2008年09月23日
ソフトテニスをなぜ学校で?
ソフトテニスの名を初めて知りました。
軟式テニスは知っていましたが、ソフトテニスという名は1992年に軟式テニスから改名されたそうですね。ソフトテニスといっても、アメリカやヨーロッパでは誰も知らないでしょうが、国際化を図っての改名だと思います。このソフトテニスは日本を中心としてアジアに広まったようですが、硬式テニスをもとに日本の環境に合わせて日本がつくったスポーツだとは知りませんでした。日本に硬式テニスが伝えられた19世紀は、ボールを手に入れるのが困難で、安価なゴムボールをかわりに利用するようになったのが始まりとか。それでついでにルールもボールに合ったものに変えてしまおう、ということだったのかもしれません。
私はソフトテニスを習ったことがありませんし、実際観たこともありませんので、ソフトテニスについてはド素人です。しかし、ときどき日本人の中で、「昔は軟式をやってました」という方とプレイすることがあります。そのときにフォームの違いを説明してもらいましたが、確かバックハンドが決定的に違ったように覚えています。つまりフォアもバックも同じ面で打つ、そういう風に聞きました。間違っているかもしれませんが、とにかくかなり硬式テニスと違ったフォームでフォアもバックも打っているのは確かなようです。
ソフトテニス部出身のある女性は、ヴォレー、バックハンド、スマッシュ、などあらゆるフォームの矯正をテニススクールで強いられていました。もう昔から体にしみついてしまっている癖ですからどうしてもなおらない。そうするうちにテニスがつまらなくなって辞めてしまいました。
テニスは西洋で生まれ西洋で発達してきた文化です。柔道をやり辛いからと勝手に変えてしまうことは日本では考えられませんよね。でもテニスは借りてきた文化ですから、日本流に変えてしまうことに何の抵抗もなく、むしろどちらがやり易いか、体に負担がないかに重点がおかれて、ソフトテニスが日本で発展してきたのでしょう。
しかし現代のテニスはテクノロジーのおかげで、小さな子供でも問題なく楽しめるスポーツとなっています。現実に私の息子が7才で始めたときは、子供用のラケットでガンガンと打ちまくって全く手首、肘などに問題はありませんでした。これはきちんとした打ち方をすれば、小さな子供でもまったく問題はないのです。お年寄りでも同じです。私のクラブでは80才の老人がダブルスを楽しんでいますが、彼らはソフトテニスに切り替えるなんて夢にも思っていないはずです。
テニススクールに行かなければ、子供たちはテニスが出来ない、そういう日本事情からは、残念ながらテニス文化は生まれてこないと思います。そしてさらに日本のテニス事情を複雑にしているのが、このソフトテニスです。「硬式テニスだと子供の健康に害を及ぼす危険あり」という考え方は時代錯誤です。もしそうだとしたら、欧米や南米の国々の学校でテニスを習っている子供は大変な危険な目に合っていることになります。
私はここでソフトテニス反対を唱えているのではありません。趣味のサークルなどで大人がソフトテニスを楽しむことは大いに奨励されてよいと思います。アメリカではラケットボールが人気がありますが、これはあくまでもレクレーションとしてのスポーツです。
日本のテニス専門家たちが「なぜ日本から世界的なテニスプレーヤーが生まれないのか?」という問題に真剣に取り組んでいます。しかしその問いかけ以前の重要な問題が議論されていないのです。
「なぜ学校で硬式テニスを教えず、世界に通用しないソフトテニスを教えるのか?」
隠された答えが、単なる学校側の怠慢だとすれば、そのツケを子供たちが払っていることになり悲劇です。
(追記)
私はソフトテニスを否定しておりません。硬式とソフトの共存は大人の段階では全く問題ないと思うのです。しかし選択の余地も持たない子供達に、ソフトテニスが強要されたらどうなるか?と言う視点からこの記事を書いています。一方では世界的な選手が生まれないとこぼしながら、子供は硬式もソフトもどちらでもいいじゃ~んというあいまいな姿勢を言っているのです。子供にソフトを教えるメリット、デメリットをもっと深く議論されてもよいのでないでしょうか。もし日本が何となくソフトテニスを教えているのなら、真剣にテニスをやりたい若者は、錦織選手のようにテニス留学をするしか道は残されていないと思います。
軟式テニスは知っていましたが、ソフトテニスという名は1992年に軟式テニスから改名されたそうですね。ソフトテニスといっても、アメリカやヨーロッパでは誰も知らないでしょうが、国際化を図っての改名だと思います。このソフトテニスは日本を中心としてアジアに広まったようですが、硬式テニスをもとに日本の環境に合わせて日本がつくったスポーツだとは知りませんでした。日本に硬式テニスが伝えられた19世紀は、ボールを手に入れるのが困難で、安価なゴムボールをかわりに利用するようになったのが始まりとか。それでついでにルールもボールに合ったものに変えてしまおう、ということだったのかもしれません。
私はソフトテニスを習ったことがありませんし、実際観たこともありませんので、ソフトテニスについてはド素人です。しかし、ときどき日本人の中で、「昔は軟式をやってました」という方とプレイすることがあります。そのときにフォームの違いを説明してもらいましたが、確かバックハンドが決定的に違ったように覚えています。つまりフォアもバックも同じ面で打つ、そういう風に聞きました。間違っているかもしれませんが、とにかくかなり硬式テニスと違ったフォームでフォアもバックも打っているのは確かなようです。
ソフトテニス部出身のある女性は、ヴォレー、バックハンド、スマッシュ、などあらゆるフォームの矯正をテニススクールで強いられていました。もう昔から体にしみついてしまっている癖ですからどうしてもなおらない。そうするうちにテニスがつまらなくなって辞めてしまいました。
テニスは西洋で生まれ西洋で発達してきた文化です。柔道をやり辛いからと勝手に変えてしまうことは日本では考えられませんよね。でもテニスは借りてきた文化ですから、日本流に変えてしまうことに何の抵抗もなく、むしろどちらがやり易いか、体に負担がないかに重点がおかれて、ソフトテニスが日本で発展してきたのでしょう。
しかし現代のテニスはテクノロジーのおかげで、小さな子供でも問題なく楽しめるスポーツとなっています。現実に私の息子が7才で始めたときは、子供用のラケットでガンガンと打ちまくって全く手首、肘などに問題はありませんでした。これはきちんとした打ち方をすれば、小さな子供でもまったく問題はないのです。お年寄りでも同じです。私のクラブでは80才の老人がダブルスを楽しんでいますが、彼らはソフトテニスに切り替えるなんて夢にも思っていないはずです。
テニススクールに行かなければ、子供たちはテニスが出来ない、そういう日本事情からは、残念ながらテニス文化は生まれてこないと思います。そしてさらに日本のテニス事情を複雑にしているのが、このソフトテニスです。「硬式テニスだと子供の健康に害を及ぼす危険あり」という考え方は時代錯誤です。もしそうだとしたら、欧米や南米の国々の学校でテニスを習っている子供は大変な危険な目に合っていることになります。
私はここでソフトテニス反対を唱えているのではありません。趣味のサークルなどで大人がソフトテニスを楽しむことは大いに奨励されてよいと思います。アメリカではラケットボールが人気がありますが、これはあくまでもレクレーションとしてのスポーツです。
日本のテニス専門家たちが「なぜ日本から世界的なテニスプレーヤーが生まれないのか?」という問題に真剣に取り組んでいます。しかしその問いかけ以前の重要な問題が議論されていないのです。
「なぜ学校で硬式テニスを教えず、世界に通用しないソフトテニスを教えるのか?」
隠された答えが、単なる学校側の怠慢だとすれば、そのツケを子供たちが払っていることになり悲劇です。
(追記)
私はソフトテニスを否定しておりません。硬式とソフトの共存は大人の段階では全く問題ないと思うのです。しかし選択の余地も持たない子供達に、ソフトテニスが強要されたらどうなるか?と言う視点からこの記事を書いています。一方では世界的な選手が生まれないとこぼしながら、子供は硬式もソフトもどちらでもいいじゃ~んというあいまいな姿勢を言っているのです。子供にソフトを教えるメリット、デメリットをもっと深く議論されてもよいのでないでしょうか。もし日本が何となくソフトテニスを教えているのなら、真剣にテニスをやりたい若者は、錦織選手のようにテニス留学をするしか道は残されていないと思います。
投稿者 Tennisnakama 06:43 | コメント(24)| トラックバック(0)
そして、当時のラケットがウッドで重かったために、やはり体への負担が大きかったのでしょう。
本格的にプレイすると、かなりキツイ競技ですが遊び程度なら楽です。
今は、ラケットも軽くなり性能もよくなりました。
硬式用のラケットが昔の軟式用と変わらないくらい軽くなったし、ボールも硬式用の方が安い。
軟式の「ゴムボール」って、1個400円くらいするんですよ!
で、何故、ソフトテニスが中学校の部活で行われているかと言えば、「硬式テニス」は「中体連」の種目ではないんです。2015年から加わるようですが・・・
やはり、学校活動としては「公式種目優先」になるのでしょう。特に公立学校では。
なので、今後は中学校でも「硬式テニス部」が増えるような気もします。問題はコートの数ですね!
都会の私立中学には「硬式テニス部」がありますが、地方ではだいたいの中学生が3年の夏、中体連が終わると硬式に転向し高校で・・・
あるいは、学校では他の部活の幽霊部員になり、クラブ所属で。
最近ではソフトテニスでも、バックを「裏」で打つ生徒が増えました。前衛もサーブを打つようにもなったし。
ただ、薄いグリップ(ボレー、サーブ)は硬式に転向した時、やはり苦手みたいですね。
でも、厚いグリップからの「フォア」の強打は怖いときもあります。(ツボにはまった時だけですが)
逆に「車いすテニス」では、「バックのトップスピン」は「ソフトテニス式の表」で打ってますよ!
野球でも軟式硬式ありますが中学校では軟式、ジュニアでは硬式とテニスと同じ図式ですね。
野球の場合も硬式と軟式では全く違いますが野球が発展していないかというと世界でも屈指の野球大国ですからそれがどの程度影響しているのか計れないのが気になるところです。
さてテニスですが私のうちの近くの中学校などはコートがないのでグラウンドに簡易コートを作って練習したりしています。硬式に比べてサーフェイスによるプレイの違いなどの幅は小さいように思うのですがどうなんでしょう???
ただし幼児や小学生から始める人にソフトテニスを選択する人はそもそもほぼいないというのも事実ですしそこでうまくなった人たちは中学の部活を選ぶのではなくスクールや外のクラブに入っています。
それゆえ、小さいころから始めなければトップ選手になれないというのが事実であるならばソフトテニスのために日本におけるトップ選手がでない理由とは少し違うかもしれません。
中学生にも硬式テニスをもっと広めるようにすべきではないか?という意味では賛成です。ただコートの問題はついて回るでしょうね。。。
軟式野球が手軽にできるようにソフトテニスもテニスの入門編としてあり高校にあがったときに硬式へ気軽に転向できるという意味ではソフトテニスも貢献しているとは思います。
なんども言うようですがコートを別途作れて硬式テニスもファーストチョイスに加わればベストですが。
昔中学で顧問の先生に、なぜ中学では硬式テニスができないのか聞いたことがあります(硬式がやりたかったので)。そのときの答えは、「硬式ボールは当たると怪我するから」でした。
また、これは私の推測ですが、日本の学校には設備を十分に整えるだけの予算がないのだと思います。コート数もボール数も少なく、玉よけネットなどもない。私が在籍していた当時は、1コートに40人がずらりと並んで打っていました。(40人のうち30人は玉拾いです。ストロークをがんがん打っている途中だろうが、玉出し練習の途中だろうが、ネット際のボールを拾いに行っていました。そりゃ耳にも当たるだろ、って感じですが。)そうやって狭い空間に大人数がいる状態でプレイさせるには、やはり軟式のほうが向いているのかな、と思います。当時近隣の中学にも頻繁に訪れましたが、だいたい事情は同じようでした。私が中学生の頃なんて10年以上前の話ですが、今も状況はさほど変わっていないようです。
長くなってしまったので、続きます。
また、部活の顧問なんて本業は教師ですから、本業の仕事があれば部活に顔を出さないこともしょっちゅうです。そうするとコートには中学生しかいない状態でプレーしている訳で、目の届かないところで怪我をされてはまずい、ということなのではないでしょうか。つまり、安全管理上の問題と、それを補う予算の不足によって中学校で軟式テニスが採用されている場合が多いのではないかと思います。
こういったテニス環境は、アメリカの学校ではどうなんでしょうか?ぜひお伺いしたいです。
ちなみに、私が軟式をやっていて良かったなと思う点は、ストロークのスピンをごく自然にかけられることです。でも、もし中学で硬式か軟式かの選択権があったとしたら、硬式を選んでいたと思います。日本国内においても、硬式のほうが競技人口が多いと思われるので。
ただやはり初めてきちんとテニスに触れたのが軟式だったので、軟式に対する愛着はとてもありますし、軟式経験者だからこそできる硬式テニスをやろうといつも思っています。あ!だからボレーがなかなか上手くならないのでしょうか~(苦笑)…
どうしてなのかよくわかりませんでしたが、そういう事情なのですね・・・
もう今から00年も昔の話ですが、学校から硬式テニスの試合もよくありました。
娘も今中学生で私の母校に通い、硬式テニス部に入部し、昔私が練習していたコートで汗をながして
いますが、顧問は名ばかりで、テニスの事もほとんど知らず、試合がある時に同行するだけで、
自分たちで練習しているだけです。これではなかなか上達しないのでは・・・と思いますが、
上手くなりたいけれど、汗と涙と太陽みたいなのはちょっと~!!過酷な練習も、ん~
こんな感じなので見ていていらいらする時がよくありますが、本人の意思の問題なのであきらめています。本格的にやろうと思えばテニスクラブに所属するしかありませんね。今のところは・・・
それにしても00年もテニスからはなれていると、色々な事が変わりすぎて、あらためて時代の移り変わりを実感します!!!
私は、中学で軟式をしていたのですが、その途中に部自体が硬式に変わってそれからずっと硬式をやっている、日本では少々変り種?な軟式経験者です。
私が住んでいる県では、5年位前から硬式テニスが中体連の種目に加わりました(全国大会はありませんが)。なので、年々、硬式テニス部は増加傾向にあります。
ただ、なかなか硬式軟式両方ある学校は少なく、硬式か軟式の選択を中学校でするのは難しいようです。なので、硬式をしたい人は、中学で軟式をやってから高校で硬式をやるという人が多いです。そのような人は、最初はサーブなどの持ち方が違うので少々苦戦しますが、やはり、未経験者よりも上達が早く、特にフォアハンドに限っては、ジュニア上がりの人よりもいい球を打てる人もいます。
私はソフトテニスは少なからず、日本のテニス界に貢献していると思っています。ボールは、空気を入れれば何回でも使え、ラケットも硬式(ガットが最初から張っているやつは除いて)に比べ少し安いし(高くても2万円くらい)、安全面でも心配ないので、後々テニスをしたいと思っている中学生にはやりやすいのではないでしょうか(フットワークなどは、硬式に変わっても役に立ちますし…)。(次に続く)
Tennisnakamaさんの知人のようにしみついた癖が抜けずフォーム矯正に悩み結局辞めてしまった人
がいるんですね・・・。
前者は万々歳ですが後者のケースだとむしろソフトテニスをしない方が良かったということになります。また中体連((財)日本中学校体育連盟)というのが存在しそれに部活の存在に大きな影響を持っているんですね・・・なんか政治的な臭いを感じてしまいます。
結局、両者が選択肢として存在し子供たちが自由に選べることが理想だというのは当然なんですが
少子化で部活数そのものが削減されている現状
運動場のスペースや予算の問題
教育現場での教員や指導者にかかる様々な負担の問題
中体連の存在による政治的な(?)問題
硬式テニスに対する偏見(ボールが当たると危ない、体に負担が掛かるなど)・・・・・
本当に問題山積ですね。。。
もちろん、中学からテニス部があったに越したことはありませんが私の経験から、中学校でソフトテニスをやっていても、高校で硬式に転向する人は多いですし、なんといっても、ソフトテニスは中学からの経験者がいるので高校から始めたいという人は入りづらく、高校の部活では経験者で占められるのに対し、硬式は、その点経験者が少ないので入りやすく、中学まで未経験のひとが結構多く入ってきます。また、ソフトテニスと硬式ではどっちが魅力あるかといえばやはり硬式だと思います(私的には)。なので、もし中学で硬式、軟式の選択権を与えると、硬式に行く人が多くなり、軟式の人数が少なくなってしまい、ただでさえマイナースポーツのソフトテニスが衰退してしまいます。
もちろん、日本のテニス文化が発達するためには中学校でのテニス導入も必要かなと思いますが、私的には、ソフトテニスが日本のテニス文化の形成に携わった面も少なからずあると思うので(オリンピックで昔銀メダルを取った熊谷一弥氏は軟式から硬式に転向しています)中学だけでも、ソフトテニスが主役になってほしい気持ちです。
長々と雑な文を書いてしまい申し訳ありませんでした。浅はかな知識なので、間違いはあると思います。これからもTennisnakamaさんの記事楽しみにしています。
追記:ソフトテニスは日本で生まれた競技ですが、世界(特にアジア)にだんだんと普及していますよ。こちらをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9
不良が持ってる負けん気の強さはテニスで生きると思います。
手始めに女性で成功させて、人間を成長させるスポーツとしてじわじわと普及させていく。
ソフトテニス愛好家をテニスへ移行させることができたら、テニスマーケットは何倍にもなりますよね?
ビジネスチャンス転がってると思うけどなー。
ラケットメーカーが率先して普及活動してくれないかな。
あと、テニスの王子様を読んでテニスをしたくなったのにできる環境にない人が結構いるんじゃないでしょうか?
もったいない。
「ヴァイオリンを教える」この途方もないアイデアに比べたら、「テニスを教える」は現実味がありますよね。ネガティヴなエネルギーが有り余っているのですから、彼らに思い切りボールを打たせればモヤモヤした気持ちもスカッ。しかしこれは夢が世界に広がる硬式テニスでないといけません。「グランドスラムで打つ」を目標に不良がガンガン打ち出したら・・・なかなかグッドアイデアです。しかしこれを実行に移す燃える教育者がいない。
・Tennisnakamaさんの知人のようにしみついた癖が抜けずフォーム矯正に悩み結局辞めてしまった人
その違いはどこから生まれてくるのでしょうか・・・
私の偏見ですがソフトテニスでアスリートとして競技者レベルまで上り詰めた人ほど転向は困難なのではないでしょうか。。。当然転向しても高いレベルを志向するでしょうが完成され染みついたフォームを矯正していくのは困難を極めるような気がします。
そういった意味では運動能力の高い才能のある人が硬式テニスの選択肢がないために仕方なくソフトテニスから入った場合・・・将来硬式に転向しても不幸な結果を生むということになり、本来世界で活躍できる才能もスタート時点で摘み取られてしまう危険性がありますね。。。極論でしょうか。。。
サッカーなど全く異質なスポーツならメリットは大きいのですが、「似て非なる」スポーツだけにかえって問題は複雑です。
2015年から正式に中学でも硬式が認められるとか。この気が遠くなるような亀さん行政では、ますます進むテニスの斜陽化は防げないのでは。
おられますね。 そこで・・・妹の方が上手いですか??(弟でも可・下の子という意味です)
結構兄弟(姉妹・兄妹・姉弟)で同じスポーツしてると下の子が上を凌ぐことがままありますよね。
スケートの浅田姉妹などがイイ例かな。ウイリアムス姉妹は両方強烈か(笑)
そこで気になるのが Marko Djokovic (SRB)1991.8.20生 17歳 1734位 です。
兄は言わずと知れた Novak Djokovic です。 現在行なわれているThailand Open に
シングルス・ダブルス(ペアは兄貴)ともに WC を貰っての出場です。
シングルス1Rが33位の NIEMINEN で、ダブルス1Rは SANTORO・TSONGAペア とです。
シングルスで万が一勝ち上がると SF で 兄弟対決 となりますよ。
とーっても楽しみなンですが、皆さんは如何です?
軟式・硬式の話から飛びましたね、随分と・・・すいません。
ダンさん、スポーツは負けん気が重要ですよね。
他のスポーツ選手や芸能人・著名人でテニス選手をやらせたい人物を募るのも
面白いかもねw 自分は野球のイチローと短距離のボルトにやらせたいですね。
理由は 夢が無いからです。有名な選手もいないし。
想像できないんです、軟式って。
大きな夢じゃなくて、大人になって「軟式やってました」って言う自分が あまりかっこ良くないイメージ?というか・・・、
くだらない理由だけど、お年頃の中学生には立派な理由なんです。
その後、WBを見て硬式テニスにあこがれ、テニススクールに入りましたが、中学時代に球拾いしか
まじめにやってこなかったおかげで変なクセはうついておらずに硬式に入れたようです。
テニスは幼い頃からやるのが一番、と、下の甥っ子は小学校1年生頃から硬式テニスを習っています。硬式なので、中学校ではクラブに入らないそうです。
私の学生時代に体に負担がかかるから高校からしか硬式が無い、というシステムでしたが、
甥っ子でさえ硬式を習っているのですから、もう小学校~中学校から硬式テニスクラブが
あっても良いですね。そうすれば、テニスに触れる時間ももっとたくさん増えるとおもいます。
そして硬式テニスに興味を持つ人たちも増えると思います。
軟式テニス=ソフトテニス、と言い方を変えたのを社会人になってだいぶたってから知りましたが、
変なの~!とおもってしまいました。
軟式と硬式。野球、そう野球とおんなじ考え方なんですよね、きっと。
私はちょうどデ杯で日本がオーストラリアに50年ぶりに勝った年に中学校テニス部に入りました。
そのころはまだ東洋ゾーンというセクションで、予選にもかかわらずNHKが4~5時間生放送でカラー放送中継してくれていました。(我が家のテレビはまだモノクロでしたが、これが始まると胸がときめきました。)ラル、ムカージの世界です。インド戦ではシングルス1-1の後、2日目のダブルスで坂井・神和住がファイナルセットリードするも神和住のポーチが決まったと思われた瞬間にラル・ムカージどちらかだったかは忘れましたが、背面ボレーで起死回生のショットが決まってしまいました。(この後、NHKが放送事故となり、当日は結果はわかりませんでした(笑))
実は私は当時(今でもそこそこに)強い、柳川高校のすぐそば(自転車で1時間)に住んでおりまして、こうしたテレビを観戦していたこともあり、テニスをするには硬式だということで、軟式ラケットを放り出して、中学生ながらに春休みなどは柳川高校の練習におじゃましていました。(当時のコーチ、後の監督、田島先生という方がたまたま中学校の先輩でした。ついでに申し上げると解説で四面楚歌のY氏は高校の先輩になります。)その頃の柳川は坂本兄弟が中心のチームでとても刺激的でした。
硬式テニスをやりてくてもやれないそんな当時の周りの環境に失望し、軟式のラケットで硬式ボールを打ったり、顧問からどやされたそんな時代でした。
ちょうど、同級生(学校は別ですが)に福井烈や今フェデレーションカップの監督をしている植田実選手がいます。
もし、環境が許すなら、中学時代の選択の中に硬式テニスがあってほしいと思います。平成15年、やっとかと思います。
福井君が今の錦織のように12~13歳の時に世界に飛び出していたら日本のテニスも違った展開になっていたのかな?(当時から、彼は別格でした。)
硬式テニスの中体連への正式加盟は「平成15年」ではなく「西暦2015年」みたいです。まだ実現していませんし7年も先の、気の遠~~~くなるような話です。「手続きが順調に進めば2012年に準加盟」ということです。
http://spora.jp/servevolley/archive/129/0
たいしたことしてないですね。
事業内容の5つ目に「体育用品の推薦等」とあります。
なんで推薦してもらわなきゃなんないの?という強い疑問が浮かびました。
ただメーカーからキックバック欲しいだけじゃないの?
こういう組織って必要なんでしょうか?
理事なんて座ってるだけでいくらもらってるんだろうなあ。
私の意見ですが、テニスとソフトテニスは、共存するべきものだと思います。
野球でも軟式、公式、またソフトボールがあるように。
また最近は、ソフトテニスも海外で広まりつつあり、かのヒンギスもソフトテニスを始めていると聞きました。
話は変わりますが、日本でのテニスとソフトテニスの根本的な違いは、硬式のテニスは商業的な目的も多い。ソフトテニスは、ほぼボランティアのように思われます。
この違いは、とても大きく、残念ながら、公立の学校で行うスポーツにはなりにくい一因になっていると推測されます。
ただ、ソフトテニスの指導者たちを間近で見ていると、ふと思うのが、ボランティアだけに、独りよがりな指導者がいるのも確かです。これが、廃れていく原因なんだろうなと思います。
立派な指導者も数多くいらっしゃいますが、残念ながらひどい指導者、とくにご年配の男性で、硬式テニスに憧れがあるが、できずにいたので、敵対して硬式を見る輩、そして、ソフトテニス以外のことまでも、口出ししてくる輩などは、もっともひどい指導者です。
大人の伝道師として、子供たちにソフトテニスの良さを伝えるよりも、年老いた自分の生きてきた証を残すべく、古いテニスを強制的に教え続けている指導者がいることが、歯止めなくソフトテニスが廃れていく理由になるのかと思われます。さすがにこういう指導者は、ほかのスポーツには少ないでしょう。
昨今、錦織選手のおかげもあり、日本の硬式テニスはどんどん進化、人気が高まっております。
とてもうらやましく思うと同時に、古い体質は、ソフトテニスの指導技術や実技同様、変わっていくべきものだと思います。古い体質の指導者が新しい指導者へいち早くバトンタッチしないと、ソフトテニスはさらに廃れるスポーツの一つになりえると思います。
頑張れ、ソフトテニス。