2008年03月21日
面白い!Pacific Life Open
遅ればせながら。Pacific Life Open
昨夜は途中で寝こけてしまい、昨日の試合報告が今日になってしまいました。お許しを。
一昨夜、ベッドから落としたコンピューターは動いてますが、ケースにひびが入ってしまって、いつパカッ!と割れてもよい状態。ヤバイ。 恐る恐る使ってますが、このマックがこわれれば、錦織ファンサイトがつくれない!(トホホ)
以下は昨日投稿するはずだった記事です。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
今日は Pacific Life Openのライヴ放送を、気もそぞろで観戦中。というのは、今フロリダで錦織選手がグロージャンと戦っている最中なのです。ライヴスコアもないので、想像するしかないのですが、やっぱりどうなっているのか知りたい!よし、会場に連絡してみよう! というわけで、合計8回BMW Tenis Champに電話をして、すっかり担当のジュディさんとも仲良くなってしまいました。
「Nishi is doing great!」(第2セットの対ブレークに入ったときです。)というように電話で教えてくれるのですが、錦織の名が途中でちょん切れて「ニシ」にしてしまってます。最近こういうアメリカ人が多くなりました。まあ、私たちが、ジョコやら、ナルやらとやってるのと同じですので、文句は言えませんが。
錦織選手は2-6, 7-6(5), 6-4で負けましたが、あのマジシャンのグロージャンにタイブレークで第2セットをとっています。この辺のしぶとさは大物を感じさせます。圭君、いよいよマイアミに殴り込みをかけますか!
Pacific Life Openの話にもどりますが、ハイライトは何といっても、ナダルとブレイクの試合でしょう。
第1セットのしょっぱなから、ナダルはブレイクにブレークされ(ややこしいですが)、1-4のピンチに陥りました。ブレイクのあの速いライジングリターンにすっかり調子が狂ってしまったようで、ストロークが全く入らない。もうこの子はダメかもしれない。昨日の試合もクロスばっかりのワンパターンでしたし。。。と半ばあきらめて、うたた寝をしている間に、いつの間にかスコアが5-5。ブレイクのサーヴを敗り、スコアが6-5になりました。でもまた、ナダルのスコアは、0-40のピンチに。ブレイクはナダルのスピンに馴れてきたのか、気持ちよくコーナーに打ってきます。
何とかタイブレークを免れ、第1セットをとりましたが、まだ、ブレイクのライジングとフラット気味なショットに、ナダルは自分のリズムをみつけることができません。3-6で第2セットを落としました。観てる方もイライラしてきますが、感心なのは、ナダルは表情をくずさず、とても冷静です。でもそんなに落ち着いていてよいのでしょうか。
第3セットに入ってから、ナダルは人が変わりました。コートからコートへ、ラニングショットから、クロス、ダウンザラインにボールが入り始めました!蘇りました!あのナダルのチータの足が! ブレイクも負けていません。これって陸上競技か!?なんて思わせるほど、両選手はコートせましと走りまくり、とりまくり、何かビデオゲームのような非人間的なプレーが続きます。
こうなると昼寝なんぞしれられませんぞ!ナダルの球が上がってきたところを叩きのめすために、ブレイクは、ベースラインの中に入ってきました。ついにナダルライオンが吠えはじめました。 超アグレッシヴなゲーム展開を始めました。どんな無理なポジションからでも、打ち返ししてきます。無理であればあるほど、リーターンウィナーでかえすナダル。 獣に変わったナダルは、ブレークの首に噛みつきました。ブレイクは完全に焦りがでて、エラーが続出。結局第3セットを無理なくとって、7-5, 3-6, 6-3。眠れるライオンを起こすと恐い目に。このあたりが、ナダルがナダルである由縁でしょうね。
ジョコヴィッチ vs ヴァヴリンカ
サーヴをワイドに入れ、オープンスペースをつくってウィナーを。ジョコヴィッチは、ベースラインにとどまっても、サーヴ&ヴォレーのような試合の組み立てが上手です。誰よりも左右にふるのが巧いジョコヴィッチは、APTの中では、打つ球の方向チェンジが最も巧い選手といわれています。今日のヴァヴリンカ(スイス)との試合では、最初ジョコの振り子作戦がうまくいかず、エラーが重なりタイブレークになってしまいました。というのは、余りにも,ヴァヴリンカのバックハンドがすごくて、ウィナーが決まらないのです。ヴァヴリンカは「一番好きなショットは、バックハンドのクロス」というだけあって、ジョコのウィナーショットを、驚異的なバックハンドですべてリターン。あのリストを使った片手バックハンドは研究に値します。 結局、全部のエネルギーを使い果たしてしまったヴァヴリンカは、力尽き果てて、2セット目は2ゲームしかとれず、7-5, 6-2でジョコヴィッチのSFが決まりました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ますます面白くなってきたPacific Life Openです。
今日は、ナルバンディアン v フィッシュ、フェデラー v ハースです。女子の方がおろそかになってますが、セルビアの戦い、ヤンコヴィッチとイヴァノヴィッチの試合もあります。それでは、今晩またおめにかかりましょう。
昨夜は途中で寝こけてしまい、昨日の試合報告が今日になってしまいました。お許しを。
一昨夜、ベッドから落としたコンピューターは動いてますが、ケースにひびが入ってしまって、いつパカッ!と割れてもよい状態。ヤバイ。 恐る恐る使ってますが、このマックがこわれれば、錦織ファンサイトがつくれない!(トホホ)
以下は昨日投稿するはずだった記事です。
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今日は Pacific Life Openのライヴ放送を、気もそぞろで観戦中。というのは、今フロリダで錦織選手がグロージャンと戦っている最中なのです。ライヴスコアもないので、想像するしかないのですが、やっぱりどうなっているのか知りたい!よし、会場に連絡してみよう! というわけで、合計8回BMW Tenis Champに電話をして、すっかり担当のジュディさんとも仲良くなってしまいました。
「Nishi is doing great!」(第2セットの対ブレークに入ったときです。)というように電話で教えてくれるのですが、錦織の名が途中でちょん切れて「ニシ」にしてしまってます。最近こういうアメリカ人が多くなりました。まあ、私たちが、ジョコやら、ナルやらとやってるのと同じですので、文句は言えませんが。
錦織選手は2-6, 7-6(5), 6-4で負けましたが、あのマジシャンのグロージャンにタイブレークで第2セットをとっています。この辺のしぶとさは大物を感じさせます。圭君、いよいよマイアミに殴り込みをかけますか!
Pacific Life Openの話にもどりますが、ハイライトは何といっても、ナダルとブレイクの試合でしょう。
第1セットのしょっぱなから、ナダルはブレイクにブレークされ(ややこしいですが)、1-4のピンチに陥りました。ブレイクのあの速いライジングリターンにすっかり調子が狂ってしまったようで、ストロークが全く入らない。もうこの子はダメかもしれない。昨日の試合もクロスばっかりのワンパターンでしたし。。。と半ばあきらめて、うたた寝をしている間に、いつの間にかスコアが5-5。ブレイクのサーヴを敗り、スコアが6-5になりました。でもまた、ナダルのスコアは、0-40のピンチに。ブレイクはナダルのスピンに馴れてきたのか、気持ちよくコーナーに打ってきます。
何とかタイブレークを免れ、第1セットをとりましたが、まだ、ブレイクのライジングとフラット気味なショットに、ナダルは自分のリズムをみつけることができません。3-6で第2セットを落としました。観てる方もイライラしてきますが、感心なのは、ナダルは表情をくずさず、とても冷静です。でもそんなに落ち着いていてよいのでしょうか。
第3セットに入ってから、ナダルは人が変わりました。コートからコートへ、ラニングショットから、クロス、ダウンザラインにボールが入り始めました!蘇りました!あのナダルのチータの足が! ブレイクも負けていません。これって陸上競技か!?なんて思わせるほど、両選手はコートせましと走りまくり、とりまくり、何かビデオゲームのような非人間的なプレーが続きます。
こうなると昼寝なんぞしれられませんぞ!ナダルの球が上がってきたところを叩きのめすために、ブレイクは、ベースラインの中に入ってきました。ついにナダルライオンが吠えはじめました。 超アグレッシヴなゲーム展開を始めました。どんな無理なポジションからでも、打ち返ししてきます。無理であればあるほど、リーターンウィナーでかえすナダル。 獣に変わったナダルは、ブレークの首に噛みつきました。ブレイクは完全に焦りがでて、エラーが続出。結局第3セットを無理なくとって、7-5, 3-6, 6-3。眠れるライオンを起こすと恐い目に。このあたりが、ナダルがナダルである由縁でしょうね。
ジョコヴィッチ vs ヴァヴリンカ
サーヴをワイドに入れ、オープンスペースをつくってウィナーを。ジョコヴィッチは、ベースラインにとどまっても、サーヴ&ヴォレーのような試合の組み立てが上手です。誰よりも左右にふるのが巧いジョコヴィッチは、APTの中では、打つ球の方向チェンジが最も巧い選手といわれています。今日のヴァヴリンカ(スイス)との試合では、最初ジョコの振り子作戦がうまくいかず、エラーが重なりタイブレークになってしまいました。というのは、余りにも,ヴァヴリンカのバックハンドがすごくて、ウィナーが決まらないのです。ヴァヴリンカは「一番好きなショットは、バックハンドのクロス」というだけあって、ジョコのウィナーショットを、驚異的なバックハンドですべてリターン。あのリストを使った片手バックハンドは研究に値します。 結局、全部のエネルギーを使い果たしてしまったヴァヴリンカは、力尽き果てて、2セット目は2ゲームしかとれず、7-5, 6-2でジョコヴィッチのSFが決まりました。
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ますます面白くなってきたPacific Life Openです。
今日は、ナルバンディアン v フィッシュ、フェデラー v ハースです。女子の方がおろそかになってますが、セルビアの戦い、ヤンコヴィッチとイヴァノヴィッチの試合もあります。それでは、今晩またおめにかかりましょう。
2008年03月21日
錦織圭:グロージャンに惜敗!
最後までよく戦い抜きました。錦織選手は2-6, 7-6(5), 4-6で残念ながらグロージャンに敗れました。
第1セットは緊張のため2-6というのは、よくわかります。しかし、2セット目はタイブレークまでもっていき、しかも7-5の接戦でよく取りました。最後の3セット目もあともう少しというところでしたね。この結果から見ると、錦織選手、マイアミはイケルかも!
Let's Go Nishikori!
第1セットは緊張のため2-6というのは、よくわかります。しかし、2セット目はタイブレークまでもっていき、しかも7-5の接戦でよく取りました。最後の3セット目もあともう少しというところでしたね。この結果から見ると、錦織選手、マイアミはイケルかも!
Let's Go Nishikori!
2008年03月21日
錦織圭:がんばってます!
2008年03月21日
錦織圭:健闘しています!
ただ今、フロリダ時間午後5時55分。BMW Tennis Champに電話を入れて錦織選手の試合の結果を問い合わせてみました。
錦織は第1セットをおとしましたが、第2セットをタイブレークで勝ちました。そしてただ今32でグロージャンのサーヴです。ひょっとして錦織選手は勝つかも知れません!
30分後に追ってまた報告します!!!
錦織は第1セットをおとしましたが、第2セットをタイブレークで勝ちました。そしてただ今32でグロージャンのサーヴです。ひょっとして錦織選手は勝つかも知れません!
30分後に追ってまた報告します!!!
2008年03月21日
フェデラーのカムバック
昨夜、何か忘れもををしたような気分で寝てしまいましたが、そうなんです。 肝心のフェデラーとリュビチッチの試合を報告するのがぬけてました。最後の試合でしたので、観たことは観たのですが、書こうと思ってラップトップを抱えてたまま寝こけてしまいました。何しろ午前2時でしたので。朝起きるとベッドの下にまっさかさまに転落しているコンピューターを見つけましたが、(ホッ!)大丈夫でした。
フェデラーのテニスはよくなった?
何しろ昨年のインディアンウェルズでは、第2ラウンドでカニアスに5-7, 2-6と情けない負け方をしてしまったフェデラーですので、今年は汚名挽回といった意味でも,また、フェデラー危うしという噂を一掃するためにも、「俺の強さを見せてやるぜ」のメーッセージが伝わってきそうなすばらしいフェデラーのテニスでした。
サーヴィスゲーム
フェデラーの1stサーヴの勝率は79%(リュビチッチは68%)2ndサーヴの勝率は62%(リュビチッチは52%)と、彼のサーヴィスゲームの強さを物語っています。相変わらずコースとスピンの選択が絶妙でした。
リターンゲーム
フェデラーのリターンの巧さは定評があります。今回もリュビチッチがせっかく1stを入れても、リターンされてしまうので、プレッシャーがかかり、自分の思ったゲームの展開をさせてもらえない試合となりました。ふつうならエースになるようなサーヴでも、ラケットの面をきっちりと合わせ、しかもコースまで狙ってリターンができるのは、彼くらいでしょうね。1stリターンの勝率は42%(リュビチッチは半分の21%)と圧倒的にブレークできるチャンスを作っています。
ストローク
いつもはあのあやしいフォアハンドのストロークがところどころにみられますが、スピードの速い強烈なスピンのかかった球がきっちりとコートぎりぎりに落ちるのは見事でした。
ヴォレー
調子の悪いときは、ヴォレーのミスがでてましたが、今回はエラーなし。ネットダッシュもタイミングよく、ヴォレーもお手本のように、理想的なところに決めウィナーに。
というわけで、このまま苦労せずに決勝まで、といいたいところですが、準決勝でジョコヴィッチと対決(多分)しますので、この試合は見逃せません。オーストラリアの仇はインディアンウェルズで。期待したいところです。
フェデラーのテニスはよくなった?
何しろ昨年のインディアンウェルズでは、第2ラウンドでカニアスに5-7, 2-6と情けない負け方をしてしまったフェデラーですので、今年は汚名挽回といった意味でも,また、フェデラー危うしという噂を一掃するためにも、「俺の強さを見せてやるぜ」のメーッセージが伝わってきそうなすばらしいフェデラーのテニスでした。
サーヴィスゲーム
フェデラーの1stサーヴの勝率は79%(リュビチッチは68%)2ndサーヴの勝率は62%(リュビチッチは52%)と、彼のサーヴィスゲームの強さを物語っています。相変わらずコースとスピンの選択が絶妙でした。
リターンゲーム
フェデラーのリターンの巧さは定評があります。今回もリュビチッチがせっかく1stを入れても、リターンされてしまうので、プレッシャーがかかり、自分の思ったゲームの展開をさせてもらえない試合となりました。ふつうならエースになるようなサーヴでも、ラケットの面をきっちりと合わせ、しかもコースまで狙ってリターンができるのは、彼くらいでしょうね。1stリターンの勝率は42%(リュビチッチは半分の21%)と圧倒的にブレークできるチャンスを作っています。
ストローク
いつもはあのあやしいフォアハンドのストロークがところどころにみられますが、スピードの速い強烈なスピンのかかった球がきっちりとコートぎりぎりに落ちるのは見事でした。
ヴォレー
調子の悪いときは、ヴォレーのミスがでてましたが、今回はエラーなし。ネットダッシュもタイミングよく、ヴォレーもお手本のように、理想的なところに決めウィナーに。
というわけで、このまま苦労せずに決勝まで、といいたいところですが、準決勝でジョコヴィッチと対決(多分)しますので、この試合は見逃せません。オーストラリアの仇はインディアンウェルズで。期待したいところです。