2008年10月20日
圭くんにメッセージを送ろう!
マネージャーのオリヴァーからの伝言です。
「圭くんにメッセージを送りたい方は、これからは直接圭くんに以下の住所に手紙を送ってください。」
Kei Nishikori
IMG Academy
5500 34th Street West
Bradenton, FL
34210
ということで、このページはこれで締め切りとさせていただきます。すばらしい励ましの言葉の数々ありがとうございました。いただいたメッセージはコピーしてFederal Expressにて圭くんに送りました。返事があるとよいですね。
「今年の圭君の活躍は目を見張るものがあり、感動の一年でした。
今までテニスを観戦したこともなかった多くの人達も圭くんのテニスに魅了されました。私たちにテニスの興奮と醍醐味を与えてくれた彼に、感謝の意味をこめて激励のメッセージを送りたいと思います。
圭くんは日本のテニスの歴史を書きかえています。私たちはその歴史の証言者なのです。日本のテニスファンはその特権を圭くんから与えられたのです。そんな私たちのほんのささやかな彼への感謝の気持ちをこめて、メッセージを送りたいと思います。」
「圭くんにメッセージを送りたい方は、これからは直接圭くんに以下の住所に手紙を送ってください。」
Kei Nishikori
IMG Academy
5500 34th Street West
Bradenton, FL
34210
ということで、このページはこれで締め切りとさせていただきます。すばらしい励ましの言葉の数々ありがとうございました。いただいたメッセージはコピーしてFederal Expressにて圭くんに送りました。返事があるとよいですね。
「今年の圭君の活躍は目を見張るものがあり、感動の一年でした。
今までテニスを観戦したこともなかった多くの人達も圭くんのテニスに魅了されました。私たちにテニスの興奮と醍醐味を与えてくれた彼に、感謝の意味をこめて激励のメッセージを送りたいと思います。
圭くんは日本のテニスの歴史を書きかえています。私たちはその歴史の証言者なのです。日本のテニスファンはその特権を圭くんから与えられたのです。そんな私たちのほんのささやかな彼への感謝の気持ちをこめて、メッセージを送りたいと思います。」
がんばれ圭くん!
〓tennisnakama.com
2008年10月20日
ライヴ観戦ができます!
まず、圭君が先週の66位から64位に上がりました。おめでとう!
2008年残りの大会スケジュール
まず、皆さんお疲れさまでした。ワクワクするマドリッドマスターズも終わり、やっと睡眠不足から解消されますね、と言いたいのですが、ハイライトはこれからです。今週から毎週、上海まで続けられる大会の日程は以下の通りです。
オフィシャルでライヴのストリーミングをやってくれる大会はこのブログで紹介できますが、それ以外は私の方から紹介することはできませんのでご了解願います。しかしコメント者同士の情報交換は自由ですので、コメント欄でお願いします。
10月20日 セントピータースバーグ
http://www.spbopen.ru/eng/index.html
主な選手:マリー、ダヴィデンコ、シリッチ、サフィン、グルビス、アンチッチ
ライヴのストリーミングが観れます!
クウォリティーは悪く、無音ですが、とにかくライヴで観れます。スコアが見にくいのでライヴスコアと同時に開いて観戦しましょう。
ライヴ観戦の仕方:PCのみ
http://www.spbopen.ru/eng/index.html をクリック
右下のscheduleのコーナーのon-line scores and statisticsをクリック
新しいタブを開いて、on-line video(ライヴのストリーミング)をクリック
これで二つの画面が同時に見られます。ただし、放送はセンターコートのみです。
10月21日試合スケジュール(日本時間は8時間を加算)
3時 アンチッチ vs シャーディ
ナヴァロ vs ユーズニー
7時 ダヴィデンコ vs グチオーネ
グルビス vs ガルシアロペス
10月20日 バーゼル
http://www.davidoffswissindoors.ch/Tournament.8+M52087573ab0.0.html
主な選手:フェデラー、デルポトロ、バーディッチ、ナルバンディアン、ブレイク、フィッシュ、ヴァヴリンカ
10月21日の試合スケジュール(日本時間は7時間を加算)
1時 バーディッチ vs ボレリ
2時45分 ナルバンディアン vs モンタネス
デルポトロ vs バストル
6時45分 フェデラー vs レイノルド
10月20日 リオン
http://www.gptennislyon.com/
大きな大会ではないので予算不足なのか、それとも未だに100年前の郷愁をひきづり、フランス語を国際語だと勘違いしているのか、いずれにしても英語版はありません。Les Joueurs というのは選手のことです。後は英語に似ていますので省略します。
主な選手:ガスケ、シモン、フェレーロ、カーロヴィッチ、ロディック、クェリー、サントロ、ロブレド
10月21日試合スケジュール(日本時間は6時間を加算)
12時 サントロ vs フォニニ
ガスケ vs ジラルド
4時 ロディック vs マウー
7時 ソンガ vs ジケル
9時 グロージャン vs ジネプリ
10月26日 パリマスターズ
http://www.bnpparibasmasters.org/
ドローはまだ発表されていません。
11月9日 上海マスターズカップ
http://www.masters-cup.com/1/home/
出場選手は、2008年のATP レースで8位までの選手です。5位のダヴィデンコの出場が決定しましたので、あとは残りの3つのポジションをめぐって熾烈な戦いとなります。特にフェレール、デルポトロ、シモンの得点差がほとんどなく、誰が落ちるか? 私の予想では、デルポトロが7位、シモンが8位で残念ながらフェレールが脱落です。
6位:ロディック 369ポイント
7位:フェレール 338ポイント
8位:デルポトロ 337ポイント
9位:シモン 331ポイント
10位:ブレーク 310ポイント
11位:ヴァヴリンカ 301ポイント
シモンのテニスに注目
シモンの体格は圭君に似ています。身長は3cm高い180cm。体重は圭君よりまだ3kgも軽い65kgです。TVでもヒョロヒョロでしたが、この軽量級の体格から、フェデラーやナダルを倒すことができるのです。大いに研究対象になるので、これからシモンに注目していきましょう。
2008年残りの大会スケジュール
まず、皆さんお疲れさまでした。ワクワクするマドリッドマスターズも終わり、やっと睡眠不足から解消されますね、と言いたいのですが、ハイライトはこれからです。今週から毎週、上海まで続けられる大会の日程は以下の通りです。
オフィシャルでライヴのストリーミングをやってくれる大会はこのブログで紹介できますが、それ以外は私の方から紹介することはできませんのでご了解願います。しかしコメント者同士の情報交換は自由ですので、コメント欄でお願いします。
10月20日 セントピータースバーグ
http://www.spbopen.ru/eng/index.html
主な選手:マリー、ダヴィデンコ、シリッチ、サフィン、グルビス、アンチッチ
ライヴのストリーミングが観れます!
クウォリティーは悪く、無音ですが、とにかくライヴで観れます。スコアが見にくいのでライヴスコアと同時に開いて観戦しましょう。
ライヴ観戦の仕方:PCのみ
http://www.spbopen.ru/eng/index.html をクリック
右下のscheduleのコーナーのon-line scores and statisticsをクリック
新しいタブを開いて、on-line video(ライヴのストリーミング)をクリック
これで二つの画面が同時に見られます。ただし、放送はセンターコートのみです。
10月21日試合スケジュール(日本時間は8時間を加算)
3時 アンチッチ vs シャーディ
ナヴァロ vs ユーズニー
7時 ダヴィデンコ vs グチオーネ
グルビス vs ガルシアロペス
10月20日 バーゼル
http://www.davidoffswissindoors.ch/Tournament.8+M52087573ab0.0.html
主な選手:フェデラー、デルポトロ、バーディッチ、ナルバンディアン、ブレイク、フィッシュ、ヴァヴリンカ
10月21日の試合スケジュール(日本時間は7時間を加算)
1時 バーディッチ vs ボレリ
2時45分 ナルバンディアン vs モンタネス
デルポトロ vs バストル
6時45分 フェデラー vs レイノルド
10月20日 リオン
http://www.gptennislyon.com/
大きな大会ではないので予算不足なのか、それとも未だに100年前の郷愁をひきづり、フランス語を国際語だと勘違いしているのか、いずれにしても英語版はありません。Les Joueurs というのは選手のことです。後は英語に似ていますので省略します。
主な選手:ガスケ、シモン、フェレーロ、カーロヴィッチ、ロディック、クェリー、サントロ、ロブレド
10月21日試合スケジュール(日本時間は6時間を加算)
12時 サントロ vs フォニニ
ガスケ vs ジラルド
4時 ロディック vs マウー
7時 ソンガ vs ジケル
9時 グロージャン vs ジネプリ
10月26日 パリマスターズ
http://www.bnpparibasmasters.org/
ドローはまだ発表されていません。
11月9日 上海マスターズカップ
http://www.masters-cup.com/1/home/
出場選手は、2008年のATP レースで8位までの選手です。5位のダヴィデンコの出場が決定しましたので、あとは残りの3つのポジションをめぐって熾烈な戦いとなります。特にフェレール、デルポトロ、シモンの得点差がほとんどなく、誰が落ちるか? 私の予想では、デルポトロが7位、シモンが8位で残念ながらフェレールが脱落です。
6位:ロディック 369ポイント
7位:フェレール 338ポイント
8位:デルポトロ 337ポイント
9位:シモン 331ポイント
10位:ブレーク 310ポイント
11位:ヴァヴリンカ 301ポイント
シモンのテニスに注目
シモンの体格は圭君に似ています。身長は3cm高い180cm。体重は圭君よりまだ3kgも軽い65kgです。TVでもヒョロヒョロでしたが、この軽量級の体格から、フェデラーやナダルを倒すことができるのです。大いに研究対象になるので、これからシモンに注目していきましょう。
2008年10月20日
マリーが優勝しました!
予想した試合の展開となりました。(ホッ、予想が当たってよかったです。)
マドリッドマスターズを6-4, 7-6(6)でマリーが優勝しました。マリーとシモンの二人はコート中を走りまくり、取りまくり、長いラリーが続いた試合でしたが、結局マリーのサーヴ力で勝利を勝ち取りました。
マリーは10本のサーヴィスエース、シモンは1本です。この差は9ポイントです。二人の総ポイント数は、マリーが75、シモンが66です。この差も9ポイントです。つまり、エラーの数もウィナーの数もそれほど違わない状況では、どれだけサーヴィスエースがとれるか、どれだけ1stサーヴで得点を得られるかにかかってきます。マリーは1stサーヴの得点率が84%で、マリーの69%に比べて15%も多いかったのですから、この勝利は当然だったと思います。
マリーはトロフィーの授与式で「スペイン語が話せなくですみません」(彼はスペインでテニスを習っていますので)と謝り、また「今日の試合がフェデラーとナダルでなくてごめんなさい」とまた謝りました。このあたりはさすがイギリス人のユーモアで会場を湧かせました。
シモンはフランス人にしては立派な英語で、きっちりスポンサー、関係者、コーチ陣、そして会場のファンにお礼を述べて、しかも「あなたたちのナダルに勝った時も僕にやさしくしてくれてありがとう」とユーモアを忘れず、好青年ぶりを見せました。誰も試合中に笑顔をみせないなかで、シモンはときどきニコッと笑顔をみせ重苦しい雰囲気を和らげてくれます。第1セットの5ゲーム目、2-2のサーヴィスゲームのときです。会場から「Vamos, Rafa!」の声がかかりました。ナダルを打ち負かしたシモンに恨みがあっての掛け声なのかよく分かりませんが、会場がどっと笑いの渦に。これにはシモンも思わずニコッ!このへんがとてもリラックスしていていい感じです。
シモンはペースのある球が好きで、相手のパワーを利用してカウンターショット・ウィナーを成功させています。これを知っているマリーはペースのないショットでシモンのエラーを誘います。シモンはどうしても自分の得意なフォアハンドのウィナーを打たせてもらえず、肝心なところでミスが目立ちました。
またベースラインから下がりすぎて攻撃的なショットができないのもマイナスに働きました。しかもシモンはすでに今までの試合でマリーよりも6時間も多くプレーしてきています。昨日のナダル戦で全エネルギーを使ってしまっていますので、フットワークが昨日よりも劣るのは仕方がなかったと思います。
第2セットに入っても、相手のエラー待ちのチンタラしたゲーム展開で、このまま物足りない試合で終わってしまうのかと危惧されましたが、やっとシモンが全力で総ギアを上げてきたのが12ゲーム目(6-5)でした。ちょっと遅すぎる感じもしましたが、マリーのサーヴィスゲームにすべてウィナー狙いのGo-for-it-shotで牙をむいて猛攻撃です。15-40でブレークできませんでしたが、このガッツはすばらしいです。
そしてタイブレークへ。このタイプレークは決勝戦にふさわしい、予断を許さぬneck-to-neckの争いになりました。マリーもギアアップで最初の2ポイントはウィナー狙いです。しかしこの2ポイントとも失いますが、ここで活気がでてきました。このタイブレークで彼らのすべての技を出し尽くしました。
シモンのスーパーアングルヴォレー。マリーのスーパードロップショット。試合を決定したのは、6-5のセットポイントでシモンがネットにひっかけてしまったヴォレーのエラーでした。これに力を得たマリーは、コーナーを狙ったガッツのあるフォアハンド・クロスコートが成功してチャンピオンシップ・ポイント手にしました。
マリーの練習風景を観ましたが、ストレッチがほとんどなく驚きました。アガシは試合前にストレッチをしないので有名ですが、ストレッチなしであの走りまくる試合に少し不安を覚えます。膝の痛みもあったりなかったりするようです。でももし怪我もなく健康でフィットしているなら、来年のマリーはグランドスラムのタイトルだけでなく、ジョコヴィッチの地位を手に入れることも可能だと思います。ブラッドギルバートがマリーのコーチをした時に、「アンディはトップ3になる」といった言葉が現実味をおびてきました。
ナダルも昔はカウンターパンチャーの選手でした。しかし今ではアグレッシヴ・ディフェンス・プレーヤーと呼ばれるニュージャンルを開拓しました。マリーやシモンもこのジャンルの入る選手になりつつあります。これからが楽しみな二人です。
(写真集をクリック)マリーはモデルの美人のボールガールに取り囲まれて幸せ一杯。
マドリッドマスターズを6-4, 7-6(6)でマリーが優勝しました。マリーとシモンの二人はコート中を走りまくり、取りまくり、長いラリーが続いた試合でしたが、結局マリーのサーヴ力で勝利を勝ち取りました。
tennisnakama.com
マリーは10本のサーヴィスエース、シモンは1本です。この差は9ポイントです。二人の総ポイント数は、マリーが75、シモンが66です。この差も9ポイントです。つまり、エラーの数もウィナーの数もそれほど違わない状況では、どれだけサーヴィスエースがとれるか、どれだけ1stサーヴで得点を得られるかにかかってきます。マリーは1stサーヴの得点率が84%で、マリーの69%に比べて15%も多いかったのですから、この勝利は当然だったと思います。
マリーはトロフィーの授与式で「スペイン語が話せなくですみません」(彼はスペインでテニスを習っていますので)と謝り、また「今日の試合がフェデラーとナダルでなくてごめんなさい」とまた謝りました。このあたりはさすがイギリス人のユーモアで会場を湧かせました。
シモンはフランス人にしては立派な英語で、きっちりスポンサー、関係者、コーチ陣、そして会場のファンにお礼を述べて、しかも「あなたたちのナダルに勝った時も僕にやさしくしてくれてありがとう」とユーモアを忘れず、好青年ぶりを見せました。誰も試合中に笑顔をみせないなかで、シモンはときどきニコッと笑顔をみせ重苦しい雰囲気を和らげてくれます。第1セットの5ゲーム目、2-2のサーヴィスゲームのときです。会場から「Vamos, Rafa!」の声がかかりました。ナダルを打ち負かしたシモンに恨みがあっての掛け声なのかよく分かりませんが、会場がどっと笑いの渦に。これにはシモンも思わずニコッ!このへんがとてもリラックスしていていい感じです。
シモンはペースのある球が好きで、相手のパワーを利用してカウンターショット・ウィナーを成功させています。これを知っているマリーはペースのないショットでシモンのエラーを誘います。シモンはどうしても自分の得意なフォアハンドのウィナーを打たせてもらえず、肝心なところでミスが目立ちました。
またベースラインから下がりすぎて攻撃的なショットができないのもマイナスに働きました。しかもシモンはすでに今までの試合でマリーよりも6時間も多くプレーしてきています。昨日のナダル戦で全エネルギーを使ってしまっていますので、フットワークが昨日よりも劣るのは仕方がなかったと思います。
第2セットに入っても、相手のエラー待ちのチンタラしたゲーム展開で、このまま物足りない試合で終わってしまうのかと危惧されましたが、やっとシモンが全力で総ギアを上げてきたのが12ゲーム目(6-5)でした。ちょっと遅すぎる感じもしましたが、マリーのサーヴィスゲームにすべてウィナー狙いのGo-for-it-shotで牙をむいて猛攻撃です。15-40でブレークできませんでしたが、このガッツはすばらしいです。
そしてタイブレークへ。このタイプレークは決勝戦にふさわしい、予断を許さぬneck-to-neckの争いになりました。マリーもギアアップで最初の2ポイントはウィナー狙いです。しかしこの2ポイントとも失いますが、ここで活気がでてきました。このタイブレークで彼らのすべての技を出し尽くしました。
シモンのスーパーアングルヴォレー。マリーのスーパードロップショット。試合を決定したのは、6-5のセットポイントでシモンがネットにひっかけてしまったヴォレーのエラーでした。これに力を得たマリーは、コーナーを狙ったガッツのあるフォアハンド・クロスコートが成功してチャンピオンシップ・ポイント手にしました。
マリーの練習風景を観ましたが、ストレッチがほとんどなく驚きました。アガシは試合前にストレッチをしないので有名ですが、ストレッチなしであの走りまくる試合に少し不安を覚えます。膝の痛みもあったりなかったりするようです。でももし怪我もなく健康でフィットしているなら、来年のマリーはグランドスラムのタイトルだけでなく、ジョコヴィッチの地位を手に入れることも可能だと思います。ブラッドギルバートがマリーのコーチをした時に、「アンディはトップ3になる」といった言葉が現実味をおびてきました。
ナダルも昔はカウンターパンチャーの選手でした。しかし今ではアグレッシヴ・ディフェンス・プレーヤーと呼ばれるニュージャンルを開拓しました。マリーやシモンもこのジャンルの入る選手になりつつあります。これからが楽しみな二人です。
(写真集をクリック)マリーはモデルの美人のボールガールに取り囲まれて幸せ一杯。