかくのチャンスを逃すだけでなく、自分のエラーの数をもふやしてしまった。」
「この4ゲーム目のブレークチャンスを失った錦織は、メンタル的にも打撃が大きかったようで、ミスするたびに頭をふりながら、その過ちを自ら消化しようとしているようだった。」
「30-30になったとき、ファジャは猛烈なサーヴィスリターンを錦織のフォアハンド側に決めたとき、ティーンネージャーは芝に滑ってプレークポイントになってしまった。」
「錦織のエラーが重なって、ファーストサーヴの率も46%とふるわず、ファジャは第1セットを6-2で簡単に破ってしまった。」
「第1セットの惨憺たるスコアに、錦織は奮起して立ち上がってきた。」
「何かが彼の中で起こったにちがいない。第2セットは、最初から3回サーヴィスウィナーをとり、簡単にサーヴィスゲームをとれるかと思ったが、めったにやらないサーヴ&ヴォレーをやり、30を失ってしまった。」
「ファジャは錦織をドロップショットによってネットまで走らせ、ミスをさせて得点をとっていったが、錦織もビッグなファーストサーヴと、正確なフォアハンドで、窮地をのがれた。」
「第2セットの流れをものにした錦織が見せた、10ゲーム目でのベースラインからのフォアハンドとバックハンドのウィナーは、スターになれる素質十分のすばらしいショットだった。それにロッディク風なジャンピングフォアハンドは、ハンマーで叩き下ろされたようなショットで、そのウィナーのあとは、大声でカモンを連発した。」
「トリプルセットポイントになった時、簡単にセットが終わるかに見えたが、錦織のミスで、ブレークされてしまったが、すぐふたたびブレークしなおして、最後は見事なランニングパッシングショットを決めた。」
「3セット目からは錦織のペースと思われたが、ファジャは何度もドロップショットで錦織にネットプレーを強いながら、得点を取ろうと試みた。」
「最後の2セットは完全に錦織の優勢となったが、勝っていてもむっつりしたイメージは、あの明るいジョコヴィッチというより、冷ややかなアンディマリーに近かった。」
「あのフォアハンドで見せたパワフルなショットは、誰がみても未来のロディックやマリーを彷彿させるもので、3年以内には、錦織は彼らのレベルに到達するに違いない。」
長所、短所を的確に指摘してくれて、圭くんの試合が見えるようです。3年以内にロディックになる!これはすごい予言です!ひょっとしたらナダルから1セットはとれるかもしれませんね!
どうしても知りたくて、現地報告はないかといろいろ探した結果、出てきました!!
英国版Yahoo のEurosportsの欄に錦織選手の記事が大々的に出ていました。「ヨーロスカウト:錦織圭 」(Euroscout: Kei Nishikori)いわゆる注目の新人ということでしょうか。この記事は、圭くんが第1回戦で対戦した、Fallaファジャ(スペイン人に聞いて名前の確認をとりました)との試合を克明に報告したものですが、錦織選手の芝での試合を知る上で貴重な記事です。要約すると以下のようになります。
http://uk.eurosport.yahoo.com/11062008/58/atp-tour-euroscout-kei-nishikori.html
1回戦:錦織 vs ファジャ: 2-6, 6-4, 6-2
「錦織は、インターナショナルのレベルの芝の試合に慣れたファジャを相手に大分固くなっているようだった。」
「錦織はベースラインからの攻撃を始めたが、ネットプレーが思うようにいかないようだった。めったにサーヴ&ヴォレーをやることはなかったが、ネットダッシュしたときは、ぎこちない。」
「錦織はファーストサーヴのリターンで、フォアハンド側にリターンするのがうまくいかなかった。これからもっとレベルの上の選手と試合をするときには、この点を向上しないといけないだろう。以前ロディックと試合をやったときもこれが彼をつまずかせた原因の一つでもあったのだから。」
「ダヴィデンコを2006年ウィンブルドンで勝つなど、ファジャは過去に芝の試合でおどろくべき結果を残している。しかし、その経験豊富な彼はすでに4ゲーム目で自分のエラーのために危うい立場にたたされてしまった。しかし、新人のティーンネージャー(錦織)は、せっかくのチャンスを逃すだけでなく、自分のエラーの数をもふやしてしまった。」
「この4ゲーム目のブレークチャンスを失った錦織は、メンタル的にも打撃が大きかったようで、ミスするたびに頭をふりながら、その過ちを自ら消化しようとしているようだった。」
「30-30になったとき、ファジャは猛烈なサーヴィスリターンを錦織のフォアハンド側に決めたとき、ティーンネージャーは芝に滑ってプレークポイントになってしまった。」
「錦織のエラーが重なって、ファーストサーヴの率も46%とふるわず、ファジャは第1セットを6-2で簡単に破ってしまった。」
「第1セットの惨憺たるスコアに、錦織は奮起して立ち上がってきた。」
「何かが彼の中で起こったにちがいない。第2セットは、最初から3回サーヴィスウィナーをとり、簡単にサーヴィスゲームをとれるかと思ったが、めったにやらないサーヴ&ヴォレーをやり、30を失ってしまった。」
「ファジャは錦織をドロップショットによってネットまで走らせ、ミスをさせて得点をとっていったが、錦織もビッグなファーストサーヴと、正確なフォアハンドで、窮地をのがれた。」
「第2セットの流れをものにした錦織が見せた、10ゲーム目でのベースラインからのフォアハンドとバックハンドのウィナーは、スターになれる素質十分のすばらしいショットだった。それにロッディク風なジャンピングフォアハンドは、ハンマーで叩き下ろされたようなショットで、そのウィナーのあとは、大声でカモンを連発した。」
「トリプルセットポイントになった時、簡単にセットが終わるかに見えたが、錦織のミスで、ブレークされてしまったが、すぐふたたびブレークしなおして、最後は見事なランニングパッシングショットを決めた。」
「3セット目からは錦織のペースと思われたが、ファジャは何度もドロップショットで錦織にネットプレーを強いながら、得点を取ろうと試みた。」
「最後の2セットは完全に錦織の優勢となったが、勝っていてもむっつりしたイメージは、あの明るいジョコヴィッチというより、冷ややかなアンディマリーに近かった。」
「あのフォアハンドで見せたパワフルなショットは、誰がみても未来のロディックやマリーを彷彿させるもので、3年以内には、錦織は彼らのレベルに到達するに違いない。」
長所、短所を的確に指摘してくれて、圭くんの試合が見えるようです。3年以内にロディックになる!これはすごい予言です!ひょっとしたらナダルから1セットはとれるかもしれませんね!
Hop Hop Nishikori!
投稿者 Tennisnakama 17:43 | コメント(12)| トラックバック(0)
あれ?Order of play 見たらナダルが2試合続けて試合になってるぞ(笑)
ところで、ナダルとミルニーの試合って一体どこからきたのでしょうね??
実は私NYに住んでいたことあるんですよ。2,3年ですが。今はイギリスに住んでます。
ですので、今日のナダル戦はテレビにかじりついて見たいと思ってます。
でも3試合目はちょうど、子供達のお迎えの時間と重なる可能性がたかいんだよね。
前の試合が長くなることを祈るしかない。
ナダルみたいなスパースターと試合ができるなんて、ほんと今からわくわくどきどき。
良い試合をして、少しでもナダルを苦しめて欲しいですよね。
もし、ナダル戦をTVでご覧になったら、感想をいただけますか? やはり生放送を観た者の言葉が絶対おもしろいと思いますので。よろしく!!!
(あと、できたら簡単でよいので、お暇なときにでもイギリスのテニスサークルについて教えてください。それを掲載させていただきたいと思います。
メールは: info@tennisnakama.com まで。
フォトが付くとなおさらベストです。でも、おっくうなら全然かまいません。)
センターコート、、、ロディック、グルビス(VSマレー)、錦織(VSナダル)、ティプサレビッチ(VSジョコ)
しかも、その後ブライアン兄弟と、メ、ロサのブラジルコンビ。
あまりに豪華で気絶しそう。。。
コート1でもヒューイットナルバン、、
さらに、コート2でゴンザレスのダブルスが見られるなんて。。。!!!
いいなぁ、、イギリス。。。
詳細な情報ありがとうございま~す。
わくわくしながら読みました。
ナダル戦もがんばってほしいですね。
テレビでみた~~~~い。
もちろん、試合の感想報告しますよ。
TVで第1試合ロディック対フィッシュを見ていたのですが、残念ながら第1セットを終わってフィッシュがケガのためリタイアしてしまいました。最後のタイブレークのポイントで必死にダイビングボレーを試みたのですが、足首をけがしてしまったよう。第1セットは競っていて、結構長い試合になっていたので、私の思惑通りだったのですが、このままでいくと、ナダル戦の途中で抜け出さないといけないよ~
イギリスのテニスサークルだけど、今日夜テニスにいくので、できたらフォトも撮ってきますね。
天気が非常に微妙だけど・・・
時差がよくわからなくて開始時間が理解できてなかった。
録画ろ、録画!!!してください!!
ライブスコアでone moment please としか表示されないのは私側の問題かな??
今日はどんよりしたイギリスらしい天気なんで、いつまた雨が降ってくるやら…。
イギリスとの時差は8時間で、今は3時前です。
録画したいんだけど、録画できる器械がない…
でも雨で中断されたおかげで、ナダル戦は問題なく見れそう。後は天気次第…
この時期は遅くまで明るいので、照明なしでテニスができて最高。
さあ、ナダル戦ですが、ほんとに楽しめました。あのナダルからセットを奪ったんですから。
期待はしてましたが、あそこまで素晴らしいプレーを見せてくれるとは、圭君のメンタルの強さを感じました。観客もすごい盛り上がっていて、最後は負けた圭君にも惜しみない拍手を送ってました。強烈な印象を残したんではないでしょうか。
解説していたジョン・ロイドも圭君のプレーにかなり驚いてたような感じでした。若くして、matureなプレーだし、so cleverと言ってました。相当、圭君にimpressedしたみたいですね。
His future is brightと締めくくってました。
録画はできないので、見直せませんが、一応メモはとりながら観戦しましたよ。
圭君はナダルのサーブを深くポワーンとニュートラルにリターンして、ラリー戦に持っていき、ナダルを振り回し、ポイントを奪うこともたくさんありましたね。ここでドロップ打つのかーとかほんとアイデアたっぷりの楽しいテニスをしてましたよね。ほんとますますファンになりました。
3セット目ブレークされた後は何かミスが多くなり、ちょっと疲れが見えたような感じがしました。
1,2セット目のような質の高いテニスを続けられれば、ほんとトップ10にもすぐなれるよね?
ほんと期待しちゃいます。