2008年05月21日
白熱議論を呼ぶITO
今回の「ナダルのインジャリータイムアウト」の記事がいろんなところで、議論をかもしだしていて、ちょっと複雑な気持ちです。これほどいろんな方に読んでいていただいていたのかという驚きの気持ちと、ニュアンスがなかなか伝わらないで、ヘッドラインだけが一人歩きしてしまった残念な気持ちとが入り交じっております。本当はインジャリータイムアウトについて語りたかったのですが・・・
アメリカでポピュラーなブログ、tennis-x.comがありますが、そこに以下の内容のコメントを18日に載せてみました。
「ナダルのあの走り方をみていると、ITO (injury time-out) を使う必要があったのだろうかという疑問が湧いてきます。ITOは勝敗に影響するほどのインパクトがあるのだから、この際 ITOについて再検討してもよいのでは?」簡単に要約すれば、このような内容のコメントでした。
これはアメリカ(正確には英語圏)におけるITOに対する反応を試してみたかったからなのですが、ナダルのスポーツマンシップを疑うようなコメントを載せると、バッシングされるだろうなという予感は確かにありました。
それが見事的中!ナダルファンからは、
「お前の言ってることクズだ!」
「ナダルはそんな卑怯な人間ではない!」
「勝利者に向かってなんて失礼な!」
「あれは本当のインジャリーだったのだからバカなことは言うな!」
という怒りのコメントの応酬を受けてしまいました。
しかしナダルファンだけでなく、フェデラーファンからもバッシングです。
「フェデラーをなめるな!ITOで負けるようなメンタルの持ち主でない!」
Zolaは、二日後たった現在でも、私への質問状を公開して、私の答えを執拗に迫ってきています。
「フェデラーがナダルのITOのために負けたなんてそれはおかしい。5-1のときに、ナダルはブレークして5-2にした後ITOをとったのだから。勝ったときにとったタイムアウトを、なぜ不当というのか答えてほしい。Tennisnakamaはファンダルファンだといっているが、私はそれを信じない。ナダルを非難するファンは、ファンじゃない!」
話の展開はますます私の意図した、「ITOの規制について」からはずれてしまっています。
「何度もくりかえして説明しているように、私が意図する問題は、ナダルのスポーツマンシップの問題でもなく、またフェデラーのメンタルの問題でもないことを分かっていていただきたいと思います。私がここで取りあげて議論したかったのは、ITOのことであって、ナダルやフェデラーのことではないのです。」
私がいくら、このことを主張しても、もうダメです。「じゃ、なぜナダルに疑いがあるようなことを書くのか!」「フェデラーがそれによって負けたように書くのか!」
きりがありません。可能性の話をするとダメですね。日本でも同じです。もう可能性ではなくて、「ナダルがインチキした」「フェデラーがびびった」の断定の話になってしまいます。最初はいろいろ丁寧に説明(ニュアンスに欠けておりましたという弁明)しておりましたが、もう朝の5時まで付き合っておれません。
そこで最後のコメントを残してこのブログから消えることにしました。
「いろんな意見があってよいと思います。ITOについて、具体的な対策などを話し合いたかったのです、それができなかったことが残念です。それにしても、皆さんは盲目的なファンが多すぎます。すべて白か黒で判断してします。ファンであれば、批判をすることも大切なことではないでしょうか?それによって自分の好きな選手が成長していくのですから。賞賛するところはしっかり褒め、おかしいとおもうところは指摘して行く、このバランスのとれた考え方が必要だと思います。あまりにも、テーマが空転しているようですので、ここで失礼します。」
これに対して、grendelのコメントが返ってきました。彼はなかなかいいことを言っています。
「この thread の一連の会話を読んで思ったことは、ファンのあり方です。Tennisnakamaはナダルのファンだといっています。それなのにどうして彼を批判するのか? でも彼のような(男にされてしまいました)ファンがあってもいいのでは? もし批判が正当なものであれば批判してよいと思います。 ただしその点が理解されなければ、あらゆる誤解が生じてきます。」
どうして私のコメントがこれほど皆のカンに触ったのか?それは「私が正当でない批判をナダルに対して行った」ことに対する怒りです。
ではこの「何が正当」で「何が不正当」なのか?この問題はその人の価値観に基づく問題ですので、簡単に片付けられません。
ナダルでこれくらい皆が感情的になるのですから、政治問題となると、人種、文化の違いにたって終始がつかなくなる様子が分かってきました。
「我が国の主張が絶対に正しい!」「我が国に対する批判は許しがたい!」
話し合いを続ける難しさを痛感している昨今です。
アメリカでポピュラーなブログ、tennis-x.comがありますが、そこに以下の内容のコメントを18日に載せてみました。
「ナダルのあの走り方をみていると、ITO (injury time-out) を使う必要があったのだろうかという疑問が湧いてきます。ITOは勝敗に影響するほどのインパクトがあるのだから、この際 ITOについて再検討してもよいのでは?」簡単に要約すれば、このような内容のコメントでした。
これはアメリカ(正確には英語圏)におけるITOに対する反応を試してみたかったからなのですが、ナダルのスポーツマンシップを疑うようなコメントを載せると、バッシングされるだろうなという予感は確かにありました。
それが見事的中!ナダルファンからは、
「お前の言ってることクズだ!」
「ナダルはそんな卑怯な人間ではない!」
「勝利者に向かってなんて失礼な!」
「あれは本当のインジャリーだったのだからバカなことは言うな!」
という怒りのコメントの応酬を受けてしまいました。
しかしナダルファンだけでなく、フェデラーファンからもバッシングです。
「フェデラーをなめるな!ITOで負けるようなメンタルの持ち主でない!」
Zolaは、二日後たった現在でも、私への質問状を公開して、私の答えを執拗に迫ってきています。
「フェデラーがナダルのITOのために負けたなんてそれはおかしい。5-1のときに、ナダルはブレークして5-2にした後ITOをとったのだから。勝ったときにとったタイムアウトを、なぜ不当というのか答えてほしい。Tennisnakamaはファンダルファンだといっているが、私はそれを信じない。ナダルを非難するファンは、ファンじゃない!」
話の展開はますます私の意図した、「ITOの規制について」からはずれてしまっています。
「何度もくりかえして説明しているように、私が意図する問題は、ナダルのスポーツマンシップの問題でもなく、またフェデラーのメンタルの問題でもないことを分かっていていただきたいと思います。私がここで取りあげて議論したかったのは、ITOのことであって、ナダルやフェデラーのことではないのです。」
私がいくら、このことを主張しても、もうダメです。「じゃ、なぜナダルに疑いがあるようなことを書くのか!」「フェデラーがそれによって負けたように書くのか!」
きりがありません。可能性の話をするとダメですね。日本でも同じです。もう可能性ではなくて、「ナダルがインチキした」「フェデラーがびびった」の断定の話になってしまいます。最初はいろいろ丁寧に説明(ニュアンスに欠けておりましたという弁明)しておりましたが、もう朝の5時まで付き合っておれません。
そこで最後のコメントを残してこのブログから消えることにしました。
「いろんな意見があってよいと思います。ITOについて、具体的な対策などを話し合いたかったのです、それができなかったことが残念です。それにしても、皆さんは盲目的なファンが多すぎます。すべて白か黒で判断してします。ファンであれば、批判をすることも大切なことではないでしょうか?それによって自分の好きな選手が成長していくのですから。賞賛するところはしっかり褒め、おかしいとおもうところは指摘して行く、このバランスのとれた考え方が必要だと思います。あまりにも、テーマが空転しているようですので、ここで失礼します。」
これに対して、grendelのコメントが返ってきました。彼はなかなかいいことを言っています。
「この thread の一連の会話を読んで思ったことは、ファンのあり方です。Tennisnakamaはナダルのファンだといっています。それなのにどうして彼を批判するのか? でも彼のような(男にされてしまいました)ファンがあってもいいのでは? もし批判が正当なものであれば批判してよいと思います。 ただしその点が理解されなければ、あらゆる誤解が生じてきます。」
どうして私のコメントがこれほど皆のカンに触ったのか?それは「私が正当でない批判をナダルに対して行った」ことに対する怒りです。
ではこの「何が正当」で「何が不正当」なのか?この問題はその人の価値観に基づく問題ですので、簡単に片付けられません。
ナダルでこれくらい皆が感情的になるのですから、政治問題となると、人種、文化の違いにたって終始がつかなくなる様子が分かってきました。
「我が国の主張が絶対に正しい!」「我が国に対する批判は許しがたい!」
話し合いを続ける難しさを痛感している昨今です。
投稿者 Tennisnakama 23:52 | コメント(20)| トラックバック(0)
テニスファンからバッシングされることもしばしばあります。私は、レイトンの気性の激しさと
集中力の高さが「カモーン!」の原因だと理解していますが、決してそれは良いことではない
とも思っています。でも私は、そんなレイトンが大好きです。
選手も人間です。良いところも悪いところもあって当然です。神様ではないのですから。
Tennisnakamaさんの主張に賛同します。いろんな意見があっていいと思いますが、
それを他人に押し付けたり、一方的に非難するのは、良識に欠ける行為だと私は思います。
これからも堂々とTennisnakamaさんの意見をズバッと言って下さい。そのためのブログ
なんですから。楽しみにしています。そして、これからも錦織選手を一緒に応援していきましょう!!
問題となっている意見の応酬、今読みましたが、問題は恐らく「何をもってしてフェアでないインジャリータイムアウトとするか」という線引きが難しいというところだと思いました。そこがあいまいなので、各選手のファンは感情的に議論をせざるを得なかったというところかな?という印象です。ITOに関する冷静な意見の交換を見ることができなかったのは残念ですが…。先日日本のテレビで、一本を狙う美しい柔道が、海外で進化した「何でもあり」のJUDOに勝てなくなってきている、というドキュメンタリーを見ました。「道」としての美学を捨てて、なりふり構わずやっていくのか、どうするのか、という柔道家たちの逡巡を伝えるものでした。ITO論争を読んでいて、ちょっとその番組のことを思い出しました。ITOは、選手ひとりひとりの美学にも関わってくるものかもしれないし、その上その怪我がどの程度のものなのかは、コート上の選手にしかわからない。二重の意味で、定義の難しい問題だと思いました。
私は今回の試合を見ることができなかったので、この件については何も言えませんが、ラファ・ファンとしては、ひとまず今回の勝利を喜んで、パリでの活躍を祈るばかりです!
お口 あんぐり な感じです。 (好き勝手に受け止めている点では皆一緒でしょうに・・)
Tennisnakamaさん、大変でしたね。 ただでさえ寝不足なのに・・・。
自分は貴女のTennisnakamaですよ、これからも。 貴女らしい記事を期待して。 これからも。。。
あの侍の話は、ちょっと余計でしたね。対応に疲れてくるし、話はそれていくはで、「もういい加減にしろ」と刀で切り落としたかったのが本音です。実は昔から父からお前は侍の娘だから、と言われ続けた言葉が、咄嗟に朦朧としている意識の中で出てきたのでしょうね。「誇り高く生きろ」と言われ続けてきましたので、正直いってあのナダルのとった行為は正しかったにせよ、私の「道」には異質なものにうつったのです。ナダルの熱狂的なファンだけに、意外(とても元気そうに走っていたために)だったことは確かです。
「もしこれがフェデラーがナダルの立場だったら、(フェデラーがジョコと前日に激しい試合をしてた場合)あの時点で(セットまで1ゲーム残すのみの2-5の段階)トレーナーを呼んで相談したかどうか? 多分タイムアウトはとらなかったでしょう。」というコメントも残しました。くどいようですが、本人にしか分からないことですので、推察するしかありませんが。。。かといって本人しか分からないのだから、仕方が無いじゃないのと片付けられない問題もあります。次回にこんなことまで許されてよいのかという例を紹介したいと思います。
あれが本当の世論だとはとても思えないのです。
失礼!
Tenさん、落ち着いたら野球日本人に向いてる説について貴女のご意見もおしえてくださいませ。
情報収集にインターネットが出てきて何年でしょう??
(初めて接したのは、20年前、会社で学術インターネット(当時は掲示板)でした)
今は、当時と比べて、アップデータ(というのかわかりませんが)が多すぎて「くずネタ」が多くて、探したいものが探しにくくなったな。。
と、感じるとともに、
アップデータの信憑性も疑わなきゃいけない
(そのころからそういう傾向あったのかもしれないけれども)
そして、アップデータに偏りがあるとも感じました。
不満のある人は、主張する、けど、満足している人は黙ってる、傾向がありますよね。
ある製品の性能を知りたくて、検索すると、不具合の記事が多くて迷った。
が、買ってみたら、そんなにひどくはなかった。
ってことで、応援(または賛同、または私のように、ちょびっとあるかもな、って思うプチ賛同)してる人は、非難する人以上にいるんだろうと思います。
私は、何も出来ませんが、もちろんTennisnakamaさんを応援しています。
自分と違う意見の人を排除しようとする・・・なんとも幼稚ですが、今の日本人はこの傾向が顕著です。情けない限り。日の丸万歳の時代に逆行していますね。
自分と違う意見を排除する・・・これは日本だけではないです。アメリカもそうですよ。人間の自己防衛の本能でしょうね。ワーワーと騒いでいる分はまだ害がなくてよいですが、違った意見を許せなくなって抹殺したくなる人たちがいるので恐いです。そうならないうちに「ほっとけ、ほっとけ」はなかなかいいアドヴァイスです。
テニス論議はさておいて一番感心したのは、あくまで論議を戦わせ続けようという彼らのメンタルです。生ぬるいとも言える日本人の感性から遠いんじゃないでしょうか。なんというか異文化のプチ体験です。例えば先にご紹介したフォーラムからは誰もこちらへ反論には来ていないように思います。
ITOについて疑問を呈したいという意図は読み取れますし「ナダルが卑怯」「フェデラーが同情して負けた」とは言っていませんよね。むしろ、このブログでの「ケガをしている対戦相手を・・・自殺行為となってしまった・・・」の方がその傾向が強いような(笑)。 で、私もついついその線で反論してしまいました。敗戦ショックから立ち直れていなかったんです。
Tennisnakamaさんの問題提起の通り、ITOやMTOのとり方には不明朗な部分が多いと感じます。時間稼ぎ、相手のリズムを崩して流れを変えたい、エクスキューズにしたい・・・と取られても仕方ない場合があります。2007AOのモンフィス・バグダティス戦で、モンフィスがITOを取ったあと逆転勝利した際、オンコート・インタビューでJ.クーリエが疑わしげに皮肉っていたのを思いだします。
今回のナダルのITOについては、それまでの彼の状態を考えれば仕方ないもので意図的なものとは感じません。しかし、おっしゃるようにフェデラーのリズムを微妙に壊し、それをナダルが感じたのかもしれません。むしろ問題はそのような事に左右されてしまったのかもしれないフェデラーと言うべきなのでしょう。
フェデラーのファンなので何でも彼を引き合いに出すのは少々照れますが・・・
2006年D杯スイスvsセルビア戦のジョコビッチvsバブリンカでジョコビッチTOの後バブリンカは逆転で敗れました。フェデラーはリバースシングルスでジョコビッチをストレートで下しましたが、その時の彼の言葉は(うろ覚えですが)大体このようなものでした。
「あのITOは冗談としか思えないよ。あの後彼は兎のように元気に飛び回っていたじゃないか。彼に勝っていい気分だよ。ルールに違反していないからと言って何でも使えば良いってもんじゃないんだ」
ウ~~ン、なんだかまとまらなくなってきました(笑)。コートに出たからには倒れるまで戦えとまでは言いません。ITOやMTOは選手にとって大事な権利と思います。しかしルールに違反していないからと言って安易にTOを取るのはなんとかならないかな~~。
(なお、そのフェデラーの発言が何気に感じるジョコビッチのフェデラーへの反感の根元にあるのではと私は密かに睨んでおります。お口に注意ですね~)
長文すみませんでした。「次回にこんなことまで許されてよいのかという例を紹介したいと思います。」を楽しみにしています!!!
ひとつ質問なのですが、もしナダルが6-1で第一セットを落とした後、ITOをとっていたとしたら問題はなかったとお考えでしょうか?
私が思うにナダルはそのつもりだったのではないかと思うのです。
なぜかというと、彼はゲームの途中で審判にお願いすることが多いからです。
今回も多分、5-1 30/30 の時点でトレーナーを呼ぶよう依頼しています。
ナダルもまさかこの時点でブレイクできるとは考えていなかったのでは???
だから彼にとっては不思議な試合だったんじゃあないかな???
ITOについてはほとんどの選手が怪我はもちろん、少しの違和感や不安があった場合もとってよいと考えていると思います。もちろんフェデラーも。
不安な箇所にテーピングを巻いたり、逆に取り除いたりって怪我じゃあないし。。。
でも私はそれでいいと思います。不安が少しでも解消されて、試合に集中できるようになることはすべての選手にとってありがたいことだもの。問題はタイミングだと思うのですが、でも今回のナダルのようなケースもあるし、難しいですね。
「「何が正当」で「何が不正当」なのか?この問題はその人の価値観に基づく問題」
私も全くその通りだと思います。
たしかに、人それぞれ自分のよりどころとする主義・価値観をもっていますから、
自分自身それが「正当」だと心の中で考えるのは当然だと思います。
しかし、自分の価値観に相反するものに対してそれを「不当」だとする姿勢で臨むと、
互いの主義・価値観は「善悪」で対立する関係になってしまいます。
こんな場合、一方が多数派だと恐ろしいですよね。
今回は、議論慣れしていない相手にとても疲れさせられたんじゃないかと思います。
本当におつかれさまでした。
って全然テニスの話じゃありませんが、これからも楽しみにしています。
始めまして。Rogiオタ World! Forumsの管理人のonmと申します。よろしくお願いします。。
さて、私がフェデラーを好きなわけの一つに、Tennisnakamaさんが書かれているように志の高い騎士道の美しさがプレーだけでなく"姿"に表れているところなので、Tennisnakamaさんがおっしゃりたいことはこの記事を読んで理解出来ました。
今のツアーの過酷さを考えるといつもいい状態でいいプレーするのは難しいことですが、正々堂々と公明正大に戦うことは出来ると思います。天候などで流れが変わるということもありますが、プロ選手ならばボール・イン・プレーの範囲内で流れを変えることに専念すべきです。相手の勢いを止める為にITOを取ったり(※注※私はハンブルグのナダルのことを言っているのではありません)、サーバーにプレッシャーを与える為にゲームの途中でラケットを交換したりなどすべきでないと私は思います。
でも、ITOについて実際規制するのは難しいと思うし規制すべきでないと思います。規制をすればそれにより重大なケガする選手が出てくるかもしれません。選手たち自身がファンが要求しているものを自覚して高いフェア精神で戦って欲しいと思います。また私もそういう選手に惜しみなく拍手を送れるファンでありたいと思います。
私はナダルを小さいときから知っているので(個人的ではありませんが)、ナダルの熱いファンでしたが、いろいろ彼に関する昔の記事をひろっていくうちに、彼に対して少しわだかまりが出てきました。以前から気になっていたことがだんだん明確になってきたと感じで、最近は少し熱がさめつつあります。それとは反対に、フェデラーのファンになりました! 私は誇り高い人に惹かれます。昨年、彼を間近に見ましたが、実に美しくオーラが漂ってました。その美しさは外見だけではなく、内部から滲みでてくる高い人間性とでもいいますか。高貴な感じで騎士のようでした。今回はフェデラーをおおいに応援したいと思います。全仏に向けて、Go Roger! これからもどんどん遊びにきてください。