2008年07月22日
現地レポ:ロジャーズカップ Day 1
Tennisnakamaの特派員、トロント在住のkentomoさんからのホットなロジャーズカップのレポートをお届けします!引き続いてガンガン現地レポートを行ってもらいますので楽しみにしてください。
Report by kentomo
7月19日から27日までマスターズシリーズのRogers Cupが開かれています。夫の仕事先からチケットが回ってきて観戦していますのでレポートをお届けします。
このRogers Cupにはいくつか特徴があります。
まずウインブルドンとUSオープンに次いで世界で3番目に古いオープンテニストーナメントです。
そして去年の観客数が18万5252人と1週間の大会として世界記録を樹立しています。
さらに男子と女子が一年おきにトロントとモントリオールを行き来します。
今年は男子がトロント、女子がモントリオールです。
(去年は杉山愛ちゃんのダブルス優勝に立ち会うことが出来ました。)
なんとなく静かな感じですが、これは月曜日の朝10時で一番人が少ない時間です。
実はまだ予選しか始まっていなかった土曜日は、本戦に出場するトップ選手の練習風景を見るために人が押しかけてとても込み合っていました。
何といってもトップ20人のうち17人が出場していますのでオールスター状態です。
その割に会場はあまり広くありませんので選手を間近で見られる穴場の大会といえます。
さて、私の今日のお目当ては本戦出場を決めたい添田豪くん。
試合予定は昨日の日曜日でしたが雨で月曜日に順延になりました。予選一回戦で日本人同士の対戦で伊藤竜馬くんに勝ち、二回戦目は今急上昇中のアメリカの若手ホープ、ドナルドヤングです。豪くんはきれいで素直な正統派フォームです。対するヤングはちょっと派手な最新式のフォームです。出だしは豪くんがヤングのサービスをブレークして良い感じでしたが、すぐにヤングの反撃が始まり一セット目は36、二セット目は26と残念な結果でした。
自分の子供を見ているようでどきどきしながらの観戦でした。
見ていて気づいたことは左利きのヤングが豪くんのバックをしつこく攻めていたことです。
豪くんはジャックナイフで対応したのですが最後に根負けしてしまうパターンでした。
全く勝てない相手ではなかったので、もう少し「勝つ」ことに対してハングリーさがあっても良かったかなあという気がしました。
試合中の写真はちょっと遠慮をしてしまい、あまりうまく撮れませんでした。でも豪くんが真剣に試合をしている姿はとてもかっこよかったです。
今日は他に用事があったのと少し雨が降り始めたのでこの試合の後会場を離れました。
夕方にはフェデラーのダブルスもあったのですが、次のお楽しみにします。
出口に向かって歩いていたら練習に向かうサフィンとすれちがいました。
他の選手はカートで移動しているのに当たり前のように歩いて移動している姿を見て余裕を感じました。
Report by kentomo
7月19日から27日までマスターズシリーズのRogers Cupが開かれています。夫の仕事先からチケットが回ってきて観戦していますのでレポートをお届けします。
このRogers Cupにはいくつか特徴があります。
まずウインブルドンとUSオープンに次いで世界で3番目に古いオープンテニストーナメントです。
そして去年の観客数が18万5252人と1週間の大会として世界記録を樹立しています。
さらに男子と女子が一年おきにトロントとモントリオールを行き来します。
今年は男子がトロント、女子がモントリオールです。
(去年は杉山愛ちゃんのダブルス優勝に立ち会うことが出来ました。)
なんとなく静かな感じですが、これは月曜日の朝10時で一番人が少ない時間です。
実はまだ予選しか始まっていなかった土曜日は、本戦に出場するトップ選手の練習風景を見るために人が押しかけてとても込み合っていました。
何といってもトップ20人のうち17人が出場していますのでオールスター状態です。
その割に会場はあまり広くありませんので選手を間近で見られる穴場の大会といえます。
さて、私の今日のお目当ては本戦出場を決めたい添田豪くん。
試合予定は昨日の日曜日でしたが雨で月曜日に順延になりました。予選一回戦で日本人同士の対戦で伊藤竜馬くんに勝ち、二回戦目は今急上昇中のアメリカの若手ホープ、ドナルドヤングです。豪くんはきれいで素直な正統派フォームです。対するヤングはちょっと派手な最新式のフォームです。出だしは豪くんがヤングのサービスをブレークして良い感じでしたが、すぐにヤングの反撃が始まり一セット目は36、二セット目は26と残念な結果でした。
自分の子供を見ているようでどきどきしながらの観戦でした。
見ていて気づいたことは左利きのヤングが豪くんのバックをしつこく攻めていたことです。
豪くんはジャックナイフで対応したのですが最後に根負けしてしまうパターンでした。
全く勝てない相手ではなかったので、もう少し「勝つ」ことに対してハングリーさがあっても良かったかなあという気がしました。
試合中の写真はちょっと遠慮をしてしまい、あまりうまく撮れませんでした。でも豪くんが真剣に試合をしている姿はとてもかっこよかったです。
今日は他に用事があったのと少し雨が降り始めたのでこの試合の後会場を離れました。
夕方にはフェデラーのダブルスもあったのですが、次のお楽しみにします。
出口に向かって歩いていたら練習に向かうサフィンとすれちがいました。
他の選手はカートで移動しているのに当たり前のように歩いて移動している姿を見て余裕を感じました。
投稿者 Tennisnakama 11:48 | コメント(4)| トラックバック(0)
すばらしい記事と写真ありがとうございました。
>全く勝てない相手ではなかったので、もう少し「勝つ」ことに対してハングリーさがあっても良かったかなあという気がしました。<
そうですか、またですか・・。いつも試合中クール過ぎるのか、そんな風に見えてしまうのです。
もう少し気合を前面に出しても良いと思いますね。
本人的には気合が入っていない訳ではないのでしょうけども・・・。
そこが変われば全体的な何かが変わる様な気もします。
でも本人がもし「そー見える雰囲気で勝利を掴む」のがポリシーだったり、
そこに拘りのプレースタイルがあるというのであれば、
シロートの僕には見えない「何か」がそこに見えているのでしょうから
この先に良い結果が待っているのかもしれませんね。
それを期待して(僕の危惧なんか吹っ飛ばして)応援を続けましょう!!
頑張れっ!! 添田ぁ!!
nice guy です。 でも試合中は顔色が違います 来年を楽しみにしてます、来年の話をすると 鬼が笑うてるかもね
どうもお久しぶりです。
今はカナダのトロントに来ています。
今年はAPTOSに出場していないので、会えないのが残念です。
また来年San Joseでも試合があるので、もしかしたら出場するかもしれないです。
またお会い出来るのを楽しみにしています!
添田 豪
このブログを読んでくださってるテニスファンの方々に:添田選手だけではなく、他の選手との個人的な触れ合いがあればこのブログに書いてみませんか?ご連絡をお待ちしています。 info@tennisnakama.com