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Tennisnakama in New York 世界にテニスの輪を広げたいと願っています。元レポーターのTennisnakamaが、ホットな情報やめずらしい話を、ニューヨークからどんどんお届けします。自由にリンクしてください。(記事はすべて〓tennisnakama.comとなっておりますので、無断掲載はご遠慮ください)

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エナンがセリーナに完敗!

ジュスティン・エナンがセリーナ・ウィリアムズにボロ負けしました! 2-6, 0-6

セリーナはせっかく痩せたと思ったのに、またヘヴィーウェイトになっていて、あのボテ体でエナンを圧倒。最初から最後までアグレッシヴに攻めまくり、エナンもリズムどころか、気がついたら試合が終わっていたというあっけないものでした。

セリーナの勝因は、アグレッシヴなテニスの割りには、unforced errorが少なかった。つまりミスが少なく、ショットが安定していました。 それにしても、普段はメンタルのエナンですが、こういう負け方もするのか、と意外中の意外。第2セットはベーゲルですよ!ドーナッツですよ!(日本では団子ですか)

記者会見では、エナンは次のように敗因を述べています。
「最初から彼女は猛烈にインテンスだった。エネルギーがとられてしまいました。セリーナはあらゆる点で私より優ってました。安定(consistent)してましたし。私は彼女の攻撃に対して、もっと打つ手があったはずなのに、やり足らなかった。。。」

このconsistentは、隠されたおそろしい武器。よく解説者がweaponがない選手は上位に上がれないといってますが、フォアハンドやバックハンドがいくら爆発的な威力をもっていても、(ゴンザレスのように)それを得点に結びつけていく、consistencyがなければ、勝てません(ゴンザレスはカニアスに負けましたし)。

昨夜のロディック対ベネトーの試合でしたが、解説者はベネトーのことを、けちょんけちょんに貶しておりました。「彼はこれといったweaponがないので、今だに100番近くをうろうろしている選手」

でも、第1セットを彼はロディックから奪いましたよ。どんなボールを打たれても、必ず相手のコートに返す。フォア、バック、ヴォレーも弱点なし。確かに、爆発力はありませんが、このリターンのよさは脅威です。ロディックのファーストサーヴも75%くらいかえされるので、ロディックはプッツンになり、セットを落としてしまいました。

このconsistencyは地味ですが、ガンガン打ちまくるテニスよりもずっと大切ですよね。このCを肝に銘じるようになってから、私のテニスも確かにもっと勝てるようになりました。でもベストはA+C=B(Aggressive+Consistent=Best)のバランスでしょうね。今日はシャラポヴァのデモラケを使いたいので、グループレッスンに飛び入り参加です。A+Cを目指して、Vamos!

投稿者 Tennisnakama  00:25 | コメント(6)| トラックバック(0)
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コメント
全く同感! です。(Consistencyのこと)
更に、A+C=Bもです。
昨日のエナンとセリーナの試合は、まるで二人が入れ替わったみたいでした。
セリーナは、フットワークが良くて、Unforced Errorが少ないなあと思ったし、エナンは、すべてのプレイのキレが良くなかった、、
(エナンに、まだまだ頑張って欲しいんですけどねえ。。去年、成績が良くて、その達成感で、少し気が抜けているのでしょうか、、)
投稿者 momokiyo 2008/04/03 04:22
エナンも言ってましたが、サーヴがまず決まらなかった。 あと、 momokiyo さんがおっしゃるように、勝ちすぎて気が抜けた点もほのめかしていましたね。ですから、その点でも、世界一を長期にわたってキープするフェデラーがいかに偉大であるか。 今ナダル対ブレイクを観てますが、ナダル危なし!第1セットを3-6でとられてしまいました!
投稿者 Tennisnakama 2008/04/03 04:59
ブレーク負けてるー。実は彼がドレッドヘアーの頃からのファンでして。
ナダルのカウンターのプレッシャーを跳ね返せるのは1セットがやっとかな。
次はベルディフかあ。楽しみですなー。ナダルはまた苦手な相手を撃破できるかな。
投稿者 ダン 2008/04/03 20:54
ダンさん:ブレイクがタコ坊主になってからファッション雑誌に出なくなってしまいました。ナダルとの試合、ずーっと観てましたが、セットが増えるとナダルの有利になりますよね。ナダルのボールを2セット続けて打ってると、皆へとへとになるそうですから、ブレイクも疲れが出て、フォーカスも落ち、というシナリオ通りで負けました。でもブレイクのリターンエースは滅茶滅茶にすごい! ただし入ればの話ですが。 でも攻め一本槍のテニスには限界を感じます。
バーディッチはまだメンタル面でナダルに負けてるような気がしますので、ナダルがセットを落としても、勝ち進んでいよいよフェデラーです。(ちと気がはやすぎる?)
投稿者 Tennisnakama 2008/04/04 05:10
タコ坊主・・・寅さんみたいな言い方ですね。
坊主になっただけで雑誌に出なくなるというのはおかしいですね。アメリカらしくない。
むしろ人間的に成長した今のブレークの方がアメリカ国民は好むと思うんですが。
攻めが単調なのは何故でしょうね。クレバーな一面も持ち合わせているのに。
投稿者 ダン 2008/04/04 20:55
私の日本語はお気づきかもしれませんが、長いブランクがあって、少しおかしいのです。日本語が出てこないので、英和の辞書が必要です。でもこの辺のトンチンカンなジャパニーズも私らしいと思ってご理解ください。寅さんですか。たしか映画の主人公でしたっけ?
ブレイクが出なくなったというのは、ファッション雑誌です。どこの世界でも、あの系列のメディアは軽いノリですので、人間性に関係ないと思いますが。逆にミーハーな女の子がキャーキャー騒がなくなったので、彼自身テニスに集中できるようになったようですよ。
投稿者 Tennisnakama 2008/04/04 21:51
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