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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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Day 4: 波瀾万丈の一日

ウィンブルドン天気予報


27日金曜日は雨 rain 土曜日は曇り cloudy

優勝候補がどんどん敗退し、ウィンブルドンは波乱の嵐が吹き荒れています。昨日はジョコヴィッチが敗れ、今日は何とロディックとシャラポヴァが敗退してしまいました! ウィンブルドンの芝が波乱を呼ぶのか? 何とも予測のつかないグランドスラムになってきました。

さよならシャラポヴァ
Kudryavtseva def. Sharapova: 6-2, 6-4

このなんとも舌を噛みそうな名前のロシア人にシャラポヴァは簡単に負けてしまいました。しかも負けた相手は154位。シャラポヴァはダブルフォルトが8回、エラー(アンフォースト)が22回。打てば打つほどシャラポヴァの球は、彼女の意思に反してコートから離れて飛んでいきます。典型的な自滅テニス。シャラポヴァのあまりにも情けない負け方に、ある記者は意地の悪い質問を投げました。

「その新しいタキシードが居心地悪かったの?」

ムスッとしたシャラポヴァは、「毎回あたらしいデザインのテニスウェアを着てるのよ。そんなのは関係ないわ。」

「じゃ、なにが原因で?」

「自分でも分からないわ。なすことすべてが悪い方向にいってしまった。彼女はすべての点で優っていた。」

ティファニーの新しいイアリングがキラッと光ります。ファッションもよいのですが、まずは試合に勝ってからゆっくりとそのキラキラ光るものをつければ?と誰か忠告してあげましょう。


さよならロディック
Tipsarevic def. Roddick: 6-7, 7-5, 6-4, 7-6

「勝ちたいという思いが強すぎて固くなってしまった。最悪だよ。」

ロディックは自己嫌悪に陥って当然の貧しいパーフォーマンスでした。27のエース、85%の1stサーヴ得点率にも拘らず、なぜ勝てなかったのか? ブレークする機会が8回もあったのに、一度もブレークチャンスをものにできなかったロディック。肝心なところでミスが続いたロディックとは反対に、ティプサレヴィッチは終始冷静にプレーを続けました。

「頭の中でコーチが言いそうなことを想像したんだ。彼ならきっと落ち着け!というに違いない。ロディックはブレークチャンスが一杯あったのに、それを使わなかった。だから僕はそれほど無理をして打たなくてもよかった。」

哲学が好きという入れ墨だらけのティプシー(ティプサレヴィッチのニックネームで、 英語でほろ酔いのという意味 )は、メガネをはずしてにっこり。抜群の英語とメガネにかくされたハンサムな素顔はなかなか魅力的でした。ジョコヴィッチ、イヴァノヴィッチ、ヤンコヴィッチに加えてもう一人のヴィッチが加わって、これからのドローはセルビア・ヴィッチ族で賑わいそうです。


大丈夫、ナダル
Nadal def. Gulbis: 5-7, 6-2, 7-6, 6-3

前回にも書きましたが、ナダルのパーフォーマンスには不安があります。緊張してくると、クロスばかり打つようになり、せっかくオープンコートをつくっても、ダウンザラインを使わないのでもったいないですね。相手はナダルのリターンが読めますので、ラリーがクレーのように長くなってしまって、芝らしくないテニスをやってました。それに何度か転んで球が取れず、「芝はやっぱり僕に合ってないみたい」といいたげなナダルで、グルビスに振り回されておりました。しかし第4セットはさずがのグルビスに疲れが見え始め、体力、気力満々のナダルに勝利の女神が微笑みました。

グルビスはそれにしても、未来トップ5には入る選手と太鼓判を押されているだけあって、ダイナミックなサーヴとフォアハンド、それにドロップショットのソフトタッチにもすぐれ、魅力的なテニスをみせてくれました。彼はナダルがドロップショットに弱いと知ってか、ふんだんにドロップショットを使ってナダルをネットダッシュさせ、わざとボールを打たせて、甘いナダルのボールを叩いてました。 今後が楽しみな選手です。
(グルビスについては6月4日号「グルビスって誰」で詳しく紹介しています)

投稿者 Tennisnakama  12:36 | コメント(7)| トラックバック(1)
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天気は良いけど荒れ模様です。

なんてこった・・・

テニスウェーブ365 ウィンブルドン編 2008/06/27 15:59
コメント
こんにちは
シャラポワ負けたんですね。顔立ちが綺麗で、背が高くて、足が長くて、テニスも強くて、金持ちで・・・あまりちょっと・・・という感じだったのですが、最近Tennisnakamaさんのブログを見て、「シャラポン」なるキャラクターを知り、結構気に入ってきたところだったです。
そう言えば、落ち着いたら懐メロ選手記事を是非お願いします。
投稿者 モモビラス 2008/06/27 15:48
ブログランキング1位をばく進中のtennisnakamaさん、質問です。
バカな質問と笑わないで下さいね。
このランキングはあまり変動がないように思うのですが、アクセスするとすぐに反映されるものでしょうか?
それともう1つトラックバックって何でしょうか?
投稿者 mikeneko 2008/06/27 20:50
お恥ずかしいです。1位は嬉しいですが、ランキングのことはあまり気にしないで、自分の書きたいことを書いていこうと思ってます。特にこのランキングシステムは、アクセスに事故が起こるのであまりあてにはなりません。ランキングが一時突如3位から15位くらいに落ちてしまったことがあるのですが、あのときは、私のアクセスのヒット数がずーっと0だったようで。このテニス365は、ヒット数だけで何人の人がヒットしているのか分かりませんが、ランキングはリアルタイムで、一週間の集計だそうです。
トラックバックというのは、英語サイトのブログでは見られないもので、私もよくその目的がわからないのですよ。誰かよく知ってる方があれが、教えてあげてください。
これからも皆さんに楽しんでいただけるブログつくりを目指したいと思っています。どんな記事がおもしろかったか、またどんな記事が読みたいかを教えていただければ嬉しいですね。
投稿者 Tennisnakama 2008/06/27 22:39
mikenekoさん、自分もあまり詳しくはありませんが、こちらを参照なさってください。
http://e-words.jp/w/E38388E383A9E38383E382AFE38390E38383E382AF.html
Tennisnakamaさん、自分みたいに同じ日に5回(いや、もっとかも・・)は訪問してる野朗のカウントはどーなってるんですかね??(意外に疎い方多いかも、このテの話)
365はコメ入れてからが重いですよね? 
あとこーゆーのはnetdashさんが詳しそうですね(笑)
投稿者 種丸 2008/06/28 00:32
tenissnakamaさん、種丸さん、回答有難うございました。
トラックバックされてるということは良い記事、価値のある記事だと云う事なのですね。
この記事もトラックバックされてますよ。すばらしい~~。
投稿者 mikeneko 2008/06/28 08:44
ひえーーーー、アナ負けちゃったぁ!
あんだけミスしたらそら勝てんだろうなぁ。。。さびしくなるなぁ。華のある選手、誰が残ってるんだ???
投稿者 旦八 2008/06/28 09:29
モモビラスさん、実は私はシャラポヴァが若いとき(初めてUS Openの出てきたとき)、目の当たりにみて、こんなに可愛い美しい女の子がいるのかと、びっくりしたくらい、実物は
もっともっと美しいのです・・・が、その後のいろいろ試合を観るようになってから、ちょっと、と首をかしげたくなるようなところがあるので、ちょっと冷ややかに見ています。最近のファンもそうですね。スタンドでは彼女の応援は以前ほどの熱はありません。勝てさえよいのではなく、フェデラーのようにgracefulであるのがチャンピオンとしての魅力ですから。

旦八さん、Anaちゃんの負けはある程度予想できましたね。前回のデチーとの試合でもガス欠の状態でしたから。フレンチ、ウィンブルドンと続き息つく暇もないのですから、皆メンタルファティーグ、精神的疲労でしょうね。その点、ナダルとフェデラーはやはりすごいですね。
投稿者 Tennisnakama 2008/06/28 10:10
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