2008年02月08日
ご意見をお待ちしています
「あなたって典型的なアメリカに渡った日本人思想の方ですよねw
白人が大好きで、自分が白人になったつもりでいる気味の悪い方ですね」
というコメントが、 ghjkさんから入りました。http://newyork.blog.tennis365.net/archives/article/96666.html 日本のことを海外から書くと、必ずこのようなコメントが入ってきます。そこで今回は思い切って公開して皆さんの意見を伺うことにしました。 私はプロフィールにも書きましたように、人生の大半は海外で生活をしているため、私自身典型的な日本人だとは思ってはおりませんが。 この「日本人ぽい」「日本人らしくない」の日本について皆で解剖していきませんか?
フォーラム「日本人て何? 日本て何?」の参加をつのります。
ただし、今回のghjkさんのような偽名でのコメントはご遠慮ください。正々堂々とブログ名を使って意見を発表していただきたいとおもいます。コメントには、紙面に制限がありますので、ご自分のブログの紙面を使っていただいても結構です。
テニス365のブログに書くようになってから、まだ日が浅いのですが、私の最初の記事に、強烈な無記名のコメントが寄せられました。内容はとてもここで紹介できるものではありませんが、(お前は海外に住んでる日本人のくずだ。日本の恥だ。)とかいう激しい非難のコメントでした。 初めてのブログ経験で、ショックでやめようかとも思いましたが、無視することにきめました。 しかし、海外居住者に対して、また、外国に対しての偏見に満ちたコメントが続いてくると、個人の意見だからと簡単に片付けてしまえないものがあります。 むずかしそうな議題ですが、気楽にこのフォーラムにご参加ください。
最後にghjkさんのコメントに対して、以下が私のコメントです。
「何かとても感情的なコメントですね。人生半分以上日本にいないのですから、日本的になれといわれても、戸惑いますが・・・ でも今、日本人的とか白人的とかそういう時代じゃないと思いますけど。よいものは国境を超えてお互いどんどん取り入れ合っていく。仲良く共存していかなくてはならない時代に、そういうことにこだわってると、ますますグローバル化からとり残されそうですね。お気をつけて。」
(余談)ghjkはよく使われているペンネームですが、これはアルファベット順でいくと、ghijkとなりますが、iが抜けているところから、i(私)は不在ですという隠された意味も含まれています。このghjkの名を使って、ポルノやら、中傷のサイトに登場してくる人がいるので、要注意です。ウィキペディアでは、この名の投稿者はしばらく投稿禁止になっています。
白人が大好きで、自分が白人になったつもりでいる気味の悪い方ですね」
というコメントが、 ghjkさんから入りました。http://newyork.blog.tennis365.net/archives/article/96666.html 日本のことを海外から書くと、必ずこのようなコメントが入ってきます。そこで今回は思い切って公開して皆さんの意見を伺うことにしました。 私はプロフィールにも書きましたように、人生の大半は海外で生活をしているため、私自身典型的な日本人だとは思ってはおりませんが。 この「日本人ぽい」「日本人らしくない」の日本について皆で解剖していきませんか?
フォーラム「日本人て何? 日本て何?」の参加をつのります。
ただし、今回のghjkさんのような偽名でのコメントはご遠慮ください。正々堂々とブログ名を使って意見を発表していただきたいとおもいます。コメントには、紙面に制限がありますので、ご自分のブログの紙面を使っていただいても結構です。
テニス365のブログに書くようになってから、まだ日が浅いのですが、私の最初の記事に、強烈な無記名のコメントが寄せられました。内容はとてもここで紹介できるものではありませんが、(お前は海外に住んでる日本人のくずだ。日本の恥だ。)とかいう激しい非難のコメントでした。 初めてのブログ経験で、ショックでやめようかとも思いましたが、無視することにきめました。 しかし、海外居住者に対して、また、外国に対しての偏見に満ちたコメントが続いてくると、個人の意見だからと簡単に片付けてしまえないものがあります。 むずかしそうな議題ですが、気楽にこのフォーラムにご参加ください。
最後にghjkさんのコメントに対して、以下が私のコメントです。
「何かとても感情的なコメントですね。人生半分以上日本にいないのですから、日本的になれといわれても、戸惑いますが・・・ でも今、日本人的とか白人的とかそういう時代じゃないと思いますけど。よいものは国境を超えてお互いどんどん取り入れ合っていく。仲良く共存していかなくてはならない時代に、そういうことにこだわってると、ますますグローバル化からとり残されそうですね。お気をつけて。」
(余談)ghjkはよく使われているペンネームですが、これはアルファベット順でいくと、ghijkとなりますが、iが抜けているところから、i(私)は不在ですという隠された意味も含まれています。このghjkの名を使って、ポルノやら、中傷のサイトに登場してくる人がいるので、要注意です。ウィキペディアでは、この名の投稿者はしばらく投稿禁止になっています。
投稿者 Tennisnakama 00:03 | コメント(8)| トラックバック(0)
私たち家族は10年近く海外転勤で、子供たちは現地校に行きながら、日本語と英語のバイリンガルの環境でがんばっています。そんな彼らに向かって浴びせられる言葉がまさに、この「気持ち悪い」なのです。私としては、猫も杓子も茶髪にした子供をみるほうが、よっぽど気持ち悪いと思うのですが。 異質な文化を受け入れるのは、確かに抵抗を感じるのはどこの国でも同じです。でも違いは、日本で茶髪にすることは、まったくOKですが、海外から茶髪で帰国すると許してもらえないという点でしょうか。これは一体何なのでしょうね?
さて、帰国子女の憂鬱の話はよく耳にします。日本の英語の授業では、わざと英語の発音を日本風に変えて読まないと嫌われるとか、住んでいた国の話をすると嫌われるとか。今度、日本で嫌われるベスト10でもやりたいですね。(そうなると、ますますテニスから遠ざかってしまいますが。)そうそう、話はかわりますが、ある週刊誌に、OLの嫌いな大学卒業生のベスト3に、東大、慶応、早稲田が上がっておりました。これはどういうことかというと、何かというと、自分の大学の名をだしたがるベスト3なんだそうです。 でも、海外の話をしたがる海外居住者と、大学名をいいたがる卒業生と一緒にしないでいただきたいですね。大学は過去の話ですが、海外居住者にとっては、海外は現在形なのですから。近くのおいしいラーメン屋さんの話の代わりに、72丁目の有名なホットドッグ屋さんの話をしてなぜ悪い。バイリンガル教育大変でしょうが、がんばってください。
私は、自分の帰属集団の外にいる人のことを受け入れるのに労力と時間を要するのが人間の常であり(ときには激しい民族紛争や国家間の戦争にまでつながる)、未だ受け入れられない人、あるいは、結果として死ぬまで融合できなかった人のことも肯定するのが真の許容性なのだろうと思っています。そして、その真の許容性は、人間の歴史を見る限り、いまだかつて達成されたことがなく、これからも達成されないんだろうなと感じます・・・。(続きがあります)
まあ、しかし、理屈はどうであれ、自分のことを否定するようなコメントをもらうのは悲しいですよね。あるいは怒りを感じるときもあると思います。
アメリカではオバマ氏が破竹の勢いで予備選挙での得票数を伸ばしていますね。少し前まではそれこそ白人の過半数が黒人の立候補者に投票するなどという事態はおよそ考えられなかった、とオバマ氏ファンの白人のアメリカ人が言っていました。人の思想や帰属意識は時代とともに、それこそ年単位、月単位で変化していっているということですね。ghjk氏も10年後には、今と全く違うコメントを書いているかも知れません・・・。私は、このブログを好きです。言語や音楽に注目したり、単にテニスの試合結果だけではなく、選手の人格や人生にまで思いを馳せてこそ、テニスを愛する地球人ですね。これからも是非続けてください。そのうちテニスでもご一緒させていただければと思います。
Taiさんのご意見も含めて、みなさんのご意見をブログに紹介させていただきたいと思います。公開フォラームの形式をとったのも、皆で少し真面目に考える時があってもよいかな、と思ったからです。ぜひ許可をお願いします。
アメリカは特にそうだと思いますが、世界のどこに居ても、祖国を離れて孤独を感じながら生活し、アイデンティティの確立、言葉の問題で大きな苦労を味わっている人がたくさんいますよね。藤原正彦氏も著書の中で書いているように、海外に住むことで愛国心が増し、自分が日本の利益をしっかり代弁できていない無力感を味わうこともありますよね。このストレスは世界共通だと感じます(現に、アメリカ人の友人がイギリスで一年間住んだときは大変だったと言っていました。同じ英語なのに!)。しかし、いろんな国籍の人が、いろんな場所で、それぞれ祖国や故郷の仲間に更なる愛情を感じたり、そのときに住んでいる場所やそこで出会った仲間に思いがけず愛情を感じたりしながら生きていくことで、初めて文化の交流が生まれるんでしょうね。ghjk氏ももし海外で生活することになれば、不本意にも、本来嫌いなアメリカ人や白人といつの間にか楽しく喋ることになってしまうかも知れません。フォーラムも悪くないですが、体験していないことはなかなかリアルに語れないと思います。ということで、まずは、ghjk氏の海外生活体験記を楽しみにしています。白洲次郎のように、アメリカに対して唯一従順ならざる日本人として、貴重な功績を残されるかも知れません。