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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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フェデもナダルもOUT

パリマスターズは波乱状態です。

まずロジャーがブレイクとの試合を棄権しました。

以下が彼のメッセージです。

ファンの皆さん、

*背中が固くて、今晩のジェイムス・ブレイクの試合を棄権することにしました。背中はこの2~3日間強ばった感じだったのですが、今朝起きたとき昨夜うけた治療の効果はありませんでした。今晩100%の状態でプレイできないこともあり、用心をとって棄権というむずかしい決断をくだすことにしました。大会関係者の方々、そしてフランスのファンの皆様にご理解とご支援をいただき感謝をしています。

ロジャー

*背中とありますが、後でニュースで調べますと、lower backとありますので、つまり腰の部分にあたります。つまり私達が言っている「腰痛」のようなものだと思います。

Dear Fans,

Due to a stiff back, I have decided to pull out of my match against James Blake tonight. My back has been stiff for the last couple of days and I woke up this morning and it did not respond to the treatment I had last night. As a precaution and because I would be unable to play at 100% tonight, I have unfortunately had to take the difficult decision not to play. I thank the tournament and French fans for their understanding and support.

All the best,

Roger

このメッセージに加えて、フェデラーは記者会見ではこのように述べています。
「僕が試合を放棄するのは、これが初めてで主催者の方々、ファンの皆さんに申し訳ないと思っています。」
「普段は背中の痛みは2~3日の間に治るので、今回も数日間のうちによい状態になると思っています。」

ともかくも、しっかりと故障の部分をなおして、選手生命を長く保って私たちを楽しませてほしいと思います。


ラファがリタイアしました
第1セットからどうもナダルの調子が今いちです。動きも鈍く、フォアハンドはベースラインを大きくオーヴァーしてミスが多いのです。そしてあれよあれよと言う間にダヴィデンコにブレークされ、1-5のナダルのサーヴのときです。彼の右膝を指差しながらトレーナーを呼びました。

「トリートメントを受けた後もトライしてみるけれど、痛みがとれないようだったら試合は続けられない。That's it.」と彼はトレーナーに告げました。

膝の痛みを和らげるために、マッサージを受けた後、ナダルは全力をふるって頑張りました。本人はこの状態では、とても勝とうなどとは思っていなかったでしょうが、ファンのために最後のゲームを精一杯戦いました。デュースが続きます。足をひきずるような感じにも見えます。しかしダヴィデンコはそのナダルの弱点に最後のとどめをさすように、ナダルを左右に振りまくります。二人とも見事でした。ダヴィデンコは手をゆるめると、ナダルを侮辱したことになります。ナダルはあえながら、最後の力を振り絞って第1セットを成し終えました。

私が今まで言い続けて来た「リタイア」のあるべき姿をナダルがみせてくれました。これでナダル本人も、ファンも、主催者も、対戦相手も納得するのです。

ナダルの膝はいつまでもつのでしょうか。US Openの練習でも手を抜かず、真剣そのもので走り回っていました。だから世界でNo.1になれたのでしょうが、しかしこのままでは危ない!膝に問題があるのに、どうしてダブルスに出るのでしょうか? コンディションを整えていくには、ダブルスが役に立つと思いますが、このように無理が続くと本当に心配になります。彼には絶対アルジェンチンには負けられない、デ杯の優勝がかかっていますし、上海をスキップするかもしれませんね。

「デ杯はワールドカップのように4年に一回にするべきです。」これはイヴァン・レンデルの意見ですが、私も賛成です。

ひょっとしたら、フェデラーも、ナダルも、デルポトロも、皆上海行きをキャンセルという事態に陥る可能性もありますね。

毎年、シーズン末に怪我人が大量に出て、「トーナメントの数を減らせ」「選手の出場参加数が多すぎる」と、ワイワイ批判されている割には、大会は増える一方、選手もますます出場回数が増えているのが現状です。自殺行為をATPやWTAが奨励しているようなもので、この選手の怪我の問題は早急に取り組まなければ、テニスプレーヤーはすべてこの世から消えてしまいます! ロジャー、ラファ、デルポ、圭くん、そして怪我で苦しんでいる多くの選手たちへ、

Get well, everyone!




投稿者 Tennisnakama  01:48 | コメント(14)| トラックバック(0)
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コメント
ラファもリタイア、フェデラーも棄権・・・しかたないけど・・・ホント気抜けちゃいました。。。
何だかラファ、振り回されて足が全然ついていってなかった。2セット目は挽回してくれると思ってたら
いきなり・・・こんな事もあるんですね。
投稿者 ポコ 2008/11/01 02:13
その昔、ポイントによるランキング制が導入されたときに、その当時のトップの選手はこのシステムに反対していましたよね。伊達さんも確か批判していました。
今でも選手達は賛成していないと聞いています。
選手達あってのテニスの試合、なのにATPやWTAと選手側は話し合いは持てないのでしょうか。
日本のプロ野球界ではさまざまな問題がありながら悪化の一途を辿り、近年遅まきながら選手会会長として古田さんが活躍し、プロ野球機構と話し合いを持って選手側の主張を述べたことは記憶に新しい出来事です。また、相撲協会は、6場所制とその間にもたれる巡業で力士は怪我を治す暇もない、と常に言われていますが、儲けを減らす方向には絶対うんと言わない相撲協会では、何も改善がみられません。
世界的なプロ選手会のようなものが出来るとよいのでしょうが、さまざまな国から個人として出て活躍している選手達。それは無理な話なのかなぁ。
投稿者 mw 2008/11/01 02:53
うそーー ショック~!!
3:45起きてきてPCを開けたら 「なんでロディックとソンガをやってるの?」 と不思議に思って、ここにきたらなんというニュース・・・・.。ダブルショック・・。
今まで活躍してきた選手がここにきて疲れを感じさせる(あるいは怪我をしたり)試合内容だったりして、でも、このトップ2はずっと勝ち続ているのに体調を維持してすごいなぁとしみじみと思っていました。そんなはずはないわけで・・。ずっと勝ったらやっぱりその分負担も大きく・・(泣)
ラファの膝が良くない事はちょっと聞いていましたが、ダブルスもでているし大丈夫なのかな・・と。 ロジャーは昨日の試合を観ていて、内容もですが、なんとなく体調が悪そうというか「お腹こわしてない?」みたいな感じでした。やっぱりおかしかったんだ。
2人ともフェアだから棄権やリタイアはよほどのことでしょうね。
もし上海にロジャーとラファの2人が出られなかったら、上海の魅力も半減どころか 1/10くらいになってしまいます。なんといっても今年を象徴する2人なんですから・・・。上海関係者は愕然ですね。
でも、上海をスキップしても身体を治して欲しいです(哀願)。 心配です。 ラファはデ杯があるのか・・・。
2人が一緒にリタイアする事態となったことで、ツアーの過酷さをはっきりと知らせることになりましたね。改善に向けて動くでしょうか (ってもう2009は決まってるんだよなぁ) はぁ心配・・。


投稿者 p.compose 2008/11/01 04:44
ナダルが試合途中で棄権し、おまけにフェデラーまで棄権とは!! もう眠い眼をこすりながら試合観戦する気がしなくなるではないか。ディフェンデイング・チャンピオンのナルバンディアンとの決勝戦で、フェデラーが優勝するのを期待していたのに・・・ 今年のマスターズでは、昨年同様にナダルが3回、ジョコビッチが2回優勝しているのに(あとはマレーが2回、ダビデンコが1回)、フェデラーは1回も優勝していない。せめて最後の大会だけでも優勝してほしかった。フェデラーガ強くないと、挑戦者としてのナダルの超人的な士気も目標を失って空中分解するからである。このところ、ナダルの試合内容にはかつての執拗さがなくなり、ファーストサーブの確率も低いし、ダウンザラインやネット処理のミスが目立つ。このままでは、デビスカップでナルビーやデルポを制するのは無理かもしれない。
投稿者 parakeet 2008/11/01 05:17
ポコさんは夜中の2時、mwさんは3時、p.composeさんは4時、parakeet さんは5時のコメント時間です。ほとんど寝ないでテニス観戦、テニスファンの鏡です。

さて、これからが真のテニスファンであるかどうかが試されるときです。誰でもスター選手が出場するときは観戦しますが、スターが出ないときはそっぽを向いてしまいます。言ってみればテニスの踏み絵です。こういうときこそ、今まで熱心に観なかった選手の試合を観る機会だと思って彼らを応援しましょう!Tennisnakamaの一員は、テニスの面白さを布教するテニス教団の一員でもあるのです。
Eat Tennis. Breathe Tennis. テニスと共に生きている私たち。これからも、布教活動によろしくご協力お願いします。

ただ今、とてもエキサイティングな試合をロディックとソンガがやっています。まるで決勝戦のようです。

投稿者 Tennisnakama 2008/11/01 05:56
今、ベルシーから帰って来ました!今日のベルシーは大変な騒ぎでした。大会の主催者もお客さんもそして体育館前のダフ屋のみなさんも大ショックです。でも、そんな地味~な空気をジョーがぶち破ってくれました。ロディック戦、盛り上がりましたよ~!!ふたりとも、最大限の力を出し切っての勝負でした。最初はボーっとしてた私も最後は大声あげて応援してました。アパートに帰ってきてからも「アレー、ツォンガ!アレー、ツォンガ!」ってついつい歌っちゃいます。そして、今日はこっちで友達になったラファのおっかけ仲間の女の子達と、会場を後にするラファに「Merci!!」って叫んできました。ものすごく残念で寂しいけれど、みんなのために最後まで頑張ってくれたのがよくわかりました。テニスファンとしては明日もベルシー行きますが、特派員としては・・・ダメだ・・・今日は気力が出ません・・・。ごめんなさい。
投稿者 alala 2008/11/01 07:42
ひぇ~ナダルもフェデラーも棄権してしまった。来週から始まる上海マスターズカップにナダル目当てに行くのに大丈夫か!?デ杯か上海かだったらデ杯とるんでしょうか。四大大会には仕事していたら行けないからせめて上海で見れるならとチケット購入したのに・・・。すごい動揺している。デルポトロはいいけどあとの二人は頼むよ~。フェデラーは来るような気がします。そしてナンバー1になれば、やっぱりまだまだフェデラーは健在だねーと思うもんな。(願望・・・)
ブレークとツォンガくるかな? これからマスターズをかけた熱い戦いになるんですよね。
みんなこれちゃったりして・・・。
投稿者 tomo 2008/11/01 10:18
alalaさん、アメリカではソンガといってますが、フランスではツォンガが一番近い発音なのでしょうか?
投稿者 Tennisnakama 2008/11/01 11:17
午前4時のコメントはあまりの動揺(と睡魔)の為 何を書いたのかよく覚えていませんでした。
改めてTennisnakamaさんの記事を読むとナダルの頑張りに泣けてきました。
えらいよ、ラファ・・。さぞかし痛かっただろうに。プロですね。ダビデンコもプロですじゃ!
そのように懸命に走って、走ってフェデラーに勝ったんだね。No.1を掴んだんだね。泣けるよ、ほんと。その真摯なプレー・・・。 でもなんでダブルスも出たの?やっぱりパートナーを思いやって?
上海のタイトルも取って今年を締めくくりたいだろうに、どうするのなぁ。 デ杯の方が大事かなぁ。 早く治してね(T_T)。 ロジャーもね(T_T)。

ちなみに、このマスターズ優勝はキングオブインドア(?)のナルバンディアンの2連覇を予想します。今のナルビーは文句なく強いです。泣かずに頑張って観ますよ!Tennisnakamaさん!
投稿者 p.compose 2008/11/01 13:48
そうですね。みんなツォンガと発音しているように聞こえます。ちなみに愛称は、ジョーとかジョー・ウィー。あと、ジル・シモン君は会場では「ジル」とか「ジールー(Gilou)」と呼ばれてました。サッカーのジダン選手がジーズー(Zizou)と呼ばれていたのに近い感じ。モンフィスはそのままファースト・ネームで「ガエル(ちょっとゲールに近い発音に聞こえます)」。ベルシーで毎日発行される大会の新聞では「ラ・モンフ(La Monf)」なんて呼び方も見ました。どうして女性名詞を表すlaがついているのか不思議なんだけれど…。そして、ナルバンディアン、強い!!明日は私も、ジョーとナルバンディアンのファイナルを期待してます!
投稿者 alala 2008/11/01 18:14
alalaさん、ありがとうございます。これからツォンガにします。モンフィスはla Monfですが、いろいろ調べましたが、なぜlaがつくのか分かりませんでした。できれば誰かに聞いて?
投稿者 Tennisnakama 2008/11/01 21:26
やっぱりナルビーが勝ちましたぁ。でも1セット目の勢いから楽勝かと思いきや、ダビデンコさすがですね。簡単には勝たせませんでした。何故か1セット目の終わりからダビデンコを応援してしまった。おしかったなぁ~。どっちが勝ってもおかしくなかったと思うけど。
もう連日の睡眠不足がたたって眠い眠い・・・・。次を観たいけど・・・・alalaさんに託します。
投稿者 p.compose 2008/11/02 00:25
はい、そのalalaです。今ベルシーから戻りました。今日は2試合ともいい試合でした。p.composeさんの言うとおり、私も会場でナルビーとダビデンコどっち応援していいのか途中からわからなくなっていました。ダビデンコって、いい選手ですねー!!強くて美しい試合でした。2試合目、ジョーは最初っからノリノリ。初戦のとき、勝利インタビューで「ベルシーは僕の家」って言ってたように、まさにパリの人たちの愛情に包まれてのびのびプレイしていました。勝利したツォンガは、「Merci Bercy」って胸にかいてあるTシャツに着替えていましたよ。でも、ラファもロジャーもいなくなったベルシーを救ったのはジョーだなあ、とも思います。ベルシーにしてみたら、Merci, Jo!といったところでしょう。
投稿者 alala 2008/11/02 02:59
ナダルが棄権をして、コートを去るとき、会場からブーイングがあったみたい・・・それって酷すぎです。
痛みをこらえて、テニスファンのためにできるところまで頑張ったのに・・・・冷たすぎます。かわいそう。
上海は、欠場者続出で、大変な事になりそう・・・
過酷なスケジュールで、選手はボロボロ・・・ATPはほんとに真剣にこの問題を考えなくてはいけません!!
投稿者 kako 2008/11/02 17:30
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