2008年05月30日
圭くん、Take it easy!
ただ今Woodbury Common から帰ってきました。ニューヨークから1時間半で行ける有名なプレミアム・アウトレットです。大きなショッピングバッグを4つ抱えて、気持ちが少しハッピーになりました。錦織選手と添田選手のダブルディフィートでちょっと気持ちが沈んでしまってましたから。(特にTobiのレポートを読むとなおさらです。この記事の後半に紹介します。)
神戸の地震で(当時実家が近くにありました)物の儚さを身にしみるほど味わいましたので、物を増やさないシンプル生活をモットーにしてきましたが、やっぱりショッピングは楽しい!この巨大なアウトレットを歩き回って面白いことに気がつきました。日本では人気のあるブランドが限られていますが、このウッドベリーコモンは世界中の観光客が集まってきますので、人種によって人気ブランドが違います。
グッチ、フェラガモ、アルマーニなどのイタリアデザイナーは、客のほとんどが、中国、韓国、日本人のアジア系。グッチは客が多すぎて、外で列をつくって30分待ちです。
コーチバッグは圧倒的にラティーノ(ラテンアメリカ系)に人気があり、外の列は約45分待ち。
ノースフェイスはあやしき金持ちらしき黒人(マイケル・ジョーダンのバスケのシューズとゴールドウォッチも忘れてはいけません。)
AX(アルマーニ・エクスチェンジ)は、イタリア系のヨーロッパかぶれのアメリカ人。
ウォールストリートのエリート年配の白人はブルックスブラザーズ。ハンプトンに別荘をもつ金持ちの白人はラルフローレン。。。と、永遠とリストは続きます。
日本ではこのへんの差別化がなくて、どのブランドを持っても不思議ではないところが、ある意味ではとても平等というか・・・ある意味では個人のアイデンティティーに欠けるというか・・・
まあ、そんなことはさておいて、錦織選手と添田選手の試合報告ですよね。辛いですが、まず錦織選手からTennis AlternativeのTobiのレポートを翻訳します。Tobiは、圭くんのデルレイビーチの優勝を観て、彼のテニスに強い印象をうけたいわば、錦織ファンの一人。それだけに彼の敗退にがっかりしたようです。
Marchenko d. Nishikori 64 62
Report by Tobi:
マルチェンコは一生懸命にプレーする選手で(これは圭くんがそうでなかったともとれます)、高いトスをあげたサーヴを行い、チェラを思い起こさせる選手だ。フラットなボールを左右にうまく打ち分け、ショットが安定している選手でもある。この二人の試合についてあまり述べることがない。というのは、マルチェンコはビッグゲームをやり(上手くて強い)、ほとんどミスをおかすことがなかったからだ。
逆に、Keiは(マルチェンコをファーストネームのIliaと呼ばず、錦織選手を親しげにKeiと呼んでいるところに注目!)1ポイントをとればエラーで2ポイント失う、といった感じでリズムがつかめず、対戦相手がそれをうまく利用したゲーム展開を行った。試合をずーっと観ていたわけではないが、ほとんどこのような感じだったと思う。正直いって、Keiは最後のほうは、わざと負けたのではないが、最後までベストを尽くして頑張った様子はなかった。試合が終わった後も、それほど悔しい感じでもなかった。彼はダブルスの前、添田の試合を見学していた。
Tennisnakamaの感想
ここで気になるのは、Tobiの指摘する「圭くんは本当に勝ちたいと思っているのか?」と言う点です。(感情をストレートに表現しない)文化や性格の違いがあるのだから、つまり日本人は感情表現が苦手だからそういう風に見えたのではないか?という見方もできますが、私はむしろ「選手のボディラングエージ」というのは、かなり信用してよいのではないかと思います。つまりTobiが試合で感じた、「やる気があるのか?」といった印象は、リズムがつかめなくて、悶々と苦しんでいた圭くんのボディラングエージだったと思います。どうしてよいか分からない・・・でも死闘の戦いでなかったことは確かです。 むずかしいですね。毎試合、死ぬ覚悟(大袈裟ですが)で戦っていると、燃え尽きてしまいますし・・・今、注目のサム・クェリーも一時はほとんど勝てなかった時期がありました。でも楽天的でイージーゴーイングの彼の性格が、このスランプ時期からいち早く立ちなおることを可能にさせたことは事実で、大いに参考になりますね。圭くんは多分とても生真面目な性格なんでしょうね。いろんなプレッシャーを人一倍に受けとっているのでしょう。これでは心身とも疲れてしまいます。
Report by Tobi:
http://www.tennisalternative.com/news.php?readmore=185
Marchenko is a hard worker, who has a quite a high ball toss with a service motion - reminds me Chela's. He hits pretty flat with both sides and is quite a consistent player. Actually there isn't much to talk about this match; Marchenko played a big game and didn't miss much. On the other hand Kei played one good point than made two errors in a row, he never found his rhytm, and his oppenent played well enough to take advantage of it. I didn't watch the match and games closely but it was looking like this most of the time, that was the case all match. Honestly Kei didn't try hard at the end; he didn't tank, but he didn't try his best and didn't look too concerned about the loss after the match. He watched Soeda's match before playing his doubles.
神戸の地震で(当時実家が近くにありました)物の儚さを身にしみるほど味わいましたので、物を増やさないシンプル生活をモットーにしてきましたが、やっぱりショッピングは楽しい!この巨大なアウトレットを歩き回って面白いことに気がつきました。日本では人気のあるブランドが限られていますが、このウッドベリーコモンは世界中の観光客が集まってきますので、人種によって人気ブランドが違います。
グッチ、フェラガモ、アルマーニなどのイタリアデザイナーは、客のほとんどが、中国、韓国、日本人のアジア系。グッチは客が多すぎて、外で列をつくって30分待ちです。
コーチバッグは圧倒的にラティーノ(ラテンアメリカ系)に人気があり、外の列は約45分待ち。
ノースフェイスはあやしき金持ちらしき黒人(マイケル・ジョーダンのバスケのシューズとゴールドウォッチも忘れてはいけません。)
AX(アルマーニ・エクスチェンジ)は、イタリア系のヨーロッパかぶれのアメリカ人。
ウォールストリートのエリート年配の白人はブルックスブラザーズ。ハンプトンに別荘をもつ金持ちの白人はラルフローレン。。。と、永遠とリストは続きます。
日本ではこのへんの差別化がなくて、どのブランドを持っても不思議ではないところが、ある意味ではとても平等というか・・・ある意味では個人のアイデンティティーに欠けるというか・・・
まあ、そんなことはさておいて、錦織選手と添田選手の試合報告ですよね。辛いですが、まず錦織選手からTennis AlternativeのTobiのレポートを翻訳します。Tobiは、圭くんのデルレイビーチの優勝を観て、彼のテニスに強い印象をうけたいわば、錦織ファンの一人。それだけに彼の敗退にがっかりしたようです。
Marchenko d. Nishikori 64 62
Report by Tobi:
マルチェンコは一生懸命にプレーする選手で(これは圭くんがそうでなかったともとれます)、高いトスをあげたサーヴを行い、チェラを思い起こさせる選手だ。フラットなボールを左右にうまく打ち分け、ショットが安定している選手でもある。この二人の試合についてあまり述べることがない。というのは、マルチェンコはビッグゲームをやり(上手くて強い)、ほとんどミスをおかすことがなかったからだ。
逆に、Keiは(マルチェンコをファーストネームのIliaと呼ばず、錦織選手を親しげにKeiと呼んでいるところに注目!)1ポイントをとればエラーで2ポイント失う、といった感じでリズムがつかめず、対戦相手がそれをうまく利用したゲーム展開を行った。試合をずーっと観ていたわけではないが、ほとんどこのような感じだったと思う。正直いって、Keiは最後のほうは、わざと負けたのではないが、最後までベストを尽くして頑張った様子はなかった。試合が終わった後も、それほど悔しい感じでもなかった。彼はダブルスの前、添田の試合を見学していた。
Tennisnakamaの感想
ここで気になるのは、Tobiの指摘する「圭くんは本当に勝ちたいと思っているのか?」と言う点です。(感情をストレートに表現しない)文化や性格の違いがあるのだから、つまり日本人は感情表現が苦手だからそういう風に見えたのではないか?という見方もできますが、私はむしろ「選手のボディラングエージ」というのは、かなり信用してよいのではないかと思います。つまりTobiが試合で感じた、「やる気があるのか?」といった印象は、リズムがつかめなくて、悶々と苦しんでいた圭くんのボディラングエージだったと思います。どうしてよいか分からない・・・でも死闘の戦いでなかったことは確かです。 むずかしいですね。毎試合、死ぬ覚悟(大袈裟ですが)で戦っていると、燃え尽きてしまいますし・・・今、注目のサム・クェリーも一時はほとんど勝てなかった時期がありました。でも楽天的でイージーゴーイングの彼の性格が、このスランプ時期からいち早く立ちなおることを可能にさせたことは事実で、大いに参考になりますね。圭くんは多分とても生真面目な性格なんでしょうね。いろんなプレッシャーを人一倍に受けとっているのでしょう。これでは心身とも疲れてしまいます。
Take it easy, Kei!
Report by Tobi:
http://www.tennisalternative.com/news.php?readmore=185
Marchenko is a hard worker, who has a quite a high ball toss with a service motion - reminds me Chela's. He hits pretty flat with both sides and is quite a consistent player. Actually there isn't much to talk about this match; Marchenko played a big game and didn't miss much. On the other hand Kei played one good point than made two errors in a row, he never found his rhytm, and his oppenent played well enough to take advantage of it. I didn't watch the match and games closely but it was looking like this most of the time, that was the case all match. Honestly Kei didn't try hard at the end; he didn't tank, but he didn't try his best and didn't look too concerned about the loss after the match. He watched Soeda's match before playing his doubles.
投稿者 Tennisnakama 12:15 | コメント(10)| トラックバック(0)
登山ですか。いいですね。6月いくはずだったモンブランの山登りは実はコケまして、夫と息子があと一週間ででかけます。私は両膝をテニスで手術して以来、山はあきらめました。
元選手ですか?
間違いました。左膝はスキー、右膝はテニスです。その他にも右肩はテニス、頭の手術はスキー、えーっと、あとは足の指の手術は、これはジョギングのやりすぎ、というわけで5回手術を受けています。テニスをやる人は皆選手。という意味では、元ではなく現役の選手です。
種丸さんにもmyブログで冷やかされました。(ぐすん)
モンブランですか!?それって半端じゃないですね。富士山なら誰でも登れると思いますが、モンブランは高度もあるし、、、モンブランって食べるか、書くもんだと思ってました。(笑)でもいいなーー!
膝は加齢と運動のやりすぎで必ず磨り減りますが、手術してもテニスばりばりやっていらっしゃるんだから、山ごとき登れると思いますよーー。Let's tryです。
えらいな~、ちゃんと更新してますね?
tobiの記事でHe never found his ryhtmというのが気になりますね~。Izmir限りだといいんだけど。
コメントよく見て、一度で書けよって感じですいません。ペコリ。
記事の更新ですが、私の日本語があやしいののと、言い忘れたことがあったりするので、2~3回は同じ記事で更新してます。でも、このような小さなことに気がつくなんて、偉い!
現役のアマゾネスですね。
アマゾネスの意味よく分かってないけど閃いたんでそのまま使いました。
失礼ぶっこいたらごめんなさいね。
やっぱり女性版ターザンだったんだ。
でも焦ったなあ。気に障るかなーって。
アマゾネスの許可ありがたやー。