2008年06月24日
錦織、無念のリタイア
残念ながら、錦織選手はWimbledon1回戦敗退です。
ジケル def 錦織: 4-6, 7-5, Retired
心配されたことが現実に起こりました!錦織選手は、3セット目にリタイアしてしまいました!
腹痛を我慢しながら、ここまでよく戦ったと思います。
第1セットは、とても腹痛を想像させるサーヴではなく、圭くんはエースを3つとって、サーヴィスゲームは絶えずリードしていました。 リターンもよく、3ゲーム目ですでにジケルをブレークして、無理のない省エネのテニスでした。
しかしジケルもしぶとく、圭くんのバックハンドを集中的に攻めまくり、かなり無理な姿勢で圭くんが取らざるを得ないシチュエーションが続きました。(このときの幾度にもわたる無理なストレッチが腹筋痛を悪化させたのでは?)
第1セットを6-4で圭くんが勝ったあと、トレーナーを呼んだときは、正直いって少し驚きました。決して調子が抜群という感じではありませんでしたが、1st サーヴは74%と高い率で入っていましたし、1st サーヴの得点率も71%とよかったからです。いつものように淡々と打ってましたから、それほど腹痛はないのかもと楽観していましたが・・・
圭くんはトレーナーにお腹に痛み止めをスプレーしてもらって、パッドを2枚貼り、第2セットが始まりました。
しかし、メディカル・タイムアウトをとった後の第2セットは、フットワークが鈍く、心なしかネガティヴな感じがしました。それでもしっかりと攻めるときは攻めて、ポイントを決めていたので安心していたのですが・・・
3-4の圭くんのサーヴのあたりから、圭くんのフットワークが軽くなり、ネットダッシュでアングルヴォレーのスーパーショットを見せるなど、もう大丈夫と思わせるや否や、4-4で転倒(これは選手のほとんどが転んでいますので大したことはありませんでしたが)
お互いブレークされることなく、タイトな試合が続きましたが、5-6のコートチェンジの時です。チェアに座った圭くんはずーっと下を向いたまま顔を上げません。「大丈夫かな?」このときに不吉な予感が走りました。ボディラングエージが伝わってきます。第2セットに入ってから、さらにベースラインより2m以上も下がって打っていることも、圭くんらしくありません。「やっぱりどこかおかしい・・・」 最後は、圭くんのダブルフォルトとエラーで簡単にジケルに第2セットを譲ってしまいました。
今回は残念ながらリタイアとなってしまいましたが、腹痛を抱えながらの試合でこれだけの成績をおさめることが出来たのですから、圭くんの実力には今さらながら目を見張るものがあります。特に両サイドラインぎりぎりに攻めまくる、フォアハンドとバックハンドの攻撃的なショットは大変な武器です。
今一番大切なことは、完全健康体にもどすこと。腹筋の痛みは、筋肉が損傷している場合が考えられますので、下手をすると長引く可能性があります。ここは少し我慢して、ゆっくりを回復に精進してほしいですね。
ジケル def 錦織: 4-6, 7-5, Retired
心配されたことが現実に起こりました!錦織選手は、3セット目にリタイアしてしまいました!
腹痛を我慢しながら、ここまでよく戦ったと思います。
第1セットは、とても腹痛を想像させるサーヴではなく、圭くんはエースを3つとって、サーヴィスゲームは絶えずリードしていました。 リターンもよく、3ゲーム目ですでにジケルをブレークして、無理のない省エネのテニスでした。
しかしジケルもしぶとく、圭くんのバックハンドを集中的に攻めまくり、かなり無理な姿勢で圭くんが取らざるを得ないシチュエーションが続きました。(このときの幾度にもわたる無理なストレッチが腹筋痛を悪化させたのでは?)
第1セットを6-4で圭くんが勝ったあと、トレーナーを呼んだときは、正直いって少し驚きました。決して調子が抜群という感じではありませんでしたが、1st サーヴは74%と高い率で入っていましたし、1st サーヴの得点率も71%とよかったからです。いつものように淡々と打ってましたから、それほど腹痛はないのかもと楽観していましたが・・・
圭くんはトレーナーにお腹に痛み止めをスプレーしてもらって、パッドを2枚貼り、第2セットが始まりました。
しかし、メディカル・タイムアウトをとった後の第2セットは、フットワークが鈍く、心なしかネガティヴな感じがしました。それでもしっかりと攻めるときは攻めて、ポイントを決めていたので安心していたのですが・・・
3-4の圭くんのサーヴのあたりから、圭くんのフットワークが軽くなり、ネットダッシュでアングルヴォレーのスーパーショットを見せるなど、もう大丈夫と思わせるや否や、4-4で転倒(これは選手のほとんどが転んでいますので大したことはありませんでしたが)
お互いブレークされることなく、タイトな試合が続きましたが、5-6のコートチェンジの時です。チェアに座った圭くんはずーっと下を向いたまま顔を上げません。「大丈夫かな?」このときに不吉な予感が走りました。ボディラングエージが伝わってきます。第2セットに入ってから、さらにベースラインより2m以上も下がって打っていることも、圭くんらしくありません。「やっぱりどこかおかしい・・・」 最後は、圭くんのダブルフォルトとエラーで簡単にジケルに第2セットを譲ってしまいました。
今回は残念ながらリタイアとなってしまいましたが、腹痛を抱えながらの試合でこれだけの成績をおさめることが出来たのですから、圭くんの実力には今さらながら目を見張るものがあります。特に両サイドラインぎりぎりに攻めまくる、フォアハンドとバックハンドの攻撃的なショットは大変な武器です。
今一番大切なことは、完全健康体にもどすこと。腹筋の痛みは、筋肉が損傷している場合が考えられますので、下手をすると長引く可能性があります。ここは少し我慢して、ゆっくりを回復に精進してほしいですね。
お疲れさまでした。すばらしかったですよ、圭くん!
You did a great job!
投稿者 Tennisnakama 06:03 | コメント(9)| トラックバック(0)
いずれにしても今は怪我を治すことに専念すべきです。世界的にも注目され本人としてもとても辛い選択ですが暫くトーナメントから離れてもいいと思います。
怪我を治すこと。怪我をしないフィジカルを作り上げること。前途洋洋の未来のためにここ暫くは我々テニスファンも我慢してじっくりと大器が育ち万全の体で戦えるようになるまで待つべきだと思います。これから10年以上にも及ぶ選手生命の中でここ数か月の時間はいくらでも取り戻せるはずです。
1stセットは本当に良い試合でした。
もう心配するなんて事すら忘れていました。
でも言われてみれば圭君本来のフットワークでなかったのかも知れません。
これからの長い選手生活を考慮して勇気を持って棄権する事も必要ですね。
しっかり休んで、腹筋を治して欲しいです。
そう、少し我慢してゆっくり休んで完全健康体を取り戻してね、
圭君 お疲れさまでした。
また素晴らしいテニスを楽しみにしてます。
”我々テニスファンも我慢してじっくりと大器が育ち万全の体で戦えるようになるまで待つべきだと思います。これから10年以上にも及ぶ選手生命の中でここ数か月の時間はいくらでも取り戻せるはずです。”
その通り!私たちも我慢ですね。
今回の錦織選手は残念でしたが、ケガが大事に至る前にリタイアしてよかったと思います。それにしても、タイガーウッドはすごいですね。骨が折れていながらも最後には勝ち抜くあの精神力は感動します。でもタイガーもきっと若いときはそこまでの精神力はなかったと思います。連戦錬磨を重ねていきながら培われてきた不屈の精神が、きっと錦織選手にも宿ることを信じています。
あいさつ無しの突然の投稿で大変失礼しました。どうぞよろしくお願い致します。
今回のリタイアは残念でしたが圭くんのテニスの魅力を再認識しました。
18歳という若さで「魅せるプロのテニス」をすでに身につけているのが本当にすごいと思います。
AirK、ベースラインからでも取れるウィナー、フォアのショートクロスに落とす絶妙のタッチの
ドロップショット、ここという時にみせるサーブ&ボレー…。そして何よりもそのスウィングスピード!!
マッケンローやコナーズのプレイに感じていたワクワク・ドキドキを上回る魅力を圭は持っています。
次回、コート上で圭の姿を見る時は万全の体であってほしいです。彼には多くの時間があります。
手首、肘、肩、膝、腰…多くの選手が何らかの怪我を抱えながら戦っているのでしょうが「腹筋」というのは完治まで通常どれほどの時間が必要なのでしょうか?また持病となり再発しやすいようなことはないでしょうか?
それから最近気になっているのですが圭のトレードマークになっているAirKですが、AirKそのものが腹筋に負担を掛けていないでしょうか。とても魅力的でまさに「魅せるショット」ですが「もしかしたら…」と心配しています。
これからもどうぞよろしく。
Tennisnakamaさんの御陰で、テニスの魅力に増々はまって
圭君を息子のように親身に応援してます。
netdashさんのブログで圭君の腹筋は
腹筋の肉離れで全治3週間、大事にしないと再発することがあると
読みました。
それからAirKは圭君がジュニアの時からしているので
腹筋に負担がかかる事は事実でしょうが(第1セットでもしていなかったようなと
皆さん仰っていました。)圭君にとって無理なショットではないはずだと思います。
そうですね、圭君のテニスはわくわくします。見ていて、私の様な素人でも
楽しいです。
だから圭君、じうと応援させていただきますよ。
こんにちは。こちらこそどうぞよろしくお願いします。
「腹筋の肉離れで全治3週間」ですか。手首とか肘の場合、下半身強化のトレーニングも可能
でしょうが、腹筋の場合「安静」が基本でしょうから復帰までには月単位の時間が必要では
ないでしょうか。気掛かりですがじっくりと不安が無くなるまで治してほしいですね。
私はテニスは観るのもプレイするのも大好きです。この春には数年ぶりに市民大会にも参加してみました。キャリアは四半世紀経過し「気分はフェデラー」ですがいまだにドタバタ サーブ&ボレーヤーです。テニス仲間に恵まれ、とにかくテニスをこよなく愛しています。「魅せるテニス」には程遠く、イメージトレーニングには最悪の「決して見てはいけない」(汗)自己満足のストレス解消テニスに終始しています。
ところで、圭くんの怪我が多いことがやはり心配です。「スポーツマンに怪我はつきもの」ですが
大事に至らず、是非彼にはグランドスラムのタイトルを将来取って貰いたいと思います。
先は長いからね、しっかり治さないとね。
最近新たなコメンターの方が増えてきてくれましたね~(^0^)
様々な心模様が見られてとっても楽しいですね!
Tennisnakamaさんも満足でしょう。
モモビラスさんのコメ読んで初めて1位ってことを知りました(驚)!!
いままでなにしてたんだろ、自分(笑)
これからも良い記事と、良い仲間たちの集いの場を提供し続けてくださいね。