2008年05月20日
錦織圭:FOのドロー発表です
錦織選手は、ウィンブルドンは本戦エントリーですが(104位以下の選手は本戦入りでき、圭君は99位)、フレンチオープンは、その前の週の120位のランキングが対象ですので、残念ながらクウォリファイアーから上がっていくことになります。ラウンド1、2,3と3回戦勝ち続けなければ、本戦入りはできない過酷なレースです。
そのフレンチオープンのクウォリファイアーのドローが、ただ今発表されました!圭くんの試合は20日火曜日、現地時間約2時頃になります。(試合は朝の9時から始まりますが、圭くんの試合は、15番コートで4番目です)
圭くんのシードは5。グループは第2セクションです。このグループの中で最強はフアン・アーニッチJan Hernychでランキングは138位です。シードは20がついています。彼と当たるのは、ラウンド3ですので、その前のラウンド1と2で対戦相手をなぎ倒してくれれば問題なし。もたついてエネルギーを消耗してしまうと、やっかいですが、多分問題なくクウォリファイアーをパスして本戦入りとなると思います。
さて、ラウンド1の対戦相手は、フアンマルティン・アラングレンJuan-Martin Aranguren で24才のアルジェンチン人です。ランキングは235位。ここ2~3年、200~300番台に停滞していている、いわゆる典型的な「ジャーニーマン」(いつかは花を咲かせようと、トーナメントをあきらめずに転戦しているプロ)。
フューチャーズとチャレンジャーのサーキットで稼いだ賞金額は、今年で150万円。今年のトーナメントはブラジル、チリの南米から、イタリア、スイス、チェコ、フランス、エジプトのクレー大会に出場。いわゆるクレースペシャリストです。「ジャーニーマン」というドキュメンタリーを見ましたが,選手の家族も悲惨です。ほとんどが自活できないので、家族の援助を受けながら、「大丈夫。今度の試合は絶対勝つからね。最近調子がいいんだ。」などと、家族をだましながらのツアー生活が目に浮かぶようです。彼らはもう後に引けない。何としても試合に勝たねば喰っていけないプレッシャーがあります。
さて、圭くんは別な意味でのプレッシャーが大きいですね。ソニーとの契約も決まり、これからは結果を出していかなくてはなりません。前に興味半分でトップ選手のブレークスルーの年齢をリサーチしたことがありますが、18才のときが最も重要な時期でした。体もメンタルも備わってきて、恐いもの知らずの時期。圭くんも18才。 若さでプレッシャーを吹き飛ばして突進してほしいと思います。
そのフレンチオープンのクウォリファイアーのドローが、ただ今発表されました!圭くんの試合は20日火曜日、現地時間約2時頃になります。(試合は朝の9時から始まりますが、圭くんの試合は、15番コートで4番目です)
圭くんのシードは5。グループは第2セクションです。このグループの中で最強はフアン・アーニッチJan Hernychでランキングは138位です。シードは20がついています。彼と当たるのは、ラウンド3ですので、その前のラウンド1と2で対戦相手をなぎ倒してくれれば問題なし。もたついてエネルギーを消耗してしまうと、やっかいですが、多分問題なくクウォリファイアーをパスして本戦入りとなると思います。
さて、ラウンド1の対戦相手は、フアンマルティン・アラングレンJuan-Martin Aranguren で24才のアルジェンチン人です。ランキングは235位。ここ2~3年、200~300番台に停滞していている、いわゆる典型的な「ジャーニーマン」(いつかは花を咲かせようと、トーナメントをあきらめずに転戦しているプロ)。
フューチャーズとチャレンジャーのサーキットで稼いだ賞金額は、今年で150万円。今年のトーナメントはブラジル、チリの南米から、イタリア、スイス、チェコ、フランス、エジプトのクレー大会に出場。いわゆるクレースペシャリストです。「ジャーニーマン」というドキュメンタリーを見ましたが,選手の家族も悲惨です。ほとんどが自活できないので、家族の援助を受けながら、「大丈夫。今度の試合は絶対勝つからね。最近調子がいいんだ。」などと、家族をだましながらのツアー生活が目に浮かぶようです。彼らはもう後に引けない。何としても試合に勝たねば喰っていけないプレッシャーがあります。
さて、圭くんは別な意味でのプレッシャーが大きいですね。ソニーとの契約も決まり、これからは結果を出していかなくてはなりません。前に興味半分でトップ選手のブレークスルーの年齢をリサーチしたことがありますが、18才のときが最も重要な時期でした。体もメンタルも備わってきて、恐いもの知らずの時期。圭くんも18才。 若さでプレッシャーを吹き飛ばして突進してほしいと思います。
投稿者 Tennisnakama 06:46 | コメント(20)| トラックバック(0)
インジャリーの記事へのコメントが凄かったですね。
色々な意見を見れたので「考え方」の勉強になりました。
これからも「様々な意見が湧き上がる記事」をお願いします。 頑張って下さい!!
でもなんらかの形でテニス界が盛り上がるなら、こういう参加もアリかなと。。。(大袈裟です・・ね。)
特に「観る」テニスが盛り上るように、Tennisnakamaさんには頑張ってもらいたいのです。
深くランキングや大会の情報を気にしている方はまだまだ少ないと思います。
このブログを覗いていかれる方々に少しでも興味と、あと調べたくなったらココに来れば判る様な
仕立てにして欲しいと思っています。
netdashさんの 「錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ」 や
Takolinサンの 「見えない関係が見え始めた時」 なども一緒に覗いていけば
かなりの情報が得られると思うのです。
(ご両人には過度のプレッシャーになっちゃったかな・・汗・・ごめんなさい)
他にも自分が知らないだけで、情報満載のサイトがあるかも知れません。
テニスは「観て」「知って」「打って」楽しむスポーツですから、この3拍子を揃えて皆が満足のいく
テニスライフをおくって欲しいですよね。 「知って」は雑学にも通じていますし、楽しいはずですよ。
おっと、また性懲りも無く長々と・・・失礼しまぁ~す。。。
翻って日本を見るとITFたった3試合で37歳クルム伊達が日本のTOP20入り(425位)。やはり若手にがんばってもらわなきゃ。森田あゆみが18歳で110位前後からもうひとつあがってこれていない現状。その次の世代の奈良くるみ、土居美咲らとともにどれだけあがってこれるか期待してます。
昨年のUS Openで日本女子の若手のクウォリファイアー戦を駆け足でしたが、4戦くらい観戦しましたが、一言でいうとテニスが弱々しい。これは体格からくるハンディではなく、日本のテニスそのもののプレースタイルの違いからくるのしょうけど。小さい頃から、アウトボールを気にしないスケールの大きなテニス、フォームが少しくらい違っていても許される個性豊かなテニス。大胆な攻撃がかけられるガッツィーなテニス。この辺りをもう少し子供たちに教えてあげれば、もっと日本選手は伸び伸びとしたテニスができ強くなるかも。でもこの3点はすべて日本のカルチャーでないので、むずかしい気もしますが。
テニスは見るだけですがとても激しいスポーツで技能も複雑で知らなくてもそれなりに楽しめますが知ればより楽しめます。当たり前ですが。
それでTeniisnakamaさんのブログで増々テニスに興味を感じてます。
圭君 予選を勝ち上がってくれると期待してます。
本戦での圭君の勇姿見たいですね!
ジュニア世代までは勝てるのにそこから伸びないのは小さくまとまってしまうからなのでしょうか?サッカーなど他のスポーツにも共通しているような気がします。
私が考えるに(仕事せんのかい!)野球というスポーツは攻撃と守備にはっきり分かれているからではないかと思います。要は攻撃のときには守備は考える必要なく、守備のときに得点は入らないのですからそれに集中すればよい。それが日本人にあっているのではないかと・・・
経済とか政治とか見てても日本人てバランス感覚ないですもんね。
旦那、しつこく迫ってすみません。仕事分担のはっきりしているスポーツはアメフトですが、あれはどうも日本人の性分に合わないのでは? 自分でもしつこいと思ってます。(反省)気にしないで仕事にもどってください。
もともと不眠症なので。。。ウーン。。。寝れないよん。。。
アメフトは完全に体格負けですからね。
それからアメフトの場合は完全に「仕事」の分担ですが野球は同じ人が攻めも守りも行います。ただし攻めに集中する時間帯と守りに集中する時間帯に分かれます。時間帯によって「あなたはコレをしなさい」ということに集中するわけですよね。
サッカーにしてもテニスにしても流れの中で両方のバランスをとりながら展開していきますが野球の場合は一球投げて打てば(打たなければ)そこで一度切れます。そのときに自分の役割は決定して役割が分担されます。分担された役割をひとつひとつこなすのは日本人得意なようです。(無理筋か?)
テニスも一球で切れるといえばそれまでですが一人ですべてをクリエイトしなければいけません。
あああああ!だんだん暴論になってきましたね(笑)
で、ちゃんと寝られました???
そういえば、攻守分担のスポーツといえばおっしゃるようにアメフトとあとクリケットかなぁと思っていたのですがクリケットはマイナーだしと思っていたところに機内で読んだ産経新聞によるとインドでクリケットのプロリーグが発足していてNFLより動員力のあるプロリーグを目指しているのだとか。インドだけで10億人いますからね。ちょっと面白いなと思いました。関係ないですが・・・
「日本人が得意なスポーツの典型は高校野球。監督に言われるとおりに実行できる選手が最も重宝される。バントと言われれば徹底的にバント。その結果、個人がチーム全体のことまで考えて臨機応変に動くことはないし、周りもそれを期待しない。ところが、サッカーやラグビーは、作戦こそあるものの、攻守の切り替えがあり、個人が自分の頭で考えて即座に動かなければならない。その意味で、チームは「強い個」の集まりでなければならず、監督の言うことだけを聞く選手は使い物にならない。だから、日本のラグビーは強くなれない。これからは、強い個人プレーヤーを作らなければならない。」
他方、サッカーの中田選手はこう言っています。
「1対1の戦いで負けなければ、チーム競技でも負けない。」
いずれも、重みのある言葉ですね。なお、中田選手は、「たとえボールがそこになくても、仲間を信じて思い切り走る。それによってパスコースが生まれ、チャンスにつながる」とも言っています。これは、テニスのシングルス戦には関係ありませんが、スポーツだけでなく仕事にも通じる名言だと思いました。ニシコリ、大声出して走りまくって、ときには切れてラケットを投げてでも頑張って欲しいです!!
圭君 予選第一試合勝ちましたね。
圭君 おめでとう。
こちらは23:41なので今日はもう寝ます。
おやすみなさい。
興奮して寝れないかも・・。。。
圭君勝ちましたね♪ 今朝のNHKのニュースでも映像入りで取り上げられていました。
ナダルのインジャリー・タイムアウトの件の続報お待ちしています。 Tennisnakama さんってほんとにスゴイ!!!
ところで日本でもこの件が話題になっている場所があります。
http://www.rogiotaworld.com/forum/viewtopic.php?f=2&p=2756&sid=c120f635f4e94481b74ff1f112edfccc#p2756
しかしこの問題は何度も皆で取り上げていくことに意味があると思います。それが濫用を防ぐ(ナダルのことをいっているのではありません)唯一の手段だと思います。極端な例をあげると、ジョコヴィッチは2005年に4回もタイムアウトを一つの試合にとっています。これはやはりおかしい。最近とくにこの怪しげなタイムアウトが増えてきているので、気になります。皆が疑わしい手を使い出したら、テニスの楽しさも半減しテニス界にとっても大きなマイナスとなるでしょうから。(長くなってしまいました)