2009年03月19日
必見!ナダルvsナルバンディアン戦
今日インディアンウェルズにて、ナダルvsナルバンディアン戦が始まります。トッププレーヤーの中で、ナルバンディアンのみがナダルに無敗な選手ですので、この試合は見逃せません。
二人の過去の対戦は2回。いずれも2007年で、パリのマスターズでは6-4 6-0, マドリッドのマスターズでは6-1 6-2と、ナルバンディアンがナダルに圧勝しています。いずれもサーフェスはハードコートです。当時のナダルはまだクレーのテニスをハードコートでやっておりましたので、今のナダルとは比較にならないと思います。そういった意味でも、ナダルの進化をみるには、このナルバンディアン戦が最適だと思います。
ナダルはナルバンディアンについて以下のように述べています。
「勝つためには第1によいプレーをすること。第2は準備が出来上がっていること。そうでないと彼にポイントのコントロールされてしまう。彼はミスが少ないし、動きがよいし、コントロールがとてもよいからね。早く決められてしまわないよう、リズムとインテンシティでもってプレーを長くすることかな。」
いかにナダルが強くなってきているか? トップ10の選手との過去の対戦成績をみてみたいと思います。
2位 フェデラー(13勝6敗)
3位 ジョコヴィッチ(11勝4敗)
4位 マレー(5勝2敗)
5位 ダヴィデンコ(3勝2敗)
6位 デルポトロ(3勝0敗)
7位 ロディック(4勝2敗)
8位 シモン(3勝1敗)
9位 モンフィス(4勝1敗)
10位 べルダスコ(7勝0敗)
では、ナダルがNo.1になった昨年8月18日以降、負けた選手は?
2008年 US Open: 準決勝でマレーに
2008年 マドリッドマスターズ: 準決勝でシモンに
2008年 パリマスターズ: 準々決勝でダヴィデンコに
2009年 ドーハ: 準々決勝でモンフィスに
2009年 ロッテルダム: 決勝でマレーに
今年に入って負けているのはマレーとモンフィスの二人です。しかしこの2戦はナダルにとってはさほどの影響を与えてはいないと思います。ロッテルダムの決勝でマレーに敗退しましたが、これはナダルの膝が痛くて最後はほとんどプレーできなかった試合でした。モンフィスとの試合は、1月上旬のATP最初のトーナメントですから、ヴァーケーションあがりの選手にとっては、チューニングアップの大会でもあり、そういった意味でもナダルにとっては調整のための大会でした。
ウィンブルドンの速い芝で勝てるのですから、ハードでも比較的スローなオーストラリアン・オープンの優勝は、ナダルにとっては時間の問題でした。
これで3つのサーフェスを征服したナダルは、次の課題は苦手な選手をなくすること。フェデラーがナダルに勝てなくなってきているのは、まさにこのメンタルの負け意識なのですから、負け続けているナルバンディアンにはぜひとも勝ち星をつけなくてはなりません。
ナルバンディアン以外に負け越している選手は、ブレイクの2勝3敗、ハーバティの1勝3敗です。ハーバティとは2005年以前の記録ですし、ブレイクも2006年以前の試合です。ナダルのプレースタイルが進化してきていますので、2006年以前の試合を比較するのは適切ではないと思います。ですから2007年以降に負け越しているのは、唯一ナルバンディアンのみとなります。
今のナルバンディアンは好調ですし、フットワークも軽くナダルにとっては手強い相手です。彼とどのような試合を行うか?これはインディアンウェルズのハイライトの一つですのでぜひお見逃しのないように。(放送時間は日本時間の木曜午後1時からです。TennisTV.comに登録すれば有料でみることができます。登録の仕方は記事にしておりますので参考にしてください。)
二人の過去の対戦は2回。いずれも2007年で、パリのマスターズでは6-4 6-0, マドリッドのマスターズでは6-1 6-2と、ナルバンディアンがナダルに圧勝しています。いずれもサーフェスはハードコートです。当時のナダルはまだクレーのテニスをハードコートでやっておりましたので、今のナダルとは比較にならないと思います。そういった意味でも、ナダルの進化をみるには、このナルバンディアン戦が最適だと思います。
ナダルはナルバンディアンについて以下のように述べています。
「勝つためには第1によいプレーをすること。第2は準備が出来上がっていること。そうでないと彼にポイントのコントロールされてしまう。彼はミスが少ないし、動きがよいし、コントロールがとてもよいからね。早く決められてしまわないよう、リズムとインテンシティでもってプレーを長くすることかな。」
いかにナダルが強くなってきているか? トップ10の選手との過去の対戦成績をみてみたいと思います。
2位 フェデラー(13勝6敗)
3位 ジョコヴィッチ(11勝4敗)
4位 マレー(5勝2敗)
5位 ダヴィデンコ(3勝2敗)
6位 デルポトロ(3勝0敗)
7位 ロディック(4勝2敗)
8位 シモン(3勝1敗)
9位 モンフィス(4勝1敗)
10位 べルダスコ(7勝0敗)
では、ナダルがNo.1になった昨年8月18日以降、負けた選手は?
2008年 US Open: 準決勝でマレーに
2008年 マドリッドマスターズ: 準決勝でシモンに
2008年 パリマスターズ: 準々決勝でダヴィデンコに
2009年 ドーハ: 準々決勝でモンフィスに
2009年 ロッテルダム: 決勝でマレーに
今年に入って負けているのはマレーとモンフィスの二人です。しかしこの2戦はナダルにとってはさほどの影響を与えてはいないと思います。ロッテルダムの決勝でマレーに敗退しましたが、これはナダルの膝が痛くて最後はほとんどプレーできなかった試合でした。モンフィスとの試合は、1月上旬のATP最初のトーナメントですから、ヴァーケーションあがりの選手にとっては、チューニングアップの大会でもあり、そういった意味でもナダルにとっては調整のための大会でした。
ウィンブルドンの速い芝で勝てるのですから、ハードでも比較的スローなオーストラリアン・オープンの優勝は、ナダルにとっては時間の問題でした。
これで3つのサーフェスを征服したナダルは、次の課題は苦手な選手をなくすること。フェデラーがナダルに勝てなくなってきているのは、まさにこのメンタルの負け意識なのですから、負け続けているナルバンディアンにはぜひとも勝ち星をつけなくてはなりません。
ナルバンディアン以外に負け越している選手は、ブレイクの2勝3敗、ハーバティの1勝3敗です。ハーバティとは2005年以前の記録ですし、ブレイクも2006年以前の試合です。ナダルのプレースタイルが進化してきていますので、2006年以前の試合を比較するのは適切ではないと思います。ですから2007年以降に負け越しているのは、唯一ナルバンディアンのみとなります。
今のナルバンディアンは好調ですし、フットワークも軽くナダルにとっては手強い相手です。彼とどのような試合を行うか?これはインディアンウェルズのハイライトの一つですのでぜひお見逃しのないように。(放送時間は日本時間の木曜午後1時からです。TennisTV.comに登録すれば有料でみることができます。登録の仕方は記事にしておりますので参考にしてください。)