2008年07月01日
前代未聞の女子QF:Day 7 ウィンブルドン
ウィンブルドン天気予報
7月1日火曜日は時々晴れ 水曜日は雨
4位までの女子選手なしの前代未聞のQF
1番コートでシャラポヴァが2回戦で落ち、イヴァノヴィッチが3回戦で敗れてから、「Grave Yard 墓地」という縁起でもないニックネームが、1番コートにつけられてしまいました。しかしの今日の「墓地」では女子選手には大異変はありませんでしたが、1位のヤンコヴィッチ、4位のクズネツォヴァが同時に敗退するという異常事態が起きて、これでついに1位から4位までの選手は誰もいない女子のQF(準々決勝)を明日迎えることになりました。
この異常事態はオープン時代(Open Era)と呼ばれる1968年以来初めてのことで、二人のロシア人、チェコ人、ポーランド人、中国人、タイ人、そしてウィリアムズ姉妹のアメリカ人が明日対戦することになりますが、平均ランキングは何と32位!意外にあっさりと負けてしまったトップ4の女子選手ですが、元チャンピオンのウィリアムズ姉妹の勢いは止まらず、今日のシングルスの後のダブルスでも圧倒的な強さをみせ勝ち進んでいます。姉妹はウィンブルドンが今年で8度目の大会。ヤンコヴィッチは12度目。トップ選手のバーンアウト現象がささやかれてますが、出場回数の多少にも原因がありそうです。
「墓地」で敵に墓穴を掘らせたサフィン:6-4 6-3 5-7 6-1
サフィンは「俺はストレートに勝ちたかったのによ」とでもいいたげな、あまりハッピーとはいえない表情をみせながら、ヴァヴリンカと握手。「墓地」と呼ばれる1番コートで、ランキング9位のヴァヴリンカに墓穴を掘らせたサフィンは、次はあの甘いマスクのフェリシアーノ・ロペスとQFで対戦です。この二人、テニス界を代表する美形ですので、見応えのほどはTennisnakamaが保証します。
フェデラーはまだ調整中?: 7-6, 6-2, 6-4
ヒューイット戦では、21のエースをとって好調かと思いきや、22ものエラーのおまけがついて、相変わらずのフェデラーでした。「僕は今調整中」の看板を早く下ろさないと、ナダル君に会えませんよ。
僕幸せ!ケガも吹っ飛ぶナダルの勢い:6-3, 6-3, 6-1
昨日のサッカーの決勝でスペインが勝って大喜びのナダル。 ロペス、コスタ(ロペスのコーチ)、その他諸々のスペインの関係者を呼んで、今借りている一軒家で盛大に Euro Partyを開いたそうです。とてもいい気分転換になった彼は、ルンルンでコートに現れましたが、第1セットの3ゲーム目でまた転倒!左膝に痛みが走り、MTOメディカルタイムアウトをとりました。その後は確かにあのフットワークは見られませんでしたが、ラリーを早めに終わらせるために、ますますアグレッシヴになったナダルは、芝にふさわしいオフェンスのテニスを展開しました。これこその怪我の功名?
ヘンマンヒルでの熱血マリー応援隊
センターコートに入れないテニスファンのために、大型スクリーンがとりつけられて試合観戦ができる「ヘンマンヒル」と呼ばれる丘が会場の外にあります。イギリス国民の悲願、「ウィンブルドンのタイトルを母国へ」を願って、毎年ヘンマンに応援を送るファンたちで埋まったこの丘を、彼の名前にちなんでヘンマンヒルの名がつけられましたが、今年から「マリーヒルに変えてしまえ」とイギリス人の鼻息は荒いのです。イギリス国民を興奮させている張本人、アンディ・マリーはガスケと死闘の5セットを展開して、 5-7, 3-6, 7-6 (7-3), 6-2, 6-4で勝利。「マリーヒル」となってしまった旧ヘンマンヒルはそれはそれは大変な騒ぎでした。
ヘンマンヒル/マリーヒルの応援隊
投稿者 Tennisnakama 15:14 | コメント(4)| トラックバック(0)
エア=ケイ・ヒルの方がCOOLかな?
ナダル vs マレー は一悶着ありそうな予感。。。
あの後まさかマレーが勝つとは思いませんでした!!!!
この日は、いっぱい見たい試合があったのに、、、。でも、マレー戦が長かったので、サフィンバブリンカも、ティプサレビッチも放送されなかったのかな。
次の日の女子も、見たかったジェン・ジー放送されないし~。
すべて、WOWOWの話でした。
今日はロペスは見られそうです。(ふふふ、私も、イケメンチェックしてました。去年AIGでケンドリック戦を見に行こうと思ったくらい)