2009年10月17日
フェデラー・ナダル時代が終わる
昨日10月15日にアガシが爆弾発言をしました。
「フェデラーとナダルの時代は終わろうとしている」。そして「マリーの時代が来る!」と断言したのです。マリーの時代が来るというのは賛成しかねますが、フェデラー&ナダル独走時代は残念ながら終わりに近づいているような気がします。
フェデラーは歳
「28歳のフェデラーはあと2、3年はスペシャルなことができるかもしれないが、歳をとるごとに王座をキープしていくのはむずかしい。」
私はフェデラーの肉体の老化(スミマセン)とともに、パパとしてのプライオリティーの変化でテニスに影響がでてくると思います。ミルカは絶対に一緒にフェデラーとツアーについていくつもりでしょうし、大家族のツアーまわりがいかに疲れるか。今回のアジアツアーのキャンセルは肉体の疲労もあったと思いますが、精神的に疲れてしまったような気がします。
ナダルの膝の故障がネック
「ナダルは膝の故障が慢性化してきている。これからもキャリアを通して膝の故障が再発すると考えられるので、あまり期待できない。」
アガシのコーチだったケイヒルは3年間の膝の故障で引退してしまいました。慢性化した膝は完治するのはむずかしく、プレースタイルを変えなければ、ナダルの選手生命は短いと発言してきたアガシ。ケイヒルが以前に解説で、いかに膝の故障との闘い過酷なものであったかを語っていましたので、今年のナダルの膝の故障はまさにアガシが予期していたことでした。
マリーの時代がやってくる
では誰が次の時代を担うのか?
「マリー、ジョコヴィッチ、デルポトロなど若手の選手がそろっているが、その中でもアンディー・マリーを僕は買っている。彼は最も才能があると思うし、これからはいくつかのグランドスラムに優勝していくと思う。プレースタイルも、他の選手と比較すると、勝つためのテニスを知っていてすべてのサーフェスで勝てる選手だ。」
すごい賛辞ですね。確かに技の引き出しは他の選手にくらべて豊富でしょうが、ディフェンスのプレースタイルに少し疑問を感じます。もしマリーの黄金時代がやってくると、テニス界はどう変わっていくでしょうか?
マリーファンには申し訳ないのですが、彼にはカリスマ性が欠如しています。あれほどスコットランドの英雄になったマリーでも、故郷のテニス人口を増やすことができず、スコットランドのテニス人口は減少しているとか。母国でテニスを盛り上げられない選手が、世界のテニスを復興させることができるのか?
ダイナミックなパワーテニス。アグレッシヴな攻撃テニス。ウィナーの連打。究極のアスレティシズム。欲をいえば個性に溢れハンサムで魅力的。そして豊かな人間性。今日のテニスファンはこのような非現実的なカリスマ選手を求めています。
フェデラーやナダルはこの不可能な条件を満たすことのできる稀なアスリートで、私たちはラッキーでした。私はマリーが次期の王者になるというアガシの予言に、Not too fast!と待ったをかけたいと思います。
「マリー、ジョコヴィッチ、デルポトロの3選手が加わって、王者の座をめぐって、トップ5の激しい闘争が展開される時代がやってくる。いわゆる群雄割拠の時代です。」これが私の予想です。
さてアガシの予言が的中するのか? 私の予言が的中するのか? それとも突如新人が登場して王座をさらっていくのか? フェデラーが30歳になる2012年のランキングが楽しみです。
(Reference)
http://herald-zeitung.com/wire.lasso?report=/dynamic/stories/T/TEN_AGASSI_FEDERER_AND_NADAL
http://www.congletonguardian.co.uk/uk_national_sport/4683787.Next_year_crucial_for_Murray___Agassi/
リタイアが9人になった上海マスターズ
ナダル戦第2セットで,リュービチッチが左足の付け根を痛めてリタイアしてしまいました。これでデルポトロ、ロディック、ハース、べルダスコ、アカスーソ、ツヴェレフ、ヴァヴリンカ、モンフィス、リュービチッチの9人がリタイアしたことになり、テニスがいかに過酷なスポーツであるかを物語っています。フェデラーとマレーも欠場して、このままではトップ選手は皆いなくなる? これは緊急事態です。関係者は対策を早急に真剣に取り組んでもらいたいと思います。
Tennis Night In America!
30 Rock(アメリカの人気番組)が『テニスナイト イン アメリカ』のミュージックビデオを制作しました。これってものすごいアメリカっぽい。
「フェデラーとナダルの時代は終わろうとしている」。そして「マリーの時代が来る!」と断言したのです。マリーの時代が来るというのは賛成しかねますが、フェデラー&ナダル独走時代は残念ながら終わりに近づいているような気がします。
フェデラーは歳
「28歳のフェデラーはあと2、3年はスペシャルなことができるかもしれないが、歳をとるごとに王座をキープしていくのはむずかしい。」
私はフェデラーの肉体の老化(スミマセン)とともに、パパとしてのプライオリティーの変化でテニスに影響がでてくると思います。ミルカは絶対に一緒にフェデラーとツアーについていくつもりでしょうし、大家族のツアーまわりがいかに疲れるか。今回のアジアツアーのキャンセルは肉体の疲労もあったと思いますが、精神的に疲れてしまったような気がします。
ナダルの膝の故障がネック
「ナダルは膝の故障が慢性化してきている。これからもキャリアを通して膝の故障が再発すると考えられるので、あまり期待できない。」
アガシのコーチだったケイヒルは3年間の膝の故障で引退してしまいました。慢性化した膝は完治するのはむずかしく、プレースタイルを変えなければ、ナダルの選手生命は短いと発言してきたアガシ。ケイヒルが以前に解説で、いかに膝の故障との闘い過酷なものであったかを語っていましたので、今年のナダルの膝の故障はまさにアガシが予期していたことでした。
マリーの時代がやってくる
では誰が次の時代を担うのか?
「マリー、ジョコヴィッチ、デルポトロなど若手の選手がそろっているが、その中でもアンディー・マリーを僕は買っている。彼は最も才能があると思うし、これからはいくつかのグランドスラムに優勝していくと思う。プレースタイルも、他の選手と比較すると、勝つためのテニスを知っていてすべてのサーフェスで勝てる選手だ。」
すごい賛辞ですね。確かに技の引き出しは他の選手にくらべて豊富でしょうが、ディフェンスのプレースタイルに少し疑問を感じます。もしマリーの黄金時代がやってくると、テニス界はどう変わっていくでしょうか?
マリーファンには申し訳ないのですが、彼にはカリスマ性が欠如しています。あれほどスコットランドの英雄になったマリーでも、故郷のテニス人口を増やすことができず、スコットランドのテニス人口は減少しているとか。母国でテニスを盛り上げられない選手が、世界のテニスを復興させることができるのか?
ダイナミックなパワーテニス。アグレッシヴな攻撃テニス。ウィナーの連打。究極のアスレティシズム。欲をいえば個性に溢れハンサムで魅力的。そして豊かな人間性。今日のテニスファンはこのような非現実的なカリスマ選手を求めています。
フェデラーやナダルはこの不可能な条件を満たすことのできる稀なアスリートで、私たちはラッキーでした。私はマリーが次期の王者になるというアガシの予言に、Not too fast!と待ったをかけたいと思います。
「マリー、ジョコヴィッチ、デルポトロの3選手が加わって、王者の座をめぐって、トップ5の激しい闘争が展開される時代がやってくる。いわゆる群雄割拠の時代です。」これが私の予想です。
さてアガシの予言が的中するのか? 私の予言が的中するのか? それとも突如新人が登場して王座をさらっていくのか? フェデラーが30歳になる2012年のランキングが楽しみです。
(Reference)
http://herald-zeitung.com/wire.lasso?report=/dynamic/stories/T/TEN_AGASSI_FEDERER_AND_NADAL
http://www.congletonguardian.co.uk/uk_national_sport/4683787.Next_year_crucial_for_Murray___Agassi/
リタイアが9人になった上海マスターズ
ナダル戦第2セットで,リュービチッチが左足の付け根を痛めてリタイアしてしまいました。これでデルポトロ、ロディック、ハース、べルダスコ、アカスーソ、ツヴェレフ、ヴァヴリンカ、モンフィス、リュービチッチの9人がリタイアしたことになり、テニスがいかに過酷なスポーツであるかを物語っています。フェデラーとマレーも欠場して、このままではトップ選手は皆いなくなる? これは緊急事態です。関係者は対策を早急に真剣に取り組んでもらいたいと思います。
Tennis Night In America!
30 Rock(アメリカの人気番組)が『テニスナイト イン アメリカ』のミュージックビデオを制作しました。これってものすごいアメリカっぽい。
投稿者 Tennisnakama 01:31 | コメント(0)| トラックバック(0)
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