2008年08月05日
フェデラーの両手バックハンド?
まずこのめずらしいビデオをみてください。フェデラーが茶目っ気を出して両手でバックを打ってます。
最近のフェデラーの試合を見てますと、対戦相手はフェデラーのBH攻撃を中心とした作戦をとっています。彼は片手BHですから、どうしても高い打点でのリターンは弱い。特にナダルのように、トップスピンが鋭く跳ね上がるショットの対応は、片手BHでは限界を感じます。最近の子供のレッスンをみていても、まずトップスピンから覚えますから、若い選手はナダル並のグルグルボールを打ってきます。
トッププロの両手BHの選手は片手BHを使いわけています。私は両手ですが、低いボールや、振られたときは、片手で処理しています。息子は両手ですが、片手でスライスだけでなく、トップスピンも打ち分けることができ敵を混乱させたものです。両手の選手にとっては片手はそれほどむずかしくないので、ほとんどの選手が両方使っていますよね。ナダルなど、最近は片手BHのスライスは武器になっているほどです。
そこで質問です。「なぜ片手BHの選手は両手を使わないのでしょうか?」
ヒッティングゾーンの違いはあるでしょうが、フェデラーくらいのレベルになると簡単にできてしまうような気がするのですが。。。(片手BHの方、教えてください)
興味があるので、トップレベルの選手のBHについて調べてみました。以下が8月4日付けのランキング・トップ30です。
まず、トップ10の中で片手BHは3人:フェデラー(1)、ブレイク(8)、ヴァヴリンカ(10)
トップ11から20までは、片手BHは5人:ガスケ(11)、アルマグロ(14)、ゴンザレス、ユーズニ(17)、カルロヴィッチ(18)
トップ21から30までは、片手BHは3人:ロブレド(22),ロペス(26)、コルシュライバー(29)
ではヤングジェネレーションではどうでしょう:
錦織
チリッチ(シリッチとこちらでは呼んでいます)
シモン
グルビス
ヤング
クェリー
モンフィス
ハーセ
この中で片手BHの選手は? ゼロです。ヤングの世代では片手BHは姿を消しつつあります。(息子のチームには片手は一人もおりませんでした。)ということは、パワーとスピンの現代テニスにおいて、片手ではチャンピオンにはなれない???
フェデラーの両手バックハンド
Pacific Life Open 2008年3月練習風景
(映像が出ない場合は、ブログをリフレッシュしてください)
最近のフェデラーの試合を見てますと、対戦相手はフェデラーのBH攻撃を中心とした作戦をとっています。彼は片手BHですから、どうしても高い打点でのリターンは弱い。特にナダルのように、トップスピンが鋭く跳ね上がるショットの対応は、片手BHでは限界を感じます。最近の子供のレッスンをみていても、まずトップスピンから覚えますから、若い選手はナダル並のグルグルボールを打ってきます。
トッププロの両手BHの選手は片手BHを使いわけています。私は両手ですが、低いボールや、振られたときは、片手で処理しています。息子は両手ですが、片手でスライスだけでなく、トップスピンも打ち分けることができ敵を混乱させたものです。両手の選手にとっては片手はそれほどむずかしくないので、ほとんどの選手が両方使っていますよね。ナダルなど、最近は片手BHのスライスは武器になっているほどです。
そこで質問です。「なぜ片手BHの選手は両手を使わないのでしょうか?」
ヒッティングゾーンの違いはあるでしょうが、フェデラーくらいのレベルになると簡単にできてしまうような気がするのですが。。。(片手BHの方、教えてください)
興味があるので、トップレベルの選手のBHについて調べてみました。以下が8月4日付けのランキング・トップ30です。
まず、トップ10の中で片手BHは3人:フェデラー(1)、ブレイク(8)、ヴァヴリンカ(10)
トップ11から20までは、片手BHは5人:ガスケ(11)、アルマグロ(14)、ゴンザレス、ユーズニ(17)、カルロヴィッチ(18)
トップ21から30までは、片手BHは3人:ロブレド(22),ロペス(26)、コルシュライバー(29)
ではヤングジェネレーションではどうでしょう:
錦織
チリッチ(シリッチとこちらでは呼んでいます)
シモン
グルビス
ヤング
クェリー
モンフィス
ハーセ
この中で片手BHの選手は? ゼロです。ヤングの世代では片手BHは姿を消しつつあります。(息子のチームには片手は一人もおりませんでした。)ということは、パワーとスピンの現代テニスにおいて、片手ではチャンピオンにはなれない???
投稿者 Tennisnakama 06:57 | コメント(4)| トラックバック(0)
バックハンドスマッシュのように「縦振り」でフラット気味に捉えて対抗してましたが、
やはりキツイですね。特にリターンが苦しかったです。
ダブルスではアングルにディンクショット(チョンといやらしく落とし気味に打つショット)を
打ちやすい利点もありましたが、パワーで圧すにはそーとーライジングで胸の高さまでに
ボールを捉えないと無理でしたね。
勿論今はもう無理ですよw 身体がききませーんww
何度も両手は挑戦していますが(一応今も・・)難しいです。
センスというかタイプじゃないかと思います。 得手不得手ってヤツですか・・・。
だから今後片手打ちのチャンピオンは出ないとは思わないです。
型破りなヤツが出てくるからね、スポーツの世界は特にw
超ハードヒットの速いスライスを武器にしたヤツとかね。
4スタンス理論ってのがあるんですが、タイプによって合う合わないがあるかもしれませんね。
http://www.hiroto-dojo.net/
http://www.tv-asahi.co.jp/nanda/pc/ura/070913stance/index.html
フェデラーのような美しい片手BHが観られなくなると寂しいと思っていたので、記事にしてみました。サーヴ&ヴォレーもそうですが、消えつつあるテニスの一つで残念です。いろんなテニスがあればもっと観戦が面白くなるとおもいますが、錦織選手にはジャンピングFHだけでなく、ユニークなテニスを生み出してテニスファンを楽しませてほしいですね。