2009年09月21日
フェデラー:体中が痛い
フェデラーがあくびをしている写真が、イタリアのロイター通信社から発信。このあくびは、ダブルスの応援をしているときに出たものですが、ちょっとフェデラーは疲れ気味ですね。
US Openの決勝で優勝をデルポトロに譲ったフェデラーは、敗北の口惜しさにひたる間もなく、32時間後にはニューヨークからイタリアのジェノヴァに飛びました。大家族の移動です。双子を抱えての旅行は、想像するだけで疲れてしまいます。
今回のデ杯は、スイスがまたワールドグループから脱落する可能性が大きく、どうしてもフェデラーの力を今年も借りなくてはならない重要なプレイオフです。ハードからクレーへのアジャストでプラクティスも相当やったとフェデラーは語ってました。
18日金曜のラバー1とラバー2で、フェデラーとヴァヴリンカは問題なくイタリアに勝利。翌日のラバー3のダブルスに勝てばスイスの3勝になり、無事にワールドグループ入りが保障されるはずだったのですが・・・予定されていたフェデラー/ヴァヴリンカが、急遽フェデラーの代わりにチウンディネリCHIUDINELLIが起用されることになり、「一瞬フェデラーは大丈夫?」 という不安がよぎり心配をしていました。
ダブルスを落としてしまったスイスは、ラバー4でフェデラーがスタラーチェと対戦することになりましたが、私の心配をよそに、フェデラーはさほど問題もなく第1セットをスタラーチェから奪い、2時間の雨の一時試合中止があった後も疲れた様子もなく、6-3, 6-0, 6-4でストレートに勝利をおさめました。これでめでたくスイスのワールドグループ入りが決まったのですが、やっぱりフェデラーへの負担が大きかったようです。
「僕はすごく疲れてしまった。休暇をとらなきゃ駄目だ。足は痛いし腕は痛いし、体中が痛い。それにベビーシッティングもやってるしね。」
と言いながら、スイスに勝利をもたらした後はすぐ、イタリアのデザイナー、ジョルジオ・アルマーニにも会っています。これでは疲れるはず。赤ちゃんが誕生する前までは、トーナメントの合間に、ヴォーグの編集長アナ・ウィントー Anna Wintour に連れられてファッションショーやらパーティに出かけていたフェデラーを、イギリスのガーディアン紙は、アナがフェデラーをコントロールしていると、半ば冗談半分の記事を書いています。このアルマーニ訪問もアナのおせっかいだろう、とやっかみを入れるメディアもありますが、赤ちゃん二人をかかえて、今まで通りの華やかなライフスタイルを続けていくこともむずかしくなってきていることは確か。楽天ジャパンオープンに向けて、ゆっくりと休養して、フレッシュなフェデラーの姿を見せてほしいものです。
フェデラーのサイトに「楽しみにして待ってますよ!」のメッセージを残しましょう。ファンメッセージは簡単で結構。数が大切。メッセージの送り主の国旗が表示されますので、多くの日本の国旗が公式サイトに掲載されると、フェデラーもキャンセルし辛くなるのでは。英語の間違いなど気にしないで、ガンガンと熱いメッセージをおくりましょう!(私も送ります)
http://rogerfederer.com/
(追記:国旗持ち込みについて)
楽天ジャパンオープンの応援を盛り上げるために、いろいろ準備されている方がいらっしゃると思います。「好きな選手の国旗を会場で振って応援したい」これはとてもグッドアイデアです。しかしウェブサイトをよくご覧になって、国旗の持ち込みが許されているかどうか確かめてください。
US Openのフェデラーvsソダーリングの試合のときに、夫と二人でスイスの国旗をもってHopp Roger!と気勢を上げて応援していたのですが、途中でセキュリティーのおじさんに警告を受けてしまいました。「国旗は禁止されている。もしまだ国旗を振るような行為を続けると没収する。」でも決勝戦などスイスの国旗やアルジェンチンの国旗があっちこっちで振られているのに・・・不満でしたのでルールを読んでみますと、グランドスラムでは、全豪と全米では持ち込み禁止アイテムの中に明確に国旗が含まれていました。
(応援の仕方)
こういう応援の仕方もあります。彼らはスイス人ではありませんが、オリジナルで会場が盛り上がります。いろいろお試しください。
US Openで優勝したデルポもいかに応援が重要なカギを握っていたかを語っています。
ピンチに陥っている選手には、彼のファンでなくても応援してあげたいものです。
日本語でがんばれ!といっても外国の選手には通じませんね。でも英語でいろいろいうのも恥ずかしいものです。ベストは選手の名前だけを呼ぶこと。これはラストネームでも、ファーストネームでもかまいませんが、US Openで呼ばれていた名前の中で、一般的なものを列記してみました:
フェデラー: ロジャー!
マリー: アンディー!
デルポトロ: デルポ!(フアンはちょっとむずかしい)
シモン:シモン!
ヒューイット:レイトン!
ガスケ:ガスケ!
イズナー:(イスナーではありません)イズナー!
勇気のある方は、スペイン語系の選手にはVamosと言ってあげると喜びますね。このときVはスペイン語ではBの発音となりますので、ヴァモスではなくて、バモスです。
もし決勝がフェデラーvsデルポトロとなれば、
「ホップ ロジャー! Hopp Roger!」
「バモス フアン!Vamos Juan!」で完璧です。
(Citation)
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/lostinshowbiz/2009/sep/18/roger-federer-anna-wintour
http://www.daviscup.com/news/newsarticle.asp?articleid=16312
Photo: Reuters
US Openの決勝で優勝をデルポトロに譲ったフェデラーは、敗北の口惜しさにひたる間もなく、32時間後にはニューヨークからイタリアのジェノヴァに飛びました。大家族の移動です。双子を抱えての旅行は、想像するだけで疲れてしまいます。
今回のデ杯は、スイスがまたワールドグループから脱落する可能性が大きく、どうしてもフェデラーの力を今年も借りなくてはならない重要なプレイオフです。ハードからクレーへのアジャストでプラクティスも相当やったとフェデラーは語ってました。
18日金曜のラバー1とラバー2で、フェデラーとヴァヴリンカは問題なくイタリアに勝利。翌日のラバー3のダブルスに勝てばスイスの3勝になり、無事にワールドグループ入りが保障されるはずだったのですが・・・予定されていたフェデラー/ヴァヴリンカが、急遽フェデラーの代わりにチウンディネリCHIUDINELLIが起用されることになり、「一瞬フェデラーは大丈夫?」 という不安がよぎり心配をしていました。
ダブルスを落としてしまったスイスは、ラバー4でフェデラーがスタラーチェと対戦することになりましたが、私の心配をよそに、フェデラーはさほど問題もなく第1セットをスタラーチェから奪い、2時間の雨の一時試合中止があった後も疲れた様子もなく、6-3, 6-0, 6-4でストレートに勝利をおさめました。これでめでたくスイスのワールドグループ入りが決まったのですが、やっぱりフェデラーへの負担が大きかったようです。
「僕はすごく疲れてしまった。休暇をとらなきゃ駄目だ。足は痛いし腕は痛いし、体中が痛い。それにベビーシッティングもやってるしね。」
と言いながら、スイスに勝利をもたらした後はすぐ、イタリアのデザイナー、ジョルジオ・アルマーニにも会っています。これでは疲れるはず。赤ちゃんが誕生する前までは、トーナメントの合間に、ヴォーグの編集長アナ・ウィントー Anna Wintour に連れられてファッションショーやらパーティに出かけていたフェデラーを、イギリスのガーディアン紙は、アナがフェデラーをコントロールしていると、半ば冗談半分の記事を書いています。このアルマーニ訪問もアナのおせっかいだろう、とやっかみを入れるメディアもありますが、赤ちゃん二人をかかえて、今まで通りの華やかなライフスタイルを続けていくこともむずかしくなってきていることは確か。楽天ジャパンオープンに向けて、ゆっくりと休養して、フレッシュなフェデラーの姿を見せてほしいものです。
フェデラーのサイトに「楽しみにして待ってますよ!」のメッセージを残しましょう。ファンメッセージは簡単で結構。数が大切。メッセージの送り主の国旗が表示されますので、多くの日本の国旗が公式サイトに掲載されると、フェデラーもキャンセルし辛くなるのでは。英語の間違いなど気にしないで、ガンガンと熱いメッセージをおくりましょう!(私も送ります)
http://rogerfederer.com/
(追記:国旗持ち込みについて)
楽天ジャパンオープンの応援を盛り上げるために、いろいろ準備されている方がいらっしゃると思います。「好きな選手の国旗を会場で振って応援したい」これはとてもグッドアイデアです。しかしウェブサイトをよくご覧になって、国旗の持ち込みが許されているかどうか確かめてください。
US Openのフェデラーvsソダーリングの試合のときに、夫と二人でスイスの国旗をもってHopp Roger!と気勢を上げて応援していたのですが、途中でセキュリティーのおじさんに警告を受けてしまいました。「国旗は禁止されている。もしまだ国旗を振るような行為を続けると没収する。」でも決勝戦などスイスの国旗やアルジェンチンの国旗があっちこっちで振られているのに・・・不満でしたのでルールを読んでみますと、グランドスラムでは、全豪と全米では持ち込み禁止アイテムの中に明確に国旗が含まれていました。
(応援の仕方)
こういう応援の仕方もあります。彼らはスイス人ではありませんが、オリジナルで会場が盛り上がります。いろいろお試しください。
US Openで優勝したデルポもいかに応援が重要なカギを握っていたかを語っています。
ピンチに陥っている選手には、彼のファンでなくても応援してあげたいものです。
日本語でがんばれ!といっても外国の選手には通じませんね。でも英語でいろいろいうのも恥ずかしいものです。ベストは選手の名前だけを呼ぶこと。これはラストネームでも、ファーストネームでもかまいませんが、US Openで呼ばれていた名前の中で、一般的なものを列記してみました:
フェデラー: ロジャー!
マリー: アンディー!
デルポトロ: デルポ!(フアンはちょっとむずかしい)
シモン:シモン!
ヒューイット:レイトン!
ガスケ:ガスケ!
イズナー:(イスナーではありません)イズナー!
勇気のある方は、スペイン語系の選手にはVamosと言ってあげると喜びますね。このときVはスペイン語ではBの発音となりますので、ヴァモスではなくて、バモスです。
もし決勝がフェデラーvsデルポトロとなれば、
「ホップ ロジャー! Hopp Roger!」
「バモス フアン!Vamos Juan!」で完璧です。
(Citation)
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/lostinshowbiz/2009/sep/18/roger-federer-anna-wintour
http://www.daviscup.com/news/newsarticle.asp?articleid=16312
投稿者 Tennisnakama 23:35 | コメント(0)| トラックバック(0)
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