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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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全仏現地レポート(2)

Taiさんが雨にもめげず、現地レポートを送ってくれました!全仏オープンの興奮と、試合を待つ苦しみがひしひしと伝わってくる力作、Tai Reportをお届けします。

Report by Tai
『生まれて初めての全仏観戦。抽選でチケットが当たってからというもの、今日のこの日を本当に楽しみにしていました。

唯一心配だったのが天気。直前1週間は1日に5回は週間天気予報をチェックし、天(気)の神様にも何度もお願いしましたが、今日は予報どおり朝から雨。途中から晴れることを祈って9時過ぎに会場入りしてみましたが、雨は強くなるばかり。このまま一日降り止まないのではないかと思うと、せっせと準備に勤しみNYから飛行機に乗ってパリ入りしたこれまでの日々が走馬灯のように蘇ってきて、本当に胸が苦しくなります。

とりあえず試合が始まるまでどこかで待たなければなりませんが、トーナメント会場内の「雨をしのげて、かつ座れる場所」というのは、通常、大会関係者以外にはアクセスできないようになっていますので、コート脇の観客席で雨に打たれて試合開始を待つことにしました。雨と寒さで震えながら、コートのブルーシートを眺めて4時間が過ぎた午後2時頃、ようやく雨が小降りになりました。

速やかなコート整備の後、入ってきたのはWawrinkaとKohlshureiberです!どちらも切れのあるプレーを見せてくれるので以前から観たかった選手。観客たちは待たされた鬱憤を晴らすように盛り上がり、最初から大歓声です。自分の席は、選手のベンチから1mの最前列。手を伸ばせば届きます。そして、ブルーシートの下から現れた眩しい赤い土。そう、このレンガ色の土を見るためにここまで来たのです!コートを見ているだけで自然と心が躍ります。

wawrinka


今日は特にWawrinkaのプレーが素晴らしかったです。アンツーカーの上を滑りながら、1球1球にしっかり体重を乗せてライン際に正確に打ち込む技術とフットワークの良さは感動ものでした。そんな感動をもっと長く味わうことができれば・・・最高だったのですが、1時間経過後にまたまた雨天サスペンデッドです。観客は空を眺めてみんなため息です。

それからまた雨の中4時間待ちました。夕方6時過ぎからプレー再開。次は、AncicとSeppiの試合会場に移りました。Ancicは僕のテニス仲間のクロアチア娘の友達(同じクラブ出身)なので、是非観ておきたかったからです。Ancic、頑張ってくれました!マリオ、マリオの大歓声の中、曇天を吹っ飛ばすような気合いで打ち込みます。しかし、Ancicが見事なプレーで試合を決めた直後にまた雨です。時間は既に夜の8時。このまま待っても日没はもうすぐですので、後ろ髪を引かれる思いでローランギャロスを後にすることに決めました。

ancic


雨の中9時間待って観た2時間ちょっとのテニス。しかし、これまでに観たどの大会とも違う「華やかさ」のある大会でした。たった2時間でしたが、あの鮮やかな赤い土の色はしばらく記憶に残りそうです。そして、素晴らしいプレーを見せてくれた選手たち、雨でもしっかりと仕事をしていたボールボーイや審判たち、待ち疲れた観客たちを、明るい歌を歌いながら励ましてくれた売店のフランス娘たちに感謝しながら、全仏レポートを終わりたいと思います。

giftshop


(追伸:ナダルもちらっと見かけました。元気そうに練習していましたので、優勝目指して頑張ってくれると思います!)』



投稿者 Tennisnakama  12:38 | コメント(8) | トラックバック(2)

錦織 vs 添田の対決なるか?

錦織選手は今トルコのイズミールIzmirのチャレンジャーに挑戦しています。シード2をもらっての本戦入りですので、ひょっとしたら決勝までいけるかもしれません!

昨日の第1回戦の模様は、netdashさんのサイト、http://www.keinishikori.info/ で紹介されていますので、私のほうでは別のアングルから迫ってみたいと思います・・・とはいったものの困った・・・イズミールの情報はほとんどないに等しいし・・・

そうそう錦織選手の陰であまり取り上げられていませんが、添田豪選手の活躍がすごいですね! 先週のニューデリー2のチャレンジャーで優勝して、ランキングを一挙に115位まであげ、イズミールにやってきました。彼も2回戦に進出です。ドローから見ると、決勝で錦織選手と対戦する可能性が大です。こうなるとエキサイティングですね!(でも両方の選手に勝ってほしいので、応援するほうは辛いですが)

添田選手のブログ、http://gosoeda.blog.tennis365.net/ と、添田選手と一緒にまわっている増田健太郎氏のhttp://masuken.blog.tennis365.net/ を読んでいただければ、何となくイズミールの大会の様子が分かってきます。

またポーランド人のナタリア・ガウロンスカさんが今年の2月に始めた、チャレンジャー大会を追うhttp://tennisalternative.comの中に、Nishikoriの名が登場しています。このサイトでは、レポーターのトビTobiが、イズミールに飛んで現地取材です。

「今日(日曜日)、錦織はコーチ・ウィーナーと2回のプラクティスセッションをしました。彼とすこし話をしましたが、なかなかナイスガイでした。」とレポートしています。

よし!トビに錦織選手をレポートしてもらおう!さっそくコメントを残すことにしました。まず登録です。私のネームは、Nishikori fan。錦織選手のことを一人でも多くの人に知ってもらうためです。(Tennisnakamaはこのサイトではお休みです。)

Nishikori fan says:
「すばらしいレポートです!錦織選手は日本ではスター選手で、私もファンサイト、http://keinishikori.net をつくって応援しています。貴方のレポートは大会の様子がよく分からない私たちにとってとても貴重です。もし彼と話をすることがあれば、多くの人たちが応援してますとお伝えください。それに、もし質問することができれば、クイーンズクラブやウィンブルドンの準備(芝)のプランについて聞いていただけますか? 貴方のレポートはもちろん私のブログで紹介させていただきます。楽しみにしています。」

と、ちゃっかりお願いのコメントを残しました。それだけでなく、ウェブマスターのナタリーさんにも直接メールを送り、「世界にテニス仲間の輪を広げるのが私の夢です。楽しいサイトを楽しみにしています。これからもよろしく。」と自己紹介をしておきました。

明日の錦織選手の対戦相手は、マルチェンコMarchenko。彼はクウォリファイアーから上がって来た選手ですが、1回戦では、どなったり、ラケットを投げたりと態度がよろしくなかった選手です。結局対戦相手がリタイアして勝ったというラッキーな選手ですので、実力的には問題がないでしょう。

添田選手の対戦相手は、レンキストRehnquist。スウェーデンから一緒にやってきたPrpicが、皮肉にも最初の対戦相手になってしまいましたが、二人ともトップスピンのフォアハンドが得意で、ラリーが長く続いたとか。でも今、自信に満ちた豪選手ですので、これも問題なくクリアです。

では、Tennis Alternativeのトビが、私のコメントに対してどのようなレポートを行ってくれるでしょうか? 楽しみです。(でも無視されるとちょっとショックですが・・・)


投稿者 Tennisnakama  12:12 | コメント(6) | トラックバック(0)