2008年04月13日
錦織圭:ブレイクと再激突!
日本のテニスファンにとっては、この二日間はデ杯の完敗(3-0)で落ち込みましたが、楽しいニュースが入ってきました。
ヒューストンで開かれる、米男子クレーコート チャンピオンシップのドローで、錦織選手がワイルドカードをもらって、ジェイムス・ブレイクと対戦することが決定しました! 以下のサイトでドローが見れます。
http://www.riveroaksinternational.com/
主催者側は、この偶然のドローに興奮を隠せません。錦織 vs ブレイクの対戦は、ブレイクにとっては名誉挽回の絶好のチャンスです。いくら錦織選手が100番台の選手とはいえ、ギアアップで猛攻撃をかけてくるに違いありません。
錦織選手は、デ杯の後、インドからヒューストンに直行しますが、それにしても、過酷なスケジュールです。今日のデ杯、アムリトラジとの対戦がありますが、この試合を鈴木選手が代わってやるかどうか。 錦織選手にとってどちらがベストなのか。。。むずかしいところですね。
ヒューストンでの大会は14日から行われますが、Houston Chronicleのオンラインニュースによりますと、錦織 vs ブレイクの対戦スケジュールは16日水曜の午後になる可能性が高くなってきました。このクレーチャンピオンシップは、ブレイクがシード1のスター選手で、もともと火曜のハイライトに予定されていたもので、錦織選手のきついスケジュールのために、ブレイクのスケジュールが変更されるとは! 錦織選手のパワーもすごいですね。
しかし。。ものすごく心配なのは、もしデ杯で完敗し、ブレイクにも完敗してしまうと。。。テニスの試合は技術4割、メンタル6割。自信喪失は最大の敵です。でも、彼には最高の武器があります。それは若さです。18才の若さで結果を恐れず、体当たりしてほしいですね。
錦織選手のファンサイト:http://keinishikori.net では、彼に関する記事をまとめて掲載していますので、遊びにきてください。
投稿者 Tennisnakama 00:38 | コメント(6)| トラックバック(0)
錦織くんの試合がまたあるんですね。錦織くんたちの若い選手を応援するのは、ほとんど親が子どもに「頑張ってね!」と願うような感じです。 目先の結果だけにとらわれずに、大きくなってほしいです。(でも勝ってくれたら、もちろんすごくうれしい。)
日本の夏なら、「熊谷が38度・・・。」などという感じで、NHKの7時のニュースのトップで取り上げられるような気温です。
試合時間も3時間弱に及んで、フルマラソンを走るより長時間に及んでいます。
休憩が入るとはいえ、ダッシュの連続、サーブ動作、ジャンプしてのショットとか、エネルギー消費量が半端じゃないはずです。
野口選手が、暑さでダメージが残るからといって回避した昨年の大阪の世界陸上の際の気温は、27.5度(朝7時スタート)で、その気温でも、参加した土佐選手を始めそれ以外の選手も、半年以上もまともに試合に出られないかベストの状態で走れない状態となっています。
・・・スポーツ医学的にどうなんでしょう・・・。
また、今日も試合をやり(予想気温は37度、サーフェスは芝)、その後、アメリカに舞い戻って、火曜か水曜には時差を調整してクレーで試合とか、「どんだけー」(古い)って感じです。
他のスポーツだったら無謀だと非難されるような強行スケジュールや過酷な状況下で試合をしていることが、スルーされているような気がしてなりません。
錦織選手の過酷なスケジュールが心配ですね。マネージャーはIMGの従業員ですし、今話題になってる彼を最大限に生かしたい、というビジネスの観点から、スケジュールを組んでいることも考えられますので、今後若い選手がつぶされてしまわないことを祈るばかりです。
ツアー優勝したことで、オリンピックやグランドスラム本戦ストレートイン、等、いろいろなチャンスが出てきているのはわかりますし、ファンの期待も肥大化していることはわかりますが、ツアー優勝後のスケジュールは、予選と本選の上、その間にチャレンジャー大会が入ったり、かなり無茶な状況となっていると思います(実際、体調不良で棄権したりしていますし)。
日本のテニス雑誌によれば、腰もまだ完治していないということです。怪我や体調をくずせば、フェデラーのような選手でも勝てなくなってしまいます。stringさんもおっしゃるように、目先の結果にとらわれず(勝てば、もちろんうれしいですが)、スケジュールや体調管理に気を遣って、長い目でみて、良い選手に育って欲しいと思います。