2008年05月21日
錦織圭:全仏予選第2回戦へ
(私の「ナダルのインジャリータイムアウトについて」の記事が、あっちこっちでハリケーンのように吹き荒れているようで、ちょっと戸惑っています。アメリカでの反響など、引き続き次回に記事を掲載したいと思っています。)
圭くんが第1セットを苦戦しているとき、私は病院で腸の検査を受けていましたので、残念ながらライヴスコアを見ることはできませんでした。(涙)
結果はご存知のように、クウォリファイアー(予選)の1st Rnd(第1回戦)は、3セットまでもつれこみましたが、1-6, 6-3, 6-2で圭くんの勝利です。このスコアをみただけでも、いかにも彼がchoked (緊張してあがる)したか目に浮かびます。相手はアルジェンチンのクレースペシャリストでしたので、なおさらのこと。でも、実力の差がこのスコアにも表れてますよね。まずは乾杯!(冷蔵庫のビールがない?)
明日の水曜日は、女子のクウォリファイアーの1st Rndですから、圭くんの試合は木曜となります。
圭くんの次の対戦相手はシモン・グロイルSimon Greul(ドイツ語でグロイルと読みます)27才のドイツ人です。プロになってから8年間フューチャーズとチャレンジャーのサーキットをまわってきた猛者です。ランキングは192位と今いちですが、油断できないのは、この4月の上昇気流の試合成績です。3つのチャレンジャーでいずれも、準々決勝か準決勝まですすんでいます。しかし別にクレーコートスペシャリストでもなさそうですし、錦織テニスを発揮できるチャンスかもしれません。何しろ圭くんはバミューダーで優勝してますから、自信の点からいえば問題なしでしょう。
圭くんとGreulの今日のスタッツを比較してみたいと思いす。
http://www.rolandgarros.com/en_FR/scores/stats/day1/10017ms.html
ここで気になるのが、二人のサーヴのポイントの取り方の違いです。圭くんはファーストサーヴ率が68%(グロイルは56%)と高い割に、サーヴの得点率が低く57%(グロイルは82%もあります)ということは、グロイルのサーヴの威力が結構あり、もし彼のサーヴが入り出すとリターンがむずかしくなる可能性があるかもしれません。
でも大丈夫。危機一髪という危ない瞬間に強い圭くんです。2nd Rndでもきっとすばらしい彼のテニスをしてくれるに違いないと信じます!
明日は、日本から以下の女子5選手が出場です。
第1試合はパリ時間の9時から始まります。日本時間でいうと、水曜午後6時ごろからから米村選手の試合を筆頭に、6時間以上はライヴスコアで観戦できますので、Dinner in Parisの雰囲気で、とっておきのワインを空けながら応援しましょう。(ニューヨークは朝ですので、カフェオレとクロワッサンです)
Slam Trackerと名付けられたライヴスコアはこちらです。
http://www.rolandgarros.com/en_FR/index.html
日本女子のクウォリファイアー1st Rndの試合スケジュール
2番目の試合(16番コート)
Renata Voracova vs Akiko Yonemura
3番目の試合(17番コート)
Kinnie Laisne vs Natsumi Hamamura
3番目の試合(8番コート)
Junri Namigata vs Anastasiya Yakimova
4番目の試合(15番コート)
Margalita Chakhnashvili vs Rika Fujiwara
5番目の試合(8番コート)
Sandra Martinovic vs Kumiko Iijima
圭くんが第1セットを苦戦しているとき、私は病院で腸の検査を受けていましたので、残念ながらライヴスコアを見ることはできませんでした。(涙)
結果はご存知のように、クウォリファイアー(予選)の1st Rnd(第1回戦)は、3セットまでもつれこみましたが、1-6, 6-3, 6-2で圭くんの勝利です。このスコアをみただけでも、いかにも彼がchoked (緊張してあがる)したか目に浮かびます。相手はアルジェンチンのクレースペシャリストでしたので、なおさらのこと。でも、実力の差がこのスコアにも表れてますよね。まずは乾杯!(冷蔵庫のビールがない?)
明日の水曜日は、女子のクウォリファイアーの1st Rndですから、圭くんの試合は木曜となります。
圭くんの次の対戦相手はシモン・グロイルSimon Greul(ドイツ語でグロイルと読みます)27才のドイツ人です。プロになってから8年間フューチャーズとチャレンジャーのサーキットをまわってきた猛者です。ランキングは192位と今いちですが、油断できないのは、この4月の上昇気流の試合成績です。3つのチャレンジャーでいずれも、準々決勝か準決勝まですすんでいます。しかし別にクレーコートスペシャリストでもなさそうですし、錦織テニスを発揮できるチャンスかもしれません。何しろ圭くんはバミューダーで優勝してますから、自信の点からいえば問題なしでしょう。
圭くんとGreulの今日のスタッツを比較してみたいと思いす。
http://www.rolandgarros.com/en_FR/scores/stats/day1/10017ms.html
錦織圭
グロイル
ここで気になるのが、二人のサーヴのポイントの取り方の違いです。圭くんはファーストサーヴ率が68%(グロイルは56%)と高い割に、サーヴの得点率が低く57%(グロイルは82%もあります)ということは、グロイルのサーヴの威力が結構あり、もし彼のサーヴが入り出すとリターンがむずかしくなる可能性があるかもしれません。
でも大丈夫。危機一髪という危ない瞬間に強い圭くんです。2nd Rndでもきっとすばらしい彼のテニスをしてくれるに違いないと信じます!
明日は、日本から以下の女子5選手が出場です。
第1試合はパリ時間の9時から始まります。日本時間でいうと、水曜午後6時ごろからから米村選手の試合を筆頭に、6時間以上はライヴスコアで観戦できますので、Dinner in Parisの雰囲気で、とっておきのワインを空けながら応援しましょう。(ニューヨークは朝ですので、カフェオレとクロワッサンです)
Slam Trackerと名付けられたライヴスコアはこちらです。
http://www.rolandgarros.com/en_FR/index.html
日本女子のクウォリファイアー1st Rndの試合スケジュール
2番目の試合(16番コート)
Renata Voracova vs Akiko Yonemura
3番目の試合(17番コート)
Kinnie Laisne vs Natsumi Hamamura
3番目の試合(8番コート)
Junri Namigata vs Anastasiya Yakimova
4番目の試合(15番コート)
Margalita Chakhnashvili vs Rika Fujiwara
5番目の試合(8番コート)
Sandra Martinovic vs Kumiko Iijima
投稿者 Tennisnakama 12:17 | コメント(5)| トラックバック(0)
あんときは 83位 でしたよ!! 6-2 6-2 でした。 DVDも持ってます。
「インジャリー記事」は文章だけでは気持ちは伝わりにくいというのが浮き彫りになりましたね。
超能力者や妖怪サトリでは無いのだから、
人の気持ちをいつでも完璧に読める人間は居ないですから。
でもこういう問題提起というかネタ振りが全世界で駆け巡るのは面白いですね。
勿論Tennisnakamaさんは面白いどころでは無かったと思いますが。。。
1番最初に自分が少しメルヘンチック(願望的・美化した)なコメントを出したのは不味かったですね。
ごめんなさい。 (Tennisnakamaさんと色々誤解も生んだようですからカチンと来た方々にも)
私のアドヴァイスを取り入れてしっかり実績をあげてらっしゃるのを聞いて、とても嬉しく思います。頼もしいです。期待してますよ。
インサイドアウトを実戦で使えば使うほど、自分の武器になっていきますので、何も考えなくても体が覚えるようになればベストです。あとは、アドコートに立ったときに選択できるダウンザラインをまぜればパーフェクトですね。敵はTaiさんがインサイドアウトをうってくると予想して、体が左に移動する態勢になってますので、彼のフォアハンド側に落ちるダウンザラインはウィナーとなります。この左右の振り方ですが、ボールの方向を変えるのは、プロでも至難な技ですので、インサイドアウトを基本に、ときどきダウンザラインを相手を驚かせる意味で打つくらいでよいのでは。これもステップアップして打ち込みます。この二つのショットは、ウィナーを狙うとアウトしますので、相手に甘いボールを打たせる感じで正確さを重視します。ステップアップして打ち込むときは、そのままネットへ。甘くあがってきたらしめたもの。シザーキック(ジャンピングスマッシュ)ができれば、かなり大胆にネットダッシュできます。サンプラスの必殺技です。ますますテニスが楽しくなりますね!
セット落としてからしりあがりに調子よくなるし、
圭君て、せっぱつまらないと燃えてこないのかもねw